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車検は前倒しできる?前倒しするメリット・デメリットと損しない方法

車検は前倒しできる?前倒しするメリット・デメリットと損しない方法
車検は前倒しできる?前倒しするメリット・デメリットと損しない方法

通常、車検は有効期限の1ヵ月前を目安に受ける方が多いですが、スケジュールの都合上、前倒しで受けたいという方もいるのではないでしょうか。車検を前倒しで受ける場合は、都合をつけやすいなどのメリットがある一方で、費用面でデメリットも生じるため注意が必要です。そこで、車検を前倒しで受ける方法や、車検を早期に受けるメリット・デメリットなどを詳しくお伝えします。

  •  車検はいつでも受けられるため前倒しも可能
  •  車検を前倒しで受けると混雑期を避けられるメリットがあるが、損するデメリットも
  •  指定工場なら、45日前に車検を受けても有効期間が前倒しにならない

車検は前倒しで受けることはできる?

車検は前倒しで受けることはできる?

車検には有効期限があり、期限が切れる1ヵ月前を目安に車検を受けるのが一般的です。ただし、車検期間に出張や入院などで不在にする場合などは、期限を前倒しして車検を受けることもできます。

車検はいつでも受けられる

車検の開始時期は特に決められていないため、有効期限より1ヵ月以上前倒しで受けることも可能です。
しかし、車検では検査費用や点検手数料だけでなく、次回の車検までの税金を前払いしており、車検を前倒しすると重複して納める期間が生じてしまいます。
その期間の自動車重量税は戻ってこないため、税金面で損する可能性があることを理解しておく必要があります。

車検を受ける目安は車検満了日の1ヵ月前から

車検を受けるタイミングの目安は、車検満了日の1ヵ月前となります。
これは、車検を受けた日が満了日前1ヵ月以内であれば、次の車検日は本来の満了日から計算されるという特例が適用されるためです。
一方で、満了日から1ヵ月と1日以上前倒しで車検を受けた場合、その日を基準に次の車検日も計算されます。次回の車検の有効期限が変わってしまう点にも注意しなければなりません。

車検を前倒しして受けるときの注意点

車検を前倒しで受けることは可能ですが、いくつか注意点があります。しっかりと理解した上で検討しましょう。

ディーラーや整備工場からの通知がずれる

ディーラーや整備工場は、顧客が車を購入した時期や前回の車検日を基に、車検時期を知らせる通知を行っています。前倒しで車検を受けたい場合、通知がずれてしまう可能性があります。タイミングによっては、通知を受け取る前に自身で車検業者へ予約する必要があります。

自賠責保険を延長か解約する

自賠責保険は、車検のタイミングで次の車検までの期間分加入しますが、車検を前倒しすると、自賠責保険の契約期間が数ヵ月残ってしまいます。
このような場合は、新しく契約する自賠責保険を、前回の契約期間を延長するかたちで契約すると、前回の契約期間を無駄にせずに済みます。
前倒しで車検を受けるにあたり自賠責保険の契約期間が半年以上残っているのであれば、前回の契約を解約して、残りの期間に応じた還付金を受け取ることも検討してみましょう。

車検を前倒しで受けるメリット・デメリット

車検を前倒しで受けるメリット・デメリット

車検を前倒しで受ける場合、スケジュールの都合をつけやすく混雑も避けやすいというメリットがある一方で、費用面で損するためデメリットも発生します。ほかにもどのようなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。

車検を前倒しするメリット

車検を受ける日の都合をつけやすい

何らかの事情で車検の有効期限前の1ヵ月以内に車検を受けられない場合、好きなタイミングで車検を受けられる前倒しは重宝するでしょう。

車検切れを回避できる

車検満了日までの1ヵ月間は長期出張の予定があるなど、車検切れのリスクがある場合にも、車検を前倒しで受けておけば安心です。

混雑を避けられる

期間が縛られないことで、すいている時期にスムーズに予約を取れるというメリットも。車検が立て込む時期は車が売れやすい時期と重なっているため、新生活がスタートする3~4月や決算期に車検の有効期限が切れる場合は、前倒しすることで混雑を回避できるようになります。

デメリット

前倒しする期間分、車検費用を損する

前述のとおり、車検満了日の1ヵ月と1日以上前倒しで車検を受けると、前倒しした期間分の車検費用を損してしまいます。

還付できる自賠責保険料が少ない

車検を前倒しで受ける際に自賠責保険に新たに加入する場合、古い自賠責保険を解約することで還付金を受け取ることができます。しかし、還付される金額は残りの期間1ヵ月ほどにつき数百円程度となります。それでも一定の手続きは必要なので、残り期間によっては手間や労力に対して還付金が見合わないケースも。
自賠責保険料が還付されるからといって、安易に車検の前倒しと自賠責保険の解約および新規加入を行うことは避けるべきでしょう。

1ヵ月前より早く車検に出しても損をしない方法

前倒しで車検を受けると、前倒しする期間分の車検費用や自賠責保険を損するというデメリットがあります。しかし、有効期限の45日前に指定工場で車検を受ければ、このデメリットを回避することができます。
45日前に車検を受ける場合の利用方法や注意点を確認しておきましょう。

