車をローンで購入するには、審査に通らなくてはいけません。勤続年数も長く安定した収入のある正社員であれば有利といわれていますが、パート勤務では審査に通るか不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
そこで、パートの方がカーローン審査を受ける際に知っておきたい審査の基準や通りやすくするコツ、ローンの種類などをご紹介します。
- パートでもローンは組めるが正社員と比較すると審査では不利になる
- 借入額を少なくすればパートでもローンを組める可能性は高まる
- カーリースならローンを組まず、初期費用も抑えて新車に乗れる
パートでも車のローンを組める?
短時間労働のパートという性質上、安定した収入が求められるローン審査に不安を感じている方も多いかもしれませんが、パートの方でも車のローンを組むことは可能です。実際にローンを組んで車を購入している方もたくさんいるので、珍しいことではありません。
しかし、正社員に比べると審査に通りにくい傾向があるのは確かです。その理由は、車のローンの審査が以下のような基準で行われていることにあります。
1. 収入
ローン審査においてはっきりと審査の基準となる年収が公表されていることは少ないですが、一般的には年収200万円以上が目安となっています。なお、これは前年度の年収が対象となります。
2. 属性情報
年齢や職業、勤続年数といった申込者の情報も審査対象となります。正社員や公務員などは安定性が高いとみなされて審査で有利な一方、アルバイトやパート、派遣社員、自営業者などは一定の収入があっても不安定とみなされ、審査で不利になる傾向があります。また、勤続年数
は少なくとも1年以上が求められ、同じ場所で長く働いているほど評価が高くなる
傾向があります。このほかにも家族構成や家賃、住宅ローンの支払いの有無も審査対象となります。
3. 信用情報
信用情報とは自己破産や支払いの延滞などが記録されているもので、CIC(指定信用情報機関)やJICC(日本信用情報機構)などの個人信用情報機関で管理されています。審査ではこれらの情報機関の情報が照会され、5~10年以内に自己破産をしていたり、大きな支払遅延をしたりしていると、審査に通過できる可能性は低くなります。
なお、クレジットカード料金の引き落としが3ヵ月以上遅延した、少額のキャッシングをしてうっかり返し忘れてしまったなども支払遅延として数えられるため注意が必要です。
4. 債務残高
ローンやキャッシングなどの借入額の上限は、返済負担率という年収に対する割合が決められています。返済負担率は30%程度が目安とされているため、ほかに借り入れがある状態で車のローンを組みたいときは、申し込む金額がこの割合を超えていないか確認しておきましょう。
なお、携帯電話の分割払いやクレジットカードのリボ払い残高、歯科ローン、エステや英会話学校のローンなども借入れに含まれます。
まずは審査に通るか試してみたい方は、カーリースの定額カルモくんでお試し審査を受けてみましょう。
審査をしても契約にはなりません。申込み後のキャンセルも可能です
パートでも審査に通りやすくするには?
パートという属性は不安定とみなされる傾向があり、年収200万円を下回ることも珍しくないため、あらかじめ審査に通りやすい対策をしておくことが大切です。パートの場合は次のような対策をしておくと審査に有利になる場合があります。
・借入額を少なくする
借入額が少なくなれば返済負担比率を大きくオーバーすることなく審査に通る可能性が高まります。具体的な行動として最も簡単なのは頭金を増やすことです。ほかにも借入額を少なくするために購入する車のグレードを下げる、新車ではなく中古車にするといった方法もあります。
・ほかの借入れを返済する
支払っていない税金や借入れがある場合はそれだけで不利になってしまうので、審査を受ける前に返済を済ませておきましょう。クレジットカードのリボ払いやスマホの分割払いなども借入れの対象になるので、可能な限り払っておくと安心です。
・勤続年数を長くする
勤続年数が長ければ長いほど安定しているとみなされるため、審査で有利になります。これからローンを組みたい場合には、職場を変えずに働き続けるのがおすすめです。
・保証人を立てる
