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車検が初めての方必見!費用や必要書類、車検の流れなど基礎知識を徹底解説

車検が初めての方必見!費用や必要書類、車検の流れなど基礎知識を徹底解説
車検が初めての方必見!費用や必要書類、車検の流れなど基礎知識を徹底解説

車検は車を所有している方が定期的に行う必要のある検査ですが、初めての車検だと何から始めたらいいのか、準備するべきものやタイミングなどがわからないこともあるでしょう。そこで、初めて車検を受ける方に向けて、車検を受ける流れや準備するものなど、車検を受けるときに知っておくべき基礎知識をご紹介します。

  • 車検は有効期限の1ヵ月前から当日に受けるのが一般的
  • 車検は整備工場や代行業者に依頼する方法のほかに自分で行うユーザー車検がある
  • 車検費用の負担が大きい場合は月額払いで新車に乗り換える方法もある

車検を初めて受けるときに知っておきたい基礎知識

車検を初めて受けるときに知っておきたい基礎知識

車検とは道路運送車両法で行うことが義務付けられている制度のことで、有効期限が切れてしまうと公道の走行ができなくなってしまいます。そのため、車検を受けるタイミングを事前に把握し、車検満了日までに車検を受けることが大切です。そこで、車検を受ける時期や満了日の確認方法など、車検の基礎知識をご紹介します。

車検を受ける時期

車検は有効期限が切れる1ヵ月前から当日までに受けるのが一般的です。しかし、車検を受ける時期は、新車と中古車で異なります。そこで、新車と中古車のそれぞれの車検を受ける時期を見ていきましょう。

・新車の初回車検は購入してから3年後
新車の場合、初回の車検は新車登録から3年後、それ以降は2年ごとに行います。これは、普通車でも軽自動車でも同様です。初回だけ3年後と長めに設定されている理由は、新車の場合、部品などすべてが新品のため、故障などが起きにくいためです。

車の劣化は経年劣化や使用頻度によって進みます。運転方法やメンテナンスの頻度などによっても状態は異なりますが、車は使用年数が長くなるほど整備箇所や交換部品が増える傾向にあることから、2回目以降は2年間隔と定められています。

・中古車は購入時の有効期限によって異なる
中古車の場合も車検を受ける時期は新車と同じで、新車登録から3年以上経過していれば2年ごとに車検を受ける必要があります。また、購入時点で車検期間が残っているかどうかによって、車検を受けるタイミングが異なります

すでに車検切れの車を購入した場合、納車前に車検の更新手続きを行うため、購入から2年後に車検を受けることになります。一方、車検の有効期間が残っていた場合は、車検証に記載の満了日までに車検を受ける必要があります。

車検満了日の確認方法

車検の満了日は車検証(自動車検査証)と、車検ステッカー(検査標章)で確認できます。

車検証は道路運送車両法で走行時の携帯が義務付けられており、多くの方は車のグローブボックスに保管しています。車検の満了日は車検証の左下にある「有効期限の満了する日」で確認できます。車検ステッカーはフロントガラスの上部に貼られているシールです。なお、普通自動車は水色、軽自動車はオレンジ色をしています。

車検ステッカーは外側からみると、車検の満了年月が記載されており、大きい数字が月、小さい数字が年となります。運転席側から確認できる裏側には満了日も記載されています。

車検を受ける3つの方法

車検を受ける3つの方法

初めての車検だと車を購入したディーラーや中古車販売店、大手カー用品店などに依頼するのが安心だという方も多いでしょう。しかし、車検を受ける方法によっては費用に違いがあったり、それぞれでメリットとデメリットがあります。ご自身に合った方法で車検を受けるためにも、車検を依頼する方法について知っておきましょう。

ディーラーやカー用品店に依頼する

車検は、車を購入したディーラーや中古車販売店、カー用品店、ガソリンスタンドなどに依頼できます。どの業者にも車検の更新は依頼できますが、それぞれに特徴や費用が異なります。

・ディーラー
メーカーの正規販売店であるディーラーでの車検は、ディーラー指定の工場で整備を行い、メーカーから指導を受けた整備士が対応するため質が高い一方で、整備に純正パーツを使用するため、ほかの業者に比べて費用が高い傾向があります。

・中古車販売店やカー用品店、車検専門店
中古車販売店やカー用品店の車検は、パーツの品揃えがよく、オイルやバッテリーなどの消耗品も安価で交換しやすいでしょう。大手カー用品店では会員価格やポイント付与などの割引が受けられるなどのメリットの一方で、店舗や整備士によって整備の質が異なるというデメリットもあります。

