N-BOXの買取相場はいくら？査定額の目安と高く売却するコツを解説！

N-BOXの買取価格は、状態や年式、走行距離などによって異なります。それだけに、見積りを取ったとしても、金額が適正なのか判断するのは難しいでしょう。ただ、相場を知っていれば、実際の価値よりも安い価格で売却してしまう可能性を下げられます。 そこで、高く売却するコツと併せて、N-BOXのモデル別に買取相場を解説します。 なお、買取額を頭金などにして乗換えを検討している場合、査定額が想定よりも低ければ、乗換えの車種のグレードを下げるなど、今後の車選びに影響することも考えられます。そのような場合でも、欲しかった車種をあきらめることなく手にする方法もご紹介します。

その方法を先に知りたい方はこちらをご覧ください

ホンダ「N-BOX」の特徴

軽自動車のみならず、普通車も含めた乗用車で最も人気があるといっても過言ではないのが、2011年に登場したホンダの軽スーパーハイトワゴン、「N-BOX」です。 N-BOXはデビュー直後から爆発的な人気を誇り、その人気はデビューから10年が経過した現在も衰えることはなく、2020年度の軽自動車販売台数1位を獲得、軽自動車の販売台数1位はこれで6年連続となっています。ホンダはN-BOXの登場までは軽自動車のカテゴリーにおいてはそれほど存在感を発揮できておらず、スズキやダイハツなどの軽自動車や小型車を得意とするメーカーに後れを取っているといえる状態でした。 その構図はN-BOXの登場で覆ることになり、現在はN-BOXをはじめ、N-ONEやN-WGNなど複数のモデルが軽自動車市場で存在感を発揮しています。 ホンダの主力車種といえる存在になったN-BOXの特徴は、軽自動車最大級の広い室内空間とホンダ車ならではの走りの良さを備えていること、充実した予防安全装備の搭載などが挙げられるでしょう。

モデル別N-BOXの買取相場

全高を上げてゆとりのある室内空間を確保したスーパーハイトワゴンは、近年の軽自動車の主流ともいえる人気のボディタイプです。N-BOXは軽スーパーハイトワゴンの中でも特に高い人気を誇るモデルで新車販売台数が多いため中古車市場での流通数は多いですが、需要も高いため買取相場は全体的に高額な傾向があります。 ここでは、N-BOXの買取相場をモデル別に見ていきましょう。加えて競合車のダイハツ「タント」の買取相場とも比較してみます。

初代N-BOX

2011年末に登場した初代N-BOXは、ホンダが得意とするミニバンの魅力を軽自動車に落とし込み、「ミニ・ミニバン」をコンセプトに開発されました。当時の軽自動車市場は軽スーパーハイトワゴンのパイオニアといえる存在のダイハツ「タント」の2代目モデルが人気を博していましたが、N-BOXは2012年度上半期の軽自動車新車販売台数1位を獲得し、勢力図を塗り替えることになります。 N-BOXはホンダの車づくりの基本思想のひとつである「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」という「M・M（マン・マキシマム/メカ・ミニマム）思想」のもと、燃料タンクを前席の床下に配置する「センタータンクレイアウト」を採用し、軽自動車最大級の広々とした室内空間を確保しました。 また、新開発のDOHCエンジンとCVTトランスミッションの組み合わせにより、クラストップレベルの低燃費とホンダ車ならではの動力性能を両立させています。 初代N-BOXの買取相場は、27万円～71万1,000円程度です。

2代目N-BOX

初めてのフルモデルチェンジが2017年に実施され、2代目に移行した現行型のN-BOXは、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車に採用し、新たなファミリーカーのスタンダードとして時代に合った安全性を確保しているのが特徴です。 さらに前後スライド量570mmのスーパースライドシートの新採用、エンジンルームのコンパクト化やテールゲートの薄型化などによって荷室も拡大。テールゲートの開口部を広くとり、自転車などの大きな荷物も積み込みやすいように配慮されています。 また、新開発の軽量高剛性ボディの採用により先代モデルよりも約80kg軽量化されたことに加え、新設計のパワートレインの導入などにより、これまで以上の安定感のある走りと快適な乗り心地、低燃費を実現しました。 現行型の2代目N-BOXの買取相場は85万2,000円～117万2,000円程度。人気モデルのため、状態の良いものは100万円以上での買取りが期待できるでしょう。

