カーリースは、毎月定額の料金で一定期間好きな車を利用できるサービスです。頭金やボーナス払いが不要で、費用を抑えながら、ほぼマイカーと同じように乗ることができ、軽自動車であれば月額料金3,000円台から利用できるカーリースもあります。
しかしリース会社は、なぜ3,000円台という安い料金で車を提供できるのでしょうか。ここでは、カーリースの料金のしくみと注意点、リース選びの際にチェックしておきたいポイントなどを解説します。
- 月々3,000円台から軽自動車を利用できるカーリースもある
- 月々3,000円台の格安リースには、年式が古い、ボーナス払いがあるなどの理由がある
- 頭金もボーナス払いも不要で新車の軽自動車に乗れるカーリースがある
カーリースは本当に月々3,000円台で軽自動車に乗れる?
最も手軽な価格の軽自動車でも、例えば5年のローンで購入したとしても月々10,000円以上の返済になります。それにもかかわらず「月々3,980円」などをうたうカーリースがあります。なぜそのような料金で車を貸し出すことができるのでしょうか?
カーリースの料金のしくみ
そもそもカーリースの月額料金がどのような計算から成り立っているかというと、車両本体価格から残価を引いた金額に、自賠責保険料や手数料などを足し、それを契約期間で割って算出されます。
残価とは契約満了時にその車を売却した場合につくと想定される価格のことで、この残価設定があるからこそ購入する場合よりもその分お得な料金が実現できる、というわけです。
また、車両本体価格をベースに算出しているので、リース会社が車を安価で取得できれば、リース料金も安くできる、ということになります。
なぜ月々3,000円台で軽自動車をリースできるのか
車両本体価格が安ければリース料金も手頃になるわけですから、普通車より価格が手頃な軽自動車はリース料金も普通車より安くなります。それにしても、月々3,000円台で軽自動車を貸し出せるのは、なぜでしょうか。
例として、月々3,980円で軽自動車に乗れるとするA社と、業界最安水準の料金をうたう「おトクにマイカー 定額カルモくん」で、ダイハツ「ミライース」を借りるケースで比較しながら、具体的に見ていきましょう。
〈カーリース2社の比較〉
A社 | 定額カルモくん | |
---|---|---|
月額料金 | 3,980円 | 12,490円〜 |
どのような車か | 中古車 (2015年登録、 走行距離75,181 km) | 新車 |
契約期間 | 6年 | 11年 |
ボーナス払い | あり (33,000円×12回) | なし |
月額料金に 含まれるもの | 各種税金・自賠責保険料・ 2回の車検代・ 11回のオイル交換代・諸費用 | 各種税金・自賠責保険料・ 諸費用・納車陸送費・ 車庫証明取得代行料 |
残価精算 | あり | なし |
その他 | 1年後に乗換え可能 | メーカー保証付き、 純正オプション取り付け可能、 リミテッドカラー選択可能 |
※2021年12月12日時点の情報です
月額料金だけを比べると、A社は定額カルモくんのおよそ3分の1程度で済むことになります。しかし、カーリースを選ぶ際には、月額料金だけでなく、その他の費用やサービス全体を見て総合的に判断する必要があります。以下のような点にも着目しましょう。
貸し出す車が違う
まず、対象となる車が違います。定額カルモくんは新車であるのに対し、A社が貸し出すのは中古車で「年式6年以内、走行距離80,000km以内」を取り扱うとしています。一般的に、軽自動車の平均寿命は「12年、12万km」が目安とされているので、その半分程度を費やした時点の車を借りることになります。
また、中古車ですので、在庫としてあるものの中からモデルや色などを選ぶことになります。
一方新車リースであれば、本来のパフォーマンスを発揮できる車である上に、自分で選んだボディカラーやオプションをつけて納車してもらえます。
ボーナス払いがある
格安や激安をうたうリースサービスの多くがそうですが、ボーナス払いが設定されています。上記のA社の場合、ボーナス払いを含めると、年間113,760円かかることになります。一方、定額カルモくんの場合は年間134,640円となり、その差は20,880円です。この差額をひと月あたりに換算すると1,740円となります。
自己負担になる維持費が違う
カーリースの月額料金に含まれるものは、リース会社によって異なります。A社の場合は、契約を結んだ後は店舗まで取りに行く必要がありますが、定額カルモくんの料金には納車陸送費が含まれているため、自宅まで納車してもらえます。一方、車検代は、A社では2回の車検代が含まれていますが、定額カルモくんの場合、車検代もまとめて定額にするにはメンテナンスプランに加入する必要があります。
返却時の費用が違う
カーリースに残価設定があるのはご説明したとおりですが、車を返却した際に「残価精算」の必要がある場合と、ない場合があります。残価精算とは、契約時に想定した残価と返却時の実際の価値の差額を精算することで、A社のように「残価精算あり」の場合、この費用を利用者が負担しなければなりません。
一方「残価精算なし」の場合は、車を返却するだけで済みます。
カーリースの利用には審査がありますが、定額カルモくんの「お試し審査」を利用すれば、その可否がすぐにわかります。どのリースサービスにするか迷っている方や、乗りたい車がまだ決まっていなくても、審査したからといって契約にならないので安心して利用できるでしょう。
