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中古車のスズキ「スペーシアカスタム」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖

中古車のスズキ「スペーシアカスタム」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖|中古車ならカルモマガジン
中古車のスズキ「スペーシアカスタム」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖|中古車ならカルモマガジン

新型スズキ「スペーシア」の最新情報まとめはこちら

現在では、ホンダN-BOXが席捲している軽スーパーハイトワゴンですが、スペーシアのルーツであるパレットが2008年に投入されるなどスズキも早くから市場参入していました。2013年に登場した初代スペーシアは、新プラットフォームを採用。安全装備のレーダーブレーキサポートや、走行&燃費性能を向上させる「エネチャージ」「S-エネチャージ」を採用し、軽スーパーハイトワゴンでトップレベルの燃費性能を実現しています。

そして、2017年に登場した現行モデルは、ファミリー層だけでなくパーソナルユースとしてのユーザー層を拡大するために、スーツケースをモチーフに取り入れた一味違うデザインを内外装に採用。メカニズムに軽量・高剛性のプラットフォームに加えて、モーターの出力が向上したマイルドハイブリッドシステムを搭載し、優れた燃費性能を発揮しています。運転支援システムは「デュアルセンサーブレーキサポート」をはじめ、とても充実しています。

スペーシアカスタムはそんなスペーシアシリーズの中にあって、押し出しの強い外観とスポーティーな内装で男性に強くアピールする存在です。今回は中古車のスペーシアカスタムなら、どのモデル、グレード、年式のものを買えば一番お得なのか、間違いがないのかという正しい買い方に加えて、気になる最新の中古車相場の状況などを専門家の目線で徹底解説します。ぜひ参考にしてください。

  • 一番推したい中古車のスズキスペーシアカスタムは「現行型ハイブリッドXS」
  • 少しでも安く高性能なスペーシアカスタムを手に入れるなら「旧型スペーシアカスタムZターボ」を狙う

中古車のスペーシアカスタム、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら「現行型ハイブリッドXS/XS 4WD」を160万円で買う!

中古車のスペーシアカスタム、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら「現行型ハイブリッドXS/XS 4WD」を160万円で買う!

写真はハイブリッドXSターボ

現在、スズキスペーシアシリーズの中古車の流通台数は約8,720台。そのうち、2017年に登場した現行モデルが約5,460台、2008年に登場した旧型が約2,380台で、半数以上が現行モデルとなっています。

現行型スペーシアの中古車の平均価格は約146万円、価格帯は約55万~約233万円です。すでに、100万円以下の中古車が約110台流通しています。一方、旧型モデルの平均価格は約78万円。価格帯は約10万〜約173万円と、かなり広い価格帯でクロスオーバーしています。旧型スペーシアは、2013年にデビューし、2015年に内外装の変更と同時に、運転支援システムを採用するマイナーチェンジを行っています。このマイナーチェンジを境に前期型、後期型と分けると、平均価格は前期型が約73.6万円、後期型は約103.1万円と約30万円差となります。軽自動車でこの30万円差は大きく、年式に加えて運転支援システムの有無が価格に大きな影響を与えているのがわかります。

そんなスペーシアカスタムの中古車を自分が購入するのであれば、「現行型のハイブリッドXS」を160万円以下で狙います。軽量・高剛性のシャシーやマイルドハイブリッドシステムを搭載した好燃費のパワートレインにより、現行型スペーシアは新車販売台数「万年4位」から2位へと躍進しました。良いクルマだけどライバルを圧倒するセールスポイントがないと言われていた旧型は、モデル末期に大きなフロントグリルを採用したカスタムZを追加しました。現行型スペーシアカスタムはさらに個性的なデザインや優れた燃費性能など、明確なセールスポイントをもつようになったのがセールスにつながっているのでしょう。

中古車のスペーシアカスタム、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら「現行型ハイブリッドXS/XS 4WD」を160万円で買う!2

