ワゴンRの買取相場はいくら？査定額の目安と高く売却するコツを解説！

ワゴンRの買取価格は、状態や年式、走行距離などによって異なります。それだけに、見積りを取ったとしても、金額が適正なのか判断するのは難しいでしょう。ただ、相場を知っていれば、実際の価値よりも安い価格で売却してしまう可能性を下げられます。 そこで、高く売却するコツと併せて、ワゴンRのモデル別に買取相場を解説します。 なお、買取額を頭金などにして乗換えを検討している場合、査定額が想定よりも低ければ、乗換えの車種のグレードを下げるなど、今後の車選びに影響することも考えられます。そのような場合でも、欲しかった車種をあきらめることなく手にする方法もご紹介します。

その方法を先に知りたい方はこちらをご覧ください

スズキ「ワゴンR」の特徴

スズキ「ワゴンR」は、近年人気を博している軽ハイトワゴンの元祖といえるモデルで、全高を上げることでそれまでの軽自動車の「狭い」「窮屈」というマイナスイメージを払拭しました。軽自動車の概念を変えたともいえる1台です。 また、男性も抵抗なく使用できる軽自動車を目指して開発されましたが、結果として性別や世代を問わず幅広い層の支持を集め、軽自動車のスタンダードモデルといえる存在になりました。 1993年に初代モデルが登場した息の長いロングセラーモデルで、現行型は6代目にあたります。ワゴンRが長年多くの人に支持され続けている理由は、余裕のある広い室内空間や使い勝手の良さ、運転のしやすさなど、誰もが扱いやすく、日常生活で活躍する車としての機能を過不足なく備えている点にあるでしょう。

モデル別ワゴンRの買取相場

ワゴンRは数ある軽自動車の中でも高い人気を誇るモデルのため、中古車市場においても一定の需要がありますが、流通数も多く、リセールバリューはそれほど高い車種ではありません。走行距離は少なく年式が新しいものの買取相場が高額になるのはどの車種でも変わりありませんが、世代によって相場の傾向が異なる場合もあるので、車を手放す際には買取相場を確認することが大切です。 ここでは、ワゴンRの買取相場をモデル別に見ていきましょう。

初代ワゴンR

1993年に登場した初代ワゴンRは全高を上げて「軽ハイトワゴン」という新しい軽自動車のジャンルを確立したことで知られており、「93-～94 RJC ニューカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、消費者のみならず専門家からも高い評価を受けています。 初代モデルは1998年の販売終了間際まで頻繁なマイナーチェンジが行われていますが、年式が古いためマイナーチェンジによる買取相場の差はほとんどなく、7,000円～11,000円程度で推移しています。

2代目ワゴンR

1998年に新軽自動車規格に合わせて初めてのフルモデルチェンジが実施され、2代目に移行しました。2代目は初代をヒットモデルへと導いた室内の広さはそのままに、多彩なシートアレンジを可能にするなど利便性を大幅に向上。さらにエクステリアデザインに丸みを持たせ親しみやすさを演出することで、人気を確実なものにします。 2代目ワゴンRの買取相場は7,000円～11,000円程度。初代とほぼ変わりない相場となっています。

3代目ワゴンR

2003年に登場した3代目モデルは、背の高さを強調する角型のスタイルを採用。屋根を長く広くすることでワゴンRの最大の魅力である室内の広さをさらに拡大し、大人4人がゆとりをもってくつろげる快適な空間を確保しました。 また、プラットフォームを一新し、新開発のサスペンションを組み合わせ静粛性や走行性能も向上させています。なお、スズキでは別車種に分類されていますが、ワゴンRのカスタムモデルである「ワゴンRスティングレー」はこの世代の後期、2007年に登場しました。 3代目モデルの買取相場は11,000～32,000円程度で、初代、2代目モデルよりは高い相場です。

4代目ワゴンR

4代目モデルは2008年に登場。新パッケージを採用しホイールベースや室内長、前後乗員間距離をさらに拡大。またエクステリアデザインは広さ、高さを強調するだけではなく、親しみやすさは維持しながらもスタイリッシュさを感じさせるデザインへアップデートされました。また、当時の軽ハイトワゴントップレベルの低燃費を実現しているのも特筆すべきポイントでしょう。 4代目ワゴンRの買取相場は75,000～98,000円程度。モデル末期で状態の良いものであれば10万円以上での買取りのケースもあるようです。

