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「スズキハスラー」 スタイル、実用性、走りの3拍子が揃って大ヒットモデルの予感(岡崎五朗レポート)

「スズキハスラー」 スタイル、実用性、走りの3拍子が揃って大ヒットモデルの予感(岡崎五朗レポート)

この記事は、 4 分で読めます。

軽自動車のSUVモデルとして大ヒットとなったハスラーの2代目となる新型が登場した。スタイリッシュな外観と、使い勝手の良い室内空間で人気を集めたハスラーだが、新型はさらに走りの良さが加わったという。岡崎五朗さんの試乗レポートをお届けしよう。

 

スタイルと使い勝手の両立が大ヒットの理由

スタイルと使い勝手の両立が大ヒットの理由1

6年間で48万台という大ヒットモデルになった先代ハスラー。SUV人気の高まりをタイミングよく捉えたことはもちろんだが、実はもうひとつ重要なポイントがあった。それはスタイリッシュなSUVでありながら「ワゴンRにできることは大抵できる」という、優れた使い勝手を確保していたことだ。

スタイルと使い勝手の両立が大ヒットの理由2

後席の広さ、積める荷物の量、シートアレンジなど、使い勝手にまつわる多くの部分においてハスラーはワゴンRに負けていなかった。もちろん、使い勝手を諦めてデザインをとるというクルマ選びもありだし、僕自身にもそういう傾向があることは自覚しているけれど、それは一部のクルマ好きの方法論。多くの人にとって使い勝手はきわめて重要な性能である。

さらに広がった室内空間

さらに広がった室内空間1

さらに広がった室内空間2

さらに広がった室内空間3

当然、新型ハスラーにもその要素は引き継がれた。とはいえ全長と全幅はもともと軽自動車の規格枠いっぱいだったから拡げられない。そこでホイールベースを35㎜延長するとともに全高を15㎜アップ。リアハッチゲートの角度も立てた。これで室内長と室内高を稼ぎつつ、残る室内幅についてもドアトリムの形状を工夫することで35㎜の拡大に成功している。つまり、ハスラーの魅力である使い勝手は今回さらに向上したということだ。

機能性と遊び心に磨きがかかった新型のスタイル

機能性と遊び心に磨きがかかった新型のスタイル1

ではデザイン面についてはどうか。丸形ヘッドランプやスクエア基調のフォルムなど、ひと目でハスラーだとわかる特徴は残しつつ、新型はより力強くなった。なかでも新旧モデルの最大の識別ポイントになるのがサイドビューだ。従来ブラックアウトしていたBピラーをボディ同色にするとともに、最後部に窓を加えたシックスライト(片側3つ、両側で6個の窓があるためこう呼ぶ)とすることで道具感を強めた。大ヒットしているジムニーに近いイメージになったと言っていいだろう。

機能性と遊び心に磨きがかかった新型のスタイル2

3つのベゼルをレイアウトしたダッシュボードにも道具感という表現が当てはまる。まるでG-SHOCKのようなデザインは機能性と遊び心満点だ。

遠出派にはACCもついたターボ車がおすすめ

遠出派にはACCもついたターボ車がおすすめ

エンジンは自然吸気とターボの2種類。自然吸気でもとくに不満は感じないが、高速道路を使ってロングドライブに出かける機会が多い人には余裕のあるターボがオススメだ。持ち前の優れた直進安定性に加え、ターボ車には待望のACC(アダプティブクルーズコントロール)もついたので、より快適なロングドライブを約束してくれる。

4輪がしっかり動く、高いシャシー性能

4輪がしっかり動く、高いシャシー性能

ワインディングロードにも持ち込んでみたが、そこで感じたのはシャシー性能の高さだ。コーナーで強めの横Gをかけてもヨレるような感触が一切ない。エンジニアに「4輪の位置決め精度がべらぼうに高いですね」と感想を告げると、そこがまさに狙いだったとのこと。ボディ剛性を高めるだけでなく、サスペンションやサスペンション取り付け部の剛性にも気を配ることで、荒れた路面や強い横Gに対しても4本のタイヤが常に設計値通りの働きをするのだという。

ステアリングはもう少しクイックでもいいか

ステアリングはもう少しクイックでもいいか

これだけシャシーがしっかりしていると、ステアリングギアレシオはもう少しシャープにしてもいいかなと思う。現状、曲がりくねったコーナーではステアリング操作がやや忙しい。もちろん、ハスラーはスポーツカーではないわけで、キャラクターを考えれば大きな不満ではないのだが、想像以上の走りのよさに欲張りな要望すら出てきてしまった。

3拍子揃って大ヒットモデルの予感

スタイリッシュなSUVルックと実用性の両立に加え、走行性能にも大きく磨きをかけてきた新型ハスラー。先代同様大ヒットモデルになる可能性は高いと見た。

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※記事の内容は2020年3月時点の情報で制作しています。

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