「返却時に高額な請求をされた」「走行距離制限があってつらい」など、カーリースのトラブルについて耳にすると、利用に関して不安に感じることもあるでしょう。しかしこのようなトラブルは、カーリースのしくみや契約内容についてしっかり理解していないことが原因となっていることがほとんどです。
よくあるトラブルを知り、カーリース会社やサービス内容をしっかりと選べば、こうしたトラブルに発展することはありません。そこで、カーリースでありがちなトラブルの例とその回避方法をご紹介しましょう。
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- カーリースのトラブルは返却時の残価精算や追加請求などで起こる傾向がある
- カーリースの契約方式やプランをしっかり選べばトラブルにはならない
- 顧客対応満足度98.9%のカーリースでトラブルなくカーライフを満喫しよう
カーリースでトラブルが起きるのはなぜ?
カーリースは毎月定額の料金を支払うことでマイカーと同じように車を利用できるサービスです。この月額料金については、返却時の車の価値を想定した「残価」を車両本体価格から差し引いて算出されます。こうすることで購入した場合よりも車両代金が安くなり、結果的に月額料金が安くなるしくみなのです。
ただし、こうしたお得なしくみゆえに、よく調べずに契約するとトラブルに発展してしまうこともあります。ここからは、カーリースで起きてしまいがちなトラブル事例をご紹介しましょう。
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カーリースのトラブル1. 返却時、残価精算で大きな出費があった
カーリースにおける契約方式は、残価の扱いによりオープンエンドとクローズドエンドの2種類が用意されています。それぞれ特徴が異なっており、その違いを知らずに契約してしまうとトラブルの原因となってしまいます。ここでは、2つの契約方式の違いと起こりやすいトラブルについて解説します。
オープンエンド方式とは
オープンエンド方式では、リース契約時に残価が開示されます。そして、契約が満了する際には車の状態や市場の相場から査定を行い、最初に設定した残価と実際の残価の差額を精算する必要があります。残価を高く設定できるので、月額料金が安い傾向があります。
クローズドエンド方式とは
クローズドエンド方式はオープンエンド方式とは異なり、残価が利用者に公開されません。リースの利用者は残価や返却時の差額を把握できませんが、契約満了時に残価精算がないので大きな出費の心配がなく、最後まで安心です。
このように、契約方式によってメリットが異なりますが、トラブルが起こりやすいのは残価精算のあるオープンエンド方式の契約です。残価を高く設定することによって月額料金は安くなりますが、契約満了時の査定価格と残価に大きな差が生じやすく、利用者はその差額をすべて負担しなければならないからです。
そのため、オープンエンド方式の場合、車の返却時に高額な請求をされるリスクがあるといえます。一方、クローズドエンド方式であれば、残価精算がないので最後まで安心してカーライフを楽しめるでしょう。
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カーリースのトラブル2. 走行距離の超過料金を請求された
カーリースは車を返却することを前提としているサービスなので月々の負担を抑えて車を利用できますが、その特徴のために起こるトラブルもあります。例えば、走行距離に関するトラブルです。
カーリースでは多くの場合、返却時の車の価値を担保するために、短い場合は500km/月、長くても2,000km/月など、月間あるいは年間で走行可能な距離の上限が設けられています。そして、契約満了時に実際の走行距離が上限を超えていた場合には追加料金を請求されることがあります。
しかし「全国カーライフ実態調査」*¹では、自家用車の年間走行距離は平均6,017kmで、その中でも3人に1人は年間3,000~5,000kmという結果が出ています。また、カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」の「車の利用に関する調査」*²では、月間走行距離が平均500km以下と答えた方の割合が約70%となっており、多くの場合、走行距離の上限を気にする必要はありません。
さらに、走行距離の上限は月ごとではなく平均して判断されるので、旅行などで突発的に長距離を走った月があったとしても、ほかの月の走行距離が短ければ相殺されます。そのためトラブルに発展することはほとんどありません。
もしすでに車に乗っている方で、こういった走行距離に関するトラブルを不安に思っている方がいれば、今乗っている車の走行距離と比べてみるといいでしょう。また、トラブルを回避するには、あらかじめ自身の利用頻度などから適切な走行距離を割り出して、ライフスタイルに合ったリースサービスを選ぶようにしましょう。
