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WRX STIの安全性能を徹底解説!

WRX STIの安全性能を徹底解説!
WRX STIの安全性能を徹底解説!

出典:スバル「WRX STI」フォトギャラリー

現在ではシートベルトや運転席・助手席のエアバッグが装備されているのは当然ですが、かつてはそういった装備もなかった時代がありました。年々車の安全性に関する考え方や自動車メーカーの技術も進歩していき、今では安全性能の主役はシートベルトやエアバッグなどの衝突安全性から衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全機能を中心とした予防安全性に移りつつあります。

しかし、現状では先進安全性能は車種によってレベルが大きく異なるのも事実。ここでは、スバル「WRX STI」の安全性能について紹介します。

  • WRX STIには先進安全機能は標準装備されていない
  • 死角をカバーして安全運転をアシストする「アドバンスドセイフティパッケージ」の追加が可能
  • サイドエアバッグやカーテンエアバッグなど、エアバッグは充実している

WRX STIの安全性能の特徴

近年の新型車は衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時急発進抑制装置などの先進安全機能を備えたモデルが多くなってきています。グレードによって充実度に差があることも多いですが、それでも何らかの先進安全機能を搭載している車がほとんどだといえる状態です。

経済産業省や国土交通省が普及を推進している先進安全機能を搭載する車「セーフティ・サポートカー」、通称サポカーは搭載する先進安全機能の充実度によって4種類に分類されており、もっとも上位の「サポカーSワイド」の認定には歩行者と車両を検知する衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い時急発進抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトの搭載が必要です。

サポカーSワイドに該当しているかどうかが、日常的に安心して使用できる車かどうかのひとつの基準になっているといえるでしょう。

しかし、スポーツ走行を行うことを想定して開発されている STIは、先進安全機能は標準装備していません。同じスバルのFR(後輪駆動)スポーツカーである「BRZ」や、トヨタ「86」など、本格スポーツ走行を行うことを視野に入れているスポーツカーではWRX STIと同じく先進安全機能は採用していないので、スポーツカーとしての機能を極めるのであれば致し方ないことといえるのかもしれません。

WRX STIは一般的なセダンとは次元の違う走行性能を持っている分、安全性能も一般的なセダンとは大きく異なっていることを認識しておく必要があります。

それでも、WRX STIではオプションで専用の先進安全機能パッケージ「アドバンスドセイフティパッケージ」が用意されています。BRZや86では先進安全機能のオプションも用意されていないことを考えると、これは評価できるポイントです。

アドバンスドセイフティパッケージの内容

ここからは、WRX STIに追加可能なアドバンスドセイフティパッケージには、どのような機能が含まれているのかを見ていきましょう。

スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)

安全な車線変更をサポート

安全な車線変更をサポート1出典:スバル「WRX STI」先進安全技術

車両後部に設置されたセンサーがドライバーの死角になりやすい隣車線の後方から接近してくる車両を検知し、ドアミラーインジケーターを点灯させて接近車両の存在をドライバーに知らせます。

安全な車線変更をサポート2出典:スバル「WRX STI」先進安全技術

その状態でウインカーを作動させると、インジケーターを点滅させて注意喚起し、安全な車線変更をサポートします。

後退時の安全確認をサポート

後退時の安全確認をサポート出典:スバル「WRX STI」先進安全技術

駐車場などからバックで出庫する際に、後側方から接近する車両を検知します。ドアミラーインジケーターの点滅でドライバーに接近車両の存在を知らせ、後退時の安全確認を支援します。

ハイビームアシスト

ハイビームアシスト出典:スバル「WRX STI」先進安全技術

WRX STIには全車にステアリングの動きに連動して進行方向の先を照射し、歩行者などの早期発見に貢献する「ステアリング連動ヘッドランプ」が全車に標準装備されていますが、アドバンスドセイフティパッケージにはさらにハイビームアシストが追加されます。

自動でハイビームとロービームを切り替え

自動でハイビームとロービームを切り替え出典:スバル「WRX STI」先進安全技術

フロントウィンドウに設置された単眼カメラで前方の光を検知し、必要に応じてハイビームとロービームを自動で切り替えるシステムです。

ハイビームの使用頻度を上げてより明るい夜間視界を確保するほか、手動切り替えの負担を軽減します。

自動防眩ルームミラー

ハイビームアシストに関係する装備のひとつとして、自動防眩ルームミラーもアドバンスドセイフティパッケージに含まれています。

自動防眩ルームミラーは後続車のヘッドライトや周囲の光の反射を抑え、まぶしさを自動的に軽減してくれる機能を持ったルームミラーです。

フロント&サイドビューモニター

フロント&サイドビューモニター出典:スバル「WRX STI」先進安全技術

フロントグリルや助手席側ドアミラーに設置されたカメラで周囲の状況をモニタリング。その画像をマルチファンクションディスプレイに表示して死角を減らし、安全運転をサポートする機能です。

見通しの悪い交差点や駐車・発進時、また狭い道への侵入やすれ違いなど、さまざまなシーンで活躍します。

以上の機能がWRX STIのアドバンスドセイフティパッケージには含まれています。先進安全機能が追加できるとはいえ、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時急発進抑制装置など、サポカーに関係する機能はハイビームアシスト(先進ライト)以外含まれていないので、注意してください。

充実したエアバッグ

WRX STIには、運転席と助手席のエアバッグはもちろんのこと、運転席のニーエアバッグや側方からの衝撃に対応するサイドエアバッグ、カーテンエアバッグが全車標準装備になっています。

スポーツモデルだけあって、万一の際の衝突安全性にはしっかりと配慮されています。

車を選ぶ際は安全性能についてきちんと確認しよう

安全性能は車種によって大きく差があります。そのため、車選びの際には必ずその車がどのような安全性能を有しているのかをしっかりと確認して、自分が納得できる安全性能を備えたモデルを選ぶようにしましょう。

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※記事の内容は2020年4月時点の情報で執筆しています。

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