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モータージャーナリスト
萩原文博はぎはらふみひろ

【最新版】乗り心地の良いセダンランキングTOP3

【最新版】乗り心地の良いセダンランキングTOP3
【最新版】乗り心地の良いセダンランキングTOP3

クルマ選びで重要視するポイントは人それぞれ。内外装のデザインや安全装備、そして室内や荷室の広さ、走行性能などなど。しかし、クルマに乗っているすべての人が気になるのは「乗り心地」です。そこでモータージャーナリストの萩原文博さんに「乗り心地」にこだわったクルマ選びを行ってもらいました。今回は高級車の代名詞といえるセダン編です。

良い乗り心地とは。セダンの乗り心地の良さは何で決まる?

「乗り心地の良いクルマ」と言ってもドライバーと後席に座る人では大きく異なります。乗っている人みんなが良い乗り心地と感じるクルマはどういうクルマなのか。それは「前後左右の無駄な動きを抑えて、路面からの入力を抑えつつ短時間で収束させるもの」と私は考えています。

その良い乗り心地を実現させるためには、ボディの骨格の剛性、サスペンションのセッティング、エンジンの特性などさまざまな要因が関係しますが、特にボディ剛性とサスペンションのセッティング、そしてタイヤの特性が大きく影響を及ぼします。

良い乗り心地とは。セダンの乗り心地の良さは何で決まる?

特にボディサイズの大きなセダンは「ショーファードリブン」と呼ばれるようにリアシートを重視した乗り味を実現しています。前後のタイヤの距離であるホイールベースを長くして、後席の足元スペースを拡大。同時にリアシート下にあるリアタイヤからの振動や騒音を極力抑えることで上質な移動空間を実現するのです。

もちろん、ドライバーズカーとして、ドライバーが操る楽しさと同時にすべての乗員が快適に移動できるのもセダンの特徴と言えます。以前は後輪駆動車のほうが快適と言われていましたが、現在では前輪駆動車でもまったく遜色ないレベルに仕立てられています。

乗り心地のいいセダンTOP3

乗り心地のいいセダンTOP3

セダンの独壇場だった高級車というカテゴリーは、近年ミニバンなどにその地位を脅かされています。しかし、そんな現在でも国内外問わずフラッグシップモデルはセダンとなっています。その理由はやはりクルマ作りの基本がセダンという歴史があるからです。

そんな国産セダンで乗り心地が最も良いモデルとしたのがレクサスESです。国内市場ではまだ新しいですが、海外では最も売れているレクサスとして知られているモデルです。2位も同じくレクサスIS。大幅な改良が加えられ乗り心地が向上しています。そして第3位はホンダアコード。ボディサイズは大型化しましたが、フラットな乗り味は絶品です。

1位「レクサスES」(100点)プレミアムブランドに相応しいしっとりとした乗り味

●599~713万円 ●全長4975 mm、全幅1865 mm、全高1445 mm

1位「レクサスES」(100点)プレミアムブランドに相応しいしっとりとした乗り味1

国産セダンの中で乗り心地の良いセダンの第1位としたのはレクサスESです。日本市場では新しいモデルですが、海外では1989年にレクサス最初のラインアップとして誕生した基幹モデルです。2018年10月より販売されたレクサスESは歴代ESがDNAとして継承してきた上質な乗り心地をさらに進化させるとともに、新世代レクサスにふさわしいスポーティな走りを実現しています。

1位「レクサスES」(100点)プレミアムブランドに相応しいしっとりとした乗り味2

特にドライバーの運転操作に忠実な、優れた車両応答性や、心地よさを感じる空間作りにこだわりました。その礎となるのが、GA-Kプラットフォームです。この新プラットフォーム採用による高剛性化・低重心化のほか、ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンションの採用や、ジオメトリーの最適化により、レクサス独自の「すっきりと奥深い」走りを実現しています。

1位「レクサスES」(100点)プレミアムブランドに相応しいしっとりとした乗り味3

さらに、ショックアブソーバーのオイル流路に非着座式のバルブを設け、微小な動きに対しても流路抵抗による減衰力を発生させる「スウィングバルブショックアブソーバー」を世界で初めて採用。アブソーバーのストローク速度が極めて低い場合でも減衰力を発揮することで、応答性が良く上質な乗り心地を実現しています。

2位「レクサスIS」(95点)ビッグマイナーチェンジで操縦安定性と乗り心地が向上

●480~650万円 ●全長4710 mm、全幅1840 mm、全高1435 mm

2位「レクサスIS」(95点)ビッグマイナーチェンジで操縦安定性と乗り心地が向上1

乗り心地の良いセダンの第2位は2013年に登場した現行型レクサスISです。販売開始から7年が経過していますが、2020年11月にビッグマイナーチェンジを行い商品力を向上させています。

2位「レクサスIS」(95点)ビッグマイナーチェンジで操縦安定性と乗り心地が向上3

2位「レクサスIS」(95点)ビッグマイナーチェンジで操縦安定性と乗り心地が向上2

元々走行性能の高いISでしたが、新たに開設したトヨタテクニカルセンターシモヤマでテストを重ねて、その結果に基づきドライバーの入力に対する俊敏な応答性やばね上の無用な動きの抑制など、路面状況や走行シーンに応じて徹底的にチューニングを行っています。また数値では測れない人の感性価値にこだわり、一連の運転操作のつながりやリズムなど、ドライバーの意図に忠実でリニアな操縦性を追求しました。乗り味をつくりこむ上では、不快な振動や音といった雑味をあらゆる方向から検証し、原因を突き詰めて解消するなどクルマづくりの基本に立ち返り、走りの気持ち良さを進化させいるのが特徴です。

