日産「シーマ」は圧倒的な存在感とエレガントさを兼ね備える日産のフラッグシップセダンです。シーマで理想のカーライフを実現するには、自分にはどんな装備が必要かをはっきりさせ、自分が目指すカーライフに適した装備を搭載するグレードを選ぶことが大切です。
ここでは、シーマのグレードごとの装備内容を紹介します。
- シーマのグレードは3種類
- パーソナルドライビングポジションメモリーシステム、フォレストエアコンを標準装備
- 「VIP」がグレード名に付くものは後席の快適装備が充実している
シーマのグレード構成
多数の特別仕様車などを用意し、10を超えるグレード設定がある車種も少なくありませんが、シーマのグレード構成は「CIMA HYBRID」「CIMA HYBRID VIP」「CIMA HYBRID VIP G」の3種類と、比較的シンプルでわかりやすくなっています。
またシーマは2012年5月に登場した現行型からハイブリッド専用車になり、パワートレインは3.5LV6気筒ガソリンエンジンに1モーター2クラッチ方式のインテリジェント デュアル クラッチ コントロールを採用する高効率のハイブリッドシステムのみなので、パワートレインの差を気にせず装備内容だけに注目して選べるのもポイントでしょう。
シーマのグレードごとの特徴
ここからは、シーマのグレードごとの装備内容を見ていきましょう。
ベースグレードの「CIMA HYBRID」
シーマはベースグレードの「CIMA HYBRID」であっても車両本体価格は800万円を超えている日産のフラッグシップセダンです。そのため、グレードを問わず非常に充実した装備を搭載しているのが特徴です。
「CIMA HYBRID」がほかの2種類の上級グレードと最も大きく異なる部分は、後席の快適装備が省かれている点でしょう。このクラスのモデルは後席にオーナーが乗車することが想定された「ショーファードリブン」といえるものが多くシーマも例外ではありませんが、「CIMA HYBRID」はみずから運転するオーナーを想定しているのではないかと思われます。
パーソナルドライビングポジションメモリーシステムを搭載
シーマでは、インテリジェントキーにあらかじめ登録したIDごとにドライバーの情報を記録し、IDを認識させてエンジンを始動させると自動でステアリングホイールや運転席、ドアミラーをドライバーごとに登録された位置にセットします。
エアコンやナビゲーションシステム、オーディオの設定も前回の降車時の情報を基に自動調整するため、ドライバーはいつでも運転しやすく、自分好みの快適な状態で運転を楽しむことができるでしょう。エンジンを停止するとステアリングホイールが跳ね上がり、シートが自動で後退するのでスムーズな乗り降りができるのも魅力です。
ラグジュアリーモデルならではのフォレストエアコン
移動空間を快適なものにするには、インテリアだけでなく空気そのものにもこだわることが大切です。シーマでは高級セダンにふさわしく、さまざまな機能を搭載したフォレストエアコンを搭載しているのも特筆すべきポイントでしょう。
フォレストエアコンには、プラズマクラスター技術搭載のフルオートエアコンや、車内外のにおいを検知するセンサーを搭載し、嫌なにおいの侵入は防ぎつつ車内の空気を積極的に入れ換えることで車内の酸素濃度を高いレベルで維持する排出ガス検知式内外気自動切換え機構を搭載。
さらに森の香りのアロマを供給するアロマディフューザー、自然のそよ風のような「1/fゆらぎ」を再現したゆらぎ風、快適に過ごせる最適な状態に湿度をコントロールしてくれる機能もあり、まさに森林浴しているような空気の中で過ごせるのが魅力です。
NissanConnect(カーウイングス)ナビゲーションシステム
リアルタイムに得られる交通情報を基に、より精度の高い最適なルート探索を実現することに加え、タッチパネルやボイスコマンド、録音可能なミュージックボックスやDVDの再生機能なども搭載。Bluetooth®を搭載しているため、スマートフォンなどとの連携も可能です。24時間365日対応してくれるオペレーターサービスも受けられます。
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後席で快適に過ごすための装備が充実する「CIMA HYBRID VIP」
「CIMA HYBRID VIP」では、高級セダンらしく後席で快適に過ごすための装備が追加されます。
シート周りの快適装備が充実
このグレードからは後席空間の快適さを重視しているのがポイント。パワーリクライニング機能を備えたリアシートはクッションとシートバックの形状を工夫することによって心地よさを向上させています。さらにヒーター付きシートになっているため、寒い時期でも温かく、快適にくつろげるでしょう。
リアセンターアームレストにはリクライニングはもちろんオーディオやエアコンなどのコントロールが可能なスイッチが搭載されているため、状況に応じていつでも調節が可能です。
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最上級グレードの「CIMA HYBRID VIP G」
シーマで最も高額な最上級グレード「CIMA HYBRID VIP G」では、「CIMA HYBRID VIP」の内容にプライベートシアターが追加されます。
