ページトップへ戻る
キーワードから記事を探す
車種から記事を探す
ライターから記事を探す

セレナの燃費は?実燃費を徹底調査・解説!(2016年~2022年モデル)

セレナの燃費は?実燃費を徹底調査・解説!(2016年~2022年モデル)
セレナの燃費は?実燃費を徹底調査・解説!(2016年~2022年モデル)

出典:日産「セレナ」走行・安全

車にかかる維持費の中でも燃料費は絶対に欠かせないものであり、直接家計に影響するだけにしっかりと確認しておきたい部分です。ここではカタログ燃費はもちろん実燃費、セレナのライバル車となる車種とのカタログ燃費の比較など、さまざまな面からセレナの燃費を徹底解説します。

よくある質問

Q1:セレナのカタログ燃費はどのくらい?

A:2WDが16.6km/L~17.2km/L、4WDが15.0km/L~15.8km/L、e-POWER車は23.4km/L~26.2km/L、です。

Q2:セレナの実燃費はカタログ燃費とどのくらいの差があるの?

A:セレナのe-POWER車の実燃費は16.53~17.62km/L、スマートシンプルハイブリッド車は2WDが10.48~10.80m/L、4WDが11.21~11.60km/Lです。JC08モード燃費の場合だいたい平均3割程度はカタログ燃費よりも実燃費が低くなるといわれています。

Q3:セレナの走りや乗り心地は?

A:アクセルペダルだけで減速もできる「e-POWER Drive」が搭載されていて、滑らかで優しい乗り心地です。また高速道路や自動車専用道路で活躍するプロパイロットが搭載されており、ステアリング、アクセル、ブレーキの操作をシステムが総合制御してアシストしてくれる先進安全性能がついております。

セレナの燃費の特徴

1991年に登場して以来、広い室内空間や豊富なシートアレンジなどミニバンとしての基本性能の高さが幅広い層に支持されてきたセレナは2018年度ミニバン国内販売No.1(※2019年4月、日産自動車発表)を獲得するなど、現在でも非常に高い人気を誇るモデルです。

その人気を支えているのが2018年3月に追加されたe-POWERシステム搭載車といえるでしょう。e-POWERは発電のみを行うガソリンエンジンで電気を作り出し、その電気を使用して電気モーターで駆動するシステムで、従来型のハイブリッドシステムとは違い100%モーター駆動を行い、高いレベルで低燃費を実現しているのが特徴です。

ガソリンエンジンが発電を行うため電気自動車のように充電を気にする必要もありません。

セレナにはe-POWER搭載モデルのほかにスマートシンプルハイブリッド車がラインナップされています。これは減速時の運動エネルギーを電気に変換してバッテリーに備え、その電力をエンジンアシストやアイドリングストップなどに再利用するシステムです。

電力の使用方法はシステムが判断するので、いつものように走行するだけでエコドライブが可能。セレナはe-POWER搭載車だけではなく、スマートシンプルハイブリッド車においても優れた燃費性能を備えています。

セレナのカタログ燃費

セレナには先述のとおりe-POWER車とスマートシンプルハイブリッド車の2種類のパワートレインがあります。

駆動方式はe-POWERが2WDのみ、スマートシンプルハイブリッド車には2WDに加えて4WDが用意されました。

セレナのJC08モードカタログ燃費は以下のとおりです。

・e-POWER車(2WDのみ)

e-POWER X26.2km/L
e-POWER XV26.2km/L
e-POWER G26.2km/L
e-POWER ハイウェイスター26.2km/L
e-POWER ハイウェイスターV26.2km/L
e-POWER ハイウェイスターG23.4km/L

 

・スマートシンプルハイブリッド車(2WD)

X17.2km/L
XV16.6km/L
G16.6km/L
ハイウェイスター16.6km/L
ハイウェイスターV16.6km/L
ハイウェイスターG16.6km/L

 

・スマートシンプルハイブリッド車(4WD)

X15.8km/L
XV15.0km/L
G15.0km/L
ハイウェイスター15.8km/L
ハイウェイスターV15.0km/L

 

セレナのライバル車とカタログ燃費を比較

ここではセレナのライバル車、ホンダ「ステップワゴン」とトヨタ「ノア」のカタログ燃費とセレナのカタログ燃費を比較してみましょう。

・ホンダ「ステップワゴン」

ホンダ「ステップワゴン」出典:ホンダ「ステップワゴン」デザイン・カラー

テールゲートに横開け式の「わくわくゲート」を備え、広い室内や使い勝手の良さを実現したステップワゴン。ホンダ車ならではの走行性能の高さには定評があり、ミニバンの中でも走りにこだわる層に抜群の人気を誇ります。

