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車の購入検討者必見!2人の専門家が熱く語る、上手な車選びと今後の車事情について【カルモマガジン編集長✕クラベルさん編集長対談】Vol.2

「カルモマガジン」編集長の馬弓良輔とカーリース最新比較・ランキングサイト「クラベルさん」編集長の千葉こころさんが、車の選び方や車の最新情報と未来についてYouTubeチャンネル「くるま日和」で語り合う様子を前・後編で伝える記事の後編であることがわかるタイトル画像
「カルモマガジン」編集長の馬弓良輔とカーリース最新比較・ランキングサイト「クラベルさん」編集長の千葉こころさんが、車の選び方や車の最新情報と未来についてYouTubeチャンネル「くるま日和」で語り合う様子を前・後編で伝える記事の後編であることがわかるタイトル画像

誰しも後悔はしたくない車選び。一方で、日々進化する車の性能に、未来への期待を抱く半面、購入時はどこまで求めればいいか悩ましく感じている方も少なくないようです。

そこで、「車選び」と「車の最新情報と未来」について、当サイト「カルモマガジン」の編集長でもある馬弓良輔が、カーリース最新比較・ランキングサイト「クラベルさん」編集長の千葉こころさんとYouTubeチャンネル「くるま日和」で対談を行いました。

車好きの2人が専門家と一般ユーザーそれぞれの目線で語りあった熱い対談の後編、どうぞご覧ください。
前編はこちら

「クラベルさん」編集長:千葉こころ
「クラベルさん」編集長:千葉こころ

動く鉄の塊に魅了され、中でも車と飛行機に無類の愛を注いでいます。趣味の旅行は車が基本。オイル交換やバルブ交換といった簡単なメンテナンスや電装品の取付けは自身で行うことも。車必須の地域で5年ほど生活した経験もあり、車が生活必需品の方から趣味として愛する方まで、多様な読者の気持ちに思いを馳せながら、役立つコンテンツをお届けできるように努めてまいります。

「カルモマガジン」編集長:馬弓良輔
「カルモマガジン」編集長:馬弓良輔

「じゃらん」副編集長、「エイビーロード」編集長などを経て、2005年から2009年まで中古車情報誌「カーセンサー」の編集長に就任。その後、楽天市場自動車ジャンル責任者などを務め独立。現在も車選びとカーライフを応援するWebメディア「カルモマガジン」編集長を務めるなど、自動車メディアの編集者として活躍。

新型モデルが続々登場!見た目や走りはどこまで変化した?

新型モデルが続々登場!見た目や走りはどこまで変化した?

千葉:続いては、車の最新情報と未来、これからについてお話を伺えればと思います。軽自動車の中でも一番人気の「N BOX」、これが今、最新の話題ですよね。

馬弓:10月5日に発表されましたね。

千葉:人気車種ということもあり、一般の方の注目度もかなり高く、見た目がどうなったのかなとか、走りはどうか、燃費は良くなっているかなど、それぞれに期待をしていたところがあったと思います。専門家の場合はどういった視点でご覧になっているんですか?

馬弓:「N BOX」は初代や2代目がめちゃくちゃ売れたんですよね。ホンダの軽自動車だと、その前の「ライフ」とかはまったく売れない車だったので、メガヒットしたこの車を、3代目ではどうするんだろう、という目で見ていました。

千葉:ユーザーからすると、1代目より2代目、2代目より3代目と、どんどん期待は高まっていくじゃないですか。モデルチェンジした後に「ああ、ここが良くなっているな。でもここがもっとこうだったらいいのに」というのが出てきたとき、次のモデルチェンジに期待するわけですが、やはり専門家はもっとマニアックな目線もあったりするのかなと……。