写真はハイブリッドXSターボ

現行型ハイブリッドXS/XS4WDはWLTCモードで20.2〜21.2km/Lという軽スーパーハイトワゴンで、トップレベルの燃費性能を実現しています。また、両側パワースライドドアやロールサンシェードなど快適装備も充実しています。現在、運転支援システムを装着したハイブリッドXS/XS4WDの中古車は約866台流通していて、価格帯は約112万〜約215万円となっています。そのうち新車時価格を下回る160万円以下の中古車は約429台流通しています。この価格帯でも走行距離が3kmという届け出済み未使用中古車が手に入るので、条件が合えば非常にお得です。最新の運転支援システムを搭載し、優れた燃費性能を発揮する現行型スペーシアカスタムハイブリッドXS/XS4WDの160万円以下中古車がイチオシです。
写真はハイブリッドXSターボ3
もっと安く軽スーパーハイトワゴンのスペーシアが欲しい!というのであれば、旧型スペーシアカスタムZをオススメします。フロントに大きなメッキグリルを採用し、存在感は抜群です。ターボエンジンの走りも満足度は高いです。運転支援システムは現行モデルと比べると物足りない部分はありますが、十分及第点は与えられます。現在、旧型のスペーシアカスタムZの中古車は約65台流通していて、価格帯は約71万〜約158万円となっています。100万円以下でも現行モデルに負けない迫力をもつスペーシアカスタムZが手に入るのは魅力です。

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ほかにもこんなに!お買い得で魅力的な中古車のスペーシアカスタム

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キビキビと軽快に走りたいという人にはターボエンジンを搭載したモデルがオススメです。現行型スペーシアシリーズもカスタムにはターボエンジン搭載グレードのXSターボ/XSターボ4WDが設定されています。パワフルな走りを楽しめるターボエンジンながら、燃費性能は19.2〜19.8km/Lと自然吸気車とそれほど変わらないのが特徴です。現在、スペーシアカスタムXSターボ/XSターボ4WDの中古車は約499台流通していて、価格帯は約100万〜約233万円となっています。すでに150万円以下の中古車も100台近く流通しているので、バリュー感が最も高いモデルと言えるかもしれません。

スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧

ほかにもこんなに!お買い得で魅力的な中古車のスペーシアカスタム

現在、軽自動車の主力モデルとなっているのがスーパーハイトワゴン。スズキはこのカテゴリーに2013年6月、スペーシアカスタムを投入しました。標準車であるスペーシアの特徴である、広い室内空間や使いやすく乗り降りしやすいパッケージングに加えて、存在感をより高めた内外装デザインを採用。さらに、後席両側ワンアクションパワースライドドアを設定するなど、機能や装備も充実しています。

外観デザインは、鋭い眼光をイメージさせるディスチャージヘッドランプとリング状に配置したLEDポジションランプをはじめ、スケルトン構造のフロントグリル、立体感あふれる造形のフロント及びリアエアロバンパー、専用デザインのアルミホイールを採用し、精悍で力強さをアピールしています。
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧2
インテリアは、ピアノブラック調塗装のオーディオガーニッシュ及びドアアームレスト、ブラック基調の専用シートを採用。エアコンルーバーリングやインサイドドアハンドルにシルバー加飾を施し、上質感を演出しています。
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧3
搭載しているエンジンは、660cc直列3気筒自然吸気とターボの2種類。組み合わされるトランスミッションはCVTのみですが、「エネチャージ」などの「スズキグリーン テクノロジー」を採用し、JC08モード燃費で、25.0〜27.8km/Lという優れた燃費性能を実現しています。グレード構成は、ターボエンジンを搭載したTS、そして自然吸気エンジンは価格順にXS、GSとなります。

2013年8月に、スペーシアカスタムは一部改良を行い、レーダーブレーキサポート[衝突被害軽減ブレーキ]、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPをセットにした「レーダーブレーキサポート装着車」を全グレードにメーカーオプションで設定しました。
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧4
スペーシアカスタムは2015年5月にマイナーチェンジを実施。外観デザインは、メッキを広範囲に取り入れたフロントグリルや立体感とワイド感を増したフロントバンパーなど、質感を高めながら造形の押し出しを強めたフロントマスクを採用しました。搭載するエンジンは縮比の向上やEGRシステム採用に加え、吸気、排気系を見直し、低中速の動力性能を高めた上で燃費性能を向上。自然吸気車にはモーターアシストする時間と頻度を増やした「S-エネチャージ」と燃焼効率を高めるなど改良を施したR06A型エンジンを組み合わせることで、JC08モード燃費で30.6km/Lを実現しています。