ステップワゴンはセレナのe-POWERと同じように100%モーター走行を行うホンダ独自開発のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載したモデルと、1.5Lターボガソリンエンジンを搭載したモデルがあります。

ステップワゴンのハイブリッド車のJC08モードカタログ燃費は2WDが25.0km/L。4WDのラインナップはありません。1.5Lターボガソリン車では2WDが15.4~17.0km/L、4WDでは15.0~15.4km/Lです。

セレナのe-POWER車はステップワゴンのハイブリッド車よりわずかながら優れた燃費の数値を示していますが、セレナのスマートシンプルハイブリッド車とステップワゴンの1.5Lターボガソリン車はほぼ同等の燃費性能であるといえる数値になっています。

・トヨタ「ノア」

トヨタ「ノア」出典:トヨタ「ノア」外観

兄弟車であるヴォクシー、エスクァイアとともにベストセラーミニバンとして君臨するノアの現行型は2014年に登場しました。都会的で洗練されたエクステリアやシックなインテリアを備え、ファミリー層に支持されています。

ノアにはハイブリッド車と2.0Lガソリン車があり、4WDはガソリン車のみの設定となっています。

ノアのJC08モードカタログ燃費はハイブリッド車(2WD)が23.8km/L、2.0Lガソリン車の2WDが16.0km/L、4WDが14.8~15.0km/Lです。

ノアのハイブリッド車とセレナのe-POWER車との比較ではセレナに大きなメリットがあることがわかります。ノアのガソリン車、セレナのスマートシンプルハイブリッド車の比較ではそれほど差はないといえるでしょう。

セレナの実燃費

燃費を調べる際にはカタログ燃費に加えて実燃費も調べるようにしましょう。オーナーの実燃費データを集めて公表しているe燃費によると、セレナのe-POWER車の実燃費は16.53~17.62km/L、スマートシンプルハイブリッド車は2WDが10.48~10.80m/L、4WDが11.21~11.60km/Lです。

そもそも、カタログ燃費とは平坦でまっすぐな道でライトやエアコンなどを使わずに一定の条件下で計測されているもので、指標に使われる数値といえます。しかし、日常生活ではさまざまな場所を走行することからどの車でもカタログ燃費と実燃費とのあいだで差があるのが実情です。

路面の状態や運転の方法によって実燃費は変わりますが、JC08モード燃費の場合だいたい平均3割程度はカタログ燃費よりも実燃費が低くなるといわれています。セレナのカタログ燃費と実燃費の差はスマートシンプルハイブリッド車の4WDにおいては平均値の範囲内ですが、e-POWER車やスマートシンプルハイブリッド車の2WDにおいては残念ながら平均値以上の差があるという結果になりました。

セレナの乗り心地

セレナの乗り心地出典:日産「セレナ」走行・安全

セレナには乗り心地を良くして快適なドライブが楽しめる工夫がされています。

アクセルペダルだけで減速もできる「e-POWER Drive」を搭載

セレナのe-POWER車にはブレーキペダルの操作なしに減速・停止が可能なe-POWER Driveが搭載されています。これにより滑らかで優しい乗り心地を実現し、ドライブの疲れを軽減します。

高速道路や自動車専用道路で活躍するプロパイロット

プロパイロットはおもに高速道路や自動車専用道路においてステアリング、アクセル、ブレーキの操作をシステムが総合制御してアシストしてくれる先進安全性能です。

急ハンドルや急加速・急ブレーキの少ない安定した乗り心地をサポートするとともにドライバーの運転負荷を軽減して安全運転に貢献します。

e-POWER車の優れた燃費性能が光るセレナ

現在のセレナ人気の立役者であるe-POWER車はライバル車と比較しても高い燃費性能を誇ります。社会情勢などによってすぐにガソリンが値上がりする今の時代、この燃費性能の良さは大きなアドバンテージになるでしょう。

乗り心地にもこだわりが感じられ、プロパイロットなどの先進機能も取り入れたセレナはこれからの時代にフィットする機能を備えたモデルであるといえるでしょう。

※記事の内容は2019年8月時点の情報で執筆しています。

日産セレナの新車カーリース情報
関連するカーリース情報
その他の日産セレナの記事
関連記事
カーリースお役立ち記事
車種から記事を探す
人気記事ランキング
注目のキーワード
閉じる

20万人が申し込んだ 人気のカーリース 定額カルモくんの資料を見る