また、事前に確かめておけば、車が必要になったタイミングですぐに利用することができます。5分程度の入力で、審査結果は通常翌営業日にはわかるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
自分に合うリースサービスの見つけ方
ここまで見てきたように、リース会社によってサービス内容は大きく異なります。本当に自分に合った、自分にとってお得なサービスを選ぶためには、まず自身が重視するポイントを明確にすることが大切です。
何を基準にどのようなリースサービスを選べばいいか、またその際に何に注意したらいいか、ご紹介します。
車の状態にはこだわらず、月額料金の安さを最優先にしたいなら
中古車であることが気にならず、さらに数年落ちであったりそれなりに走行距離があったりしても構わない、とにかく月々の支払いが安いことが重要、という場合は、先ほどのA社のように中古軽自動車を貸し出すリースサービスがいいでしょう。しかし、リース会社によってはボーナス払いや頭金が設定されている場合があるので、しっかり確認しましょう。
また中古車であれば、故障や不具合のリスクはどうしても新車より高くなります。故障への保証があるか、アフターサービスは充実しているかなども同時にチェックしましょう。
最初から最後まで大きな支払いがないようにしたいなら
カーリースの大きなメリットに定額制ということがあります。税金、車検、日常的なメンテナンスについて、その都度費用をやりくりするのが嫌、そうした費用を心配しながら乗りたくない、という方には、税金などの法定費用やメンテナンス費用もまとめて定額払いにできるリースサービスがおすすめです。
そうしたプランやサービスを利用すればその分費用はかかりますが、月々定額の支払い以外に大きな出費なく車を維持できます。都度かかる費用といえば、ガソリン代や駐車場代、高速道路の料金くらいなので、家計の管理はとても楽です。
ただし、リース会社によって月額料金に含まれる項目も、メンテナンスプランでカバーする範囲も異なるので、しっかり比較検討することをおすすめします。
なお、先ほどの定額カルモくんのような新車リースの場合、車を購入した場合と同じようにメーカー保証がついていることが多く、保証期間内であれば、万一エアコンやオーディオなどが壊れても修理・交換費用を支払う必要はありません。
乗換えに費用をかけずスムーズに乗り換えたいなら
車検などのメンテナンス費用も定額にできるサービスなら大きな費用負担の心配なく乗れるのは、先ほどご説明したとおりです。しかし、サービスによっては乗り始めの際の頭金や返却時に残価精算が必要なケースもあります。月額料金が格段に安い場合、残価精算が必要なことも多いので特に注意しましょう。
ずっと大きな費用負担を心配せずに乗れることを重視するなら、頭金や残価精算がないリースサービスを選びましょう。
最初から最後までずっと定額。残価精算なしのカーリースはこちら
気兼ねなく、マイカー感覚で車に乗りたいなら
カーリースは基本的に、車を返却することを前提にしたサービスで、利用者には契約期間が終わったら車を借りたときと同じ状態で返却する義務があります。これを原状回復といい、返却された車に大きな傷やへこみなどの損傷があった場合、その修理費用を利用者が負担しなければいけません。
だからといって、傷を付けないように、汚さないようにと気を使い続けるのはつらいものです。そうした不安なく乗るには、原状回復費用を補償するプランがあるリースサービスを選ぶといいでしょう。もしくは契約満了時に車がもらえるリースサービスもおすすめです。車を返却しないのであれば、原状回復を気にする必要がない上に、ドレスアップやカスタマイズなども自由に行えます。
また、カーリースでは車の残価を担保するために走行距離に制限を設けている場合がほとんどで、超過するとその分の費用が発生します。長距離の移動が日常的である方や、費用を気にしたくない方は、走行距離制限のないリースサービスを選ぶと安心です。
カーリースでできるだけお得に軽自動車に乗る方法とは?
カーリースを利用して軽自動車に乗る場合、できるだけ費用を抑えるには車種の選び方や契約期間、月額料金の設定などが重要です。どのように選ぶのがいいか解説します。
低価格の車種を選ぶ
すでにご説明したように、車両本体価格が高い車ほどリース料金も高くなります。価格の安い車を選ぶ、中古車を選ぶ、同じモデルでもグレードを下げるなどによって、よりリーズナブルな料金で利用できる場合もあるでしょう。
契約期間を長くする
基本的に、契約期間を長く設定するほど、月額料金は下がります。毎月の費用を抑えたいなら、契約期間を長く設定するのもひとつの方法です。ただし、契約期間が長くなれば、支払総額は増える点にも注意が必要です。
維持費込みのプランにする
安い車を選んで月額料金を抑えても修理代やメンテナンス費用がかさんでしまったら、車に関する費用全体としては高くなってしまいます。長期的に見て費用を抑えたいなら、車検や消耗部品の交換など車の維持費をカバーするプランを選ぶようにしましょう。こまめにメンテナンスをすると、安心を得られる上に故障などのリスクも下げられます。
割引きや特典を利用する
リース会社には、独自の割引きや特典を設けているところが少なくありません。ウェブサイトからの申込みで割引きになるキャンペーンや車種限定・台数限定の割引プランをうまく利用しましょう。
業界最安水準のカーリース「定額カルモくん」が今だけのキャンペーン中!
