車を買うには、数十万~数百万円という大金が必要になります。こうした大金をキャッシュですぐに用意できる方は、それほど多くありません。多くの場合、ローンを利用して車を購入するのではないでしょうか。
しかし、ローンを利用するには審査に通らなければいけません。車が必要だから、ローンには絶対に通らなければならない。そのような状況の方もいるでしょう。
そこで、絶対通るマイカーローンはあるのか、また、マイカーローンの審査に通らない理由や通りやすくなる方法などをご紹介します。
- 絶対通ると言い切れるマイカーローンはないがローンの種類によって通りやすさは異なる
- 返済能力の低さや金融事故などが理由でマイカーローンの審査に落ちることがある
- 絶対に通ると言い切れるローンはないが、カーリースという選択肢もある
絶対通るカーローンはある?各カーローンの特徴
まずは、カーローンにはどのような種類があるのかを見ていきましょう。おもなカーローンは、銀行系カーローン、ディーラーローン、自社ローンの3つです。いずれも契約には審査に通る必要があるため、この中に誰でも通るカーローンはないといえるでしょう。
ただし、カーローンの種類によって審査の通りやすさは異なります。審査に通過する可能性を高めるためにも、各ローンの特徴を確認し、自身の状況と合わせて通りやすいものを選ぶことが大切です。ここでは、各ローンの特徴について解説します。
銀行系カーローンの特徴
銀行系カーローンは、金利が1~4%程度と低めに設定されている半面、審査がきびしいのが特徴です。特に、過去に滞納などの金融事故を起こしていると、審査に通るのは難しいといえます。
銀行によって、借入可能額や借入期間が異なる点も特徴のひとつです。そのため、各銀行のローンの借入額や期間については、審査を受ける前にしっかりと確認しておくといいでしょう。
ディーラーローンの特徴
ディーラーローンでは、ディーラーが提携する信販会社と契約します。銀行系ローンに比べて審査に通りやすい傾向がありますが、金利は5~8%程度と高めである点が特徴です。
したがって、ディーラーローンで長期にわたっての返済となると、その分金利による負担が大きくなってしまうでしょう。審査を申し込む前には、返済総額がいくらになるのかを確認しておくことが重要です。
自社ローンの特徴
自社ローンは、「ローン」と呼ばれてはいますが、正確には販売店が独自に提供する分割払いのシステムです。車の購入代金を販売店が一時的に立て替え、契約者は分割で返済していきます。ローンとは異なり、金利がないことや金融機関を通さずに審査を行うことが特徴です。
自社ローンの審査基準は独自性が高いため、ブラックリストに登録されている状況であっても審査に通る可能性があります。その一方で、保証料や手数料が発生したり、対象となるのが中古車に限られたりすることが多いなどのデメリットもあるため、注意が必要です。
カーローンの審査に通らないのは理由がある
マイカーローンの審査基準は公表されず、審査に通らなかった場合もその理由を知ることはできません。そのため、審査に落ちた理由を知るには、自身の状況と照らし合わせて考える必要があります。
ここからは、マイカーローンの審査に通らない原因と考えられる理由を4つ解説します。
返済能力が低いと判断されたから
申込者の返済能力が低いと判断されると、審査に通らないことがあります。例えば、借入希望額に対して年収が低い場合や勤続年数が短い場合、雇用形態が派遣やパート・アルバイトであるなど安定した収入が見込めない場合です。
マイカーローンの返済は長期にわたるため、審査では返済が滞る可能性はないかが重視されます。収入や返済の安定性を見極めるには、年収・勤続年数・雇用形態などが判断材料となるため、上記に当てはまっていると、審査で不利になってしまう可能性があります。
過去に滞納や債務整理などの金融事故を起こしているから
直近5~10年以内に、ローン返済やクレジットカードなどの支払遅延、債務整理といった金融事故を起こしていると信用情報に傷がつき、審査に通らないことがあります。金融事故と判断される事例は多岐にわたり、携帯電話の料金やクレジットカード利用料金の支払遅延なども該当します。
審査では信用情報が参考にされるため、これらの金融事故によって情報に傷があると、審査で不利に働きます。
マイカーローン以外の借入れが多いから
マイカーローンの審査時には、クレジットカードのキャッシング、カードローン、住宅ローンなどが借入額の上限に達していないか、年収に対して返済可能な額であるかどうかも見られます。
さらに、マイカーローンの中には、すべてのローン借入額の上限を規定しているところもあります。したがって、借入れが多く規定額を超えていたり、年収から返済が難しいと判断されたりすると、審査に通るのが難しくなってしまうのです。
申告内容に虚偽があったから
審査に通過したいがために、年収や勤続年数などを偽って記載、申告するのは避けましょう。
前述したように、ローンの審査時には信用情報を確認するため、虚偽の申告はいずれ見つかります。虚偽申告は、信用度が下がり審査に落ちるだけでなく、ローン会社から訴えられかねません。審査に申込む際は、正しい内容を記載しましょう。
マイカーローンの審査に通るためにできることは?
