車種選びには力を入れるけれども、その後に待っているグレード選びはないがしろ、とまではいかなくても車種選びほどには熱心になれない、そういう方は意外と多いようです。カタログを細かく確認してグレードの違いを把握するのは確かに面倒ですが、グレードごとの特徴を把握して自分に適したものを選ばないと欲しい装備がなく不便に感じたり、逆に余分に思える装備があったりなど、せっかくのカーライフに不満を感じることになりかねません。
ここでは、スズキ「スペーシアカスタム」のグレードについて、わかりやすく解説します。
【この記事のポイント】
✔スペーシアカスタムのグレードは3種類
✔ターボエンジンを搭載するのは「HYBRID XS TURBO」のみ
✔「HYBRID XS」と「HYBRID XS TURBO」ではブラック2トーンルーフの選択が可能
スペーシアカスタムのグレード構成
スペーシアカスタムは最高出力52psを発揮するNAエンジンと、最高出力64psを発揮するターボエンジンの2種類のエンジンを採用しており、どちらにもマイルドハイブリッドシステムが搭載されています。
グレードはNAエンジンに「HYBRID GS」と「HYBRID XS」の2種類、ターボエンジン車に「HYBRID XS TURBO」の1種類があり、計3種類のグレードから選択が可能です。なお、価格はこの順に高額になります。
スペーシアカスタムのグレードごとの装備内容
ここからは、スペーシアカスタムのグレードごとの特徴を見ていきましょう。スペーシアカスタムはベースモデルである「スペーシア」にメッキパーツなどをプラスして、スポーティーで押し出しのあるスタイルに仕立てたモデルです。エアロ形状のフロント・リアバンパーやサイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーなどに加え、さまざまな部分にメッキを使用し押し出しの強いスタイルを持つのは全グレード共通です。
最も価格の安い「HYBRID GS」
出典: スズキ「スペーシアカスタム」見積もりシュミレーション
スペーシアカスタムの中で最も価格の安い「HYBRID GS」ですが、価格設定はベースモデルである「スペーシア」の最上級グレードよりも高額なため、ベースモデルよりも充実した装備となっています。
利便性の高いパワースライドドア
「HYBRID GS」では、後席の左側にパワースライドドアが標準装備されます。ベースモデルのスペーシアの標準グレードにはパワースライドドアが採用されていないため、これはうれしいポイントといえるでしょう。パワースライドドアがあるとないとでは利便性は大きく変わります。
また、パワースライドドアにはドアが閉まりきる前にリモコン操作によってドアロックを予約できる機能や、パワースライドドアの作動中に好きな位置でドアの開閉を止めることができる一時停止機能など、使い勝手を高める機能が搭載されているのも特筆すべきポイントでしょう。
アルミホイールを標準装備
スペーシアカスタムでは、グレードを問わずアルミホイールが標準装備されるのも魅力のひとつ。この「HYBRID GS」では14インチのものとなっています。
メッキを多用した押し出しの強いフロントデザインには、やはりアルミホイールの重厚感が欲しいところでしょう。
「スズキ セーフティ サポート」も搭載
スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」は全グレードに標準装備されます。なお、ベースモデルのスペーシアでは最も価格の安いグレードでは「スズキ セーフティ サポート」のレス仕様の選択も可能でしたが、スペーシアカスタムでは「スズキ セーフティ サポート」のレス仕様の設定はありません。
さらに利便性を高めた「HYBRID XS」
出典: スズキ「スペーシアカスタム」見積もりシュミレーション
後席両側にパワースライドドアを標準装備
上級グレードの「HYBRID XS」では、後席の両側にパワースライドドアを標準装備し、より利便性を高めているのが特徴です。
室内を快適にしてくれる装備も追加
スぺーシアカスタムは、エアフィルター付きのフルオートエアコンや風量調節機能付きのエアコンルーバー、直射日光や外からの視線をさえぎったりするのに役立つロールサンシェード、スイッチ操作でドアの解錠・施錠やエンジンの始動ができるキーレスプッシュスタートシステムなどの充実した快適装備を全グレードに採用しています。
「HYBRID XS」ではこれらに加え、室内の空気を循環させてエアコン作動時の室内の温度差を解消し、室内の温度を均一にキープしてくれるスリムサーキュレーターが装備され、より快適にドライブできるように配慮されています。
アルミホイールがインチアップ
「HYBRID GS」が14インチのアルミホイールを採用していたのに対し、「HYBRID XS」ではインチアップした15インチのアルミホイールが装備され、足回りの存在感や迫力が増しているのも魅力です。
