車のエアコンが効かない!冷えない・暖まらない原因や修理費用の目安を解説

車のエアコンが効かない!冷えない・暖まらない原因や修理費用の目安を解説
カルモくんなら新車が

春から秋にかけて、車内の温度は非常に高くなります。そんな中、エアコンが効かず車内が冷えなくなるのは、大変不便な上に、熱中症になるリスクも高まります。また、寒い地域では、冬の時期には暖房は欠かせません。しかし、故障の原因は一見してもわかりにくく、修理にかかる費用も心配になるでしょう。そこで、車のエアコンのしくみを基に、温度調節ができなくなる原因を解説し、故障したときの対応や、修理費用の目安についてもご紹介します。

【この記事のポイント】
✔車のエアコンの冷房と暖房はしくみが違うため、故障原因も異なる可能性がある
✔原因の特定は難しいため、プロに点検や修理を依頼するのがおすすめ
✔修理費用が高すぎる場合は、買替えやカーリースを検討しよう

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エアコンが効かなくなる原因は?

エアコンの構造

車のエアコンは、家庭用と同じように、冷媒と呼ばれるエアコンガスを内部で循環させることで、室内の熱を外に移動させて車内を冷やしたり、冷却水の熱を利用して暖めたりしています。そのため、フィルターがつまったり冷媒が不足したりすると、うまく室内が冷えなくなってしまいます。そのようなエアコンのしくみを踏まえて、車のエアコンが効かなくなったときに考えられる原因を見ていきましょう。

エアコンフィルターのつまり

エアコンフィルターのつまり

エアコンフィルターは、外から取り入れた空気を車内に送る際に、塵やほこりを取り除いてくれる役割を持っており、花粉や黄砂、PM2.5を除去できる高性能な製品もあります。

エアコンフィルターに汚れがつまると空気の通りが悪くなり、冷暖房が効きにくくなることがあります。そのため、長くフィルターを使っていると、フィルターにさまざまな汚れが溜まり、エアコンの効きを悪くしてしまいます。

エアコンガスのトラブル

エアコンガスのトラブル

冷たい空気を作る役割のエアコンガスが不足すると、空気を十分に冷やすことができず、冷房が効きにくくなってしまいます。エアコンガスは使用によって減るものではありませんが、車の振動でパーツの間に隙間ができて、漏れ出ることで、ガスが足りなくなることがあります。

コンプレッサーのトラブル

コンプレッサーのトラブル

コンプレッサーとは、圧縮機を意味する言葉です。エアコンガスは高圧で圧縮されることで液体になります。そして、液体が気化するときに発生する冷気が周囲の熱を奪うことで、空気が冷やされます。そのため、コンプレッサーにトラブルが発生し、ガスを気体にできなければ、冷房が効かなくなってしまいます。

エバポレーターのトラブル

エアコンの内部にあるエバポレーターは、熱交換器の役割を持ちます。コンプレッサーで液体化したエアコンガスは、最終的にエバポレーター内で噴射されて気化します。そのため、エバポレーターが目詰まりしていたり、エアコンガスが漏れ出たりしていると、冷気を作ることができず、冷房が効かなくなります

サーモスタットの故障

サーモスタットの故障

車の暖房はエンジンの熱で温まった冷却水を利用して暖かい空気を作り出しています。そして、エンジンを冷ますための冷却水を制御しているのが、弁のようなパーツのサーモスタットです。エンジンのスタート時に、サーモスタットが冷却水の循環を止めることで、エンジンを素早く温めることができます。しかし、サーモスタットが故障すれば、冷却水の循環が止まらず、冷却水が温まらないことで暖房が効かなくなります。

冷却水の不足

先述のとおり、冷却水の熱がなければ、暖かい空気を作ることができません。そのため、冷却水が不足すると、暖房が効きにくくなります。また、冷却水が少なくなると、水温計で温度の上昇が確認できたり、エンジンから異音がしたり、ほかの症状が出る可能性があります。

異常を感じたとき、故障なのかを調べる3つの方法

ここまでにご紹介したエアコンフィルターのつまりなど、エアコンが効かない理由が故障ではない場合もあります。そのため、まずは異常を感じたら、次の3つの方法で故障なのかどうかを確かめてみましょう。

