200万円で購入できる車には、軽自動車のハイグレードモデルやコンパクトカーなどがあります。そのような価格帯の車を購入する場合、車体価格のほかに発生する利息や維持費などを考慮すると年収400万円台であればカーローンを組めるとされています。
年収が400万円台になれば、生活が安定してそろそろ車を買いたいという方も多いでしょう。そこで200万円のカーローンを組む際のシミュレーションを交えて、返済計画の立て方などを紹介します。さらに月々安い料金で新車に乗れるカーリースについても解説します。
200万円でカーローンを組んでも、月々の返済額が気になる方も多いでしょう。そのようなときは、月々10,000円台からの定額料金で新車に乗れるカーリースをチェックしてみましょう!
- カーローンを組む際、月々の返済額を把握しておくことが大切
- 200万円のカーローンを組むなら月々の返済額は20,000~30,000円が目安
- カーリースなら毎月の支払額を抑えて新車に乗れる
カーローンの返済額を決めるポイント
カーローンを組む際、返済額や返済期間、金利などを考慮して、無理なく返済できるよう計画を立てる必要があります。ここでは、返済額を決めるポイントについて解説します。
返済期間を考える
カーローンの返済期間は返済額を決める重要なポイントです。一般的に、銀行系ローンは7~10年、ディーラーローンは6~8年に設定されていて、返済期間が長いほど月々の負担を抑えることができます。
なお、車を所有している全国の男女390人を対象に、2020年に定額カルモくんが実施した独自調査では、返済期間は5年が37.3%で最も多く、また、返済額から返済期間を算出した方が全体の43.8%という結果になりました。
返済方法を決める
返済方法には「元利均等方式」と「元金均等方式」があり、どちらの返済方法を選ぶかで毎月の返済額も変わります。
・元利均等方式
元利均等方式は、元金と利息の割合を調整して毎月の返済額を均一にする方法です。返済額は一定ですが、最初は利息の割合が多く、元金が減るペースが遅いのが特徴です。
・元金均等方式
元金均等方式は、毎月の元金に対する返済額を一定として利息を加えて返済する方法です。借入残高の減少に応じて利息が減るので、返済を続ける度に利息は低くなり、返済額も下がります。最初の返済額が大きい反面、着実に元金が減っていくので、元利均等方式より総返済額を抑えられる傾向にあります。
金利の種類を選ぶ
一般的に、金利には「変動金利」と「固定金利」があり、どちらの金利を適用するかも返済額を決める重要なポイントです。
・変動金利
変動金利は、世の中の経済状況によって利率が変動する金利です。景気が上向きになると利率も上がり、毎月の返済額も増加します。
・固定金利
固定金利は、経済状況に関係なく利率が一定の金利です。変動金利より利率が高く設定される傾向にあり、市場の金利相場が下がっても一定の金利で払い続ける必要があります。
200万円のカーローンを組む際、返済額はいくらになる?

200万円のカーローンを組む場合、毎月の返済額はいくらになるでしょうか?
200万円の車には、軽自動車のハイグレードモデルやコンパクトカーなどがありますが、ここでは人気車種のトヨタ「ヤリス クロス」を例に、一般的にローンを組むことが多い3、5、7年といった契約年数別にシミュレーションしてみましょう。
なお、グレードはX”Bパッケージ”(1.5L・CVT・2WD)、車体価格は179万8,000円のため借入額は180万円、金利は3%と5%として試算します。
〈ヤリス クロスの返済額〉
金利 | 3% | ||
---|---|---|---|
借入年数 | 3年 | 5年 | 7年 |
月々の返済額 | 52,346円 | 32,343円 | 23,783円 |
返済総額 | 188万4,462円 | 194万615円 | 199万7,849円 |
利息総額 | 84,462円 | 14万615円 | 19万7,849円 |
金利 | 5% | ||
---|---|---|---|
借入年数 | 3年 | 5年 | 7年 |
月々の返済額 | 53,947円 | 33,968円 | 25,441円 |
返済総額 | 194万2,113円 | 203万8,090円 | 213万7,044円 |
利息総額 | 14万2,113円 | 23万8,090円 | 33万7,044円 |
返済期間を3年にすると、毎月の返済額は約50,000円と高くなりますが、利息総額は金利3%なら10万円以下に抑えられます。一方、5年や7年だと返済額が20,000~30,000円台となりますが、利息総額が10~30万円台と高くなります。
高めの金利が適用されても最後まで無理なく返済できる金額に抑えるには、多少利息総額が上がっても、5年や7年が無難といえるかもしれません。
100万円や300万円の車種だと月々の返済額はいくら?