なお、車検専門店ではスピード車検といって、車検を更新するためだけのメニューが用意されていることもあります。数時間や即日で車検が更新できるのがメリットですが、車検項目以外の点検や整備が行われないケースもあるので注意しましょう。

・ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでの車検は自宅付近で依頼する業者が選べることや、給油の際に相談できたり、24時間予約を受け付けているところもあったりといった気軽さが魅力です。このように手間が抑えられる一方で、車検を更新するための最低限の点検項目で安く車検の対応を行っている場合もあります。また、外部の整備工場で車検を行うことも多いため、時間がかかる場合もあるでしょう。

町の整備工場に依頼する

車の整備工場には「認証工場」と「指定工場」があり、どちらにも車検を依頼できます。ただし、自社の工場で車検ができるかどうかに違いがあります

・認証工場
認証工場とは、地方運輸局長が車の分解整備を行うことを許可している自動車分解整備事業者のことです。ただし認証工場内での車検は認められていないため、自社工場内で整備を行った後に、認証工場が運輸支局や自動車検査登録事務所(車検場)などで検査を行います。

・指定工場
指定工場とは、設備や整備士が一定の基準を満たしている認証工場に対して、地方運輸局長が指定自動車整備事業者として指定した工場のことです。一般的に「民間車検場」とも呼ばれます。指定工場では自社工場内で車検を行うことができるため、認証工場に依頼するよりも比較的早く車検が受けられるでしょう。

ユーザー車検を受ける

ユーザー車検とは自分で車検場に車を持ち込み、規定の検査項目に沿って検査を行う方法です。

ユーザー車検は車検業者に依頼する費用がかからないため、数万円程度費用を抑えることが可能です。ただし、自分で点検作業を行わなくてはいけないため、技術や知識が必要となります。また、運輸支局は平日のみの営業のため、土日はユーザー車検を受けることはできません。

なお、業者に依頼した際には、車検と併せて行われる24ヵ月点検ですが、ユーザー車検の場合は自身で行わなくてはいけません。なお、24ヵ月点検は車の故障を防ぐための定期的な検査を目的としているため、不安な場合は業者に依頼するのがおすすめです。

車検を受ける流れ

車検を受ける流れ

初めて車検を受ける際に、事前にどのような流れになるのか知っておくことでスムーズに車検を受けることが可能です。そこで、代行業者に依頼した場合の車検を受ける流れをご紹介します。なお、依頼する業者によって詳細は異なります。

1. 見積りをとる

まずは車検業者から見積りをとりましょう。車検費用や整備項目は車検業者によって異なるため、複数社で比較するのがおすすめです。ディーラーやカー用品店などの車検業者では、インターネットや電話で見積り依頼ができます。また、車検業者によっては実際に車を持ち込んで見積りを出してもらうことも可能です。いずれにしても見積りのみの依頼は基本的に無料となります。

実際にカー用品店に車を持ち込む場合、見積りにかかる時間は1時間程度が目安です。ただし、混雑している場合には時間がかかる場合もあるので、車検切れを防ぐためにも満了日直前の見積り依頼は避けるようにしましょう。

2. 見積り内容を確認したら予約をする

車検は基本的に予約が必須です。

業者に依頼する場合は、見積りの内容を確認したら、依頼日や引取日時などを車検業者と相談して予約をしましょう。
なお、車検満了日の約1ヵ月前が予約を行う目安です。車検を依頼する際に代車が必要であれば、予約するタイミングで伝えておきましょう。車検満了日が近い場合も、その旨を車検業者に伝えることが大切です。

また、ユーザー車検の場合は、国土交通省が管轄する「自動車検査インターネット予約システム」から予約しましょう。軽自動車は普通車とサイトが異なります。普通車は専用サイトからのみの予約ですが、軽自動車は電話予約も可能です。ユーザー車検では、依頼したい日の約2週間前から予約が可能です。

3. 予約した日に車を持ち込む

あらかじめ必要な書類を確認しておき、当日までにそろえておきましょう

車検の予約日になったら、車検を依頼した業者に車を持ち込みます。車内に洗車用品などがあっても少量であればそのままで問題ありませんが、車検業者によっては車内の荷物をすべて取り出すように指示される場合があります。どちらの場合でも、貴重品は車内に残さないようにしましょう

業者に依頼する場合、作業の説明や終了日について説明があります。車のことで日頃気になっている点があれば、このときに相談するといいでしょう。代車を依頼している場合は、手続きをして代車を受け取ります。

4. 車を引き取る

車検が終わったら、車検業者に車を引き取りに行きます。車検にかかる時間は業者によって異なり、車検専門店などは早ければ1時間程度、ディーラーなどに依頼すると2~3日かかる場合もあります。