*¹ ソニー損害保険株式会社が、「自家用車を所有し月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女」1,000名を対象に2020年10月23日~10月26日に行った調査
*² カーリースの定額カルモくんが、「自家用車を持っている全国の男女」1,363名を対象に2021年1月8日~1月20日に行った調査
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カーリースのトラブル3. 返却時の車の状態が悪く高額請求された
カーリースでは、契約満了時に原則として車を使い始めたときの状態に戻してカーリース会社へ返却しなければならないという「原状回復」のルールがあります。
返却時に原状回復をする際には、リース後に取り付けたカーナビやカバー、車に貼ったステッカーなどをすべて外すほか、ステアリングなどの交換していたパーツがある場合は、それらも借りたときの状態に戻さなければなりません。さらに、傷やへこみ、改造も元に戻して返却する必要があります。
そのため、リース期間中の走行方法や車の利用の仕方によっては、原状回復をするためにかかる修理費用やクリーニング代が高額になってしまうこともあります。例えば車体をこすってできた傷などは、手のひらサイズであっても30,000~60,000円の修理費用と修理に出す手間がかかります。
このような原状回復のルールを知らずにカーリースを利用すると、契約満了時に高額な原状回復費用がかかったというトラブルに発展してしまうことがあります。原状回復の基準はカーリース会社により異なるので、トラブルを避けるためにも契約前に規定をよく確認しておきましょう。
なお、カーリース会社によっては修理や原状回復にかかる費用を補償するプランを用意しているところもあります。月額料金以外にかかる可能性のある費用も視野に入れて契約するようにしましょう。
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カーリースのトラブル4. 改造したいのにできなかった
車を利用する際に、自分好みの仕様にカスタマイズして乗りたいと考える方もいるでしょう。しかし、カーリースでは原則的にリースした車の改造をすることが禁止されています。万が一改造をしてその跡が残ったまま返却をすると、原状回復をするための費用を請求されることがあります。
なお、元に戻せる改造やカスタマイズは禁止されていないので、自分好みのアレンジを楽しむことは可能です。ただし、取り外しの際に傷をつけてしまうと、原状回復を求められることがあるので注意が必要です。
そのため、改造することを前提に考えている方には、契約満了時にそのまま車をもらえるカーリース会社やプランを選ぶことをおすすめします。車を返却する必要がないことで、カスタマイズを思う存分楽しめるようになり、契約満了時にトラブルになることもありません。
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カーリースのトラブル5. 車が不要になったが中途解約できなかった
カーリースでは、基本的に契約期間中に解約することができません。転勤で車が不要になったなどの事情により中途解約することになった場合は、高額の違約金を請求されることもあるため注意が必要です。
そのようなトラブルを回避するには、契約期間を自身の都合に合わせて自由に設定できるカーリース会社を選ぶとよいでしょう。車を必要とする期間だけ契約することができるので、無駄なく車を利用でき、中途解約のリスクを下げることができます。
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カーリースのトラブル6. 事故を起こして違約金が発生した
カーリースで利用している車で事故を起こした場合、事故の修理費用は基本的に利用者の負担になります。また、全損になってしまうと強制的に解約となり違約金が発生してしまうケースもあります。
こうしたリスクに備えるためには、車両保険も含めた自動車保険(任意保険・以下任意保険)に加入しておくことが大切です。通常、カーリースの月額料金は自賠責保険料を含んだものになっています。しかし、自賠責保険とは事故を起こした際に被害者側を救済するためのものです。
リース車で全損事故を起こした場合の違約金をカバーしてくれる特約付きの任意保険もあり、カーリースの違約金トラブルを回避したい方におすすめです。
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カーリースでトラブルにならないためには?