前述のように、マイカーローンの審査においては、通過できる基準や落ちた理由については明かされないため、絶対に審査に通る方法も存在しないといえるでしょう。しかし、審査に通らない理由を知り、適切に対処すれば、一度は審査に落ちたとしても再審査に通る可能性が誰にでもあります。
ここからは、審査や再審査に通るために何ができるのか見ていきましょう。
仮審査を受ける
マイカーローンの審査には、本審査と仮審査があります。仮審査に通ったからといって必ず本審査に通るとは限りませんが、事前にどの程度審査に通る可能性があるのかを知れるため、受けておいて損はないでしょう。
借入金額を下げるために頭金を用意する
借入金額と申込者の信用度が見合っていないことが理由の場合、頭金を用意することで審査に通るハードルを下げられる可能性があります。まとまった金額を先に支払えば借入希望額が少なくなり、審査対象となる金額を下げられるためです。
頭金の額は一般的に車両本体価格の20~30%程度が相場とされています。また、頭金を入れることで審査のハードルを下げるだけでなく、計画的に貯蓄ができているという印象を与えて審査時にプラスとなる場合もあるでしょう。
年収とのバランスをとるためにマイカーローンの申込額を下げる
マイカーローンの申込額は、自身の年収に見合った額にしましょう。
マイカーローンの審査では、借入希望額だけでなく利用中のほかのローンやキャッシングなども含めた年間の総返済額が、年収に対してどの程度の割合を占めるかを示す返済負担率がみられるといわれています。
返済負担率は、30~35%程度が目安となります。すでにほかの借入れがある場合は、返済してしまいましょう。カードで気軽に利用できてしまうキャッシングや、リボ払い、分割払いなども返済しておくのがおすすめです。
それでも返済負担率が目安を超えそうな場合は、購入する車のグレードを下げる、もしくは新車ではなく中古車にすることを視野に入れるのもいいでしょう。
信用度を上げるために保証人を立てる
保証人を立てると信用度が上がり、審査のハードルが下がる可能性があります。保証人とは、契約者本人が万が一返済不可能となったときに、その返済を代わりに担う方のことです。例えば、親や同居している親族、配偶者などに頼むことが多いでしょう。
ただし、保証人を立てると申込者だけでなく、保証人自身の返済能力も審査に加味されます。収入の安定性や勤続年数の長さなど、ローン会社や金融機関から信用度が高いと判断されやすい方に依頼するのがおすすめです。
信用情報が白紙になるまで待つ
自己破産や任意整理の経験があり、ブラックリストに載っていることがわかっている方は、信用情報が白紙になるまで審査を待ったほうがいいでしょう。自己破産の場合は、7~10年程度で信用情報がホワイトになるといわれています。
ただし、信用情報から自己破産の履歴が消えたとしても、ブラックからホワイトになったという事実は残るため、「なんらかの事故があった人だ」ということはわかってしまいます。
初期費用0円、月々10,000円台から好きな新車に乗れる方法はこちら
マイカーローンは返済の負担が重くなりがち
マイカーローンでは審査に通って終わりではなく、その後長期的に返済していく必要があり、ローンを組めた方も返済を負担に感じるケースは少なくありません。事前に返済のイメージができていれば、思っていたよりも負担が重いという事態にはなりにくいでしょう。
そこで、カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」の調査*より、実際にマイカーローンを組めた方が月々いくらくらい返済しているのか、また、その返済額についてどのように感じているのかご紹介します。