1. エアコンフィルターの掃除や交換をする

まずはエアコンフィルターのつまりによって、空気の流れがさえぎられていないか確認しましょう。一般的に、エアコンフィルターは、助手席側の収納部分のグローブボックスの奥に取り付けられています。グローブボックスを取り外し、フィルターカバーを開ければ、エアコンフィルターを取り出すことができます。ただし、別の場所に設置されていたり、簡単にフィルターが取り外せなかったりする車種もあるため、あらかじめ説明書を確認しておきましょう。

〈フィルターの掃除方法〉
フィルターを取り外したら、ブラシでほこりを落とし、水洗い、乾燥の順で行います。洗濯用洗剤にしばらく浸け置きするのもおすすめです。ただし、1年以上経っている場合は、網目の奥に入った汚れが落としきれないことも多いので、交換したほうが良いでしょう。交換時は、新しいフィルターを差し替えて交換が可能です。

2. 内気循環にして風量を最大まで上げる

次に、エアコンから冷たい空気が出ているかを確認しましょう。車のエアコンには、車内の空気を循環させて風を送る「内気循環」と、外の空気を取り入れる「外気導入」があります。外気導入の場合、車内の温度が下がっているか確認しにくくなってしまうため、窓をすべて閉めて、内気循環に設定した上で冷房をつけてみましょう。風量を最大まで上げて、しばらく待っても冷房が効かなければ、どこかが故障している可能性があります。

3. 最低温度に設定して冷えるか確認する

内気循環にして風量を最大にした状態で、冷房の設定温度を最低まで下げて確認してみましょう。ただし、夏場など外が暑いときや、渋滞時には、冷房をつけてもすぐには冷えません。また、アイドリングストップ搭載車の場合、エンジンが止まるアイドリングストップ中はエアコンが切れてしまうため、確認前にはアイドリングストップ機能をオフにしておきましょう。

エアコンの修理はどこでできる?

フィルターの掃除をしたり内気循環にしたりしてもエアコンが正常に動作しないときには、エアコンが故障している可能性があります。その場合には、業者で点検や修理をしてもらう必要があるので、エアコンの修理を受け付けている業者の特徴を簡単に紹介します。

ディーラー

ディーラーは、自動車メーカーの特約店なので、点検や修理の品質もメーカーのお墨付きです。自社の車なので、他の業者よりも構造や特徴に詳しい点も強みといえるでしょう。また、新車はメーカー保証がついているため、購入から3年以内であれば無償で修理を受けることもできます。

ただし、ディーラーは電装系の修理は苦手としている場合が多く、自動車電装業者に依頼されることも多いため、保証期間外の修理であれば、他の業者よりも費用が高くなる可能性があります。

整備工場

車の点検や修理、整備、車検などを取り扱っている民間の整備工場は、在籍している整備士によって技術や経験が異なります。一般的に費用はディーラーよりも安価ですが、工場によって品質が異なる場合があるため、評判の良いところや普段からお付き合いのある工場に頼むのがおすすめです。

ガソリンスタンド

近くのガソリンスタンドであれば、修理費用も比較的リーズナブルなので、手軽に修理を依頼することができるでしょう。店舗によって異なりますが、給油のついでに無料点検をしてくれたり、修理を依頼することで給油の割引きがきいたりと、お得なサービスを提供しているところもあります。ただし、修理を専門としているわけではないため、複雑な修理や特殊なケースには対応できない場合があります。

カー用品店

一部の大手のカー用品店でも、点検や整備、修理を受け付けている店舗があります。部品の交換が必要になっても、豊富なラインナップから予算や目的にあった商品を選ぶことができるでしょう。ガソリンスタンドと同様に、手軽で安価に修理を依頼できますが、修理が専門でないことから修理できる範囲には限りがあります

自動車電装業者

自動車電装業者は、車に搭載されている電装品を専門に取り付けや修理をする業者です。電気に関わるパーツに対して、特に知識や経験が豊富なので、他の業者が対応できないような事案でも、自動車電装業者であれば修理できる可能性があります。特に、現在入手できないパーツが必要な修理や、外車の修理などで困ったときに相談するといいでしょう。

エアコン修理にかかる費用の目安

依頼できる修理業者がわかったところで、修理にかかる費用も確認しておきましょう。基本的には、工賃と交換部品代が修理費用としてかかります。また、不具合や故障がないか事前に確認したいとき、業者によっては別途点検料がかかる場合もあります。ここでは、コンパクトカーのエアコン修理にかかる平均的な費用相場を見ていきましょう。