BOSE® 5.1chサラウンド・サウンド付き後席プライベートシアターシステム
シーマのほかのグレードでは10スピーカーを搭載するBOSE®サウンドシステムが採用されていますが、この「CIMA HYBRID VIP G」ではさらにその上をいくシステムを搭載。
専門エンジニアがシーマに合わせて最適な状態にチューニングした5.1chサラウンド・サウンドはどのシートにも圧倒的な迫力をもたらします。
加えてフロントシートヘッドレストの背面に設置された広視野角・高精細の7インチワイドVGAディスプレイを搭載しているため、テレビ番組や映画などを高音質で楽しめるのが魅力です。高級セダンならではのおもてなし機能といえるでしょう。
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カーリースならシーマの上級グレードも夢じゃない
シーマに新車で乗るには、車両本体価格のほか、法定費用や各種手数料などの初期費用が必要です。初期費用は本体価格の1~2割ほどになることが多く、カーローンには含められないケースもあるので、現金で用意しておかなければなりません。
また、カーローンを利用する場合は、頭金としてまとまった金額を用意することも考えられます。
車は人生最大の買い物のひとつともいわれるほど高価な買い物だけに、カーローンの借入可能額や予算によっては、希望するグレードをあきらめなければならないこともあるでしょう。
しかしカーリースであれば、頭金も初期費用も用意する必要がないため、貯金を切り崩すこともなく、憧れのグレードのシーマを手にすることが可能になります。
カーリースで憧れのグレードが手にできるワケ
カーリースは、リース会社が所有権を持つ車を、定額料金を支払うことでマイカーのように利用できる車のサブスクリプションサービスです。
月々のリース料には法定費用や各種手数料が含まれているため、頭金も初期費用も別途支払うことなく、定額料金だけで車に乗り始めることができます。
リース料は、本体価格から契約満了時の想定残価を引き、契約期間で割って算出されます。そのため、本体価格が購入よりも安くなる上、契約期間が長いほど月々のリース料を安くできます。購入費用を借入れるカーローンとは違い、金利の負担もありません。
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メンテナンスプランをつければ、車検基本料や一部消耗部品の交換費用と工賃が定額にできるほか、プランによっては契約期間中に渡ってメーカー保証と同程度の保証がついたり、返却時の原状回復費用が補償されたりと、充実したサービスが受けられます。
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*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
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シーマのベストグレードは使用用途で変わる
シーマを自分で運転して使用する、という方にとってシーマのベストグレードはスタンダードな「CIMA HYBRID」なのではないでしょうか。ドライバーズセダンとしては十分すぎるほどの快適装備が搭載されています。所有欲を満たしたい、または普段は運転手が運転することが多く自分は後席に乗って移動する、という方にとっては最上級の「CIMA HYBRID VIP G」が魅力的に映るでしょう。
車の使い方によってベストグレードは変わるので、自分のカーライフに適したものを選ぶことが重要です。グレードごとに異なる装備内容を見極めて最適なシーマを選び、満足のいくカーライフを手に入れてください。
よくある質問
Q1:シーマのグレード構成は?
A:シーマには「CIMA HYBRID」、「CIMA HYBRID VIP」、「CIMA HYBRID VIP G」の3種類のグレードの設定があります。シーマはパワートレインが3.5LV6エンジン+モーターのハイブリッドシステム1種類のみなので、非常にシンプルなグレード構成といえるでしょう。パワートレインの違いを考慮せず、装備内容のみでグレードの選択ができます。
Q2:シーマのグレードごとの違いは?
A:シーマは日産が誇るフラッグシップセダンだけあって充実した装備内容となっています。特徴的なのがパーソナルドライビングポジションメモリーシステムや、フォレストエアコンでしょう。グレード名に「VIP」が付く上位の2グレードは「CIMA HYBRID」の装備に後席で快適にくつろぐための装備が追加されます。最上級グレード「CIMA HYBRID VIP G」には、上質なサウンドで映像作品を楽しめるシステムが採用されています。
Q3:シーマのおすすめグレードは?
A:シーマのおすすめグレードは使用用途で変わります。自分で運転して楽しみたいという方はベーシックな「CIMA HYBRID」、普段は後席に乗って移動することが多いという方は後席の快適装備が充実する「CIMA HYBRID VIP G」がいいでしょう。
※記事の内容は2021年3月時点の情報で執筆しています。