収入の低さや雇用形態への安定性の低さを補うためには、保証人を立てるのが効果的です。保証人は配偶者や親、同居の親族などに頼むのが一般的ですが、20歳以上65歳未満の正社員で安定した収入がある、信用情報や債務状況に問題がないなどの条件を満たしていれば、親族でなくても保証人として認めているローン会社もあります。
・前年の収入を多くしておく
ローン審査の年収は審査申込みの前年の金額が対象となるので、来年ローンを申し込むことが決まっている場合にはできるだけ年内の収入を多くすることも有効です。
覚えておきたいローンの種類
車のローンには数種類のタイプがあり、種類や会社によって審査基準が異なります。審査に通りやすくするためには、自分に合ったローンを選ぶことも重要なので、それぞれの特徴をしっかり理解しておきましょう。種類ごとの特徴や金利などをご紹介します。
・銀行や信用金庫などの金融機関のローン
メガバンクや信用金庫などの金融機関が提供するカーローンは、勤続年数や収入などの条件がきびしく、ほかのローンに比べて審査に通りにくいのが特徴です。一方で金利が1~2%と低いといったメリットがあります。 審査には1週間程度とやや時間がかかりますが、審査に通り車を購入した後はすぐに車の所有権を得ることができます。車が自分名義となるため、買替えやローンの借換えがしやすくなるのもメリットといえるでしょう。
また、総量規制の対象外であるため、ほかのローンを利用していても借入額に影響がありません。金利の種類には変動金利と固定金利があります。
・ディーラーローン
ディーラーが信販会社を通して用意しているローンです。金融機関のローンに比べると審査に通りやすく、審査が速いという特徴があります。金利は4~8%程度が相場となっており、金融機関のローンより高めに設定されています。 なお、ディーラーで利用できるローンには、あらかじめ車の予想残存価格(残価)をローンの最終回の返済に据え置いてローンを組む残価設定ローンという方法もあります。
・自社ローン
信販会社を通さずに販売店が独自に設定している自社ローンは審査基準が最も緩く、返済遅延があったり65歳を超えていたりと、ほかのローンでは審査に通りづらい方でも通りやすいローンです。なお、審査基準や金利はそれぞれの販売店によって異なります。 金利が0%という場合もありますが、その場合、金利分が車両価格に上乗せされているので、総返済額はほかのローンに比べて高くなることもあります。
お得に車に乗るならカーリースがおすすめ!
もっとお得に車に乗りたいという方には、リース会社から長期的に車を借りるカーリースという方法がおすすめです。カーリースとは、あらかじめ期間を定めてリース会社から車を借りる代わりに使用料を支払うというものです。 使用料は月額定額制で頭金も不要なのでまとまった資金を用意する必要もありません。なお、リース期間満了後には、リース会社に車を返却するのが原則となっています。 実際に「おトクにマイカー 定額カルモくん」で月額料金のイメージをつかんでみましょう。
ダイハツ「タント」
軽自動車の概念を覆し人気となっているダイハツ「タント」。広い車内と先進安全性を併せ持つ元祖軽スーパーハイトワゴンとして、ほかの車種にはない独自の機能でファミリー層に支持されています。 月額定額: 18,980 円(11年契約|税金、保険料、登録諸費用含む)
ホンダ「N-BOX」
ホンダ「N-BOX」といえば、今、日本で一番売れているベストセラーのスーパーハイトワゴン。ファミリーカーとして活躍できる車内空間の広さ、運転が苦手な方でも安心して乗れる視界の広さと操作性、そして先進の安全運転支援システムを標準装備した軽自動車の傑作です。月額定額: 19,750 円(11年契約|税金、保険料、登録諸費用含む)
人気車種のタントやN-BOXが月額10,000円台から利用可能です。このほかにも定額カルモくんには同クラスの車種がたくさんそろっています。詳しくは、こちらよりチェックしてみてください。定額カルモくんのカーリースは長く安く乗れる
カーリースの定額カルモくんでは、すべての国産車の車種、グレードを取り扱っています。また、1年から11年のあいだで1年単位の契約が可能のため、最長契約では月額10,000円台からと安い利用料でマイカーのように車を使用することができます。 利用料の安さは審査基準となる金額を抑えることにもつながるので、パート勤務の方でも審査に通る可能性が高まります。安心してお得に新車に乗りたい方に適したカーリースです。
定額カルモくんの魅力はまだまだいっぱい!