指定整備工場なら45日前に車検を受けても有効期間が前倒しにならない理由

車検を1ヵ月以上前倒しで受けたい場合は、「指定整備工場」と呼ばれる「指定自動車整備事業者」へ車検を依頼すれば、車検満了日の45日前に車検を受けても有効期間が前倒しにならずに済みます。

指定整備工場で車検を受ける場合、運輸支局へ車両を持ち込む必要はありませんが、別途書類を運輸支局へ提出し、正式に車検証を発行しなくてはなりません。しかし、この車検証の発行は車検に合格してからすぐに行わなければならないというわけではなく、車検に通ってから15日間の猶予があります。

つまり、一度車を車検に通してから15日以内かつ、車検満了日の1ヵ月前以降に運輸支局へ必要書類を提出すれば、有効期間を前倒しせずに、車検証を発行することが可能なのです。

指定整備工場で45日前に車検を受けるポイント

損をせずに45日前に車検を受けるためには、指定整備工場で車検を受けた後、一定の期間内に運輸支局へ書類を提出して車検証を発行する必要があります。
指定整備工場で検査を終えると「保安基準適合標章」が発行されるため、これを運輸支局や軽自動車検査協会へその他必要書類と合わせて提出します。

指定整備工場で45日前に車検を受けるにあたって重要なのは、慎重にスケジュールを立てることです。保安基準適合標章の有効期間が過ぎると、再度取得しなければなりません。発行後は確実に期間内に運輸支局へ提出し、車検証を発行できるようスケジュールを組む必要があります。
また、45日前に車検に通すためには事前の点検および整備が必要ですから、実際に業者へ車を預けるのは、45日よりもさらに前になります。その点も踏まえて車検の予約を取りましょう。

車検を受けるには予約が必須

45日前に損をせず車検を受けるためには、「認証工場」や「ユーザー車検」などではなく、あくまで「指定整備工場」へ依頼する必要があります。
また、指定整備工場で車検を受けるには予約が必須です。車検満了日の45日前だからと油断していると、有効期限までに予約がとれない可能性もあるため、早めに行動しましょう。

45日前車検対応の指定整備工場は少ないため注意

満了日の45日前に車検を受けられる指定整備工場は、一般的な車検業者よりも数が少ない点に注意が必要です。
また、指定整備工場の資格を持つ車検業者でも、車検の前倒しは通常の車検とは異なる手続きが必要なことから、対応していないところも珍しくありません。予約の前に前倒し車検に対応しているかどうかも必ず確認しましょう。

車検の時期は前倒しできるが延長はできない

車検の時期は前倒しできるが延長はできない

車検を前倒しで受けることは可能ですが、延長は基本的には認められません。車検切れのまま公道を走ると罰則のリスクもあるため、万が一車検切れを起こした場合の対処法も押さえておくことが大切です。

車検の有効期限の延長は原則不可

初回車検は3年間、それ以降は2年間と定められている車検の有効期限ですが、原則として延長することはできません。自然災害や感染症などの天災といった、特別な事情がある場合に延長が認められるケースもありますが、個人のやむをえない事情の場合は、有効期限までに車検を受けられるように調整しなければなりません。

車検切れによるリスク

車検切れの車を公道で走行させると、罰則の対象になってしまうため注意が必要です。
特に罰則が重いのが、車検と自賠責保険の両方が期限切れの状態で公道を走らせた場合です。この場合、違反点12点、80万円以下の懲役もしくは1年6ヵ月以下の懲役、90日間の免許停止処分といった、非常に重い罰則が課せられます。
車検切れはできる限り回避し、もし車検切れを起こしてしまったときは絶対に公道を走行せず、すみやかに対処することが重要です。

車検満了日の確認方法

車検切れを起こさないためには、車検満了日を確認しておくことも大切です。
車検満了日は、車に常備させている車検証から確認できます。車検証での確認は、詳細に日時を確認できる最も確実な方法です。
なお、車検の時期は車に貼ってある車検シール(車検標章)でも確認できますが、満了日の月までしか記載されていないため、正確な日付はわかりません。

なお、車検の更新は満了日当日でも有効です。一日車検などで不備なく通せれば、間に合わすことが可能になります。

車検が切れてしまった場合の対処法

車検が切れてしまった場合の対処法

車検の前倒しができず、受けられないまま車検が切れてしまったときは、おもに「仮ナンバーを発行する」「車検業者の引き取り納車を利用する」「乗り換えを検討する」といった3つの対処法があります。車の状態や予算などを考慮して、いずれかの対処法に切り替えましょう。

仮ナンバーを発行する

車検切れになってしまった車は、「自動車臨時運行許可申請」で仮ナンバーを取得することで、一定期間、申請した用途と経路に限り公道を走行できるようになります。仮ナンバーの有効期間は自治体によって異なりますが、一般的には最長で5日間となります。
仮ナンバー発行申請の手続きは、市町村役場の窓口で行います。その際、各種必要書類と、手数料として750円程度が必要です。