安全装備も軽自動車として初めて2つのカメラを採用したステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載。約5km/hから約100km/hの速度域で車両や歩行者を検知し、警報や自動ブレーキで衝突の回避、または衝突時の被害軽減を図ります。車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能などとセットで全車にメーカーオプション設定しています。利便性や快適性の面では自車を真上から見ているような視点で周囲を確認でき、駐車場や狭い道でのすれ違いで便利な全方位モニターや、「ナノイー」搭載のフルオートエアコン、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)などを採用しています。

2015年8月に一部改良を行い、自然吸気車に続いて、ターボ車にも加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」を組み合わせました。「S-エネチャージ」はISG(モーター機能付発電機)が最長30秒間のモーターアシストを行い、燃料消費を抑制しつつ、モーターアシストする速度域を、NA車の「発進後~約85km/h」から「発進後~約100km/h」へさらに拡大。モーターアシストする頻度を向上させ、燃費性能をJC08モードで26.8km/Lまで向上させています。
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧5
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧6
2016年12月に一部改良を行い、力強さと大きく迫力のあるフロントマスクが特徴のスペーシア カスタムZを追加しました。スペーシア カスタムZはボンネットフードの位置を高くし、大型メッキフロントグリル、フロントバンパーなどの専用装備により存在感のあるフロントマスクを採用しています。
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧7
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧8
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧9
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧10
また、ブラックを基調にした精悍な印象の内装に、随所にチタンシルバーの加飾を施すことで上質感を演出しています。さらに、後席右側ワンアクションパワースライドドアなどの快適装備を充実させた「ユーティリティパッケージ」、前後左右4ヵ所に設定したカメラで車両周辺の映像を映し出す「全方位モニター付メモリーナビゲーション」、ステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」などをメーカーオプション設定することで利便性を向上させ安全装備を充実させています。
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2017年には初のフルモデルチェンジを行い、2代目となる現行型スペーシアが登場しました。現行型スペーシアではクルマの骨格に新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。低床を維持しつつ全高を上げることで室内を高くして居住性を向上させました。さらに、前後乗員間距離を拡大し足元空間を広げています。また、前席、後席ともにヒップポイントを高くしたことで、アイポイントを高め、見晴らしがよく、より運転しやすいレイアウトが特徴です。
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧12
スペーシアカスタムのデザインは、「圧倒的な迫力と存在感」を感じる新しいスタイル。圧倒的な迫力と存在感を強調するボリュームのある大型メッキフロントグリルやLEDヘッドランプにより、精悍で迫力あるデザインとなっています。
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧13
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧14
インテリアにもスーツケースをモチーフにしたカラーパネルを採用し、エクステリアと一体感のあるデザインです。水平基調で伸びやかさと見晴らしのよさを表現したインパネ形状により、運転席前の視界を確保し、開放感のある広々とした室内空間を演出しています。カスタムは黒基調の内装カラーを採用し、落ち着いた雰囲気のインテリアとなっています。
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧15
スペーシアカスタムのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧16
後席に座る人がより楽に乗り降りができるよう、スライドドア開口幅を20mm広げて600mmに、開口高を20mm高くして1250mmとしました。また、リアステップ地上高を345mmとし、フロアの低さを継承。ピラー両側に設定した乗降グリップの位置を低く抑え、大人も子供も乗り降りしやすいレイアウトとしています。

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搭載するエンジンは660ccの直列3気筒自然吸気とターボの2種類ですが、ISG(モーター機能付発電機)の高出力化とリチウムイオンバッテリーを大容量化したマイルドハイブリッドを搭載。これにより、モーターによるクリープ走行と、幅広い速度域でエンジンをモーターがアシストすることで燃料消費を抑制し、JC08モードで28.2km/Lの低燃費を達成しています。
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運転支援システムは、安心・安全な運転を支援するスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」に加え、軽自動車で初めて後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を採用するなど、前後の衝突被害軽減ブレーキを全車標準装備しています。さらにフロントガラスに進入禁止の道路標識や車両情報などをカラー表示するヘッドアップディスプレイ、周囲を立体的に360°確認できる「3Dビュー」を軽自動車で初採用するなど、安全運転を支援する機能は非常に充実しています。グレードは価格の高い順にハイブリッドXSターボ、ハイブリッドXS、ハイブリッドGSの3種類です。

