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新しい車の乗り方「マイカー(個人向け)リース」が伸びている理由

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新しい車の乗り方「マイカー(個人向け)リース」が伸びている理由
貯金ゼロでもマイカー持てる

この記事は、 5 分で読めます。

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カーリースのメリットとデメリットについて詳しくはこちら

右肩上がりで伸びているマイカー(個人向け)カーリース市場

右肩上がりで伸びているマイカー(個人向け)カーリース市場

「自動車は資産」という考えが一般的な日本では、新車・中古車を購入して所有することが当たり前でした。しかし近年、自動車の利用の仕方が変わってきています。

車のサービスには、例えば、必要な時にだけ利用する「レンタカー」や、複数人で1台の自動車を利用する「カーシェアリング」、そして「マイカーリース契約」があります。

特にここ数年、新車の販売台数が伸び悩んでいる中、個人カーリースの契約台数は右肩上がりで伸びています。マイカーカーリースの契約台数は、2012年に約11万台、2015年に15万台を超え、2016年には18万台を超えました。

個人カーリース市場はたった数年で1.5倍以上に伸びていますが、その背景には2つの大きな理由があります。

お金:経済面でのメリット

マイカーリースが伸びている1つ目の理由は、経済面でのメリットが大きい点です。

お金:経済面でのメリット

自動車の購入代金

新車・中古車の場合は、まずはじめに自動車の購入代金がかかります。
ローンを組むことも可能ですが、ある程度まとまった頭金を用意する必要があります。
一方、カーリースの場合は、最初にまとまったお金を用意する必要がありません。
初月から一定の金額を支払えばよいので、貯金がない場合もマイカーを手に入れることができます。

法定費用が含まれた月額定額制

自動車を保有している場合、毎年5月に自動車税(種別割)を国に納める義務があり、突然の出費に頭を悩ませることもあります。
また、2年に1回の車検(初回のみ3年)があります。そこで重量税や自賠責保険などの費用が発生します。

カーリースの場合には、初期費用、環境性能割、車検時の重量税や自賠責保険費用がすでに月額費用に含まれているため、大きな出費を心配する必要がありません。数年先までの家計管理をし易いという経済的メリットがあります。

なお、定期的にエンジンオイルの交換の他、タイヤの交換、その他メンテナンスも的的に発生しますが、そちらは個人差があります。

手間:車の取得、維持、管理がラクなメリット

個人カーリースが伸びている2つ目の理由は、自動車の取得、維持、管理に手間がかからない点です。

手間:車の取得、維持、管理がラクなメリット

ディーラーをまわる手間、めんどうな交渉をする必要がない

新車(新古車)を購入する際には、ディーラーまで足を運び、販売員と相談しながら車を選びます。複数店舗まわることもあれば、必要のないオプションを勧められることもあります。
そして、いざ購入を進めるにあたり、時間がない人や、交渉が苦手な人には大きな負担となります。

しかし、個人カーリースの場合には、ネットで簡単にお申込みをするサービスもあります。じっくり考えて必要なオプションだけを選ぶこともできます。時間がない人や交渉が苦手な人に大きなメリットがあります。

*カーリースの場合は取得権ではなく使用権を得ることになりますが、ほぼ取得しているとの同等の乗り方が可能です。

各種税金の支払いをする自分でする必要がない

経済面のメリットでもご紹介した自動車税(種別割)のお支払いですが、リース会社が納税してくれるため、手間や心理的負担がかからないというメリットもあります。またカーリースのサービスによっては、何か困った際に能動的に探したり調べたりせずとも、サポートデスクがあらゆる相談に乗ってくれたり必要に応じた提案をしてくれたりもします。

その他:新車・中古車購入と同じ条件を受けられるメリット

「わ」「れ」ナンバーにならない

レンタカーの場合には、ナンバープレートが「わ」「れ」になりますが、個人カーリースの場合は、「わ」「れ」ナンバーになることはありません。

ナンバーの希望を出せる

新車、中古車購入時に同様に、ナンバーの希望を出すこともできます。

自宅まで納車

ディーラーでの購入時と同様に、自動車を自宅まで納車してくれます。

今後も伸び続ける余地があるマイカー(個人向け)カーリース市場

現在、国内の個人カーリースは、車総所有台数全体の1%にも満たない数値となっています。アメリカでは自動車保有者の約25%強、4台に1台が個人カーリースとなっており、日本の市場はまだまだ伸びる余地があります。蛇足ではございますが、沖縄県では海に接して暮らしている方が多く、新車は買うものではなくリースするものだという文化が根付いており、約20%がリース利用しています。

「お金」と「手間」の面で大きなメリットがある個人カーリースは、今後も需要を伸ばし2020年には20万台を超えると予想されています。

よくある質問

Q:最近「マイカーリース」ってよく聞くけど、どんなサービスなの?

A:マイカーリースはリース会社が購入した車を契約者が月々の決まった金額を支払って長期的に借りるサービスです。車の所有者はリース会社、使用者は契約者の名義になります。

Q:マイカーリースが人気を集める理由って?

A:マイカーリースが人気を集めている理由のひとつは、経済面でのメリットが大きい点にあります。カーリースでは頭金や初期費用が不要なので、まとまった資金がなくても車を導入することができるのです。また、月額料金には税金や自賠責保険料などの法定費用が含まれているので、車に関する大きな出費が少なくなり、家計管理がしやすいというメリットもあります。

Q:マイカーリースは金銭面以外にもメリットがある?

A:マイカーを購入するとなるとディーラーに何度も足を運んだり、交渉したりしなければなりません。しかしマイカーリースではリース会社が契約者の代わりに車を購入するので、契約者はディーラーに出向いたり面倒な交渉をしたりする必要はありません。

※記事の内容は2018年4月時点の情報で執筆しています。

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