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カルモマガジン編集長
馬弓良輔まゆみよしすけ

中古車選びの重要ポイント、8つの迷いどころをズバリ解決!

中古車選びの重要ポイント、8つの迷いどころをズバリ解決!
中古車選びの重要ポイント、8つの迷いどころをズバリ解決!

中古車の場合、同じ車種、同じ年式であってもまったく同じ車は存在しません。価格はもちろん、走行距離や内外装の程度などもすべて異なっているのが中古車なのです。今回はそんな中古車選びにおける迷いどころをピックアップし、「一流の中古車情報誌」の元編集長でもあったカルモマガジン編集長が詳しく解説します。

マッハ納車_3週間

価格の安さが中古車の最大の魅力、しかし中古車選びには迷うことがいっぱい

価格の安さが中古車の最大の魅力、しかし中古車選びには迷うことがいっぱい

新車であれ中古車であれ、車を購入する際に最初に決めるのはボディタイプと予算でしょう。家族で出掛ける機会の多い方ならミニバン、通勤の足であれば軽自動車やコンパクトカー、アウトドアが趣味ならSUVなど、最近の自動車メーカーは目的にあったボディタイプを豊富に用意しています。

同じボディタイプにはいくつかの車種がありますが、比較していくなかで燃費の良いハイブリッドやディーゼルエンジンがいい、ミニバンでも2列目は2人乗りのキャプテンシートの方が使い道に合っている、清潔な明るい白基調のインテリアの方が好みだ、など自分が重視するポイントにあった車種に行き着くことでしょう。

そんな候補車を新車で買える予算があるならば話は簡単なのですが、そうでない場合に浮上してくるのは中古車という選択肢です。

中古車の最大のメリットは価格です。わずか1年落ちで1万キロも走っていない車であっても、新車より2割前後安い価格で買うことができます。新車時に500万円した高級車であっても5年経てば半額以下、車種によっては3分の1に近い価格になります。この割安感こそ中古車の魅力なのです。

しかし、中古車を候補にした途端に走行距離や年式、そして内外装の程度など迷いどころは飛躍的に増えます。なにしろ中古車は1台ごとに条件や状態が異なっているのです。

迷いどころ1:中古車の価格は妥当なのか?

中古車の価格は業者間のオークションによって車種自体の人気、年式、走行距離などをもとに、比較的厳密に相場が形成されています。なので同じ車種で同じような状態・仕様の中古車同士であれば店頭の車両本体価格に大きな差は出ません。同じ車種なのに価格が高い車には少ない走行距離、人気のカラー、上級のグレードなど明確な理由があるのです。同じ車種モデルだった場合に価格に与える影響が大きいのは走行距離、年式(MCの前後)、そして修復歴の有無です。車種によりますがグレードや色による価格差もそれなりにあります。

迷いどころ2:走行距離は少ない方がいいのか?

中古車において走行距離は価格を左右するもっとも大きなポイントです。当然ながら距離が少ないほど価格は高く、多いほど価格は下がります。特に部品交換の費用が増え始める5万キロあたりから価格の下がり方は大きくなり、10万キロを超えると価格も大幅に下がりますが、同時に流通する台数も大幅に減少します。新車と比較して価格と安心感のバランスが良いのは1〜4万キロまでの中古車でしょう。

迷いどころ3:年式は新しいほうがいいに決まっているのか?

迷いどころ3:年式は新しいほうがいいに決まっているのか?

一般的に国産車の場合は6〜8年サイクルでフルモデルチェンジ(FMC)が行われ、モデルが切り替わります。候補の車種がFMC直後の場合は、中古車の台数自体が少なく割安感もあまりありません。ただし登場したての車種でもチャンスの時期があります。多くのメーカー、新車販売店が決算を迎える3月は一台でも多く売りたい(登録したい)という思惑からいわゆる新古車(登録済み未使用車)や展示車・試乗車の入れ替えが発生する可能性が高まります。それらが市場に出回る4〜5月は、登場から時間があまり経っていない車種でも狙い目の時期なのです。

一方で登場から4〜5年が経過している車種であれば、比較的多くの中古車を見つけることができます。年式が古いほど価格は安くなりますが、FMCの間に1〜2回行われるマイナーチェンジ(MC)の前後の年式の場合は少々注意が必要です。MCでは外観や内装の一部が変更を受けますが、FMCほど変化は大きくありません。一方で最近の傾向として「ぶつからないブレーキ」に代表される先進安全装備がMCによってアップグレードされることが多く、長いこと乗るのであればMC前の安さよりもMC後の安全装備の充実をとったほうが賢明な選択だと思います。

迷いどころ4:走行距離と年式のバランスが良いのは?