上の図より、マイカーローンの月々の返済額で最多の回答は「20,000円」、次いで「30,000円」であることがわかります。この返済額に対して、半数以上の方が「もっと少ないほうがいい」と回答しています。納得してローンを組んでも、実際に返済を続けていると思いのほか負担が大きいと感じてしまう方が多いということでしょう。
さらに、車の維持には、マイカーローンの返済だけでなく、税金やガソリン代、自動車の保険料などもかかります。早く完済できるよう借入期間を短くすると、月々の返済額が高くなり、ほかの維持費と合わせて車に関する支出が家計を圧迫してしまうことも否定できません。
そのため、マイカーローンを利用して車を購入するのが妥当な選択かどうか、申込みの前にしっかりと検討するのがおすすめです。
支払いやローン審査が不安な方は、審査に通りやすいといわれている、頭金なし、利息なしの月10,000円台から利用できるカーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」で「お試し審査」をしてみてはいかがでしょうか?
審査に通っても即契約とはならないので、車を持つ方法のひとつとして気軽に試せます。
*定額カルモくんが2020年8月17日~9月2日に車を所有している全国の男女390人を対象として行ったインターネット調査
誰でも通るマイカーローンはない!ローンよりも手軽に新車を持てる方法とは
絶対に通るマイカーローンは基本的にありませんが、まとまった費用を準備できない、ローン審査に落ちてしまった、という方も車を持てる可能性はあります。初期費用0円、税金などの維持費込みの月々払いで利用できるカーリースは、手軽に車を持ちたい方から今、大きな注目を集めています。
中でも、業界最安水準の月額10,000円台から好きな新車に乗れる「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、ローン審査に落ちた方も多数利用中で、2018年のサービス開始以来、25万人以上が申込んだ実績のあるカーリースです。
ローン審査に通らない方が、なぜカーリースを利用できているケースが多いのか「定額カルモくん」を例にご紹介しましょう。
手軽に新車を持てるカーリースの「定額カルモくん」とは
カーリースは、毎月一定の料金を支払うことで、好きな新車をマイカー感覚で利用できるサービスです。
定額カルモくんの月額料金の中には、車に乗り始める際に必須となる自動車税(種別割)や自賠責保険料、自動車重量税、各種手数料なども含まれています。契約期間中にかかる費用の総額を契約月数で割って月額料金が算出されるため、初期費用0円で利用できる上、毎月定額料金を支払うだけで車を持てます。
さらに、定額カルモくんでは、家計にとって大きな出費となる車検代やメンテナンス費用を月額料金に含めることも可能です。車にかかる維持費の大半が定額となるので、まとまった出費の心配がなく、家計管理も楽にできます。そのため、経済的に余裕がなくても、手軽に新車を持てるのです。
誰でも通るマイカーローンを探している方におすすめの理由
カーリースもマイカーローンと同じく、利用の際は審査に通る必要があります。しかし、定額カルモくんはローン審査に落ちた方も利用できているケースが多く、誰でも通るマイカーローンを探している方も車を持てる可能性があります。
その理由のひとつは、リース料金の算出方法にあります。カーリースの月額料金は、車両本体価格から契約満了時の想定下取り額である残価を差し引いて算出されます。そのため、車両本体価格全体を支払うマイカーローンに比べて、審査対象となる金額を抑えやすいのが特徴です。
さらに、定額カルモくんは業界最安水準のカーリースで月額料金が安く、返済負担率を低めにできる点も、ローン審査に落ちた方が利用できる理由のひとつと考えられます。
審査に不安のある方に定額カルモくんがおすすめの理由を詳しく見る
