車のローンの申込みにあたって、ローン会社などから保証人を立てるように求められた場合、保証人を確保できれば審査に通る可能性があります。
保証人が必要となる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。また、どのような方に保証人を頼めば、審査に通る可能性が高くなるのでしょうか。車のローンと保証人について詳しく解説します。
- 車のローンで保証人が必要になるのは本人の返済能力が不足しているとき
- 車のローンで保証人になれるのは安定した収入のある成人
- 保証人を立ててローンを組む以外にも車に乗れる方法はある
車のローンにおける保証人とは?
保証人とは、借主がお金を返せなくなった場合、代わりに返済する責任を負う方のことです。通常、車のローンでは必要ありませんが、さまざまな理由から、保証人を立てるようにローン会社などから求められる場合があります。
なお、ローンの申込みで必要な保証人には通常の「保証人」と「連帯保証人」があり、それぞれ次のような違いがあります。
保証人
借主に返す能力がないことが確かな場合に限って代わりにお金を返す義務が生じます。そのため、貸主から代わりに返すよう求められても、「まずは借主本人に取り立ててください」と主張することができます。
連帯保証人
借主本人と同等の重い責任を負う保証人です。貸主から代わりにお金を返すよう求められたら、借主の状況に関係なく、代わりに返さなくてはなりません。
つまり、連帯保証人になるというのは、自分でお金を借りるのと同じくらいの責任を負うことだと覚えておきましょう。
車のローンに通らない方にもおすすめ!
業界最安水準のカーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、初期費用不要、頭金・ボーナス払いなしで月々10,000円台から好きな車に乗れます。サービス開始から4年で申込者数は10万人以上の実績。その人気の理由をチェックしてみましょう。
車のローンに保証人がいれば通るのはどのようなとき?
それでは、車のローン審査で保証人がいれば通るのはどのようなときでしょうか。理由はいくつか考えられます。
本人が未成年者や学生である
車のローンを申し込む本人が未成年者や学生であると、保証人が必要となります。
2022年4月に成人年齢が引き下げられ、車の運転免許が取れるのと同じ18歳となることから、18歳未満の未成年者が車を購入するというケースはあまりないかと考えられます。
ただし、成人していても、学生であれば保証人が必要です。学生とは、専門学校生や大学・大学院生のほか、キャリアアップなどのために仕事を辞めて学校に通っている方も含みます。
学生が保証人を求められるのは、学生の本業は学業であり、安定した収入はないものとされているからです。ただし、勤めを続けながら学校に通っている方は「会社員」の扱いとなり、保証人が不要になる場合があります。
雇用形態が不安定
車のローンを契約すると、数年間にわたって返済する必要があります。そのため、収入額だけでなく、安定しているかどうかも重視されます。例えば事業の安定した勤め先に長期間、正社員として勤務している方は評価されやすい傾向があります。
逆に、以下のような場合には保証人が必要となることがあります。
- 契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなど、雇用形態が正社員以外
- 現在の勤め先での勤続期間が短い、転職を繰り返している
- 勤め先の事業が安定していない
また、個人事業主で、収益が少ない方や年によって収入の差が激しい方なども保証人が必要となる可能性が高いです。
収入に対して車の価格が高い
一般的に、車のローンは年収が200万円あれば利用できるといわれていますが、その水準を満たしていても保証人が必要になることがあります。例えば、購入しようとする車の価格が高い場合などです。
その方が保証人なしでどのくらいの金額までのローンを契約できるかは、収入などによって変わります。そして、その限度を超えた高価な車を購入しようとすると、保証人を立てるように求められるのです。
そのほかの借入れや金融事故の履歴がある
申し込もうとしている車のローン以外に、ローンやキャッシング、分割払いなど、すでになんらかの借入れがある場合にも、保証人が必要となることがあります。車のローン自体は少額であっても、ほかの借入れと合わせると、年収に占める返済額の割合が高くなってしまうからです。
すでに住宅ローンや学資ローン、エステ、教材、携帯電話の分割払いなどを抱えている方は注意しましょう。
また、過去にローンの返済が遅れるなど金融事故を起こしたことがあり、その履歴が信用情報に残っていると、保証人が必要になることもあります。
保証人になれるのはどのような方?