シミュレーションを見て、自身の収入では200万円のカーローンを組むのは難しい、反対に月々の返済額を上げてよりグレードの高い車種を購入したいと思った方もいるでしょう。
ここでは、借入額を100万円と300万円とした場合の毎月の返済額をシミュレーションしてみましょう。なお、200万円のときと同様に、返済期間は3、5、7年、金利は3%と5%とします。
100万円のカーローンを組む場合

100万円で購入できるダイハツ 「ミライース」LグレードSA III(2WD)を例に、月々の返済額を算出します。なお車体価格は95万9,200円となるため、借入額は100万円として考えます。
〈ミライースの返済額〉
金利 | 3% | ||
---|---|---|---|
借入年数 | 3年 | 5年 | 7年 |
月々の返済額 | 29,081円 | 17,968円 | 13,213円 |
返済総額 | 104万6,922円 | 107万8,120円 | 110万9,913円 |
利息総額 | 46,922円 | 78,120円 | 10万9,913円 |
金利 | 5% | ||
---|---|---|---|
借入年数 | 3年 | 5年 | 7年 |
月々の返済額 | 29,970円 | 18,871円 | 14,133円 |
返済総額 | 107万8,950円 | 113万2,270円 | 118万7,242円 |
利息総額 | 78,950円 | 13万2,270円 | 18万7,242円 |
200万円より借入額が少ないことで、返済期間を3年としても毎月の返済額が30,000円以内と、無理のない返済額に収まるでしょう。一方、5年や7年だと月々の返済額を10,000円台に抑えられますが、利息総額が10万円台と高くなります。
月々の返済負担を抑えるなら、返済額が20,000円以内に収まる5年や7年での返済がおすすめです。
定額カルモくんでダイハツ「ミライース」を契約すれば、11年契約で月額 14,030 円から利用できます。初期費用などの出費を気にせず人気車種に乗りたい方は、こちらをチェック!
300万円のカーローンを組む場合

車体価格300万円程度の車として、トヨタ「ハリアー」を例に月々の返済額をシミュレーションしてみましょう。エントリーモデル、Sグレード(ガソリン・2WD)は車体価格が299万円のため、借入額は300万円として算出します。
〈ハリアーの返済額〉
金利 | 3% | ||
---|---|---|---|
借入年数 | 3年 | 5年 | 7年 |
月々の返済額 | 87,243円 | 53,906円 | 39,639円 |
返済総額 | 314万769円 | 323万4,360円 | 332万9,746円 |
利息総額 | 14万769円 | 23万4,360円 | 32万9,746円 |
金利 | 5% | ||
---|---|---|---|
借入年数 | 3年 | 5年 | 7年 |
月々の返済額 | 89,912円 | 56,613円 | 42,401円 |
返済総額 | 323万6,856円 | 339万6,820円 | 356万1,740円 |
利息総額 | 23万6,856円 | 39万6,820円 | 56万1,740円 |
これまで例に挙げてきた車種より車体価格が高くなることで、月々の返済額は約30,000~50,000円ほど上がります。3年でローンを組むと月々90,000円近い返済になるので、負担を抑えたい方は5年や7年で組むのがおすすめです。
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200万円の車を買うなら新車と中古車のどっちがいい?
100万円や300万円での月々の返済額がわかり、200万円のカーローンを組んで新車を買いたいと感じた方もいるでしょう。しかし新車購入が難しいという場合は、中古車を購入する方法もあります。
そこで200万円のカーローンを組む際、新車と中古車のどちらを選んだらいいのか、それぞれの特徴を紹介します。
200万円で買える新車の特徴
200万円で購入できる新車には、ハイグレードの軽自動車やコンパクトカーなどがあります。新車であれば自動駐車機能やペダルの踏み間違い防止機能など、安全性や走行性を考慮した最新機能が搭載された車を購入できる可能性もあります。
デメリットとしては、契約から納車までに日数がかかることが挙げられます。
200万円で買える中古車の特徴
中古車は、価格を抑えられるのが特徴です。新車だと手が届きにくい車種でも、中古車なら乗れることがあります。さらに車両登録の後、一度も使われていない「登録済未使用車」を選べば、いい状態の車に低価格で乗れる可能性もあるでしょう。
一方、新車より故障のリスクが高いことがデメリットとなります。
中古車で憧れの車種に乗っても修理費用などが気になる方は、維持費を定額にできる定額カルモくんの中古車リースがおすすめです。さらに定額カルモくんなら、保証が充実している上、分割払いで月々の支払いも抑えられます!