ダイハツ「タント」

ダイハツ「タント」の初代モデルのデビューは2003年。N-BOXよりもかなり早い時期にデビューした軽スーパーハイトワゴンの元祖モデルです。それまで人気を集めていたスズキ「ワゴンR」やダイハツ「ムーヴ」などの軽ハイトワゴンよりもさらに広い室内空間を持つモデルとして、人気を集めました。 タントの最大の特徴は、2代目モデルから現行モデルまで継続して採用されている「ミラクルオープンドア」の搭載です。ミラクルオープンドアは助手席側センターピラーをスライドドアに内蔵し、ピラーレスとすることで広い室内空間を活かす大開口を実現。優れた乗降性を確保したことに加え、ベビーカーをミラクルオープンドアからそのまま載せられるなど、高い利便性を確保しています。 現行型は2019年に登場した4代目モデルで、4代目モデルの買取相場は89万5,000円～101万2,000円程度です。タントも人気モデルであるため、N-BOXに迫る買取相場となっていますが、年式が新しいものに関してはN-BOXがより高額な傾向が見られます。

車を高値で売却する5つのコツ

車種ごとに相場はあるものの、車の状態によって実際の査定額は異なります。少しでも高値で買い取ってもらうためには、次に挙げる5つのコツを押さえておきましょう。

1. 整備記録や修理歴を提示する

見積りの際、定期点検記録簿のほか、修理やメンテナンスの履歴がわかるものを提示すると、きちんと整備されてきた車であることをアピールできて査定アップが見込めます。特に車検や12ヵ月点検を正規ディーラーで受けていた場合は、査定アップの可能性も高まります。

2. メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする

メーカーオプションやディーラーオプションをつけている場合は、その分が査定額に上乗せされる可能性があります。取扱説明書などは大切に保管しておき、見積りの際に一緒に提出しましょう。

3. 相見積を取る

買取額は買取店によって異なります。それぞれで見積りを取って比較するのはもちろん、見積書を基に大手買取店と地元のお店などを競合させると、査定額アップの可能性が高まります。少なくとも３店くらいの見積りは取っておきましょう。

※記事で紹介した商品に申し込んだり購⼊したりすると、売上の⼀部がカルモマガジンに還元されることがあります。

4. 新車に買い替えるときは下取りに出す

高年式の車から同じメーカーの新車に乗り換える場合は、下取りのほうが買取店への売却よりも高値が付く可能性があります。また、決算前の２〜3月はメーカーから販売店に下取り対策金などが出る場合もあるので、その時期はよりチャンスといえるでしょう。

5. 高く売れる時期を狙う

中古車の需要が高まる直前の１〜2月は、販売店側は在庫を多く確保したいことから、高値で買い取ってくれる傾向があります。また、SUVは冬前、オープンカーは春など、ボディタイプ特有の高く売れる時期も狙い目です。 なお、モデルチェンジ前は値が下がるため、モデルチェンジの可能性がある場合はメーカーから発表がある前に売却するのがポイントですが、モデルチェンジ情報を正確につかむのは難しいでしょう。

買取額が低くても、定額カルモくんなら憧れの新車に乗れる！

5つのコツを取り入れることでN-BOXの買取額を高められる可能性がありますが、売却で得たお金を乗り換える車の資金にしようと考えていた場合、金額によっては希望の車種を購入できないこともあるでしょう。 しかしカーリースの定額カルモくんであれば、N-BOXの買取額に関係なく、予算内で乗りたい車に乗ることも可能です。その理由を見ていきましょう。

初期費用不要！維持費も込みの定額料金で新車に乗れる

「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、月定額制で新車に乗れる車のサブスクリプションサービスです。月額料金には車両本体価格のほか、契約期間分の各種税金や自賠責保険料、手数料などが含まれているため、頭金はもちろん、登録諸費用もボーナス払いも不要。乗り続ける上で発生する維持費の負担も抑えて新車に乗れます。 しかも月額10,000円台から。買取額が思いのほか低くなっても、憧れの車種をあきらめずに済むでしょう。

