萩原文博
寄稿記事(上級者向け)
モータージャーナリスト
萩原文博はぎはらふみひろ

中古車選びで失敗しないためには?賢い買い方を徹底解説

中古車選びで失敗しないためには? 気を付けることや選び方を徹底解説

免許証を取得して初めてマイカーを購入する場合、中古車を選ぶ方も多いと思います。しかし、愛車選びで契約がスムーズに行かなかったり、納車後にトラブルが多発したりするのは避けたいところ。初めての方でも中古車選びで失敗しないために気を付けたいことを、長年、中古車情報誌で活躍してきた自動車評論家の萩原文博さんに紹介してもらいます。

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中古車の賢い買い方はお店をしっかり選ぶことが大切

中古車選びはお店をしっかり選ぶことが大切

「中古車選びはお店選び」と言われるほど、中古車の購入は販売店次第で成功するか失敗してしまうかが大きく左右されます。もっとも信頼できるのは自動車メーカー系列のディーラー系販売店です。価格は多少高くなるものの、保証も付いていますので何かトラブルが発生した場合でも安心です。クルマに詳しくない、そして相談できる人もそれほどいないという人は、ディーラー系販売店で購入すれば、まず失敗はないでしょう。

いっぽう、車種にこだわりがあったり、少しでも安くクルマを購入したい、という人はディーラー系販売店よりも、専業店と言われる中古車専門店のほうが希望に合うクルマを探しやすいのは確かです。では、中古車専門店で信頼できるお店を探すにはどうしたらよいのでしょう。それは必ずしも販売店の規模などではわかりません。

欲しいクルマの候補が見つかり、実際に販売店を訪れた時に、まずチェックして欲しいのはどのようにクルマが展示されているかということです。

お店を訪れたら展示車両に注目

クルマがキレイに洗車されていて、どのクルマもお客さんが見やすいように間隔が取られていて、「どうぞ、見てください」という姿勢が感じられる販売店は商品に自信がある証拠です。逆に、埃まみれで汚れたままだったり、1台でも多くのクルマを展示したいからといって、ドアも開けられないほどキツキツに並べている販売店は減点です。そもそも、クルマが汚れたままでは、外観の傷の確認やエンジンなどのオイル漏れのチェックすらできないですよね。

見積書の内容もバロメーターに

失敗しないためのチェックポイント、その2は見積書です。車両本体価格は安いのに諸費用が異常に高いお店は要注意。諸費用の内訳は税金と販売店が行うメンテナンスや手数料(人件費)です。税金はどのお店でも同じですが、それ以外は販売店によってマチマチです。したがって、見積書をもらってもその場で返事をせずに1度持ち帰って、その見積書に記載されている費用が本当に相場料金なのかを確認してみることが大切です。

あわせて、納車前に点検を行う場合はどういった箇所を行うのか、保証が付いている場合は期間と対象パーツはどこまでか、詳細まで販売店のスタッフに確認しましょう。これらもお店によってバラツキのある項目です。

お店ごとで異なるローン金利は落とし穴

お店ごとで異なるローン金利は落とし穴

中古車購入の場合、現金一括で購入するのでなく、ローンで購入する場合は金利よって総支払額が変わってくることを知っておくのも失敗しないためのポイントです。

新車の場合はイベント期間中だと0%に近い超低金利が適用されることもありますが、中古車の場合はそういったことはほとんどありません。数%から高い場合になると十数%となります。金利が1%変わるだけで総支払額は大きく変わりますから、販売店の提携ローンを利用する際には金利は要チェックです。

中古車購入でローンを利用する場合、販売店のローンも利用できますが、銀行や信用金庫、農協などの金融機関も中古車購入に利用できるローンを設定しています。こういったローンの審査基準はきびしくなりますが、販売店のローン金利よりも低くなること多いということは覚えておいて下さい。

価格の安さで修復歴車を選ぶのは失敗への道なのか?