カーローンを組む際の注意点
カーローンを組む際、税金や保険料、車の維持費なども考慮して返済計画を立てることが重要です。ここでは、カーローンを組む際の注意点について解説します。
カーローンの借入額には上限がある
カーローンの借入額は、年収の30~40%が目安となります。なお、借入額に影響を与えるのが返済比率です。返済比率は年収に占める年間の返済額の割合のことで、25~35%が目安です。ただし車以外に借入れがある場合、借入額の総額で返済比率を算出する点に注意が必要です。
カーローンを組む際、借入額や返済額を考慮して無理のない返済計画を立てましょう。
自分に合ったカーローンの種類を選択する
カーローンには、銀行系ローン、ディーラーローン、自社ローンなどがあります。カーローンを組む際は、これらの特徴を把握して自分に合ったカーローンを選択しましょう。
銀行系ローンは銀行や信用金庫などの金融機関が提供するローンで、審査の基準は厳しいものの金利は1~2%ほどと低いのが特徴です。ディーラーローンは、ディーラーを通して信販会社などで組むカーローンのことで、手続きが簡単で審査結果も早く出る半面、金利は高い傾向にあります。自社ローンは、自動車販売店が独自の基準を設けて審査を行うカーローンで、比較的審査に通りやすいとされています。
購入後にかかる維持費も考慮する
カーローンを組むと、返済額のほかにも、おもに以下の費用が発生します。カーローンを組む際は、これらの負担も考慮して検討することが大切です。
- 駐車場代
- ガソリン代
- 自動車税(種別割)
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 任意保険料
- 車検費用
- 部品交換代金 など
車の維持費は車種や使用頻度などによって異なりますが、各種税金や車検費用、メンテナンス費用だけでも年間で数十万円の負担になる可能性があります。節約できる項目もありますが、加入が必須な自賠責保険のほかに、搭乗者の身体、車などの補償がある任意保険には加入しておくことをおすすめします。
自身のライフプランを考えて返済計画を立てる
カーローンを組むなら、子供の教育費など今後のライフプランを考えて返済計画を立てる必要があります。将来の貯金などのためにできる限り月々の返済額を抑えたいという方には、頭金を多めに支払う方法もあります。頭金を多く支払うことで借入額が低くなり、利息も抑えられます。
定額カルモくんなら、初期費用も不要で乗りたい新車に乗れる!
返済額のほかに初期費用や車の維持費などがかかることを知り、200万円のカーローンを組むのを不安に感じた方にはマイカーのように新車に乗れるカーリースがおすすめです。
カーリースは、リース会社が契約者のために購入した新車を定額制で利用できる車のサブスクリプションサービスです。
中でも「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、頭金が不要で、月額料金に各種税金や保険料が含まれているため、購入するよりも少ない負担でカーライフを始められます。メンテナンス費用も定額にできるプランを選べば、月額料金以外に発生する費用をガソリン代と駐車場代程度に抑えることも可能。
200万円のカーローンを組む際のシミュレーションで例に挙げたヤリス クロスの場合、定額カルモくんなら11年契約で月々
26,570
円から利用できます。
そこで定額カルモくんの特徴を紹介します。
月額料金が安い
定額カルモくんでは、月々10,000円台から新車に乗れるなど業界最安水準*のプランを提供しています。月々の支払いを抑えられることで、カーローンと同じ金額でも、よりグレードの高い車種に乗れる場合もあります。
さらに車の維持費をすべて定額にできるメンテナンスプランに加入すれば、急な出費に悩むこともありません。
* 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
契約満了時に車がもらえる
定額カルモくんでは7年以上の契約の場合、契約満了時に乗っていた車が自分のものになります。そのため、乗り慣れた車をマイカーにすることが可能です。
契約満了時に残価精算が発生しない
定額カルモくんではクローズドエンド方式を採用しているので、契約満了時の残価精算がありません。クローズドエンド方式とは、契約満了時の車の価値(残価)を契約時に公表せず、契約時に設定した残価と満了時の査定額との差額を請求しない契約方法です。一方、オープンエンド方式を採用していると満了時に差額を請求される場合があります。
大きな出費を気にせず新車に乗れるカーリースですが、利用には審査があります。カーリースの審査は手続きが簡単なので、気になる方は受けてみてはいかがでしょうか?
カーローン返済が不安な方にはカーリースがおすすめ
200万円でカーローンを組むには、車体価格以外にかかる費用を考慮しておく必要があります。しかし、定額カルモくんなら初期費用が不要で貯金がなくても新車に乗れるので、カーローンの返済が不安な方にもおすすめです。
よくある質問
Q1:200万円のカーローンを組むなら、月々の返済額はいくら?
A:200万円のカーローンを組む場合、月々の返済額は借入期間5年や7年で20,000~30,000円が目安です。カーローンを組む際、返済額のほかに税金や保険料、車の維持費などがかかることを考慮して無理のない返済計画を立てておきましょう。
Q2: カーローンとカーリースはどちらがお得?
A:カーローンを組むと、車体価格のほかに初期費用やメンテナンス費用などが発生します。一方、カーリースなら、初期費用がかからず、税金や保険料などを含めて定額で車に乗れるので家計の管理が簡単にできます。
Q3:カーリースを契約するなら、どのリース会社がおすすめ?
A:定額カルモくんには、車の維持費も定額にできるメンテナンスプランがあります。さらに、契約満了時にそのまま車がもらうことができるので、マイカーのように車に乗れます。
※記事の内容は2021年6月の情報で制作しています。