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中古車に必要な保険の選び方とは?保険料を安く抑えるコツも紹介

中古車に必要な保険の選び方とは?
中古車に必要な保険の選び方とは?

万が一の事故などで運転者を守ってくれる保険は、車を運転するときには欠かせないものです。しかし、お金がかかるものだけに、どうするべきか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に中古車の場合は、新車と同等の保険が必要なのかも悩むポイントでしょう。

そこで、中古車購入とリースした場合の保険の選び方などについて解説します。

  • ローンがある場合は中古車でも車両保険に入っておいたほうが安心
  • 保険料はエコノミー型に加入したり免責金額をアップしたりすることで抑えられる
  • 定額カルモくん 中古車なら故障保証1年・車検2年付きだから安心

中古車を購入した場合に必要な保険は2種類

中古車を購入した場合に必要な保険は2種類

まず、新車か中古車かに関わらず、車の保険は自賠責保険と任意保険の2種類に分けられます。
強制保険とも言われる自賠責保険と運転者が自分で加入する任意保険について、詳しく見ていきましょう。

1. 自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)

自賠責保険は、すべての自動車及び原動機付自転車に加入が義務付けられている保険で、事故時の被害者救済を目的としているものです。車で相手を死傷させる事故を起こし、賠償が発生した時のみ、一定額を上限に補償が行われます。

自賠責保険は強制保険とも呼ばれ、この保険に入っていない車は車道を走ることができません。もし未加入で走行した場合には、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる上、違反点数6点となり、免許停止処分になります。

中古車を購入した場合、その車が車検切れ状態でなければ、前所有者の自賠責保険の名義を変更して引き継ぐことが可能です。この手続きは販売店が代行してくれますが、ネットオークションなどで中古車を購入した場合には、自身で行うことになります。

2. 任意保険

任意保険は、名前の通り運転者が任意で加入する自動車保険です。自賠責保険は相手に与えた損害は補償の対象となっており、支払いの上限金額が決まっています。そのため、自賠責保険でカバーできない費用や、対物の損害、運転者自身や同乗者の死亡・ケガ、自身の車の修理費などを任意保険で補うことになります。

なお、損害保険料率算出機構が調査した自動車保険の概況(2018年度版)によると、任意加入の自動車共済や自動車保険への加入割合は、全自動車の88%以上となっています。

任意保険は、さまざまな商品があるので補償の内容も異なります。そのため、自分に必要な内容や補償範囲を選んで加入するのが基本となっており、任意保険には大きく分けると次の3種類があります。

1. 賠償責任保険
自動車事故で人や物に損害を与えた場合に発生する、賠償責任に備える保険です。
人に対する対人賠償と物に対する対物賠償の2つがあり、両方に加入することも必要な方だけを選ぶこともできます。しかし、自賠責保険には対物賠償がなく、対人賠償の補償額にも制限があるため、基本的には両方に加入するのがおすすめです。

2. 傷害保険
自動車事故により、運転者本人や同乗者が怪我をしたり亡くなったりした場合に備える保険です。
また、運転者自身の怪我や死亡が対象となる人身傷害保険、同乗者の怪我や死亡が対象となる搭乗者傷害保険、自損事故での死傷が対象になる自損事故保険、事故の相手が任意保険に未加入の場合に十分な補償を受けられないときのための無保険車傷害保険の4つがあります。

なお、交通事故で重傷を負ったとしても、相手方が自賠責保険にしか入っていなければ保険では120万円までしか支払われません。それ以上の請求は相手との交渉となるため、怪我の治療費や休業損害以外の示談金や保険金は、示談が成立しなければ支払われず、受け取りまでに時間がかかります。

そのため、人身傷害保険と搭乗者傷害保険に入っておくのがおすすめです。自損事故保険と無保険車傷害保険は必須ではありませんが、もしものときのために入っておくと安心でしょう。

3. 車両保険
車両保険は、運転者本人の車の破損に備える保険です。交通事故による破損のほか、台風による冠水で車が水没した、車に雹(ひょう)が落ちて傷や凹みが付いたなど、自然災害によって車に損害が出た場合も保険金を受けとれます。

ただし、地震や噴火、津波、原発事故による避難などの広域災害の場合は対象外です。車両保険の支払限度額は車両保険金額と呼ばれ、車の型式や初年度登録月のデータに基づいた時価となります。そのため、市場価格が低いと支払限度額も小さくなります。

中古車でも車両保険に入るべきか?

中古車でも車両保険に入るべきか? 