2020年8月に一部改良を行い、運転支援機能を向上させています。夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートとSRSカーテンエアバッグの標準装備化に加え、全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロールを新たに採用。一時停止などの標識認識機能も向上させています。また、USB電源ソケット(2個)、時間調整付フロント間欠ワイパーを追加するなど快適装備も充実させています。

こちらもおすすめ!スペーシアの中古車をタイプ別に選ぶなら

とにかくコスパ重視なら「現行モデルのハイブリッドXSターボ/XSターボ4WD」 中古車市場の相場約100万〜約233万円
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スペーシアカスタムの中古車でコスパを重視するのであれば、ターボエンジンによるパワフルな走行性能と高い安全性能。そして充実した快適装備が特徴のハイブリッドXSターボ/XSターボ4WDの中古車を160万円以下で手に入れることでしょう。価格帯は約100万〜約233万円となっていて、流通台数は約500台と豊富。もうすぐ100万円以下の中古車も登場しそうな勢いです。ターボ車といっても自然吸気車との燃費差は小さいので、ランニングコストも抑えられます。

割安な価格で安全性にこだわるならば「現行モデルのハイブリッドXS/XS4WD」 中古車市場の相場約112万〜約215万円

割安な価格で安全性にこだわるならば「現行モデルのハイブリッドXS/XS4WD」 中古車市場の相場約112万〜約215万円

写真はハイブリッドXSターボ

スペーシアカスタムの中古車で、安全性を重視して選ぶのであれば現行型のXS/XS4WDがオススメです。現在の中古車の価格帯は約112万〜約215万円で、150万円出せれば、走行距離の少ない未使用中古車も手に入れることができます。さらに予算をできるだけ抑えたいという人には旧型モデルのデュアルカメラブレーキサポート付きがオススメです。旧型スペーシアカスタムはレーダーブレーキサポートとデュアルカメラブレーキサポートという2種類の運転支援システムが用意されていますが、性能は段違いでデュアルカメラブレーキサポート一択です。

キビキビと軽快な走りを手に入れたいなら「旧型モデルのスペーシアカスタムZ」 中古車市場の相場約71万〜約158万円
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軽自動車の中古車は全体的に人気が高いため、販売価格は高めとなります。したがってスペーシアカスタムでも現行型と旧型の価格帯がかなり重なります。スペーシアカスタムのような軽スーパーハイトワゴンは広い室内空間を確保している反面、どうしても車両重量が重くなります。最高出力の低い自然吸気エンジンではどうしても加速性能が鈍くなりがち。そこでオススメは最高出力64psを発生するターボエンジン搭載車です。旧型のモデル末期に登場したカスタムZは全車ターボ車ですし、運転支援システムもデュアルカメラブレーキサポートを採用しているため、満足度は高くなるでしょう。100万円以下でも手に入るのでバリューはかなり高いです。

中古車のスペーシアカスタムならではのチェックポイントはココ

中古車のスペーシアカスタムならではのチェックポイントはココ

ファミリーカーのスペーシアカスタムは内装をチェック

ファミリーカーとして人気の高いスペーシアカスタムは外観以上にインテリアをチェックしましょう。特にお子さんやペットが乗ることが多いリアシートやラゲッジルームなどの汚れなどを見て、前オーナーがどのように使用していたのかを確認したいところ。また、様々な装備がしっかりと作動するかどうかも確認しましょう。便利な電動スライドドアが動かない、なんてことになると大きな出費が伴います。

ドレスアップ車の場合は純正部品があるかどうか

自動車メーカーのディーラーは改造に対して、非常にシビアです。大径のアルミホイールを装着していたり、ローダウンサスペンションなどのカスタマイズをしていたりするクルマはメンテナンスなどの入庫を断られることもあります。もし純正部品以外のアルミホイールなどが装着されている場合は、一応純正品があるかどうか確認したほうがいいでしょう。