ローン会社などから保証人を立てるように求められたときは、どのような方に頼めばいいのでしょうか。必ずしも親や配偶者などの親族である必要はありませんが、誰に頼むかによって審査に通る可能性は変わります。
審査に通るために必要な保証人の条件をいくつか紹介しましょう。
65歳未満の成人である
保証人は成人である必要があります。未成年の方は、実際には収入があったとしても保証人になることはできません。
逆に65歳以上など、年齢が高すぎても保証人になれない場合があります。
雇用形態が安定していて、一定の収入がある
保証人になるためには、毎月十分な収入を得ていることが必要です。保証人の収入は高いほど審査に通る可能性が高くなります。保証人を頼める方が複数いる場合には、できるだけ収入の高い方にお願いするのが望ましいでしょう。
なお、保証人の場合も、安定した雇用形態で、勤続年数が長い方の評価が高くなるのは、車ローンの契約者本人と同様です。
金融事故の履歴がない
自己破産や債務整理、返済遅延など、金融事故の履歴が信用情報に残っている方を保証人に立てても審査に通らないことがあります。
自己破産は約10年間、債務整理、返済遅延は約5年間、履歴が残るといわれています。
返済に困るほどの借入れがない
その方自身が借入れを抱えていたり、ほかにも保証人になっていたりすると、保証人に立てても審査に通らないことがあります。
滞りなく返済できていればそれほど問題はありませんが、借入額が大きかったり、多重債務者と呼ばれる状態に陥っていたりすると、保証人にはなれません。
そのほか、反社会的勢力ではないことも保証人の条件です。
車のローンの保証人になってもらうには?
ここまで説明してきたように、車のローンの保証人は契約者本人と同等の責任を負うものです。頼むのも引き受けるのも慎重に行わなければ、後々、大きなトラブルにもなりかねません。
気持ちよく引き受けてもらい、その後も良好な関係を維持するためのポイントを紹介します。
車が必要な理由をしっかりと伝える
まず、自分がなぜ車を必要としているのかをしっかりと伝えましょう。保証人を立ててまで買いたいと思うからには、それだけの理由があるはずです。しかし、それが相手に伝わっていなければ、保証人を引き受けてもらうことは難しいでしょう。
また、理由をしっかりと説明しても引き受けてもらうのが難しそうだと感じたら、それ以上無理に頼むのではなく、ほかの方を探すのが無難です。
車のローンの借入額や返済計画を説明する
車が必要な理由だけでなく、どのくらいの金額のローンを契約して、どのように返済していくのかも詳しく説明しましょう。車のローンの返済は数年間に及ぶため、相手に理解・納得してもらえるまで、正直に伝えることが大切です。
後から「聞いていない」「思っていた条件と違う」といった状況が生じると、大きなトラブルになりかねません。
また、保証人の側からすると、借入額が少なく、返済期間も短いほうが引き受けるハードルは低くなることを覚えておきましょう。
予定どおりに返済する
無事に審査に通り、車を購入できたら、決して返済を滞らせないようにしましょう。一度でも返済が遅れると、保証人へ連絡がいくことがあります。また、ローン会社に求められたら、保証人は代わりに返済しなければなりません。
信頼関係を壊さないために、家計が苦しくなったとしても、保証人を立てているローンの返済は最優先で行うことが大切です。
保証人を立てても、車のローン審査に通らないときは?
適切な保証人を立てれば車のローンの審査に通る可能性は高くなりますが、それでも絶対に通るとは言いきれません。
保証人は「自分にもう少し信用力があれば審査を通過できる」という場合の助けに過ぎず、本人の信用力があまりに低い場合や、そもそもの返済計画に無理がある場合には、保証人を立てたとしても審査に通るのは難しいでしょう。
収入が低すぎる、金融事故の経験があるなど、自身の信用力に問題がある場合には、車の購入はしばらくがまんして、転職する、貯金をする、金融事故の履歴が信用情報から消えるのを待つ、といったことが必要でしょう。
また、返済計画に無理があって審査に通らない場合には、以下のような工夫をすることで、車に乗れることがあります。
車のローンの種類を見直す
車のローンにはいくつかの種類があり、審査の基準もそれぞれ異なります。つまり、あるローンの審査に通らなかったとしても、ローンの種類を変えれば通る可能性があるのです。
一般的に、金利が低いローンほど審査がきびしいとされています。そのため、低金利の銀行系ローンの審査に通らなかったとしても、ディーラーローンなら通る可能性があります。