馬弓:コンセプトですね。大きい流れでいうと、例えば「プリウス」がわかりやすいんですが、初代は特殊な車なので別として、2代目、3代目、4代目はキープコンセプトで来たんですね。「ハイブリッドは先進的なものであり、そのためには空気抵抗も少なくないといけない」と、自分で制約作ってしまっていたんです。「未来的じゃなきゃいけない」「空力を考えないといけない」と。
じゃあ、次はどういうものが出てくるんだろうと思っていたら、さらにとがらせてきたわけです。

新型モデルが続々登場!見た目や走りはどこまで変化した?2

馬弓:一方「N BOX」は、「スーパーハイトワゴン」のあのかたちって、もういじりようがないんですね。そのため結論からいうと、「N BOX」は今回、初代にベースをちょっと戻したなという感じを僕は受けています。
よく見ると、リアのドアの後ろの窓が、初代とほぼ同じようなグラフィックになっているんです。2代目はもうちょっと遊んだデザインだったんですけれど、今回はスッとした感じに戻した印象を受けました。要はキープコンセプトですよね。

「N BOX」って、初代から2代目になった時点でエンジンからシャシーから、中身を全部変えちゃったんですよ。あれだけ売れた車だったのに新世代のシャシーに切り替えるなんて、よく取り替えたなあと思いました。でも、今回は変えてないんですよ。

千葉:2代目をそのままですか。

馬弓:改良は当然していますが、ベースはそのまま継続でやっているということですね。CVT(無段変速機)や足回りなど、「N BOX」はあの世代が一番、走りが良かったと思います。
僕はまだ乗っていないんですが、評論家さんのお話を伺うと、元々良かったけれど、(新型は)さらに良くなっているようです。
ただ、「N BOX」はだいたい6~7年ぐらいのモデルライフ(次の型式が出るまでの期間)なので、「これ6年もつかな」とも一方で思いました。

千葉:どの辺でそう思われたんですか?

馬弓:スタイルがあまり変わっていないことと、例えばマイルドハイブリッドのような飛び道具がないことですね。定番だといわれたら定番ですし。中身もすごくいい車なのは間違いないので、変える必要がないんだろうな、とは思いますが。

「スペーシア」がジャパンモビリティショーに出ると発表されましたけど(※編集部注:収録日は10月6日)、あれは雑貨路線をさらに進めた感じで。そうなると「タント」はどうするんだろうなと、ちょっと心配ですね……まあ、心配する必要はないんですが(笑)。

  • 今回のN BOXはキープコンセプトで初代に立ち返ったような印象
  • 改良はしつつもベースは継続しているようなかたちとなった

ガソリン代が高騰する昨今、低燃費の車・EV車は「買い」?

ガソリン代が高騰する昨今、低燃費の車・EV車は「買い」?

千葉:最近、ガソリン代がものすごく値上がりしていますよね。そうするとやはり、維持費を気にされる方が増えてきて、「低燃費の車」にかなり注目が集まっているんです。それに付随して、時代的なものもあってEV(電気自動車)に興味をお持ちの方も少しずつ増えてきているなというのが、記事制作しながらいろいろ調べている中での肌感です。

一方で、国は普及させたいと話している反面、「マンションだと充電スポットが設置できないから」「ガソリンスタンドほどの数がないから」など、一般目線では普及が難しいんじゃないかとの意見もあります。その辺りは今後どうなっていくと思いますか?

馬弓:低燃費の面でいうと、もう一定レベルまで来てしまっているというのが、僕が受け取っている感じなんです。

千葉:もうこれ以上燃費のいい車というのは出ない……?

馬弓:多少は良くなっていくでしょうけれど、フルハイブリッドだと実燃費でも1Lあたり20~30kmぐらい走りますし、軽自動車も「ミライース」や「アルト」あたりの燃費のいい車は20km/L前後走れる。そうなると、「それで十分じゃないの?」という空気感があるんですよ。

千葉:ここまでガソリン代が上がってきていて、さらに今後200円ぐらいまで上がるんじゃないか、みたいになっていますよね。一般ユーザーからすると、「燃費性能頑張ってほしいな」という声はあるかなと思います。

馬弓:難しいのは、燃費を追求してしまうと、いい車にしづらいことなんですよね。

千葉:ああ、なるほど!