なお、申請を行うには自賠責保険の有効期限が残っていることが条件となります。そのため、自賠責保険も期限が切れている場合は、新たに加入しておかなければなりません。また、申請書には仮ナンバー発行後の目的や走行経路も明記する必要があるため、仮ナンバー取得前に車検を受ける場所や日時を決めておく必要があります。

車検業者の引き取り納車を利用する

車検切れの車を車検に通すにあたって、車検業者の引き取り納車を利用するという手もあります。引き取り納車は、車検業者が自宅まで車を引き取りに来てくれるサービスです。引き取り手数料がかかるため、通常の車検よりも費用はかかってしまいますが、すぐに車検を受けたいときに便利な方法です。

乗り換えを検討する

車検切れの車を車検に通すには、通常の車検費用に加え、仮ナンバーの発行手数料や自賠責保険料、引き取り手数料などがかかります。ただでさえ高額な車検費用に負担を感じているなら、カーリースで乗り換えを検討してみましょう。
カーリースで新車に乗り換えれば、本来受けるはずだった車検の費用が不要になる上、次回の車検も初回車検となる3年後まで受けずに済みます。また、カーリースは購入のように登録諸費用の支払いがないため、月額料金だけで乗り換えが可能になります。

定額カルモくんなら前倒ししなくてもお得にカーライフを楽しめる!

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前倒し車検は費用面でデメリットがあり、45日前車検も条件が厳しいなど、車検の目安となる期間に車検を受けられない場合はさまざまな手間や労力が必要となってしまいます。さらに車検が切れてしまうと、余分な費用も発生します。

しかし、カーリースの定額カルモくんなら、それらの問題をスムーズに解決することが可能です。

定額カルモくんなら出先でも車検が受けられる!

おトクにマイカー 定額カルモくん」では、全国30,000店舗以上の提携大手事業者で車検やメンテナンスを受けられます。そのため、出張などの出先でも、業者を探す手間なく、目安の時期に車検を受けられます。

さらに、月額料金には各種税金や自賠責保険料、手数料などが含まれているため、車検の際に法定費用を別途納める必要もありません。メンテナンスプランをつければ、車検基本料や一部消耗部品の交換費用も定額料金に含められるので、少ない費用負担で車検を受けられます。

定額カルモくんは頭金不要、月額10,000円台から新車に乗れる!

定額カルモくんでは、頭金もボーナス払いも不要で、月額10,000円台から新車に乗ることができます。車検を受けずに乗り換えて、前の車を売却すれば、浮いた車検費用と売却価格で数ヵ月から数年は実質無料で新車に乗ることができるでしょう。

スピーディーな申込みと納車で、短い待ち時間で新車に乗ることも可能

通常、新車の納車には3ヵ月前後がかかります。しかし定額カルモくんでは、一部の車種で1ヵ月以内の即納が可能。
購入なら手間ひまのかかかる申込みも、オンラインでスピーディーに完結します。

そのため、車検の有効期限まであまり猶予がないという場合でも、定額カルモくんなら少ない待ち時間でカーライフを再開することが可能です。

カルモくんを資料で詳しく

前倒しのメリット・デメリットを踏まえて車検の計画を立てましょう

車検の前倒しにはメリットとデメリットの両方がありますが、前倒しのタイミングと方法によっては経済的な損をせずに車検を受けることも可能です。しかし、損をしない前倒し車検は条件も厳しいため、さまざまな手間と労力を要します。車検は費用負担も大きいことから、無理に車検を前倒しするくらいなら、カーリースで乗り換えたほうが費用も手間も削減することができます。
まずは欲しい新車に月額いくらで乗れるようになるのか、こちらからチェックしてみましょう。

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よくある質問

Q1:車検は前倒しできる?

A:車検は有効期限内であればいつでも受けることができます。そのため、目安とされる有効期限の1ヵ月以内よりも前に、前倒しで受けることも可能です。ただし、重複する期間の自動車重量税は2重の支払いになるなど損をする可能性もあるため、メリットとデメリットをよく理解した上で検討しましょう。

Q2:前倒し車検のメリットとデメリットを教えて!

A:車検を前倒しするメリットは、目安の時期に車検が受けられなくても車検切れになる心配がないことや、混雑時期を避けられるといったことが挙げられます。一方、デメリットは、次回の車検時期がこれまでと変わってしまうことや、前の車検の自賠責保険料の還付が少なく、損をしてしまうことなどが挙げられます。

Q3:車検を前倒ししなくても、お得に車に乗り続ける方法はある?

A:車検を受けずに、カーリースで新車に乗り換える方法です。例えば「おトクにマイカー 定額カルモくん」では、頭金不要、月額10,000円台からの月額料金で新車に乗れるため、購入するよりもお得に新車に乗り換えることができます。また、契約期間中にわたって車検費用が抑えられ、維持費の負担も軽減されます。

※記事の内容は2021年2月の情報で制作しています。

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