また、各種税金や自賠責保険料などの法定費用は車を預ける際に前払いするのが一般的です。車検業者に依頼した際にかかる車検基本料や整備費用は、引き取り時に精算することが多いでしょう。最近ではクレジットカードに対応している業者も増えてきましたが、利用できない場合もあるので予約時に確認しておくと安心です。

なお、引き取りの際は、新しい車検証や車検ステッカー、自賠責保険証明書などの書類を受け取ります。車検業者によっては引き取りと同時に検査結果やアドバイスが受けられることもあります。

車検に必要なもの

車検に必要なもの

車検を受けるために必要なものは、車検を依頼する業者によって異なります。ここでは、車検を受ける方法別に、準備するべきものをご紹介します。

ディーラーやカー用品店、整備工場に依頼する場合

ディーラーやカー用品店といった車検業者や整備工場に依頼する場合、以下が必要です。

  • 車検証(自動車検査証)
  • 自賠責保険証明書(自動車損害賠償責任保険証明書)
  • 自動車税(種別割)納税証明書

・車検証(自動車検査証)
道路運送車両法の保安基準を満たしていることを証明する車検証には、車の種別や車両番号などの情報が記載されています。

・自賠責保険証明書(自動車損害賠償責任保険証明書)
自賠責保険証明書は自賠責保険に加入すると発行される証明書で、走行時に携帯する必要があります。

・自動車税(種別割)納税証明書
自動車税(種別割)納税証明書は、自動車税(種別割)を納めた後に発行される証明書です。自動車税(種別割)は4月1日時点で車を所有している方が納税対象となっており、税額は車の排気量によって変わります。

ユーザー車検を受ける場合

ユーザー車検では車検業者や整備工場に依頼する場合の持ち物に加えて、自動車検査票など4種類の書類が必要です。ユーザー車検の必要書類は以下のとおりです。なお、自動車検査票や自動車重量税納付書、継続検査申請書は運輸支局の窓口で受け取れるので、事前に準備する必要はありません。

  • 自動車検査票
  • 自動車重量税納付書
  • 継続検査申請書
  • 定期点検整備記録簿

・自動車検査票
自動車検査票は検査項目が記載された記録用紙です。車検時に検査項目に不備がなければ合格印が押されます。

・自動車重量税納付書
自動車重量税納付書は自動車重量税を納めるための用紙です。重量税は車の購入時と車検時に納める税金のことです。

・継続検査申請書
継続検査申請書は車検が通った際に新しい車検証を発行するためのOCR用紙です。車検後にコンピュータに読み込ませると、自動的に新しい車検証が交付されます。

・定期点検整備記録簿
定期点検整備記録簿は12ヵ月点検や24ヵ月点検などの法定点検の際に提出する書類です。車検業者に依頼する場合は整備士などが記入してくれますが、ユーザー車検で法定点検を自分で行う場合は記入しておきましょう。

車検証を紛失してしまった場合はどうしたらいい?

車検証を紛失した場合は、普通自動車は運輸支局または自動車検査登録事務所で、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きを行えば車検証を再発行してもらうことができます

再発行には、申請書(OCR申請書第3号様式)、手数料印紙(300円)、車検証(き損したものを提出できる場合)、理由書、本人確認書類(運転免許証や健康保険証、パスポートなど)が必要です。申請書と理由書は運輸支局の窓口で受け取れますが、国土交通省のホームページでもダウンロード可能です。手数料印紙は運輸支局内で購入できます。

また、再発行の申請は車検業者に依頼することも可能です。その場合、捺印した委任状も必要となります。

車検費用はどれくらいかかる?

車検費用はどれくらいかかる?

車の維持費の中でも最も負担が大きいのが車検費用です。初めて車検を受ける方でも、車検は高いというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。そこで、初回の車検とそれ以降の車検費用にかかる費用の目安を解説します。

新車登録から3年(初回)の車検費用

車検費用は法定費用と車検基本料、整備費用で構成されています。

法定費用とは自動車重量税や自賠責保険料、印紙代のことで、車の状態にかかわらず一定の費用がかかります。車検基本料は車検業者に依頼した場合の手数料のことで、車の状態や整備内容によって整備費用がかかります。このように、車検の費用は車種やその車の状態、依頼する業者によっても異なります。

ただし、初回は新車登録から3年目の車検のため、整備費用の負担が少ない可能性が高いでしょう。初回の車検ではエンジンオイルやバッテリー、オイルフィルター、冷却水、ブレーキオイルなどの交換を行う可能性があり、それぞれの費用は依頼する業者によっても異なります。