トラブルを抑えてカーリースを利用するには、カーリース会社やプランの選び方が重要になります。カーリースでよくあるトラブルを回避するために、どのようなリースサービスを選べばいいかを確認していきましょう。
クローズドエンド方式のカーリースを選ぶ
オープンエンド方式には「月額料金を安く設定できることがある」というメリットがありますが、その一方で、契約時の残価よりもリース終了時の査定額が下回った場合、その差額を利用者が支払わなければならないというデメリットもあります。
契約満了時の残価精算に関するトラブルを避けることを考えるなら、車の価値変動を気にせずに利用できるクローズドエンド方式を採用しているカーリース会社を選ぶようにしましょう。
走行距離制限のないカーリースを選ぶ
一般的に、カーリース会社では月ごとに走行可能な距離が設定されており、契約満了時に実際の平均走行距離が上限を超えていた場合には、追加料金を請求されることがあります。カーリース会社の中には走行距離制限を設けていないところもあるので、走行距離に関するトラブルを避けたい方は、そうしたリースサービスを選ぶのもひとつの手です。
カスタマイズOKのカーリースを選ぶ
基本的にカーリースではリースした車の改造・カスタマイズをすることが禁止されているため、返却時にカスタマイズの跡が残っていると、原状回復費用を請求されることになってしまいます。そのため、車のカスタマイズを楽しみたい方は、契約満了時に車をもらうことができるリースサービスを選ぶといいでしょう。
適切な契約期間を選べるカーリースを選ぶ
カーリースでは利用者の都合で中途解約することになった場合、高額の違約金を請求されてしまうことがあります。契約の際、ライフプランを考慮しないで契約期間を設定してしまうと、違約金のトラブルが起きやすくなります。
そのため、カーリースの契約時には将来にわたってどのように車を利用したいかを計画的に見据えて契約期間を設定する必要があります。契約期間を短期間あるいは長期間に自由に設定できるカーリース会社を選べば中途解約のリスクを下げることができます。
このように、サービス内容をしっかり確認し、自分に合ったカーリース会社やプランを選べば、トラブルを回避できるだけでなくカーリースのメリットを最大限享受できるのです。次項では、カーリースの魅力を詳しくご紹介しましょう。
トラブルばかりじゃない!知っておきたいカーリースの魅力
カーリースとは、車の所有権ではなく使用権を持つ車の利用方法です。マイカーと同じように好きな車を選んで自分で管理できるため、カーシェアリングやレンタカーのように予約などをする必要がありません。まずはカーリースの特徴を確認してみましょう。
初期費用0円でカーライフをスタートできる
カーリースは、車両代金や税金などが月額料金に含まれるため、初期費用0円で新車に乗ることができます。新車を購入する場合はある程度まとまった初期費用が必要になりますが、カーリースの場合はたとえ貯金が0円だとしても、月額料金だけでカーライフをスタートすることができるのです。
月々定額で車に乗れるので家計管理が楽にできる
カーリースの月額料金には税金や保険料などが含まれています。また、カーリース会社によっては故障や車検などのメンテナンスにかかる費用もオプションプランでカバーできます。そのため、急な出費の心配がなく、毎月の家計管理も簡単です。
ライフプランに合わせて契約期間を決められる
カーリースでは、車が必要な期間に合わせて契約期間を設定することができます。例えば、子供の送り迎えなどをメインに使いたいという場合には、子供が自立するまでの年数を契約年数とすることで無駄なく利用できます。契約期間が終われば返却するだけなので、売却や廃車の手間もありません。
このように、カーリースにはメリットが多くあります。しかし先述のように、中にはトラブルに発展しやすいサービス設計のカーリースがあることにより、カーリースはデメリットだらけといわれることもあります。そこで次項では、トラブルが起きやすいデメリットの部分を解消したカーリースについて詳しく解説します。
トラブルが起きにくいサービス設計のおすすめカーリース
トラブルが起きにくいカーリースとしておすすめなのが 定額カルモくんです。その魅力的なサービス設計をご紹介しましょう。
〈定額カルモくんの魅力的なサービス設計〉
・1〜11年の中から最適な契約期間を選べるので中途解約のリスクが低い
・メンテナンスプランに加入しておけば原状回復費用を補償してもらえる
・7年以上の契約なら走行距離制限がないので、距離を気にせず長距離のドライブや旅行を思いきり楽しめる
・7年以上の契約の場合、契約満了時にそのまま車をもらうことも可能。カスタマイズも自由に楽しめる
このように、カーリースのしくみの中でもトラブルになりがちな費用や制約に関して、自由度が高いカーリースなのです。このほかにも安心して利用できる理由があるので詳しく見ていきましょう。