5代目ワゴンR

5代目は燃費性能や環境性能を追求し、スズキの環境技術、低燃費化技術、軽量化技術などの新技術の総称「スズキグリーン テクノロジー」を導入した第一弾モデルとして2012年に登場しました。 独自の減速エネルギー回生システム「エネチャージ」や、停止前の減速時からエンジンを停止する「新アイドリングストップシステム」、アイドリングストップ時に冷たい風を送り出すことで車内温度の上昇をやわらげる「エコクール」などの先進的な低燃費技術が採用されているのが特徴です。 2014年のマイナーチェンジでは、モーター機能付き発電機を搭載する「S-エネチャージ」と呼ばれるマイルドハイブリッドシステムを採用し、燃費性能をさらに高めました。 5代目モデルの買取相場は15万3,000～36万4,000円程度です。

6代目ワゴンR

2017年に登場した現行型の6代目モデルは、軽量化・高剛性化した新プラットフォーム「HEARTECT（ハーテクト）」を採用し、車の基本性能を向上させています。またボディの軽量化に加え、モーターによるクリープ走行が可能なマイルドハイブリッドシステムの採用により、クラストップ（2021年3月現在、スズキ調べ）の燃費性能を実現しているのもポイント。 6代目モデルの買取相場は43万9,000円～71万円程度で、マイルドハイブリッドシステムを搭載するグレードの買取相場が高い傾向があるようです。

車を高値で売却する5つのコツ

車種ごとに相場はあるものの、車の状態によって実際の査定額は異なります。少しでも高値で買い取ってもらうためには、次に挙げる5つのコツを押さえておきましょう。

1. 整備記録や修理歴を提示する

見積りの際、定期点検記録簿のほか、修理やメンテナンスの履歴がわかるものを提示すると、きちんと整備されてきた車であることをアピールできて査定アップが見込めます。特に車検や12ヵ月点検を正規ディーラーで受けていた場合は、査定アップの可能性も高まります。

2. メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする

メーカーオプションやディーラーオプションをつけている場合は、その分が査定額に上乗せされる可能性があります。取扱説明書などは大切に保管しておき、見積りの際に一緒に提出しましょう。

3. 相見積を取る

買取額は買取店によって異なります。それぞれで見積りを取って比較するのはもちろん、見積書を基に大手買取店と地元のお店などを競合させると、査定額アップの可能性が高まります。少なくとも３店くらいの見積りは取っておきましょう。

※記事で紹介した商品に申し込んだり購⼊したりすると、売上の⼀部がカルモマガジンに還元されることがあります。

4. 新車に買い替えるときは下取りに出す

高年式の車から同じメーカーの新車に乗り換える場合は、下取りのほうが買取店への売却よりも高値が付く可能性があります。また、決算前の２〜3月はメーカーから販売店に下取り対策金などが出る場合もあるので、その時期はよりチャンスといえるでしょう。

5. 高く売れる時期を狙う

中古車の需要が高まる直前の１〜2月は、販売店側は在庫を多く確保したいことから、高値で買い取ってくれる傾向があります。また、SUVは冬前、オープンカーは春など、ボディタイプ特有の高く売れる時期も狙い目です。 なお、モデルチェンジ前は値が下がるため、モデルチェンジの可能性がある場合はメーカーから発表がある前に売却するのがポイントですが、モデルチェンジ情報を正確につかむのは難しいでしょう。

買取額が低くても、定額カルモくんなら憧れの新車に乗れる！

5つのコツを取り入れることでワゴンRの買取額を高められる可能性がありますが、売却で得たお金を乗り換える車の資金にしようと考えていた場合、金額によっては希望の車種を購入できないこともあるでしょう。 しかしカーリースの定額カルモくんであれば、ワゴンRの買取額に関係なく、予算内で乗りたい車に乗ることも可能です。その理由を見ていきましょう。

初期費用不要！維持費も込みの定額料金で新車に乗れる

「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、月定額制で新車に乗れる車のサブスクリプションサービスです。月額料金には車両本体価格のほか、契約期間分の各種税金や自賠責保険料、手数料などが含まれているため、頭金はもちろん、登録諸費用もボーナス払いも不要。乗り続ける上で発生する維持費の負担も抑えて新車に乗れます。 しかも月額10,000円台から。買取額が思いのほか低くなっても、憧れの車種をあきらめずに済むでしょう。