「ローン審査に通らなかったが新車を持てた!」という方の体験談
定額カルモくんでは、マイカーローンの審査に通らず車が持てなかった経験のある方が多く審査に通過し、サービスを利用しています。以下は、実際に定額カルモくんを利用している方3名の声です。
車を購入しようとローンに申し込んだものの、過去の料金支払い忘れが影響し審査に通りませんでした。しかし、定額カルモくんに申し込んだところ無事審査に通過。欲しかった車種に新車で乗ることができて満足しています。
自身の状況からローン審査は難しいと思いつつも車に乗りたかったため、ダメ元で定額カルモくんに相談しました。驚いたことに審査に通過。税金などの費用もすべて込みで、毎月定額の支払いで利用できているため、安心して大好きな車に乗れています。
車検をきっかけに乗換えを検討しましたが、前の車を購入する際にマイカーローンの審査に落ちていたため、ローンでの購入は難しいと考えていました。定額カルモくんの審査にも不安がありましたが無事に通過し、毎月定額で最初から決めていた車種の新車を持てました。
このように、審査に不安を感じていた方が定額カルモくんを利用できているケースは多数あります。
「とりあえず審査を受けてみて利用するか考えたい」という方は、定額カルモくんの「お試し審査」がおすすめです。お試し審査の概要は以下のとおりです。
- 人気の車種を仮指定し、審査に通るか試せる
- 審査申込みは5分で完了、通常翌営業日に審査結果が届く
- 審査に通るか確認してから車種やプランを選べる
- 審査結果を基に、審査に通る範囲の車を案内してもらえる
- 契約前であればキャンセル可能
ぜひ気軽に試して、どのような車を持てるか確かめてみましょう。
マイカーローンを組めなくてもより手軽な方法でカーライフを始めよう
今回ご紹介したように、絶対通るマイカーローンは基本的にありません。まとまった出費を避けて月々払いで車を持つなら、カーリースという選択肢もおすすめです。
定額カルモくんは、初期費用0円、業界最安水準の月々10,000円台から好きな新車を持てる人気のカーリースです。ローン審査に落ちた方の利用実績も多く、顧客対応満足度98.9%*で利用者から高い評価を受けています。資金面や審査に不安を感じている方は、まずは利用できるか「お試し審査」で気軽に確かめてみるのがおすすめです。そして、結果を基に車種やプランを相談してみましょう。
わかりやすい資料があります!
マイカーローンで購入した場合との費用比較や、大手リース他社とのサービス・料金比較、素朴な疑問への回答など、詳しくご紹介しています。
*2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート
よくある質問
Q1:誰でも通るマイカーローンはある?
A:残念ながら、誰でも通ると言い切れるカーローンはありません。カーローンの中にはいくつか種類があり、種類ごとに特徴や審査の通りやすさが異なります。「銀行系カーローンよりもディーラーローンのほうが審査に通りやすい」といわれることもありますが、その半面、金利が高いなどのデメリットもあるため注意が必要です。
Q2:カーローンの審査に通らない理由は?
A:審査に落ちた場合の理由は公表されず、人によって異なりますが、借入希望額に対して年収が低い、過去に金融事故を起こしている、といった理由で審査に通らないことがあります。カーローン審査に通らない理由について詳しくはこちらで解説しています。
Q3:誰でも通るわけではないマイカーローンの審査のためにできることは?
A:マイカーローンの審査および再審査を申し込むのであれば、頭金を用意したり、車種のグレードを下げたりして借入希望額を下げること、また、保証人を立てて信用度を高めることなどで、審査に通りやすくなる場合があります。
※記事の内容は2022年11月時点の情報で執筆しています。