定額カルモくんには、さらに魅力的なメリットがそろっています。一つひとつ見ていきましょう。
●初期費用がかからない
ローンでの購入では大きな初期費用を用意しなくてはいけませんが、定額カルモくんの月額利用料には、自動車税(種別割)をはじめとする各種税金や自賠責保険料、登録諸費用などの初期費用がすべて含まれています。毎月定額の利用料を支払うだけで新車に乗れるので、貯金を取り崩す必要はありません。
●7年以上の契約で走行距離制限なし
カーリースでは一般的に走行距離制限が設けられています。残価といういわゆる下取り価格を最初に差し引いて貸し出すサービスのため、契約満了時の車の価値を担保するためにはしかたのないことです。しかし、定額カルモくんでは、7年以上の契約で走行距離制限がなくなります。 日々の買い物はもちろん、趣味のドライブで遠出をする際にも、走行距離を気にすることなく気楽に車に乗れるでしょう。
●「もらえるオプション」で車がもらえる
7年以上の契約では、さらにうれしいオプションが利用できます。月額に500円をプラスするだけで、契約満了時にそれまで乗っていた車が追加料金なしでもらえる「もらえるオプション」をつけることが可能になります。
愛着のある車に、契約満了後もずっと乗り続けられるので、愛車との思い出も増えていくことでしょう。
※まだまだ書ききれない定額カルモくんの魅力については、こちらから
定額カルモくんの「お試し審査」を受けてみよう!
審査という言葉についためらいを感じてしまう方は多いのではないでしょうか。しかし定額カルモくんでは、気軽に申し込める「お試し審査」を用意しているので安心です。
申込みはオンラインで5分ほどの入力で完了。乗りたい車に近いものを選んで審査に通るかを気軽に確認することができます。さらに審査内容で申込み可能な範囲の車やプランも紹介してもらえるため、その後の車選びがスムーズになります。
審査に通ったとしても、必ず契約しなければならないということではないので、気軽に試せる人気のサービスです。
※定額カルモくんの「お試し審査」はカンタン申込みでリース可能な車がわかります。
審査をしても契約にはなりません。申込み後のキャンセルも可能です
パート勤務でも車に乗れる。審査に臨む前にしっかりした対策を
パート勤務の方でも車のローンを組むことはできます。しかし審査においては、正社員と比較して収入の不安定さなどにより不利になる傾向があります。それだけに、ローンの種類の特徴を理解して、審査に通る対策をしっかり講じて臨むことが大切です。
しかしローンでの購入にこだわらず、どうしても車が欲しいといった場合は、ほかの方法に目を向けてみるのもひとつの手です。
カーリースという車の新しい乗り方なら、そのしくみにより審査基準となる金額を抑えることができ、審査に通る可能性も高まります。最近話題のカーリースという新しい車との付き合い方にも注目しましょう。
よくある質問
Q1:パートでもローンは組めるの?
A:ローン審査では安定した収入があることが条件となっているため、短時間労働のパートという性質上、審査に通るか不安に感じている方も多いかもしれません。しかし、実際にローンを組んで車を購入している方もたくさんいます。
Q2:審査に通りやすくするためにはどうすればいい?
A:まずは借入額を少なくすることで返済負担率をクリアすることが重要です。そのために最も簡単なのは頭金の額を増やすことです。そのほかにも購入する車のグレードを下げる、新車ではなく中古車にするといった方法もあります。また、すでにある借入れを返済したり、できるだけ勤続年数を途切れさせないために転職を控えたりすることが重要です。
Q3:パート勤務に合った車の乗り方って?
A:パート勤務の方は、ローンの審査で不利になりがちです。さらに購入時は高額な初期費用を用意しなければならず、車を持つことのハードルは決して低くはありません。それでもどうしても車に乗りたいと考えるパート勤務の方には、定額カルモくんのカーリースがおすすめです。安い利用料で審査対象となる金額を抑えやすく、何より初期費用はいっさいかからないため、お得にカーライフを始められるでしょう。 ※記事の内容は2021年6月時点の情報で制作しています。