トヨタ「ライズ」は、日本の道路事情にマッチした5ナンバーサイズのコンパクトSUVで、トヨタの人気モデルのひとつです。多くの方に支持されるモデルはそれだけ魅力があるといえますが、「人気がある」ことに安心してよく調べずに購入してしまうと、後悔することがあるかもしれません。
そこで、ライズのメリットやデメリット、さらに実際にライズを使用している方の口コミをご紹介します。ライズについてできるだけ詳しい情報を得ることで、後悔のないカーライフの実現に一歩近付けるかもしれません。
- ライズはエントリーグレードの価格がロッキーより高いことや、ディスプレイオーディオが標準装備ではない点がデメリットになることも
- コンパクトで小回りが利くことや、低燃費であることがライズの魅力
- 車両本体価格の高いハイブリッド車にも乗りやすくなる方法がある
ライズを買ったら後悔しそうなポイント
ライズは人気のあるコンパクトSUVですが、人によっては思わぬデメリットがあるかもしれません。人気モデルであってもデメリットをしっかり確認しておくことが、後悔のないカーライフを実現するポイントともいえます。
ここでは、ライズのデメリットといえる点を見ていきます。
エントリーグレードの価格がダイハツ「ロッキー」よりも高い
ライズはダイハツとトヨタの共同開発車であり、ダイハツでは「ロッキー」の名称で販売されています。つまり、ライズとロッキーはプラットフォームやエンジンといった基本設計を共有する兄弟車で、若干のデザインや装備の差はあるものの、言ってしまえば中身は「同じ車」です。
しかし、ロッキーのエントリーグレードは167万7,000円であるのに対し、ライズのエントリーグレードは171万7,000円。40,000円ほどライズが高額です。
わずかの装備の差のみで走行性能や燃費性能が変わらないのであれば、ロッキーがコストパフォーマンスにおいては優れているといえます。ただし、これはエントリーグレードに限った話で上位グレードになるとロッキーのほうが高いものも存在します。
しかしできるだけ安く買いたい、という方で特にトヨタブランドにこだわりがないのであれば、ロッキーより高いということはデメリットになりうるでしょう。
ハイブリッド車に4WDの設定がない
ライズは2019年11月にデビューした比較的新しいモデルです。デビュー時はガソリン車のみの設定でしたが、デビューから2年後の2021年11月の一部改良時に待望のハイブリッド車がラインナップに追加されました。
しかし、ハイブリッド車の駆動方式は2WDのみで、4WDの設定はなし。ライズのガソリン車のWLTCモードカタログ燃費は2WDで20.7km/L、4WD車で17.4km/Lと悪いわけではありませんが、ハイブリッド車の2WDは28.0km/Lという高いレベルの低燃費を実現しています。
ガソリン代の高騰が続いている今、ハイブリッド車にも4WDの設定がないことは残念な部分といえます。
ディスプレイオーディオが標準装備ではない
ライズはトヨタが販売する車ではありますが、ダイハツが生産しているモデルです。トヨタの装備ではなくダイハツの装備が搭載されるため、一般的なトヨタ車では搭載される装備であってもライズには採用されていないものもあります。
近年のトヨタ車にはスマートフォンと連携して利便性を高める「ディスプレイオーディオ」が搭載されることがほとんどです。ライズよりも買いやすい価格設定のトヨタのコンパクトカー「ヤリス」にも標準装備です。
しかし、ライズでは全グレードにオプション設定であり、標準装備ではありません。そのため「トヨタ車なら当然ついているはず」と思い確認せずに購入してしまうと、後悔することになるかもしれません。
【聞いてみた】実際にライズに乗っている利用者の口コミ
口コミをチェックすることは車選びにおいては重要です。主観が入っているものなのですべてをうのみにすることはできませんが、ほかの方の視点を通すとこれまで見えてこなかった問題が浮かんでくることもあります。
「ガソリン車は燃費があまり良くない」
ハイブリッド車は予算オーバーだったので、ガソリン車にしましたが思ったよりも実燃費が悪く、ちょっと後悔しています。特に今はガソリン代が高く、今後もこの状態が続きそうな雰囲気なので多少の予算オーバーにはなってもハイブリッド車を選ぶべきだったかな、と今では思います。
「カッコよくて気分が良い」
タフな感じのSUVが好きなのですが、「RAV4」や「フォレスター」はカッコいいけれど高すぎる。デザインと予算の兼ね合いでしばらく悩んでいたのですが、そんなときに見つけたのがライズです。
大径タイヤを装着した最上位グレードを選んだのですが、迫力があって最高です。この価格帯でこのデザインなら大満足です。性能やコスパも大切ですが、やっぱり気に入ったデザインの車は乗る度に気分が盛り上がるのでいいですね。大切にして長く乗りたいです。
「特に大きな不満はない」
デザインが気に入って購入しました。SUVは流行しているし、今の雰囲気でいいかなと。あまり車にこだわりはなくその時の予算に合った人気モデルを選ぶスタイルなのですが、快適性も十分だし取り回ししやすいし、今のところ大きな不満なく使用できています。
車選びで後悔したくない方は、カーリースの利用を検討してはいかがでしょう。
カーリースは「車のサブスク」ともいわれ、頭金などの初期費用0円、月々定額で新車に乗れます。