また、販売店が独自に提供している、いわゆる「自社ローン」であれば、審査の際に信用情報が照会されないので、自己破産などの経験があっても、現在、十分な収入があれば利用できることがあります。
ただし、審査に通ったとしても、金利の高いローンは返済の負担も大きくなるので、慎重に検討する必要があるでしょう。
頭金を用意する
頭金とは、車のローンを契約する際、代金の全額を分割払いにするのではなく、一部を現金で支払うことです。頭金の分、借入額を抑えられることから、審査のハードルも低くなると考えられます。
ただし、頭金を捻出するために貯蓄を取り崩すと、病気やケガ、車の故障などによる急な出費に対応できなくなるリスクもあるため、慎重に検討する必要があります。
車種・グレードを見直す、中古車を選ぶ
収入に対して借入額が高いことで審査に通らない場合には、車種やグレードを見直し、価格を下げるのが有効です。また、中古車を選ぶという方法もあります。
ただし、中古車を選ぶと、新車と比べて乗れる期間が短いことや、故障のリスクも高いため、修理やメンテナンス費用などでかえって高くつく可能性もあることを覚えておきましょう。
ローン以外の乗り方を検討する
車に乗る方法は、ローンで購入するだけではありません。車のローンの審査に通らない場合には、ローン以外の乗り方も検討してみましょう。車を使う頻度が低いようであれば、レンタカーやカーシェアリングが便利です。
また、月々定額の料金を支払うことで車を利用できるサブスクリプションサービスの「カーリース」を利用するという方法もあります。カーリースについては、次の項で詳しく紹介します。
車のローンで保証人を立てるより手軽に車に乗る方法
車のローンの審査が不安な方や、審査に通らなかった方でも車に乗れる方法として、カーリースというサービスがあります。ここでは、カーリースのしくみと、車のローン審査に通らなかった方でも利用できる可能性がある理由について解説します。
カーリースとは?
カーリースとは、3年や5年などあらかじめ期間を定めて、月々定額の料金を支払うことによって、リース会社から借りた車を利用するサービスです。
レンタカーやカーシェアリングのように都度返却する必要がなく、契約期間中は自分で購入した車と同じように手元に置いて利用できるのが特徴です。また、契約者が希望する車種やボディカラーを用意してもらえるため、購入するのと変わらない車選びが楽しめます。
さらに、月額料金には各種税金や自賠責保険料などの諸費用も含まれているため、車に関する出費を定額にできるというメリットもあります。ローンで購入するときのような初期費用も必要ありません。
車のローンよりも審査に通りやすい
カーリースは長期にわたって料金を支払う必要があるため、車のローンと同様、審査を受ける必要があります。しかし、カーリースの審査は、車のローンの審査より通りやすいといわれています。
その理由は、契約期間が満了したら、車を返却するところにあります。カーリースでは、車両本体価格から返却する際の車の価値が差し引かれることで、審査の対象となる金額を下げられるため、審査のハードルが下がると考えられているのです。
実際に、「ローンの審査は通らなかったけれど、リースの審査なら通った」という方が大勢います。
また、ローンの審査と同様、「もう少し信用力があれば審査を通過できる」という場合であれば、保証人を立てて審査を受けることも可能です。
次の項では、ローン審査に落ちたことがあるけれどカーリースの審査に通ったという体験談を紹介します。
ローン審査に落ちたがカーリースの審査に通った!利用者の声
カーローンの審査に通らないのではないかと不安な方も、実際に落ちてしまった経験のある方も、車をあきらめる前にカーリースという車の持ち方にも目を向けてみてはいかがでしょうか。カーリースの定額カルモくんは、カーローンの審査に通らなかった経験を持つ方がたくさん利用しています。その中から体験談や感想をご紹介しましょう。
ローン審査に落ちても、カーリースで欲しかった新車に乗れました!
Kさん・40代 | ダイハツ「ムーヴ」(11年契約・プラチナメンテプラン加入)
最初は車を購入するつもりでカーローンに申し込んだのですが、過去に携帯料金の払い忘れがあったことが影響したのか、審査に通らなかったんです。
仕事柄どうしても車が必要だったので、定額カルモくんなら審査に通るかもしれないと聞いてすぐに申し込みました。
とはいえ、車のサブスクなんて知らなかったし、インターネットで車を買うことにも多少の抵抗はありました。でも、問い合わせ時の受け答えがすごくクリアで安心感があったので、大丈夫だなって。
無事に審査も通過して、欲しかったムーヴの新車にも乗れて、満足しています!