新車より市場価格が低い中古車は、車両保険を付けても新車のような保険額は受け取れません。そのため、中古車に車両保険は不要とも言われています。

しかし、ローンの返済中や修理費を払えない場合など、中古車でも車両保険に入っていた方がいいケースがあります。中古車が車両保険に入っておくべきケースと不要なケースについてご紹介します。

車両保険に加入しておいた方がいいケース

中古車でも車両保険に入っていた方がいいケースは、主に次の3つです。

・ローンがある
ローンで車を購入している場合、もし全損事故で車が修理不能な状態になってしまったとき、車は使えないのにローンを払い続けなくてはいけません。車両保険に入っていれば、保険金をローンの返済にあてることができます。

・まとまった修理費用を用意できない
車の修繕費は中古車や新車に関係なく、数十万円かかることも珍しくありません。もしもの時、すぐにまとまった金額が用意できそうにないのであれば、車両保険に入っておくと安心です。

・豪雨による水没などが不安
近年では、ゲリラ豪雨や台風による被害が増加しています。居住地の地形などを踏まえて、これらの自然災害に備えたいなら、車両保険に入っておくのがおすすめです。

車両保険が不要なケース

一方で、次のような場合は車両保険に加入する必要はないでしょう。

・破損しても修理する気がない
格安の中古車を買って次の車検まで乗れれば十分な場合など、壊れても乗り換えた方が安いときや修理する予定がないときは車両保険に加入する必要はないでしょう。

・自己資金がある
ある程度まとまった資金があり、修理が必要になっても自己資金で対処できる場合には、車両保険を追加して保険料を上げるより、必要な時に必要な分だけ支払った方が得となることもあります。

・保険料に見合った補償が得られない
市場価格が低い車は受け取れる保険料も少なくなるため、修理代を賄えない場合があります。受けられる補償と支払う保険料のバランスを考えて、車両保険の要不要を考えるといいでしょう。

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中古車の保険料を安く抑えることはできる?

車両保険をつける場合は、さまざまな工夫をすることで保険料を安く抑えられる可能性があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

エコノミー型に加入する

車両保険には、一般型とエコノミー型の2種類があります。一般型は補償範囲が広い一方で、その分保険料が高くなってしまいがちです。そのため、保険料を抑えたい場合はエコノミー型に加入するのもひとつの方法でしょう。

ただし、エコノミー型の場合、一般型に比べて補償範囲が狭くなってしまうため、契約先の保険会社の補償内容をよく確認し、慎重に検討するようにしましょう。

免責金額をアップする

車両保険に加入する際には、免責金額を決める必要があります。免責金額とは、事故などを起こしてしまった際の自己負担額のことで、免責金額が上がるほど保険料は安くなります。

ただし、車に乗る以上、事故などのリスクは避けて通れません。保険料を下げる分、万が一の際は大きな出費が発生してしまう可能性があることも念頭に置いて考えましょう

複数社に見積りを依頼する

車両保険の保険料や補償内容は、保険会社によって異なります。そのため、まずは複数の保険会社に見積りを依頼し、保険料や内容を比較しながら、契約先を検討するようにしましょう

自動車保険会社の一括査定サービスを利用すれば、一度車の情報や個人情報を入力するだけで、複数社から見積りを取得できるためおすすめです。

中古車をリースした場合の保険

中古車をリースした場合の保険

中古車をリースした場合、自賠責保険料は月々の利用料に含まれているので問題ありませんが、任意保険はマイカー同様必要となるでしょう。また、マイカー所有者向けの保険を利用することもできますが、ソニー損保自動車保険やSBI損保自動車保険のように、カーリース専用のプランを用意している保険会社もあります。全損事故や盗難に備えて、車両保険にも入っておいた方がいいでしょう。

なお、リース車に任意保険が必要となるのは、以下のような理由があります。

  • リース車の修理費用は借主の負担になる
  • リース中に全損事故を起こしたり車が盗まれたりした場合にリース契約は強制解除となり、リース会社に違約金や解約手数料を支払うことになる
  • 巻き込み事故に合うリスクもある

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中古車に乗るなら、任意保険に入っておこう

運転者がどんなに気を付けても100%事故を防ぐことはできません。中古車を運転するなら、購入かリースかに関わらず任意保険に加入しておくと安心でしょう。また、車両保険については、状況に合わせて必要かどうかを判断することが大切です。

よくある質問

Q1:自賠責保険と任意保険の違いは?

A:自賠責保険は法律で加入が定められている強制保険で、補償の対象は対人賠償のみです。任意保険は、自賠責が対象外とする対物賠償や運転者本人や同乗者に対する補償、自損事故の補償をカバーするものです。

Q2:中古車でも車両保険には入るべき?

A:ローンの返済中やもしものときにまとまった修理費を用意できない場合は、入っておくのがおすすめです。

Q3:カーリース利用者にも任意保険は必要?

A:車を購入する場合とリスクは変わらないので、車両保険を含めて入っておくのがおすすめです。

※記事の内容は2021年8月時点の情報で制作しています。

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