〈コンパクトカーの修理費用の目安〉

症状原因修理内容金額
嫌なにおいがする
異音がする
 エアコンフィルターのつまりエアコンフィルター交換2000円~3000円程度
※脱臭や抗菌等の機能付きは5,000円を超える場合もある
冷房が効かないエアコンガスの漏れや不足エアコンガスの補充8,000円~15000円程度
添加剤などを入れる場合は+2000円以上かかる
エアコンガスの漏れ点検点検する上で、部品を分解するかどうかによって変動。
分解なし2,000円~3,000円程度
分解あり10,000円以上
冷房が効かないエアコンプレッサーの故障コンプレッサーの交換5~20万円程度
冷房が効かない エバポレーターのつまりや故障エバポレーターの洗浄50,000円程度
嫌なにおいがする
異音がする
エバポレーターの交換5〜10万円程度
暖房が効かないサーモスタットの故障サーモスタット交換8,000~20,000円程度
暖房が効かない冷却水の漏れや不足冷却水の交換5,000〜10,000円程度
冷却水の補充1Lあたり500円~1,500円程度
ラジエーターの交換50,000~80,000円程度
ラジエーターホースの交換10,000円程度
異音がする ブロアファンモーターの故障ブロアファンモーターの交換20,000円~40,000円程度

※2020年10月、カルモマガジン調べ

エアコンガスの補充は1本あたり約3,000円が相場ですが、コンパクトカーの場合は2〜3本のガスが必要となります。そのため、10,000円前後かかることが予想されます。なお、車種や業者によってもかかる費用が異なるため、修理を検討するときの目安としてください。

古い車のエアコンの故障は廃車も検討しよう

エアコンが故障したとき、内容によっては高額の修理費用が必要となります。そのため、古い車の場合は廃車も選択肢に入れてもいいでしょう。特に、新車登録から13年を超えると、税金が高くなり、交換が必要な部品が増えるため、修理費用や車検費用も上がってしまいます。その後、乗り続けられる期間を考えると、割高な出費になってしまう可能性が高いでしょう。

しかし、新しい車を購入するとなると、まとまったお金が必要です。すぐにお金が用意できなければ、エアコンの修理をせずに乗り続けなければなりません。このような場合に、検討したいのが「カーリース」です。

カーリースは、頭金なしですぐに新車に乗ることが可能。月々定額のリース料金だけで、初期費用を用意することなく、カーライフを始めることができます。エアコンの修理費用が高額になってしまった場合には、カーリースを検討してみてはいかがでしょうか。

定額カルモくんなら、エアコンのメンテナンスも定額制に!

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カーリースの定額カルモくん では、エアコンのフィルター交換も定額料金で定期的に受けることができます。数あるカーリースの中でも特にメンテナンス項目が充実しているので、不定期に発生するメンテナンス費用を一定に保つことができます。毎月の出費が一定になれば、家計の管理もしやすくなるので、突然エアコンが壊れた場合などでも、出費を最低限に抑えることができるのではないでしょうか。

メンテバナー

年に1度はエアコン診断や点検を受けよう

エアコンはカーライフを快適に送るためには欠かせない存在です。しかし、さまざまな原因で突然壊れてしまうこともあるため、1年に1回は業者のエアコン診断に出して不具合や劣化しているパーツはないかを確認してもらいましょう。メンテナンス費用を負担に感じている方には、メンテナンスも定額にできる定額カルモくんもおすすめです。

よくある質問

Q1:エアコンが故障する原因は?

A:車のエアコンは、家庭用と同じように、冷媒と呼ばれるエアコンガスを内部で循環させることで、室内の熱を外に移動させて車内を冷やしたり、冷却水の熱を利用して暖めたりしています。そのため、フィルターがつまったり冷媒が不足したりすると、うまく室内が冷えなくなってしまいます。

Q2:エアコンの修理はどこでできる?

A:ディーラーやガソリンスタンド、カー用品店などで修理が可能です。業者によって修理費用が異なるので、見積りを取ってから依頼すると安心でしょう。

Q3:エアコンの修理にはいくらかかる?

A:故障の原因や故障している部分、業者によって異なりますが、コンプレッサーやエバポレーターなどの交換が必要な場合には、5〜20万円ほどかかることもあります。

※記事の内容は2020年11月時点の情報で制作しています。

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