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高橋満たかはしみつる

「スズキ スペーシア」新型が登場!遊び心と燃費の良さで王者N-BOXに挑む

「スズキ スペーシア」新型が登場!遊び心と燃費の良さで王者N-BOXに挑む

王者ホンダN-BOXと先駆者ダイハツタントの陰に隠れ、存在感にやや欠けたスズキスペーシアが2017年12月14日にフルモデルチェンジを受けた。捲土重来を期す2代目はスタイルや内装のデザインに遊び心を盛り込んだだけでなく安全装備も最新化された。そしてその最大の武器はN-BOXを大きくしのぐ好燃費だ。

N-BOXとタントへの3度目の挑戦状

N-BOXとタントへの3度目の挑戦状

スペーシアカスタム

2017年12月14日、スズキの軽自動車のスーパーハイトワゴン、スペーシア/スペーシアカスタムがフルモデルチェンジしました。軽自動車のスーパーハイトワゴン市場は2003年11月に登場したダイハツ初代タントが開拓したジャンルです。2007年12月登場の2代目タントは助手席側のピラーをスライドドアに内蔵し広大なドア開口部を実現、これによりその人気を不動のものとしました。

そんなスーパーハイトワゴン市場に、ホンダがN-BOXを投入したのは2011年12月。独自のセンタータンクレイアウトによって圧倒的な室内空間の広さを実現し、タントと熾烈なライバル争いを展開しました。この2台の存在によって今やスーパーハイトワゴンは軽自動車選びの定番となった感があります。

しかし実はスズキのタント対策はホンダN-BOXよりも早く、2008年1月パレットを発売していました。そして2013年3月のフルモデルチェンジで車名をスペーシアに変えたものの、やや地味なスタイルもあって販売台数は先陣を切ったタントと王者として君臨するN-BOXに水を開けられる形になっていました。そんな状況を覆すべく今回の新型スペーシアはスタイルを大きく変更し、打倒N-BOXの先兵として再び名乗りを上げたのです。

スーツケースをモチーフにしたボディは先代より室内空間を拡大

スーツケースをモチーフにしたボディは先代より室内空間を拡大

まず注目なのは、初代スペーシアに比べてボディサイズを拡大し室内空間を広くしたことです。もちろん先代も十分な広さを確保していましたが、販売台数が好調なN-BOXに対抗するためには一層の広さが必要と判断したのでしょう。新型スペーシアは後席のヘッドクリアランスを45mm拡大、さらにフロントガラスを切り立たせたデザインを採用しました。これらにより前後席の開放感が高められています。

エクステリアデザインはボディ左右にあしらわれた横長のビートが特徴的。これは長年使用した愛着のあるスーツケースをモチーフにしたものだと言います。新型スペーシアに乗って、家族や仲間とたくさんの思い出を作ってほしい、開発陣のそんな想いが読み取れます。ホイールキャップはスーツケースのキャスターがモチーフ。細部のデザインからデザイナーの遊び心を感じます。

2トーンルーフ

スペーシアはボディカラーにモノトーンと2トーンルーフ仕様が用意されますが、2トーンルーフ車は軽ハイトワゴンとして唯一のルーフレールが装着されます。たくさん荷物を積んで家族や仲間と遊びに行きたい人にとって、ルーフキャリアが装着しやすいこの装備は嬉しいものでしょう。

男性を意識したカスタムのエクステリアデザイン

男性を意識したカスタムのエクステリアデザインは迫力と風格を追求。2色のメッキを使ったフロントグリルや大型のアンダーグリルでカスタムらしい風格が表現されています。上級グレードのハイブリッドXSターボとハイブリッドXSには切削光輝意匠を施した15インチアルミホイールが標準装備となります。

遊び心いっぱいのインテリア

遊び心いっぱいのインテリア

助手席前にはエクステリアと共通性を持たせスーツケースをモチーフにしたボックスを設置

インテリアにもエクステリア同様遊び心がふんだんに盛り込まれました。助手席前にはエクステリアと共通性を持たせスーツケースをモチーフにしたボックスを設置。

前席のドアグリップはスーツケースの取っ手をモチーフにしたデザイン

そして前席のドアグリップはスーツケースの取っ手をモチーフにしたデザインとなっています。また、エアコンルーバーやポケットなど随所に差し色として赤を配置。インテリアに華やかさをプラスしています。