ダメ元で受けた審査に通った!おかげさまで妥協せずに新車に乗れています
Kさん・60代 | ホンダ「S660」(7年契約)
これまでいろいろな車をいじって乗り倒して、今回、車の楽しみと維持費の安さを両立した一番良い車に乗りたかった。ただ僕の場合、ローン審査は難しいと思っていたんです。いろいろあって何回か試したけどやっぱり無理で。でも定額カルモくんに相談したら、一応やってみましょうよと言われてダメ元で審査を受けてみたら通ったのでびっくりしました。
リースは税金も何も全部コミコミで一定の月額が決まっていて、支払額が変わることがないから安心ですよね。だから、審査に通ったとわかって、じゃぁぜひぜひお願いしますと言って、おかげさまで相棒と呼べるS660の新車に乗れています。
ローン審査に落ちたことがあっても、無理なく新車を持ててうれしいです!
Iさん・30代 | ダイハツ「ウェイク」(11年契約)
車検がきっかけで乗換えを検討し始めました。それまで中古車だったので、新車に乗りたいと思って。車種は最初から決めていて、あとは買うかリースにするかの2択でした。
ただ、実は前の車を買う時にカーローンの審査に落ちたことがあるんです。大学生の時にクレジットカードの支払いが遅れたせいかもしれません。だからローンは難しいかなと。
それで、落ちたらどうしようという不安もあったんですけど、試しに審査を受けてみたら、受かったって連絡が来たのでうれしかったです。その後は担当の方にいろいろと相談しながらプランを決められたので安心でした。リースの魅力は無理なく車を持てる点だと思います。ずっと同じ金額を払えばいいだけだから電話代とか電気代とかと変わりないですよね。
車のローンの審査が不安、保証人がいても通らないという方におすすめのサービス
車のローンの審査が不安な方や、保証人を立てても審査に通らなかった方へ特におすすめしたいのがカーリースの定額カルモくんです。
「おトクにマイカー 定額カルモくん」がおすすめできる理由は次のとおりです。
業界最安水準の料金設定
定額カルモくん最大の特徴は、月額料金が業界最安水準となっていることです。月々10,000円台から新車に乗ることが可能で、頭金などの初期費用や、ボーナス払いの必要もありません。
月額料金が安ければ、それだけ審査で重視される項目のひとつである返済負担率を下げられるため、保証人なしでも審査に通る可能性が高いといえます。まずは下のボタンから、自分の乗りたい車種の月額料金を確かめてみましょう。
審査に通るか簡単に確かめられる
定額カルモくんには、審査に通るか簡単に確認できる「お試し審査」が用意されています。書類などを用意する必要がなく、インターネットから5分程度で申し込むことが可能です。また、審査の結果も早ければ翌営業日にはわかります。
そのため、審査に不安を感じたり、保証人のことを考えたりする前に、まずはお試し審査を申し込んでみることをおすすめします。
お試し審査の結果を基に契約可能な車種なども案内してもらえるので、その後の車選びもより具体的に進められるでしょう。
もう一点、審査に通ったからといって、必ずしも契約する必要がないのもお試し審査の特徴です。とりあえず利用できるかを確かめておいて、契約はじっくりと検討してから、といった使い方も可能となっています。
車のローンの審査に通らなくてもカーライフをあきらめなくていい
保証人を立てれば、車のローン審査に通る可能性は高くなりますが、それでも絶対ではありません。
もし審査に通らなかったとしても、ローンの種類を変える、頭金を入れる、車種・グレードを見直す、カーリースなどローン以外の方法を検討するなど、できることは数多くあります。
中でも、定額カルモくんは審査の申込みが簡単で、結果もすぐにわかるので、とりあえず審査を受けてみて利用できるか確かめるのもおすすめです。カーリースや審査について、わからないことや不安なことなどがあれば、気軽に問い合わせてみましょう。
よくある質問
Q1:車のローンにおける保証人とは?
A:保証人とは、借主がお金を返せなくなった場合、代わりに返す責任を負う方のことです。通常、車のローンでは必要ありませんが、本人の信用力が不足している場合などに、契約者本人と同等の責任を負う連帯保証人を立てるようにローン会社などから求められることもあります。
Q2:保証人を立てれば車のローンの審査に通る?
A:安定した収入があるなど、一定の条件を満たす保証人がいれば車のローン審査に通る可能性は高まりますが、絶対ではありません。自己破産の経験があるなど、本人の信用力に大きな問題がある場合や、返済計画に無理がある場合は、保証人を立てても審査に通ることはできないでしょう。
Q3:保証人を立てても、車のローンの審査に通らなかったら?
A:貯蓄をするなどして自身の信用力を高めることに加えて、頭金を入れる、車種・グレードを見直す、中古車を選ぶなど、借入額を抑える工夫が必要です。また、ローンを契約するのではなく、月々定額の料金で車に乗れるカーリースを利用するという方法もあります。
※この記事は2022年2月時点の情報で制作しています