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乗り始めから手放すときまで、ずっと手間がかからない

定額カルモくんでは、車選びから審査申込みまでオンラインで完結するので、店舗に出向く必要がありません。 納車時も自宅まで届けてもらえる上、契約満了時はリース会社に車を返却するだけなので、売却のために見積りを取ったり、高額買取の店を探したりする手間もかかりません。 なお、現在乗っている車を売却して定額カルモくんを利用する場合は、買取店を紹介してもらうことも可能です。

契約満了時に車がもらえる

カーリースは契約満了時に車を返却する必要がありますが、定額カルモくんで月額500円の「もらえるオプション」をつければ、契約満了時にそのまま車がもらえます。7年契約以上の全車種が対象なので、いずれマイカーにしたいとお考えの方にもおすすめです。

定額カルモくんについて詳しくはこちら

N-BOXからの乗り換えにおすすめの3車種

月額定額制で新車に乗れる定額カルモくん。では、実際にいくらくらいで乗れるのか、N-BOXからの乗換えにおすすめの3車種で実際の金額を見てみましょう。

三菱「eKクロス スペース」

近年人気のSUVの要素を軽自動車でも味わいたいのであれば、迫力のある力強いエクステリアデザインの三菱「eKクロス スペース」がおすすめです。高速道路でドライバーの負担を大幅に軽減してくれる運転支援システム「マイパイロット」の採用もeKクロス スペースの魅力のひとつです。 eKクロス スペースの車両本体価格は165万5,500円から。対して定額カルモくんでは、月々 21,730 円からeKクロス スペースが利用できます。

ホンダ「フィット」

軽自動車からコンパクトカーへのグレードアップなら、室内の広さに定評のあるホンダ「フィット」がいいでしょう。現行型のフィットは個性の異なる「BASIC」「HOME」「NESS」「CROSSTAR」「LUXE」の5つのタイプを設定しており、好みに合わせて選べるのも特徴といえます。 フィットの車両本体価格は155万7,600円から。対して定額カルモくんでは、月々 23,930 円から新車のフィットに乗ることができます。

トヨタ「シエンタ」

コンパクトミニバンのヒットモデル、トヨタ「シエンタ」は、取り回しやすさが魅力。大きすぎず運転しやすいミニバンが欲しいのであれば最適なモデルでしょう。トレッキングシューズをモチーフにしたユニークなエクステリアデザインは、ほかのコンパクトミニバンと一線を画しています。 シエンタの車両本体価格は181万8,500円からですが、定額カルモくんなら月々 29,210 円で新車のシエンタが利用可能です。

そのほかの車種の月額料金はこちらから確認できます。

高値で売却してカーリースで乗り換えれば、ワンランク上の車に乗れる可能性も

売却前に相場を把握することは、N-BOXを適正な価格で買い取ってもらうためにも大切です。高値が付くようにポイントを押さえて売却の準備をするとともに、カーリースのようにより少ない負担で乗り換えられる方法を検討しておけば、買取額に左右されることなく憧れのカーライフをスタートできるでしょう。 月額10,000円台から新車に乗れる定額カルモくんなら、ワンランク上の車種に乗り換えることも夢ではありません。

よくある質問

Q1：N-BOXの買取相場はどれくらい？

A：N-BOXのモデル別買取相場は初代モデルが27万円～71万1,000円程度、2代目の現行モデルが85万2,000円～117万2,000円程度です。N-BOXは初代モデルの登場時から現在まで非常に高い人気を誇るモデルで流通数は多いですが需要もあるため、中古車市場での買取価格は比較的高い金額で推移しています。

Q2：買取額を高くするためのコツは？

A：買取額アップを狙うコツは、見積時に点検や修理の履歴を提示する、メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする、相見積を取って競合させる、高く売れる時期を狙う、高年式車両から同じメーカーの新車に乗り換える場合は下取りに出すなどの方法があります。

Q3：N-BOX売却後の乗換えにおすすめの車種は？

A：迫力のあるクロスオーバースタイルの三菱「eKクロス スペース」、5つのタイプから好みに合わせて選べるホンダのコンパクトカー「フィット」、ユニークなデザインと取り回しやすさが魅力のトヨタ「シエンタ」がおすすめです。なお定額カルモくんでは、eKクロス スペース、フィット、シエンタに月々20,000円台で乗ることができます。 ※記事の内容は2021年9月時点の情報で執筆しています。