また、初回の車検でかかる法定費用の目安は小型の普通車(1.0t以下)で31,000円前後、中型車(1.5t以下)で37,000円前後、大型車(2.0t以下)で42,000円前後です。

初回の車検でかかる車検基本料は、ディーラーが約35,000~10万円、整備工場が約20,000~65,000円、カー用品店が約10,000~45,000円、ガソリンスタンドが約15,000〜35,000円が目安となります。(2020年7月定額カルモくん調べ)

新車登録から5年以降の車検費用

2回目以降の車検は初回と比べて高くなる傾向があります。法定費用や車検基本料は、初回と同様ですが、車の状態によっては整備費用の負担が大きくなります。交換する部品が多い場合には、10万円以上かかることも珍しくありません。5年、7年と年数が経過するほどさまざまな部品の劣化が進み、交換部品が増え、車検費用は高くなっていくのが一般的です。

車検費用を抑えるためには、日頃から点検をこまめに行うことが大切です。また、急加速や急ハンドルなど、車体に負担のかかる運転は避けるようにしましょう。

車検費用を払う前にカーリースで新車に乗り換えるという選択肢もある

車検費用を払う前にカーリースで新車に乗り換えるという選択肢もある

「車検費用が思ったよりも高かった」「車検の期限が迫っているのにすぐに用意できない」という場合、車検に出す前に乗り換えるという選択肢もあります。実際、車検にはまとまった費用が必要という背景もあり、車検前に乗換えを検討する方も多いでしょう。そこで車検費用を負担せずに、新車に乗り換えられるカーリースについてご紹介します。

初期費用なしで新車に乗れる

車を購入すると、初期費用として車両本体価格の2~3割の金額がかかる場合もあります。例えば車両本体価格が100万円の車でも20~30万円が必要となるので、車検費用以上に負担となってしまうこともあるでしょう。

しかし、初期費用がいらないカーリースで乗り換えれば、契約時の負担を抑えることができます。そのため、車検費用や乗り換える購入費用がなくても、手軽に新車に乗ることが可能です。

リースなら車検費用も定額化できる

カーリースでは月額料金に法定費用が含まれているのが一般的です。さらに、車検やメンテナンスにかかる費用も定額化できるプランもあるので、車検の度に大きな出費に悩まされる心配がありません。購入した場合、経年劣化による高額な車検費用に備えて積み立てる方もいますが、カーリースではずっと定額で車の維持費のほとんどがカバーできます

中でもカーリースの定額カルモくんのメンテナンスプランでは、車検基本料や12ヵ月点検の法定点検、返却時の原状回復費用補償もすべてコミコミの定額制にできるので、車検時の負担軽減が可能です。
なお、メンテナンスプランには3つのプランがあり、契約期間中、ずっとメーカー保証が受けられるものもあります。

提携業者で気軽に車検が受けられる

定額カルモくんのカーリースなら、30,000店以上の提携工場で車検が受けられるので、近隣のディーラーや大手カー用品店など、自身の都合に合った業者に依頼できます。また、車検費用を含めたプランでも月額10,000円台から利用できるのも魅力のひとつです。

車検を受けるよりもカーリースで乗り換えるほうが家計への負担を抑えられる可能性があります。車検を受ける前に、まずはお試し審査で利用できるかどうか確かめてみてはいかがでしょうか。

カルモくんを資料で詳しく

車検前にしっかり準備をしておこう

車検を受ける際は有効期限を確認し、スケジュールに余裕をもって予約を行うと安心です。必要なものを確認し、不足があれば車検当日までに準備しておくようにしましょう。また初めての車検だと、多少費用がかかりますが車を購入したディーラーに車検を依頼するのが安心です。しかし車検費用の支払いが難しそうな場合は、思い切ってカーリースで乗換えを検討するのもおすすめです。

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よくある質問

Q1:車検を受けるにはどうしたらいいの?

A:有効期限の約1ヵ月前に車検を受け付けているディーラーや大手カー用品店、整備工場などへ見積りを依頼して予約を入れます。電話やインターネットで受け付けているところが多いです。その後車検当日に書類を用意して車を持っていきます。車検が無事終了したら車を引き取りましょう。

Q2:車検を受けるために必要なものって何?

A:業者に依頼する場合は車検証、自賠責保険証明書、自動車税(種別割)納税証明書、認印の4点が必要です。車検証と自賠責保険証明書は運転時に携帯が必要なので車内に保管されていることが多いです。自動車税納税証明書は毎年5月に自動車税納税通知書と一緒に送られてきます。

※記事の内容は2021年12月時点の情報で制作しています。

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