【徹底レビュー】「ダイハツ ウェイク」アウトドア派のスーパーハイトワゴン。その使い勝手から走りまで

最近、人気の軽自動車のスーパーハイトワゴンのなかで異色の存在なのがダイハツウエイク。車内での着替えも可能なほど高い車高を活かして、荷物の多いアウトドア派にうれしい装備が盛りだくさん。もちろん最新の安全装備も充実しており、アクティブなユーザーに支持されている。

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タントより高い車高はアウトドアにぴったり

ダイハツウェイクはスーパーハイトワゴンの人気モデル・ダイハツタントをベースにアウトドア志向をより強めたモデルとして2014年11月に登場しました。タントに比べて全高を85mmアップの1835mmまで拡大、その結果1455mmの室内高をはじめ、1120mmの前後乗員間距離、そして1286mmの後席ドア開口高さなどクラストップの広さを実現しました。大人二人の車内泊もできる広い室内空間が特徴のウェイクについて詳しく紹介しましょう。

背の高さは運転のしやすさにもメリットあり

ウェイクは5つの魅力を実現したとダイハツは主張しています。まず1つ目は座れば分かる見晴らしの良い「ファインビジョン」です。運転が苦手な人でも運転しやすい軽自動車を目指して、ドライバーの目線の高さを1387mmに設定しています。そのおかげで大型ミニバンに匹敵する見晴らしの良さを実現。遠くまでしっかりと確認できるだけでなく、運転中に周辺情報をより多く受け取ることができるので、ゆとりをもった運転につながります。

一方で車内の包まれ感に配慮したフロントガラスの高さのおかげで高速走行時の安心感もなかなかのものです。

背が高いから室内で着替えもできる

2つ目の魅力は軽自動車最大の室内空間「ウルトラスペース」。ウェイクは室内長2215mm、室内幅1345mm、室内高1455mmという軽自動車トップクラスの室内空間を確保しました。

特に高さがあるので大人4人がゆったりと乗車できるのはもちろん、レジャー時の車内での着替えやすさもピカイチ。また、地上からドア開口高まで1700mmとすることで、お子さんはかがむことなく、そして大人やお年寄りは腰を曲げないラクな姿勢で乗り降り可能となっています。

もちろん荷物も積める

「ミラクルガレージ」と名づけられた圧倒的な使い勝手の良さを誇る荷室が3つ目の魅力です。軽最大の室内空間に加えて、大容量のラゲージアンダートランクを採用。家族4人分のキャンプ道具や長尺物をリアシートや助手席を畳むことなく収納可能です。

さらに一部グレードに標準装備されている上下2段調整式デッキボードの脚を立てれば、ラゲージアンダートランクに大きな荷物を積載可能となります。その上に荷物も積むことも可能なので積載量によって収納力は変幻自在になります。ちなみに荷室側からもリアシートのスライド操作が可能な点も実用的です。またインテリアのシートは全て撥水加工、リアシート背面は塩化ビニール加工の防水シートなので、水濡れやよごれもサッと拭き取ることができます。このあたりもアウトドア派にはうれしい配慮ですね。

入念な「高さ対策」で安定感のある走り

ウェイクは車高の高さによる走行時の不安定さを抑えるために、ボディやサスペンションなど基本性能に磨きを掛けています。それが4つ目の魅力となる「ファン&リラックスドライブコンセプト」です。まずサスペンションの高剛性化を行うことで基本的な安定性を向上、さらにウレタンバンプスプリングやスタビライザーを標準装備とすることで、カーブを曲がる際のクルマの傾きを抑制しています。

そしてルーフパネルの板厚最適化や外板樹脂化によってクルマの重心より上の部品を軽量化。アンダートランクの設定やパンク修理キットの床下配置なども寄与して重心高はタントの約10mmアップに抑えられています。変わったところでは高速時の空気の流れに着目し、ドアミラー付近やリアコンビネーションランプ付近に「空力フィン」を装着していることでしょう。ボディを流れる気流に小さな渦を発生させることで、車体を左右から押さえているのです。このように車高の高さを克服する仕掛けがウェイクには多数盛り込まれています。

最後、5つ目の魅力は軽自動車最大の室内空間と運転しやすさを両立し、開放感、存在感、そして多様性を感じる「ワクワクボックス」というスタイリングだとしています。フロントのエンジンフードの高さと1835mmの全高によるサイドシルエットで存在感を出し、フロントのコーナーを大きく面取りしたデザインやサイドのスクエアシルエットで塊感を演出しています。個性的な前後の2トーンカラーのバンパーなどもウェイクらしさでしょう。

ターボエンジンや4WDも用意され幅広いニーズに対応

ウェイクに搭載されているエンジンは最高出力47kW(64ps)を発生する660cc直列3気筒DOHCターボ。そして38kW(52ps)を発生する直列3気筒DOHCの2種類で、両エンジンともにトランスミッションはCVTが組み合わされています。駆動方式はDグレードを除きFFと4WDを設定し、JC08モード燃費は23.2〜25.4km/Lを実現しています。

安全装備はダイハツご自慢の「スマアシIII」

安全装備は全グレードにステレオカメラを採用した運転支援システム「スマアシIII」を搭載しています。Lグレードとターボエンジンを搭載したGグレードには、イージケアフロアをはじめ、上下2段階調整式デッキボード、ユーティリティフック、荷室床面フック、固定ベルトを標準装備したアウトドア向けのレジャーエディションも用意されています。

軽最大の室内空間をもつウェイク。車両重量もヘビー級のため、オススメはターボエンジンを搭載したGターボです。重心高はかなり抑えられているものの、より安定感を求めるのであれば4WD車がオススメです。ウェイクはFF車と4WD車の燃費差が小さいので、アウトドア派なら積極的に4WDを選ぶと良いでしょう。

■ダイハツウェイク価格表(2018年3月現在)

グレード駆動方式JC08モード燃費(km/L)車両本体価格(東京)
DFF25.4135万円
D“SA III”FF141万4800円
L“SA III” FF155万5200円
4WD24.6167万9400円
L“レジャーエディションSA III” FF25.4159万8400円
4WD24.6172万2600円
Gターボ“SA III” FF23.8167万4000円
4WD23.2179万8200円
Gターボ“レジャーエディションSA III” FF23.8171万7200円
4WD23.2184万1400円
萩原 文博

この記事の執筆者

萩原文博(はぎはらふみひろ)

中古車雑誌編集部を経てフリーランスとして独立。現在は日本で最も多くの広報車両を借り出している男として業界で有名だ。もともと走り屋だけに走行性能の評価は得意。それだけでなく長年の中古車相場の研究で培った、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

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