2トーンカラーの選択が可能
「HYBRID GS」では、選択できるボディカラーはモノトーン7色となっていますが、「HYBRID XS」以上のグレードではモノトーン7色に加えてブラック2トーンルーフ4色も選択肢に追加されます。
ターボエンジンが搭載される「HYBRID XS TURBO」
出典: スズキ「スペーシアカスタム」見積もりシュミレーション
最も価格の高い「HYBRID XS TURBO」は、スペーシアカスタムで唯一最高出力64psを発揮するターボエンジンが搭載されるグレードです。
装備内容は「HYBRID XS」とほぼ変わりありませんが、「HYBRID XS TURBO」にはマニュアル感覚のスポーティーな走りが堪能できるパドルシフトが追加されます。
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カーリースならスペーシアカスタムの上級グレードも夢じゃない
スペーシアカスタムに新車で乗るには、車両本体価格のほか、法定費用や各種手数料などの初期費用が必要です。初期費用は本体価格の1~2割ほどになることが多く、カーローンには含められないケースもあるので、現金で用意しておかなければなりません。
また、カーローンを利用する場合は、頭金としてまとまった金額を用意することも考えられます。
車は人生最大の買い物のひとつともいわれるほど高価な買い物だけに、カーローンの借入可能額や予算によっては、希望するグレードをあきらめなければならないこともあるでしょう。
しかしカーリースであれば、頭金も初期費用も用意する必要がないため、貯金を切り崩すこともなく、憧れのグレードのスペーシアカスタムを手にすることが可能になります。
カーリースで憧れのグレードが手にできるワケ
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月々のリース料には法定費用や各種手数料が含まれているため、頭金も初期費用も別途支払うことなく、定額料金だけで車に乗り始めることができます。
リース料は、本体価格から契約満了時の想定残価を引き、契約期間で割って算出されます。そのため、本体価格が購入よりも安くなる上、契約期間が長いほど月々のリース料を安くできます。購入費用を借入れるカーローンとは違い、金利の負担もありません。
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メンテナンスプランをつければ、車検基本料や一部消耗部品の交換費用と工賃が定額にできるほか、プランによっては契約期間中に渡ってメーカー保証と同程度の保証がついたり、返却時の原状回復費用が補償されたりと、充実したサービスが受けられます。
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スペーシアカスタムのおすすめグレードは「HYBRID XS」
スペーシアカスタムはベースモデルとなるスペーシアの上級モデルのような位置づけのため、ベースグレードの「HYBRID GS」であっても充実した装備内容となっています。
しかし、利便性を高めてくれる両側のパワースライドドアはあるとより便利でしょう。また、せっかく迫力のあるスタイルを持ったスペーシアカスタムを選ぶのですから、足回りの存在感を増してくれる15インチのアルミホイールも欲しいところです。その点を考慮すると、「HYBRID XS」がスペーシアカスタムの魅力を十分に堪能できるおすすめグレードといえるでしょう。
よくある質問
Q1:スペーシアカスタムのグレード構成は?
A:スペーシアカスタムは最高出力52psを発揮するNAエンジンと、最高出力64psを発揮するターボエンジンの2種類のエンジンを採用しています。NAエンジンには「HYBRID GS」「HYBRID XS」の2種類、ターボエンジンには「HYBRID XS TURBO」の1種類、計3種類のグレードが用意されています。なお、価格はこの順に高額になります。
Q2:スペーシアカスタムのグレードはどう選ぶ?
A:まず、NAエンジンかターボエンジンかを決めましょう。ターボエンジンを選ぶのであれば選択肢は「HYBRID XS TURBO」のみとなります。NAエンジンの場合は、後席両側のパワースライドドアが必要か、片側のみで十分かが「HYBRID XS」「HYBRID GS」のどちらを選ぶかの最も大きな決め手となるでしょう。2トーンルーフを選択したいのであれば「HYBRID XS」「HYBRID XS TURBO」が選択肢となります。
Q3:スペーシアカスタムのおすすめグレードは?
A:後席両側のパワースライドドアを標準装備して利便性を高めていることに加え、15インチのアルミホイールで足回りの存在感や迫力も増した「HYBRID XS」がスペーシアカスタムのおすすめグレードです。
※記事の内容は2021年1月時点の情報で執筆しています。