総合的な意味で本当におすすめできる軽自動車リースは?
3,000円台で利用できる軽自動車リースには、ボーナス払いや残価精算がある上、選べる車の範囲も限られることをお伝えしました。では、最初から最後まで大きな費用負担なく安心して利用でき、乗りたい車を選べる手頃なリースとは、どのようなサービスでしょうか。
コスパもサービスも専門家からのお墨付き
定額カルモくんは、頭金・ボーナス払い・残価精算なしであるのはもちろん、ずっと定額で乗れる良心的なリースサービスです。その証しとして、専門家が選ぶカーリースで「コストパフォーマンスが高い」「納得価格」「サポートが充実している」の3つの部門で1位を獲得*しています。
また、7年以上の契約なら走行距離制限がないうえ、契約満了時に車をそのままもらえるので、まさにマイカー感覚で気兼ねなく車を利用できます。
*調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年2月12日~15日 調査概要:カーリース10社を対象にしたイメージ調査 調査対象:男女、全国、18~69 歳、運転免許保有、(1)(2)週1回以上運転するファイナンシャルプランナー176s、(3)カーディーラー勤務者297s 調査実施:株式会社ショッパーズアイ 比較対象企業:「カーリース」Google 検索9社(2021年1月29日10 時時点) 広告、まとめサイトなどを除く
車検・税金コミコミでも月々10,000円台で乗れる
定額カルモくんは国産メーカーの全車種・全グレードを取り扱っていて、料金は業界最安水準なので、例えばホンダ「N BOX」なら17,320円〜、ダイハツ「タント」なら15,780円〜、スズキ「スペーシア」なら16,110円〜乗ることができます。
さらに車検費用や原状回復費用補償も含められるメンテナンスプランをつけても、月額料金は10,000円台〜です。
また、新車リースならではのポイントとして、ディーラーで購入したのと同じように純正オプションやリミテッドカラーも選択できます。
気になる軽自動車にいくらで乗れるのかは、こちらからチェックできます。車を選ぶと、契約期間やオプションなどを選択できますので、気軽に料金シミュレーションをしてみてください。
カーリースの利用には審査がありますが、定額カルモくんの「お試し審査」を利用すれば、その可否がすぐにわかります。どのリースサービスにするか迷っている方や、乗りたい車がまだ決まっていなくても、審査したからといって契約にならないので安心して利用できるでしょう。
また、事前に確かめておけば、車が必要になったタイミングですぐに利用することができます。5分程度の入力で、審査結果は通常翌営業日にはわかるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
本当にお得に使いたいなら月額料金以外もチェックしよう
カーリースは数年にわたって利用するものなので、料金やサービスに納得した上で、安心して乗れることが一番です。リース会社を選ぶ際は、「月々3,000円台」といった数字だけでなく、その他の支払いがないか、選べる車の種類、保証期間といったところも含めて比較検討しましょう。
わかりやすい資料があります!
大手リース他社とのサービス・料金比較、素朴な疑問への回答など、詳しくご紹介しています。
定額カルモくんの中古車リースをチェックするならこちらからどうぞ
よくある質問
Q1:月々3,000円台で本当に軽自動車に乗れるの?
A:月々3,000円台で軽自動車に乗れるカーリースはあります。ただし扱っているのは中古車で、車が数年落ちだったり、走行距離がすでに数万kmあったりします。また、ボーナス払いや契約満了時の残価精算が必要であることも多いので、月額料金以外の部分も確かめましょう。
Q2:カーリースを利用してできる限りお得に軽自動車に乗る方法は?
A:月額料金を抑えることにこだわるなら、価格の安い車を選ぶといいでしょう。ほかに、契約期間を長くする、割引きや特典を利用する、といった方法もあります。また、契約中の大きな出費を避けたい場合、月額料金に車の維持費の大半が含まれるサービスを選ぶといいでしょう。
Q3:月々の費用負担が軽く、安心して軽自動車に乗れるおすすめのカーリースは?
A:定額カルモくんなら、ボーナス払いなし、契約満了時の残価精算なしで、ずっと月額定額払いです。車検や消耗品の交換などのメンテンナス費用込みのプランにしても月々10,000円台から利用できます。また、契約満了時に車をもらえるので、マイカー感覚で乗りたい方にもおすすめです。
※この記事は2021年12月時点の情報で制作しています