安心のクローズドエンド方式だからずっと定額
定額カルモくんは契約満了時の残価精算の心配がないクローズドエンド方式のカーリースなので、数年間にわたる長期間の契約でも車の価値変動を気にすることなくカーライフを満喫できます。また、税金などの初期費用不要、頭金・ボーナス払いが0円で月々の定額料金だけで好きな車に乗り始めることができます。
さらに、オープンエンド方式よりも料金が高い傾向のクローズドエンド方式でありながら、業界最安水準の月額料金で利用することができます。例えば、ダイハツ「ミライース」は月々 12,490 円から乗れます。お得な月額料金で最後まで安心して乗り続けることができるリースサービスといえます。
なお、気になる車の月額料金を確認したい方は、こちらのページからチェックしてみましょう。気になる車種をタップすると料金シミュレーションができます。契約年数や車のグレード、オプションなどを選択して希望に沿ったプランを何度でも作成でき、条件による月額料金の違いもわかるのでおすすめです。
もしものときもすぐに相談できる窓口があるから安心
定額カルモくんでは、カーリースに関する疑問や悩みを専任のマイカーコンシェルジュにいつでも無料で相談することができます。顧客対応満足度98.9%*を誇るサポート体制が整っているので、ここまで紹介してきたこと以外にも気になることがあれば、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
相談は電話だけでなく、メールやLINEを使って何度でもやりとりが可能なので、オンラインでも店舗と変わらない安心感で、細かい点まで確認できます。
電話で話したほうが安心という方はこちら
LINEで気軽に相談したいという方はこちら
*2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート
カーリース利用者の声「不安もありましたが利用してよかった」
職場の人がカーリースを利用していたのが、サービスを知ったきっかけでした。でも、その方は「カーリース会社から契約満了後に延長を求められたからやめたほうがいい」と言っていたんです。不安はあったのですがInstagramなどの広告で定額カルモくんを知り、問い合わせをしてみました。すると1〜2時間くらいですぐに返信をもらえて、審査から車種の決定までその日中に終えることができたんです。
実際に利用してみて、ボーナス払いなしで車を手に入れられたのは大きいと感じています。あと、距離を気にせず毎日車に乗れるのも魅力です。維持費も含めてコミコミで、毎月同じ金額を払うだけでいいのは楽ですね。カーリースを利用してよかったと思います。
Oさんのインタビュー内容をもっと詳しく知りたい方はこちら
カーリースによくあるトラブルを知って上手に利用しよう
カーリースでは、契約内容によっては車の返却時に残価精算の請求や原状回復費用などに関するトラブルが発生してしまうこともあります。しかし、カーリース会社やプランを慎重に選べば、それらのトラブルの多くを未然に防げるだけでなく、お得なカーライフを満喫することができます。
最後まで安心して利用できるサービス設計の定額カルモくんでは、オンラインで簡単にできる「お試し審査」のサービスがあります。車種が決まっていなくても、乗りたい車に近い車種を選んで必要項目を入力するだけです。審査に通ったとしても車種・オプションの変更やキャンセルも可能なので、まずはこちらから利用できるかどうか気軽に試してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
Q1:カーリースのトラブルにはどういうものがある?
A:車の返却時に車の価値が下がっていると、契約方式によっては高額な差額請求をされてトラブルに発展することがあります。また、走行距離や車のカスタマイズに制約があることや中途解約での違約金に関して起こるトラブルもあります。しかし、トラブルの多くは慎重にサービスを選ぶことで防げます。
Q2:カーリースのトラブルは防げるって本当?
A:カーリースのトラブルは、カーリース会社をしっかり選ぶことで防げます。具体的には、残価精算のない契約方式で、走行距離やカスタマイズへの制約が少なく、契約期間の自由度の高いカーリースを選べば、トラブルもなく最後まで安心して利用できるでしょう。
Q3:トラブルを気にしないで利用できるおすすめカーリースは?
A:クローズドエンドの契約方式を採用している定額カルモくんがおすすめです。定額カルモくんなら、車の返却時に残価精算がない上、7年以上の契約で走行距離制限もなくなり、契約満了時に車をそのままもらうことも可能です。また、メンテナンスプランに加入すると原状回復費用補償も受けられます。
※この記事は2022年2月時点の情報で制作しています