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乗り始めから手放すときまで、ずっと手間がかからない

定額カルモくんでは、車選びから審査申込みまでオンラインで完結するので、店舗に出向く必要がありません。 納車時も自宅まで届けてもらえる上、契約満了時はリース会社に車を返却するだけなので、売却のために見積りを取ったり、高額買取の店を探したりする手間もかかりません。 なお、現在乗っている車を売却して定額カルモくんを利用する場合は、買取店を紹介してもらうことも可能です。

契約満了時に車がもらえる

カーリースは契約満了時に車を返却する必要がありますが、定額カルモくんで月額500円の「もらえるオプション」をつければ、契約満了時にそのまま車がもらえます。7年契約以上の全車種が対象なので、いずれマイカーにしたいとお考えの方にもおすすめです。

定額カルモくんについて詳しくはこちら

ワゴンRからの乗り換えにおすすめの3車種

月額定額制で新車に乗れる定額カルモくん。では、実際にいくらくらいで乗れるのか、ワゴンRからの乗換えにおすすめの3車種で実際の金額を見てみましょう。

スズキ「スペーシア」

軽自動車でもう少しゆとりのあるモデルが欲しいのであれば、軽スーパーハイトワゴンのスズキ「スペーシア」がおすすめです。より広い室内に両側スライドドアを組み合わせた利便性の高さ、スーツケースをモチーフとしたユニークなエクステリアデザインで幅広い層の人気を集めています。 スペーシアの車両本体価格は129万8,000円からですが、定額カルモくんなら月々 18,540 円から新車のスペーシアが利用可能です。

スズキ「ソリオ」

5人を乗せる機会があるため、大きすぎない取り回しの良い普通車に乗り換えたいのであればスズキ「ソリオ」がぴったりです。コンパクトカーの中でも大きすぎない運転しやすいサイズで街なかでも取り回しやすく、軽スーパーハイトワゴンのような感覚で使用できます。 ソリオの車両本体価格は151万5,800円から。定額カルモくんでは月々 24,810 円から利用できるので、ワゴンRからの乗換えもしやすいのではないでしょうか。

トヨタ「ライズ」

SUVらしいアグレッシブで堂々としたエクステリアデザインや余裕のある走り、充実した先進安全技術を搭載するコンパクトSUVであるトヨタ「ライズ」。小回りが利く運転しやすいサイズなので、軽自動車からSUVへの乗換えには最適なモデルです。 ライズの車両本体価格は167万9,000円からですが、定額カルモくんであれば月々 24,480 円、ソリオとほぼ変わらない価格で新車のライズに乗ることができます。

そのほかの車種の月額料金はこちらから確認できます。

高値で売却してカーリースで乗り換えれば、ワンランク上の車に乗れる可能性も

売却前に相場を把握することは、ワゴンRを適正な価格で買い取ってもらうためにも大切です。高値が付くようにポイントを押さえて売却の準備をするとともに、カーリースのようにより少ない負担で乗り換えられる方法を検討しておけば、買取額に左右されることなく憧れのカーライフをスタートできるでしょう。 月額10,000円台から新車に乗れる定額カルモくんなら、ワンランク上の車種に乗り換えることも夢ではありません。

よくある質問

Q1：ワゴンRの買取相場はどれくらい？

A：ワゴンR のモデル別買取相場は、初代が7,000円～11,000円程度、2代目も初代とほぼ変わりありません。3代目は11,000～32,000円、4代目は75,000～98,000円、5代目は15万3,000～36万4,000円、現行型の6代目は43万9,000円～71万円程度です。なお、現行型はマイルドハイブリッドを搭載するグレードの買取相場がより高い傾向にあります。

Q2：買取額を高くするためのコツは？

A：買取額アップを狙うコツは、見積時に点検や修理の履歴を提示する、メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする、相見積を取って競合させる、高く売れる時期を狙う、高年式車両から同じメーカーの新車に乗り換える場合は下取りに出すなどの方法があります。

Q3：ワゴンR売却後の乗換えにおすすめの車種は？

A：軽スーパーハイトワゴンのスズキ「スペーシア」、軽自動車感覚で運転できるスズキ「ソリオ」、SUVらしいデザインが魅力のトヨタ「ライズ」がおすすめです、なお、定額カルモくんならスペーシアは月々10,000円台、ソリオとライズは月々20,000円台の定額の支払いのみで乗ることができます。 ※記事の内容は2021年9月時点の情報で執筆しています。