きちんと整備を受けたクルマかどうかをチェック

中古車のコンディションは前オーナーの使い方に左右されます。エンジン車の場合は、走行距離が少ないほうが良コンディションと言われますが、バッテリーを搭載しているハイブリッド車の場合は話が異なります。年式の割に走行距離が少ないと、バッテリーが弱っている可能性もあるので、コンディションが良いとは言いきれません。また走行距離が延びていても、ディーラーなどでしっかりとメンテナンスを行っている履歴が整備記録簿に残っていれば、安心して購入することができます。したがってスペーシアカスタムの中古車を購入する際には、必ず、整備記録簿でこれまでの履歴を確認してください。もし、この整備記録簿がないというのであれば、購入は避けた方がいいでしょう

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スペーシアカスタムの中古車と比べたいライバル車種はコレだ!

軽スーパーハイトワゴンの王者「ホンダN-BOXカスタム」

軽スーパーハイトワゴンの王者「ホンダN-BOXカスタム」

新車販売台数第2位のスペーシアカスタムの最大のライバルは、販売台数トップのホンダN-BOXカスタムです。2代目となる現行型ホンダN-BOXカスタムは2017年に登場。そして2020年12月にマイナーチェンジを行いました。わずか1世代で、クルマの骨格にあたるシャシーやパワートレインを一新。小型車譲りの高い質感の内外装が特徴です。特に内装は北欧の家具をイメージした落ち着いた雰囲気を演出しています。ベンチシートに加えて、助手席がロングスライドする2つの仕様を用意。搭載するエンジンは660ccの直列3気筒DOHCとDOHCターボの2種類です。全車にホンダ独自の運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備し、高速道路などで追従走行を可能とするアダプティブクルーズコントロールを採用するなど充実した安全装備が特徴です。

軽スーパーハイトワゴンのパイオニア「ダイハツタントカスタム」

軽スーパーハイトワゴンのパイオニア「ダイハツタントカスタム」

軽スーパーハイトワゴンのパイオニアとなるのがダイハツタントです。現行型タントカスタムはダイハツの新しいクルマ作りである「DNGA」を採用した第1弾モデルとして2019年に登場しました。タントは助手席側にピラーを内蔵し大開口を実現した「ミラクルオープンドア」を採用しているのが特徴です。さらに、このミラクルオープンドアを活かして、運転席のスライドを最大540mmまで可能にする運転席ロングスライドシートを採用。ドライバーもこのミラクルオープンドアを介して乗降できるという新しい動線を提案しています。搭載するエンジンは、660ccの直列3気筒DOHCとDOHCターボの2種類。トランスミッションは全車CVTですが、ターボ車には、ベルト+ギア駆動を可能にした「D-CVT」を採用しています。安全装備は、「次世代スマートアシスト」と呼ばれる最新鋭の運転支援システムを搭載。2020年12月の一部改良で、「次世代スマートアシスト」の機能が向上しています。

乗用車に匹敵する走行性能が特徴「日産ルークスハイウェイスター」

乗用車に匹敵する走行性能が特徴「日産ルークスハイウェイスター」

デイズルークスの後継車ですが、デイズファミリーから独立した日産ルークスのエアロモデル「ルークスハイウェイスター」は、2020年に登場。現在軽スーパーハイトワゴンの中では最もフレッシュなモデルです。ひとあし早く発売されたデイズのプラットフォームをチューニングしたボディに、660ccの直列3気筒DOHCとDOHCターボの2種類のエンジンを搭載。このエンジンには「スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)」と呼ばれるマイルドハイブリッドシステムが採用され、発電した電力をリチウムイオンバッテリーに蓄え、モーターアシストに利用することで好燃費を実現します。また、高度な運転支援システムであるプロパイロットをはじめ、前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などにより自車の回避操作が必要と判断された場合に警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を採用するなど軽スーパーハイトワゴンの中ではトップレベルの運転支援機能を採用しているのが特徴です。