カスタムではインパネはブラックパールを採用

カスタムのインテリアは上級グレードで本革シフトノブと本革ステアリングを採用

カスタムのインテリアは上級グレードで本革シフトノブと本革ステアリングを採用。シートはレザー調の表皮を使っています。また、スーツケースをモチーフにしたボックスをはじめとするインパネは、スペーシアがアイボリーなのに対し、カスタムではブラックパールが使われています。

後退時ブレーキサポートやヘッドアップディスプレイなど、安全装備が充実

後退時ブレーキサポートやヘッドアップディスプレイなど、安全装備が充実

スペーシアは先代でも2015年5月のマイナーチェンジで安全性が高まっていました。今回のフルモデルチェンジではそれがさらに進化しています。前方の自動ブレーキ(デュアルセンサーブレーキサポート)に加え、後退時にもクルマが危険を察知すると自動でブレーキをかける後退時ブレーキサポートを軽自動車で初採用。

フロントガラス投影式のヘッドアップディスプレイ

またこれまで高級車で採用されることが多かった、車速や各種情報を表示するフロントガラス投影式のヘッドアップディスプレイを軽自動車で初採用したのも大きなトピックです。

全方位モニターに軽自動車初となる3Dビュー機能を搭載

さらに先代でも好評だった4つのカメラで自車を真上から見ているような映像を映し出す全方位モニターに軽自動車初となる3Dビュー機能を搭載。これは自車を斜俯瞰から見ているような映像とボディを透かして見るような映像で周囲を立体的に確認できるもので、発進時の周辺確認に役立ちます。

風当たりをソフトにするエアコンルーバーを採用

家族や仲間とワイワイ移動することが多い軽ハイトワゴンなだけに、新型スペーシアは快適性や利便性も高められています。エアコンには風当たりをソフトにするエアコンルーバーを採用。エアコン風が直接肌や髪に当たって乾燥するのを嫌う女性にはうれしい装備でしょう。

また前後の空気を循環させて温度差を少なくするサーキュレーターも搭載しています。開口部が拡大されたパワースライドドアには閉じる動作中に施錠操作をすると閉じた後に自動でロックされる予約ロック機能を搭載。そして後席は1アクションで格納・復帰できるようになったため、大きな荷物を積みたいときも楽に操作できます。

最大の武器は燃費!

今まで出遅れ感のあったスタイルや内装を大幅にアップデートした新型スペーシアですが、その最大の武器はワゴンRにも搭載されるマイルドハイブリッドを全グレードに搭載したことでしょう。ベースグレードのハイブリッドG 2WDは30.0km/Lを達成しています。これは一番燃費が良いモデルでも27.0km/Lに留まるN-BOXに対して、大きなアドバンテージとなりそうです。

最大の武器は燃費!

これまでN-BOXとタントという2強の陰に隠れてしまい存在感が薄くなっていたスペーシア。とくに2017年9月にフルモデルチェンジしたばかりのN-BOXはフルモデルチェンジ直前まで月販1万台以上を達成していて、キープコンセプトで登場した新型は9月に約2万7000台、10月は約2万2000台と驚異的な販売台数を記録しています。またフルモデルチェンジから時間が経っているタントも2017年9月は約1万1500台、10月は約1万台売れています。スペーシアが今回のモデルチェンジで2強に肩を並べる存在になるか、要注目です。

■スペーシア価格表

グレード駆動方式JC08モード燃費(km/L)車両本体価格
ハイブリッドG2WD30133万3800円
4WD26.4145万4760円
ハイブリッドX2WD28.2146万8800円
4WD26.4158万9760円

 

■スペーシアカスタム価格表

グレード駆動方式JC08モード燃費(km/L)車両本体価格
ハイブリッドGS2WD28.2157万6800円
4WD26.4169万7760円
ハイブリッドXS2WD28.2169万200円
4WD26.4181万1160円
ハイブリッドXSターボ2WD25.6178万7400円
4WD24190万8360円

 

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※記事の内容は2017年12月時点の情報で執筆しています。

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