ここまでは、販売店の見極め方を紹介しましたが、続いてはクルマ本体の見極め方です。

中古車の最大の魅力は価格ですが、中古車で最も価格に影響するのは修復歴の有無です。はたして修復歴のあるクルマを買うことは失敗へと繋がる道なのでしょうか。

修復歴というのは事故車と言うことではありません。自動車査定協会などが定めている特定部分のパーツを修理、交換した場合に修復歴車となります。ドアやフロントフェンダーを電柱などにぶつけてしまい、修理し塗装した程度では修復歴車にはなりません。ボディの骨格部分に損傷が及んだ場合に修復歴車となります。

ボディの骨格にまで及んだクルマを修理というと大きな事故を起こしたのではないかと考えがちですが、必ずしもそうとは限りません。フロント部分の当たり方が悪くて、バンパーの内側になるラジエターコアサポートを修理しても修復歴車となってしまうのです。

どこに修復歴があるのかをしっかり確かめる

大きな事故を起こしたクルマは修理費用がかかるので、一部の高級車やスポーツカーをのぞいて中古車市場に出回ることは稀です。修復歴のないクルマに比べて修復歴車は価格が安いのが一般的ですから、それほど修理費用がかからない(=大きな事故ではない)クルマを選んで販売していると考えることもできます。

しかし、駆動系やサスペンションなど、特にフロントの足回りにダメージを受けた修復歴車は避けた方が無難です。修理技術の進歩は目覚ましいものの、複雑な部品で構成される足回りの修理は難易度が高く、修理後も直進性が悪かったり、ブレーキング時にハンドルが取られるなどの「後遺症」が残るケースもいまだにあると聞きます。

修復歴車はその修復箇所を明示して販売しなければなりません。どこを修理したのか、きちんと説明してくれる販売店、そしてその意味を理解できる方であれば、修復歴車を選んで失敗する確率は下がるでしょう。

年式を重ねるに従って劣化するのはゴムとプラスチック

年式を重ねるに従って劣化するのはゴムとプラスチック

年式に比例して劣化するのは主にゴムやプラスチック系の部品です。特にドアやトランクについているウエザーストリップと呼ばれるゴム部品の劣化は雨漏りに直結します。ヘッドライトの曇りや樹脂製バンパー・ドアミラーのくすみなどは、手軽な補修で修理できてしまいますので、ここがきれいでないクルマが並んでいる中古車販売店は避けた方がいいでしょう(ただし樹脂部品のくすみは補修しても半年から1年ほどで再発します)。

節目の走行距離で交換されているべき部品のチェックを

走行距離は5万キロ前後と10万キロ前後は差が出やすい距離です。5万キロで寿命を迎えることの多い高額なパーツ、例えばブレーキパッドやタイヤなどがリフレッシュされているかどうかは、その後のランニングコストに大きな差を生みます。10万キロであればエンジンのタイミングベルトやブレーキローターなど「大物」が交換されているクルマを選びたいものです。

外観は見えにくいところこそチェックが必要

外観については傷の有無はもちろん、見にくい場所の確認が重要です。タイヤハウス内やマフラーにひどいサビがないかどうかは最低限確認したいところ。内装は臭いのあるクルマを置いているお店は論外です、なぜなら最近は消臭技術が向上し、半年程度なら臭わないようにすることは簡単だからです(逆にいうと臭いについては購入時のチェックで見つけにくい項目です)。

内装は電気で動く装備の動作確認を

内装では電装品の動作確認は最低限行いましょう。パワーウインドウ、オートロック、オーディオ、ナビ、電動ドアミラー、そしてエアコン。特にエアコンは風量や吹き出し口の切り替えまでチェックすると安心です。

どのようなメンテナンスを受けてきたのか、どの部品を交換したのか、などは整備記録簿があればわかります。走行距離を重ねたクルマを購入するのであれば、整備記録簿が残っている車にすることは失敗回避の重要ポイントといえるでしょう。

安くて良質な中古車を見分けるよりも、良いお店を見つけることが重要

繰り返しですが中古車購入で失敗しないためには何よりもお店選びが重要です。この記事ではいくつか実車のチェック項目を挙げました。しかし本当はもっと多くのポイントをチェックしたいところです。でも、それはクルマに詳しくない人には無理な話だと思います。そう考えるとやはり「中古車選びはお店選び」であるという話にご納得いただけるのではないでしょうか。

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※記事の内容は2020年4月時点の情報で制作しています。

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