中古車のスペーシアカスタムを賢く探すのなら

中古車のスペーシアカスタムを賢く探すのなら

では、中古車のスペーシアカスタムをどこでどのように探したら良いでしょうか。カーライフを賢くスムーズに始めるのに、おすすめのサービスや販売店をご紹介します。

カーセンサーnet

カーセンサーnetは中古車情報誌時代から数えて40年近い歴史と実績を誇る検索サイトで、サイト上には約50万台の情報が掲載されています(※)。車の状態を示す評価について独自の認定システムを導入しているので、こうした評価を目安にすれば、車に詳しくない方でも安心して車選びができるでしょう。

また、「カーセンサーアフター保証」に加入すれば、業界最多水準の350項目の部品について修理が保証されます。保証料金は車に合わせて細かく設定できるので、無駄なく予算に合わせた保証を付けることができます。

カーセンサーnetのスペーシアシリーズの掲載件数は8,645件、価格帯は9.5万円~239.8万円となっています(※)。
※標準車とギアを含みます。いずれも2021年7月31日時点の情報です。

グーネット中古車

先述のカーセンサーnetと同じような中古車情報サイトで、こちらも約50万台が登録されています(※)。グーネット中古車にも、検査協会などが車の状態を評価する「ID車両」という制度や、最長3年まで走行距離無制限でさまざまな保証が付く「Goo保証」などの制度があります。

グーネット中古車のスペーシアシリーズの掲載台数は8,144件、価格帯は7.9万円~249万円となっています(※)。
※標準車とギアを含みます。いずれも2021年7月31日時点の情報です。

定額カルモくんもおすすめ!


中古車を探すなら、購入以外のもっとお得な方法も検討してみましょう。

おトクにマイカー 定額カルモくん 中古車」は、頭金・ボーナス払い0円、月々10,000円台から利用できる人気カーリースです。掲載されている5,000台以上の中古車は全車、大手中古車販売店の品質評価基準で4点以上、車検2年と故障保証1年付き。乗ってすぐに修理費用がかかる心配がありません。

また、毎日入れ替わる中古車在庫の中から希望の1台を見つけるのは難しいものです。中古車探しを楽に進めたい方は、下の「お試し審査」から希望や条件を伝えておくのがおすすめです。通過後にぴったりの車を案内してもらい、無駄なく車種やプランを検討できます。お気軽にどうぞ。

車種やプランは後から選べる_お試し審査をしてみる

まずは気になる中古車の料金をチェックする

定額カルモくんの資料を見る

走行性能と安全性能、そして価格のバランスを考えると現行モデルがオススメ

走行性能と安全性能、そして価格のバランスを考えると現行モデルがオススメ

軽自動車の中古車は人気が高いため、値落ちがそれほど進みません。今回のスペーシアカスタムを見ても、現行型と旧型の中古車相場が重なり合う部分が多くなっています。予算50万円以下ということであれば、旧型しか選択肢はないですが、100万円以上あれば現行型も手が届きます。そういうことであれば、燃費性能や安全性能が向上した現行モデルを積極的に狙いたいところ。年式の古い中古車は価格が安くなる反面、燃費性能や安全性能は見劣ります。特に安全性能はこの数年で飛躍的に進化しています。安心・安全をちょっとの予算プラスで手に入れられるのであれば現行型を狙うのが正解です。

よくある質問

Q1:中古車のスペーシアカスタム、どれを買うべき?

A:燃費&安全性能が向上した現行型がオススメです。特に両側パワースライドドアなど装備が充実したXS/XS4WDが狙い目のグレードと言えます。

Q2:中古車のスペーシアカスタムを買うときに気を付けたいポイントは?

A:旧型スペーシアカスタムを購入するときには、運転支援システムはレーダーブレーキサポートとデュアルカメラブレーキサポートという2種類があります。未装着よりは良いですが、できれば高性能のデュアルカメラブレーキサポートを購入しましょう。

Q3:中古車のスペーシアカスタムはどこで手に入れればいい?

A:購入するなら全国の販売店の窓口となっているカーセンサーnet、グーネットなどの中古車情報検索サイトを活用すると良いでしょう。頭金や初期費用の一括払いが必要ない方法を探しているなら、定額カルモくんがおすすめです。支払いは毎月定額の利用料金だけなので、すぐにお好みの中古車のスペーシアカスタムに乗ることができます。

新型スズキ「スペーシア」の最新情報まとめはこちら

※記事の内容は2021年7月時点の情報で制作しています。

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