費用を抑えて車に乗り始める方法として、おすすめです。
ライズにはこんなメリットがある
出典:トヨタ ライズ
まったくデメリットのない車はほとんどありません。自身にとってデメリットを上回るメリットがあるかどうかが、自身に合った車を見極めるポイントといえます。
コンパクトで取り回ししやすい
ライズは、コンパクトなサイズと取り回しの良さが特徴です。都市部の狭い道路や混雑した交通環境でもスムーズに運転することができます。
駐車場や狭いスペースでも取り回ししやすく、小回りが利くので、運転が苦手な方でも運転しやすく感じるでしょう。今では一部のグレードが3ナンバーという車種も多いのですが、ライズは全車5ナンバーサイズなので取り回しに関してはグレード選びの際に気にする必要はありません。
本格SUVのような迫力のあるエクステリアデザイン
ライズはコンパクトなサイズ感でありながら、迫力のある本格SUVのような雰囲気を持つのも魅力といえます。
厚みのあるフロントデザイン、力強さを感じさせるグリル、そして大径タイヤとフェンダーモールがミドルサイズSUV顔負けの存在感を演出します。
都会的でエレガントなデザインのSUVが増えている中、こういったSUVらしいタフさのあるデザインはカッコいいSUVが好きな方にとってはかなりうれしいポイントではないでしょうか。
ハイブリッド車はかなりの低燃費を実現
先にも少しふれましたが、ライズのハイブリッド車はWLTCモードで28.0km/Lを実現しています。これはクラストップレベル(2021年11月時点)の低燃費です。燃料費は維持費の中でも大きな割合を占めるので、燃費性能の高さは車選びの中でも重要なポイントといえるでしょう。
ハイブリッド車はガソリン車よりも車両本体価格が高くはなりますが、税金の優遇措置もあるので長い目で見るとガソリン車との差額は十分カバーできる可能性があります。
また、ハイブリッド車はエンジンが苦手とする低回転域をモーターでカバーするため、余裕のある加速性能やきびきびした走りを実現してくれるメリットもあります。
出費を抑えて新車に乗れる!カーリース(車のサブスク)で後悔しない車選び
ライズに乗っても後悔しない方
ライズは、都会に似合うエレガントなスタイルのSUVではなく、迫力のあるタフなデザインのクロスオーバーSUVが欲しい方なら後悔することなく、満足度の高いカーライフが送れるでしょう。できるだけ燃費性能の高いSUVでカーライフを楽しみたい方にも向いています。
また、5ナンバーのコンパクトなサイズで小回り性能が高く、Uターンや縦列駐車などもしやすいので、運転しやすい車が欲しい方や、運転が苦手な方にもおすすめできるモデルです。
購入するより手軽にライズに乗ればきっと後悔しない
現金一括やローンを組んで車を購入するのではなく、「車のサブスク」とも呼ばれるカーリースを利用してトヨタ「ライズ」に乗る方法もあります。
カーリースは、月々定額で新車に乗れるサービスです。車を購入するときのようにまとまった初期費用を用意する必要がなく、気軽に車に乗り始めることができます。
とりわけカーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」は業界最安水準*で、ライズを月々 24,480 円から利用できます。
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
ライズの特徴を知れば後悔することなくカーライフを楽しめる
魅力的なライズにも、見方によっては後悔しうるデメリットがあるでしょう。しかし、そのようなデメリットをあらかじめ知っておけば、きっとうまくライズを乗りこなせるでしょう。
カーリースのように費用を抑えながら、マイカー同様新車に乗れるサービスを利用すれば、さらに安心してライズに乗れるのではないでしょうか。
乗りたい車の特徴を把握し、ベストな方法を選ぶことで後悔しないカーライフを送りましょう。
カーリースにも、カーローンを組んで車を購入するときと同様、審査があります。
「定額カルモくん」の「お試し審査」は、審査に通るかどうか簡単に確かめられるツールです。まずはこの「お試し審査」で、ライズに乗れるかどうか確かめてみてはいかがでしょう。
よくある質問
Q1:ライズを買ったら後悔する?
A:ライズのエントリーグレードは兄弟車であるダイハツ「ロッキー」よりも高額であることや、トヨタ車であれば標準装備されることが多いディスプレイオーディオがオプション設定であることがデメリットとなるかもしれません。
Q2:ライズはどのような方に向いている車?
A:小回りが利いて運転しやすいサイズで、迫力のあるSUVらしいタフなエクステリアデザインの車が欲しい方に向いています。また、ハイブリッド車はかなりの低燃費を実現しているので、できるだけ燃費性能の高いSUVを探している方にもおすすめです。
Q3:後悔することなくライズに乗るには?
A:「車のサブスク」として月々定額でトヨタ「ライズ」に乗れるカーリースの利用がおすすめです。カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」であれば、車にまつわる相談ができるマイカーコンシェルジュが在籍しているため、車種やグレード選びで後悔するデメリットを回避できるでしょう。
※この記事は2023年5月1日時点の情報で制作しています