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桑野将二郎くわのしょうじろう

中古車の整備はどうすればいい? 法定整備や購入時にやるべきメンテナンスとは?

中古車の整備はどうすればいい? 法定整備や購入時にやるべきメンテナンスとは?
中古車の整備はどうすればいい? 法定整備や購入時にやるべきメンテナンスとは?

当たり前の話ですが、中古車というのは中古の自動車です。新車と違って多かれ少なかれ劣化していますし、過去の整備やメンテナンス次第では乗り始めてから壊れてお金がかかることに覚悟が必要です。つまり、購入後にキチンと整備しておくことが重要なのですが、ナニをドコでどうすりゃいいの?という方も多いことでしょう。そんな中古車の整備にまつわる疑問に中古車のプロ・桑野さんがお答えします。

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中古車購入時にやっておきたい整備

中古車購入時にやっておきたい整備

自家用の軽自動車や普通乗用車は、2年に一度必ず車検を受けることが日本では義務づけられています。余談ですが、車検制度というのは世界的に見ると、どちらかといえば少数派なのです。しかも日本の車検内容はかなりきびしいと言われています。キチンと整備して乗られているということで、日本で使われていた中古車は海外では高値が付きます。世界中見ても、日本ほどハイクオリティな中古車が流通している国はないのでは?というレベルなのです。

話が逸れましたが、中古車を維持していくためには、2年毎の車検を受け、都度消耗品や劣化部品の交換、補修などが必要になります。お金のことを考えると、できるだけ無駄なく維持したいということになりますが、大きな故障を誘発する前に小さなトラブルから治していくという対処法が賢明だと言われています。

「消耗品」の交換が第一歩

そこで本項のテーマである、中古車購入時にやっておきたい整備。まずなにはともあれ、消耗品の交換が最初の第一歩と言えるでしょう。エンジンオイルやブレーキオイルなどの油脂類は走っていなくても酸化していきますので、機能が自然と落ちていきます。走行距離や交換時期に関係なく、まずは無条件で交換しても良いくらい、コスト的にも大きな負担は強いられません。また同時にエンジンオイルフィルター(エレメント)やエアフィルターなどの濾過部品、これも交換しておきましょう。

走る・曲がる・止まるに関連するパーツのチェックも忘れずに

さらに、ブレーキやサスペンション、タイヤなど、自動車の走る、曲がる、止まるを司る部品は、劣化状態を確認して交換修理を。このあたりの内容は、中古車購入時に販売店と相談して、納車前点検整備の項目に該当するかどうか聞いてみましょう。良心的な販売店は、こういった箇所はすべて点検整備項目に入っているはずです。そういうところで、販売店の誠実さを図るのも間違いではありません。

中古車購入時の「法定整備」とは?

一般的な中古車販売店で購入した時に、見積書の内容に記載されている「法定整備」とはどういった内容なのか?案外、プロの業者さんに聞いてもとぼける人がいるので注意が必要です。

法定整備とは、具体的には国土交通省が自動車点検基準というもので定めているもので、乗用車の場合は12ヶ月点検と24ヶ月点検をおこない、24ヶ月点検の際には車検を同時におこなうものとして、項目数も多くより重要視されます。

勘違いされがちですが、車検は公道を安全に走るために最低限の基準を検査する目的のものです。一方の法定整備は、国の法律に定められた「道路運送車両法」と「自動車点検基準」に従った整備をおこなわなければなりません。車検と法定点検の違いは、いま基準に適合しているかをチェックするのが車検、この先の安全を担保するのが法定点検なのです。

内容的には、ブレーキやステアリング、クラッチなどの重要部品を点検し、分解整備をおこなうことになります。大きなトラブルを未然に防ぐという意味合いもあるため、この法定整備を施すか否かで、中古車の機関的なクオリティは大きく変わってきます。

中古車購入の際の見積書などには、「法定整備付き」「法定整備別」などと記載されていますので、まずここをしっかりチェックして、キチンとした整備を受けておくことを推奨します。

整備はどこに依頼すべきなのか?

整備はどこに依頼すべきなのか?

それでは、法定整備や車検といった作業を、どこへ依頼するべきなのか?一般的には、中古車を購入したお店でやってもらいますが、例えばヤフオクや個人間売買で買った場合、どこへ持ち込むのが良いのか?それぞれの整備環境や得意な部分が異なりますので、下記にまとめてみました。

ディーラー

ディーラーとはいわゆるメーカー系正規販売店のこと。併設されている整備工場で診てもらうことになります。メーカー直下のディーラーですと、ほとんどが指定工場(車検ラインを設備内に有する国交省の出先機関として認められた整備工場)を併設しているので、すべて店舗内でオールインワンの作業が可能です。ディーラー直系なのでリコールへの対応もすぐにできますし、自社ブランドの車検整備中心にやっているので知識も経験も豊富。一方で工賃や手数料が高いと言われていますが、最近は案外そうでもないようです。

整備工場

中古車販売店に併設されている工場や、町の独立した整備工場などがこれにあたります。整備工場には認証工場と指定工場があり、認証工場は作業場内で分解整備など重整備が実施できるように認証を受けていますが、車検ラインまでは有していないため、陸運支局の車検場で検査を受けてきます。
ディーラーに比べると概ね工賃や手数料が安く、またメーカーや車種を問わずさまざまなクルマを診ていることで対応力が幅広い傾向にあります。工場によって得意ジャンルが異なるので、数多くある工場の中から自分のカーライフにマッチした主治医を探すことが重要になります。

カー用品店

大型カー用品店などは指定工場を併設している店舗が最近増えています。町工場の整備工場と同じように見えますが、実際はカー用品店で販売しているアフターパーツを安く装着できたり、自分好みで手を入れていきたいユーザーには重宝がられています。なかでもタイヤなどはオリジナルブランドの格安商品が選べるなど、ディーラーや町工場とは違った強みを持っています。

ガソリンスタンド

こちらも最近増えている、指定工場併設型のガソリンスタンド。多くのガソリンスタンドが車検入庫を受け付けている実情があり、メリットとしては近所のガソリンスタンドでなにかのついでに愛車を預けて点検整備してもらえるという手軽さが挙げられます。

自分にあった整備場所を見つけよう

自動車は機械ですので定期的な部品交換などでコンディションを維持する必要があります。新車であれば買ったお店で面倒を見てもらえますが、中古車の場合はいろいろな選択肢があります。それぞれのメリットを鑑みて、自分にあったカーライフを選択しましょう。

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※記事の内容は2020年3月時点の情報で制作しています。

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