2位「レクサスIS」(95点)ビッグマイナーチェンジで操縦安定性と乗り心地が向上4

さらにレクサスES同様にショックアブソーバーのオイル流路に非着座式のバルブを設け、微小な動きに対しても流路抵抗による減衰力を発生させる「スウィングバルブショックアブソーバー」を採用しました。アブソーバーのストローク速度が極めて低い場合でも減衰力を発揮することで、応答性が良く上質な乗り心地を実現しています。そのうえ、ホイールの締結にハブボルトを採用し、締結力の強化と質量の低減を図りました。また、新採用の19インチタイヤはコーナリングフォースを大幅に向上させています。

3位「ホンダアコード」(90点)新プラットフォームとサスペンションによって乗り心地を向上

●465万円 ●全長4910 mm、全幅1860mm、全高1450 mm

3位「ホンダアコード」(90点)新プラットフォームとサスペンションによって乗り心地を向上1

2020年2月に登場した現行型アコードが乗り心地の良いセダンの第3位。セダン離れが進む現在においても自信を持って積極的に選んでもらえるセダンを目指し、クルマの基礎となるプラットフォームから構造を見直したのが特徴です。

3位「ホンダアコード」(90点)新プラットフォームとサスペンションによって乗り心地を向上2

新プラットフォームはより軽量化、高剛性を実現したボディー骨格をアコードのために開発。安定した走りを実現する低い重心高と、余分な挙動変化を少なくする低慣性モーメントを追求しています。このプラットフォームの採用により、挙動変化を少なく、走行安定性をさらに高めた軽快な走りを可能にしています。

3位「ホンダアコード」(90点)新プラットフォームとサスペンションによって乗り心地を向上3
また、ダンパーの減衰力を4輪独立で制御するアダプティブ・ダンパー・システムを、アコードとして初めて採用し、爽快なハンドリング性能とフラットな乗り心地を高次元で両立させてしています。ボディの骨格変更やホイールベースの延長で、足元や膝回りなど、乗員の居住スペースをさらに拡げ、室内空間にゆとりを持たせているのも評価できるポイントです。

自分にあった乗り心地のいいセダン選びのポイント

自分にあった乗り心地のいいセダン選びのポイント

セダンは後席に誰を乗せるのかというのが選ぶポイントとなります。レクサスLSやシーマといったフラッグシップモデルであれば、最も重要視するのは後席の快適性となります。一方ドライバー中心というのであれば、スポーティな走りを実現したモデルという選択になります。

上位を占めたレクサスは各モデルで豪華仕様とスポーティ仕様が用意されており、装着される装備も異なっています。このようなラインナップであれば、ボディサイズと予算で自分にマッチした仕様が選べます。あまりセダンで乗り心地の悪いモデルというのは存在しませんが、大径ホイールを装着したり、スポーティなサスペンションセッティングが施されたモデルは路面からの入力がダイレクトになるので、ハンドリング性能が向上する反面乗り心地は悪くなる傾向があります。しかしこのバランスを高次元で実現しているモデルは多いのでそれほど神経質になる必要はないでしょう。

セダンの乗り心地はまだまだ進化している

セダンの乗り心地はまだまだ進化している

新プラットフォーム、そして専用のサスペンションセッティングを施したモデルが上位にランクインしました。中でもビッグマイナーチェンジしたばかりのレクサスISはハンドリング性能や後輪の接地感とともに後席の乗り心地も向上させるという難題をマイナーチェンジで実現しています。フルモデルチェンジではなくても、安全装備だけでなく、走行性能も進化させています。

<ここからは編集部からのお知らせです>

買うよりお得にセダンに乗る方法

ここまでご紹介してきたように、乗り心地の良いセダンとなると、価格が500万円を超える車もあります。しかし高額な車も、カーリースを利用することで、購入する場合よりもお得に乗れることがあります。

カーリースとは、自分が選んだ車に毎月定額の料金を支払って乗るもので、車の「サブスクリプションサービス」とも言われています。
カーリースなら、初期費用が不要な上に、残価設定によって車両価格が抑えられるので、カーローンの想定よりも価格の高い車に手が届くことも。

カーリースを検討するなら、業界最安水準の料金でサービスが充実している「おトクにマイカー 定額カルモくん」がおすすめです。

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<定額カルモくんをおすすめする理由>
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定額カルモくんについて詳しくはこちらのページで確認できます。

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カルモくんを資料で詳しく

*調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年2月12日~15日 調査概要:カーリース10社を対象にしたイメージ調査 調査対象:男女、全国、18~69 歳、運転免許保有、(1)(2)週1回以上運転するファイナンシャルプランナー176s、(3)カーディーラー勤務者297s 調査実施:株式会社ショッパーズアイ 比較対象企業:「カーリース」Google 検索9社(2021年1月29日10 時時点) 広告、まとめサイトなどを除く

※記事の内容は2021年1月時点の情報で制作しています。

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