日本における年間走行距離の平均は約8000キロとされています。2年で1万6000キロ、3年で2万4000キロ、5年なら4万キロです。年式の平均走行距離よりも多い車は価格が下がります。特に年間平均がだいたい1万5000キロを超えると過走行車として扱われ、一段と価格が下がります。

前述のように最近の車の品質や耐久性を考えると総走行距離が4万キロまでであれば大きな問題は起きないでしょう。例えば2年落ちで3万キロというような中古車は割安感と安心感のバランスがもっとも取れている一台だと思います。

迷いどころ5:装備やグレードは、どこまでこだわった方がいいの?

中古車の場合は新車に比べてグレードによる価格差が小さく、予算が許すのであればなるべく上級のグレードを選んだ方がお買い得感は増します。また新車時にオプションだった装備が多数装着されている場合も、中古車の場合は価格への反映はそれほど大きくないので同様にお買い得といえるでしょう。

迷いどころ6:修復歴のある中古車を素人が買ってはいけない?

「修復歴車」の定義は自動車公正取引協議会などが中心となって定めていて、骨格(フレーム)パーツについて、交換または修復(修正・補修)した車を指します。

つまり自動車の構造の中で力が加わる部分がおもな対象なので、軽微な追突事故でヘッドライトやグリルを交換したくらいでは修復歴車にはなりません。一方で自動車の修理技術の向上でフレーム修正の精度は高まってきており、フレームの修理が原因で重大な事故を起こすようなことも最近ではあまり聞きません。

実はフレームよりも修理が難しいのは、構造が複雑なフロントサスペンション周辺にダメージを負うような事故の場合です。修理を重ねても高速道路での直進性に難があったり、タイヤの偏摩耗が起きたりするなどの事例は、今でもちらほら聞きます。

修復歴車はどこが修正された車なのかはわかるようになっています。価格が2割前後安くなっていることも多いので、交換や修正された部分を聞いて、その意味を理解できる方なら狙ってみるのもいいかもしれません。素人の方には積極的にはすすめません。

迷いどころ7:中古車に保証はつくの?そもそも必要なの?

迷いどころ7:中古車に保証はつくの?そもそも必要なの?

新車保証が有効期間内であれば継承手続きを行って、新車保証を活用するのが一般的ですが、その期間を過ぎてしまった中古車の保証はどうなっているのでしょうか。

実は最近はメーカーディーラー系の中古車以外にも保証制度が用意されることが多くなってきました(有償の場合もあり)。そのような保証は契約金額によって保証期間や保証対象が変わることもありますが、自動車系の金融会社が設計・運用しているものをベースとしていることが多く、それぞれの中身や金額に実は大きな差はありません。

このような保証に入るのであれば、3ヵ月程度の短いものではなく最低でも半年以上、用意されているのであれば1年間の保証を選んだ方がいいでしょう。夏や冬など車の負担が多い時期に故障は起きる可能性が高いからです。

迷いどころ8:購入先は何を基準に選べばいいの?

中古車の販売店は大きく分けて3種類あります。メーカー系ディーラー、大手中古車販売チェーン店、そしてそれ以外の中古車店です。この順番は価格が高い順番でもあります。

メーカー系ディーラーは価格が高いのですが、そのぶん安心感ももっとも高いといっていいでしょう。大手中古車販売チェーン店も独自の整備や保証制度を用意しており、購入後の安心感を担保しています。それ以外の中古車販売店でおすすめなのは自分の地元の販売店です。何かあった時に駆けつけてくれたり、ちょっとした修理などで気軽に立ち寄れるなど、車に詳しくない方ほどメリットを感じることができるはずです。

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おまけ:中古車の試乗はできるの?

中古車の場合は、車検が切れている車もあるので必ずしも公道で試乗できるとは限りません。ただそんな場合でもエンジンは必ずかけて、エアコンやパワーウィンドウなどの電装品の作動状況はチェックしたいところです。試乗ができる場合は、短距離でもいいので高速道路での試乗も希望してみましょう。ある程度、車に負荷がかかった状態の方がトラブルを発見しやすいからです。

とはいえ試乗する段階では車は販売店のものですので扱いは丁寧に、そして慣れない車での試乗は安全第一で。

まとめ

新車と違って中古車は一台一台、すべて状態が異なります。それゆえ迷うポイントも多いのですが、だからこそお買い得な車に出会えるチャンスも多いのです。

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カーリースって何?

カーリースはリース会社が所有する車を利用料を払って使用する車の持ち方です。

<カーリースのメリット>
・月々の支払いで車が持てる
・頭金や初期費用は不要なので、まとまったお金が必要ない
・税金や保険料は月額料金にコミコミなので、車生活で大きなお金も不要
・自分だけの車になる(レンタカーやカーシェアのように誰かと使うことはありません)
・マイカーと同様のナンバープレートが使える

※記事の内容は2019年12月時点の情報で制作しています。

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