リース車に故障や傷が発覚したとき、最も気になるのは修理費用がどれくらいかかるのかという点ではないでしょうか。契約者が負担する金額は契約しているプランやカーリース会社によって異なりますが、月額料金内に含まれるサービスが適用され、自費で修理をしなくていい場合もあります。リース車に故障や傷が発覚したときの対応方法について、自動車保険の適用条件など事前に知っておきたいポイントと併せて解説します。
- リース車に故障や傷が発覚したらまずはリース会社に連絡
- カーリースで使える自動車保険はおもに2種類ある
- 定額カルモくんなら任意保険に加入しても月額10,000円台で新車に乗れる
カーリース利用中に故障や傷が発覚したら修理代は誰が負担するの?
リース車に故障や傷が発覚した場合、修理代を自分で負担するのか、またはカーリース会社が負担してくれるのかは、契約内容によって変わってきます。カーリースの契約には、大きく分けてメンテナンスリースとファイナンスリースの2種類があります。
●メンテナンスリース
税金や自賠責保険料に加え、修理や車検、消耗品交換などにかかる費用も料金に含まれているカーリース契約です。そのため、月額料金以外で契約者が負担するのは、基本的に燃料費や駐車場代のみとなります。
●ファイナンスリース
修理や車検などのメンテナンス費用が料金に含まれないカーリース契約です。メンテナンスリース同様、月額料金内に税金や自賠責保険料は含まれていますが、修理や車検、消耗品交換にかかるメンテナンス費用は自己負担となります。ただしその分、毎月の月額料金はメンテナンスリースよりも安くなる傾向にあります。
カーリースの契約時にチェックしておきたいポイント
リース車を修理する場合、メンテナンスリースであっても修理費用の補償範囲はカーリース会社や契約内容によって異なります。事故の場合はどこまで補償され、そのほかどのようなケースであれば補償されるのかなど、契約時に確認しておくことが重要です。
また、以下の内容で修理が発生したときの費用負担についても確認を行いましょう。
- 天災などの不可抗力による故障
- 契約者の過失による故障
- 経年劣化による故障
- 契約前からの不具合による故障
- 契約に含まれている保険が適用されない故障
カーリース利用中に故障や傷が発覚したらどうすればいい?
リース車に故障や傷が発覚した場合、まずはカーリース会社に連絡し、どのように対処するか指示を仰ぎます。
放置するとカーリース契約満了時に車の価値が下がる可能性がある
カーリースを契約する際には「想定残価」というものが設定されます。想定残価とは、想定される契約満了時の車の価格を指し、実際に返却された車が、修復歴があったり、大きな傷が付いていたりと想定残価より価値が下がる場合には、その差額を請求されることがあります。
契約満了時に追加料金が発生してしまわないよう、どんな小さな傷や不具合でも、発見したらまずはカーリース会社へ連絡して、適切に対処することが大切です。
自己判断で修理すると契約違反になってしまう可能性がある
契約内容によっては、傷や不具合の情報を事前にカーリース会社に報告して指示を仰ぐように義務付けられている場合があります。また、修理工場が指定されている場合もあり、自己判断での修理は契約違反となってしまう可能性があるため注意しましょう。
カーリース利用中によくある故障例
リース車によく起こる故障として、以下のようなものがあります。
- バッテリー切れ
- ラジエーター切れ
- エンジントラブル
急いでいるときなどは、自分で修理業者に連絡をして、その場ですぐに解決したくなるものですが、「最初にカーリース会社へ連絡する」ということを忘れないようにしましょう。
カーリースでも保険は使える?
自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があり、カーリースでも利用できます。
自賠責保険とは
自賠責保険は「強制保険」とも呼ばれ、車を所有するすべての方が必ず加入しなければならない保険です。カーリース契約後の車両登録や、車検の費用とまとめて請求されるのが一般的です。
自賠責保険は、交通事故を起こして相手にケガをさせてしまったり、死亡させてしまったりした場合に、被害者の治療費などを補償するものです。事故が原因で被害者の車が故障してしまった場合の修理代や、加害者のケガや車の修理代は補償対象にはなりません。
任意保険とは
任意保険は、車の所有者が任意で加入する保険です。一般的に「自動車保険」と呼ばれることが多く、交通事故の場合、自賠責保険では補償されない加害者の車の修理代やケガをした際の治療費をカバーできます。
契約内容によっては、事故による故障だけでなく、日常的に車を利用していて発生した故障の修理代もカバーできるため、任意保険に入っているとより安心でしょう。
カーリースは任意保険付きのほうが安心?
毎月一定の金額で車に乗れるのはカーリースのメリットですが、任意保険を含めることにより月額料金が上がってしまうようでは、カーリースのメリットを最大化させることができません。
カーリースの定額カルモくんが、自家用車を持つ全国の男女1,381人に行った維持費についてのインターネット調査の結果を見ると、毎月の任意保険代は5,000円未満という回答が35.8%で一番多いことがわかります。月額料金の安いカーリース会社を利用すれば、個人で加入した任意保険料を含めても月額10,000円台から車に乗ることができるため、安さと安心を追求するなら、任意保険は個人で加入するのがお得だといえるでしょう。
カーリース利用中の故障は怖くない!定額カルモくんなら安心できる理由
「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、業界最安水準でさまざまなプランを展開しているカーリースです。先にご紹介したように、毎月の任意保険料は5,000円未満であるという方がほとんどのため、定額カルモくんであれば、個人で任意保険に加入しても月額10,000円台で新車に乗ることが可能です。
また、定額カルモくんのメンテナンスプランに加入すれば、基本的なメンテナンスの費用や車検代も月額料金に含めることができます。費用を気にせず定期的にメンテナンスを行うことで、故障も最小限に抑えることができるでしょう。
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リース車の故障で焦らないために、契約内容をしっかり理解しておこう
故障したときの対応方法や保険の補償範囲を事前に知っておけば、慌てず対処することができます。お得なカーリースを安心して長期間利用するためにも、カーリースの契約内容をよく理解しておきましょう。
よくある質問
Q1:リース車が故障したときの修理代は自己負担になるの?
A:カーリース会社や契約プランによって異なりますが、月額料金に車の修理代やメンテナンス代が含まれていれば、対象となる不具合は自己負担なしで修理できます。
Q2:リース車に故障や傷が発覚したらどうすればいい?
A:リース車はカーリース会社の所有物のため、自己判断での修理は避けるべきです。カーリース会社側で修理工場を指定している場合もあるため、契約違反とならないよう、カーリース会社に指示を仰ぎましょう。
Q3:定額カルモくんなら修理代やメンテナンス代は月額料金に含まれる?
A:定額カルモくんでは、メンテナンスプランに加入することで車の修理代やメンテナンス代、各種消耗品の交換費用などを定額にすることができます。また、車を返却する際に発生する原状回復費用も月額料金に含められるため、安心して車に乗ることができるでしょう。
※記事の内容は2021年4月時点の情報で制作しています。