馬弓:エンジンを燃費のいい領域で回したいとなると、「もう少し加速したいな」ってときに、ちょっと違和感が出たりするんです。

千葉:トータルバランスでいい車を作っていく、と。

馬弓:そうですね。ハイブリッドとか軽自動車はそもそも燃費がいいというのがベースにありますし、燃費はいいほうがいいとは思いますが、ある程度のレベルまで来たら、そこまでじゃないかなと。電気自動車の魅力は当然ありますから、それを否定するわけではないですが、技術的にまだ突破しないとならないところが多いですね。
自分たちが乗る車が全部EVになるかといわれたら……2030年はちょっと無理ですよね。

千葉:たしかに、あと7年程度では厳しそうですね。

  • すべての車がEVに置き換わるのはここ数年間では難しそう

自動運転の未来とは?進化し続ける安全性能について

自動運転の未来とは?進化し続ける安全性能について

千葉:今、ピッて押したら車庫に勝手に入れてくれる機能とかありますよね。私、怖くてまだ1回も使えていないんですけれど、運転が苦手な方のサポートをしてくれるような自動運転は、進化していく期待はありますか?

馬弓:そのレベルのものでしたら、全然ありますね。どんどん値段も安くなっています。対向車とすれ違いが困難なときにピッと押すと、ハンドルを切った通りに何メートル分か下がってくれる機能もありますよ。
自動運転だと、アダプティブ・クルーズ・コントロールという、全車速対応で前の車に追従していく機能は価値が大きいですね。自動ブレーキの技術を違う使い方にしているだけなんですが。

あとは、レーンキープアシストといって、高速の車線を見極めて、それに沿って運転してくれるとか、それくらいまではどんどん進化していると思いますが、その先になってくると、まだコストの問題が大きいかな。
スカイラインのすごくいいグレードにはいっぱいレーダーついているけれど、結構値段が高いんですよね。

千葉:恐ろしいですね(汗)。

馬弓:レベル2まではもうほかのメーカーもいくつか出していますけれど、じゃあ、車の中で寝ながら走れる世界はっていうと……まあ5年は来ないですね。10年経ったらもしかしたらあるかもしれないですけれど。

千葉:10年で来ますかね?(笑)。

  • 実用化された自動運転機能もある一方、その先の開発にはまだコストと時間がかかりそう

最低限つけておきたい!専門家おすすめの先進機能

最低限つけておきたい!専門家おすすめの先進機能

千葉:逆に今、ここ数年で車を買うとなったときに、最低限つけておいたほうがいい機能は、馬弓さんだったらどれですか?

馬弓:全車速対応のアダプティブ・クルーズ・コントロールと、レーンキープアシスト。あとは電制パーキングですかね。パーキングブレーキをホールドモードにすると、渋滞で止まったときにブレーキを離してもホールドしてくれるじゃないですか。

千葉:ちょっと怖いですよね。

馬弓:一度使うと、渋滞のときめちゃくちゃ便利なんですよ。

千葉:慣れます?私、怖くてブレーキから足を離せないです……。

馬弓:信じれば救われると思います(笑)。

千葉:……じゃあ信じてみます(笑)。

  • 今選びたい先進機能は、アダプティブ・クルーズ・コントロール、レーンキープアシスト、電制パーキング!

気になる車に手軽に乗るおすすめの方法は?

新型モデルや先進機能付きの車をちょっと試してみたいなら、車のサブスクとも呼ばれるカーリースの利用もおすすめです。
頭金やボーナス払いなどのまとまった出費は不要で、維持費の大半が月額料金にコミコミ。ローンのように毎月定額払いのみで車に乗れる手軽さのため、近年利用者が増加しています。

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※この記事は2023年12月4日時点の情報で制作しています

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