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セレナの安全性能を徹底解説!(2016年~2022年モデル)

セレナの安全性能を徹底解説!(2016年~2022年モデル)
セレナの安全性能を徹底解説!(2016年~2022年モデル)

出典:日産「セレナ」外観・デザイン

車の安全性能は近年急激に進化しています。先進安全性能の中心となる被害軽減(自動)ブレーキや誤発進抑制装置のほかにもさまざまな運転支援システムが登場し、先進安全性能の充実度は現代の車選びの重要なポイントのひとつであるといえるでしょう。

ここではセレナの安全性能についてご紹介します。

セレナの安全性能の特徴

セレナには前方はもちろん、死角になりやすい後方や後側方の接近車両などを感知する機能を備えた360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)が車に標準装備されているのが大きな特徴です。

近年では国土交通省や経済産業省が被害軽減(自動)ブレーキをはじめとする先進安全性能を装備した車を「セーフティ・サポートカー」と命名し、「サポカー」の愛称で普及を推進しています。サポカーは搭載している先進安全性能によって4つの種類に分類されます。

その中でも最も機能が充実した「サポカーSワイド」には歩行者を認識する被害軽減(自動)ブレーキや誤発進抑制装置、車線逸脱警報と先進ライトが必要とされますが、セレナはこのサポカーSワイドに相当する先進安全性能に加えてさまざまな機能を装備しており、非常に充実した安全性能を誇ります。

ここからセレナに装備されている安全性能を見ていきましょう。

インテリジェントエマージェンシーブレーキ

インテリジェントエマージェンシーブレーキ出典:日産|日産の安全への取り組み

フロント上部のマルチセンシングカメラによって車両前方の歩行者や先行車を検知し、衝突の恐れがあるとシステムが判断した場合には最初にブザー音とディスプレイ表示でドライバーに危険を知らせます。

その状態でさらに衝突の危険性が高まった場合には軽いブレーキを作動させて衝突回避を図ります。それでも衝突が回避できないと判断した場合には、強い自動ブレーキを作動させて衝突回避・被害軽減をサポートする機能です。

対車両では約10~80km/h、対歩行者では約10~60km/hの自動速度域で作動し、夜間の歩行者検知にも対応しています。

踏み間違い衝突防止アシスト(前方・後方)

踏み間違い衝突防止アシスト(前方・後方)出典:日産|日産の安全への取り組み

駐車時などに車両の進行方向にある障害物を検知している状態でアクセルペダルが必要以上に踏み込まれたとシステムが判断した場合、最大で約6秒間、システム出力を制御したり弱いブレーキを自動で作動させたりして急加速、急発進を抑制してペダル踏み間違いによる衝突事故の回避・被害軽減に貢献する機能です。

車両、歩行者に対しては0~約25km/h、壁などの障害物に対しては0~約15km/hの範囲で作動します。

壁などの障害物や車両と歩行者を検知しますが、歩行者の検知は前進時のみです。

またセレナの踏み間違い衝突防止アシストには低速衝突軽減ブレーキ機能が備わっています。これは前進もしくは後退時、障害物を検知して衝突の危険性があると判断した場合は自動でシステム出力を抑制、かつ自動ブレーキを作動させて衝突事故の回避や被害軽減を図る機能です。約2~15km/hの自車速度域で作動します。

インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+LDW(車線逸脱警報)

インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+LDW(車線逸脱警報)出典:日産|日産の安全への取り組み

システムが車線を認識し、ドライバーの意図しない車線からの逸脱を防止して車線内走行を維持するようサポートする機能です。

自動速度約60km/h以上で走行中に車両左右の車線を認識し、システムが左右どちらかの車線に車両が寄っていると判断すると警報音とディスプレイ表示で注意喚起するとともに短時間のブレーキ制御を行い、車両を車線に戻す力を発生させ、ステアリング操作を支援します。

インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)+BSW(後側方車両検知警報)

インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)+BSW(後側方車両検知警報)出典:日産|日産の安全への取り組み

ドライバーの死角になりやすい後側方の接近車両を検知し、その状態で接近車両がいる側の車線に車線変更しようとした場合には警報音とディスプレイ表示でドライバーに注意喚起すると同時にブレーキ制御を行い、ステアリング操作を支援して接近車両との接触を回避するサポート機能です。

RCTA(後退時車両検知警報)

RCTA(後退時車両検知警報)出典:日産|日産の安全への取り組み

後退での出庫時に、車両後方に接近する車両を検知して警告音でドライバーに危険を知らせ、衝突事故を防いで安全な出庫をアシストする機能です。約20m先までの車両の検知に対応しています。

標識検知機能

標識検知機能出典:日産「セレナ」走行・安全

システムが道路標識を認識し、ディスプレイ表示やブザー音でドライバーに標識についての注意喚起を行うことで標識の見逃しを防ぎ、安全運転に貢献します。

車両進入禁止、一時停止、最高速度の3種類の標識の認識が可能です。

アダプティブLEDヘッドライトシステム(「G」「ハイウェイスターG」「e-POWER G」「e-POWER ハイウェイスターG」に標準装備)/ハイビームアシスト(その他のグレードに標準装備)

アダプティブLEDヘッドライトシステムはヘッドライトのLED電球を個別に制御して先行車や対向車に直接照射しないようにハイビームの照射範囲を切り替えるシステムです。このアダプティブLEDヘッドライトシステムはセレナがクラス初搭載(※2019年8月日産自動車調べ)となりました。

アダプティブLEDヘッドライトシステム出典:日産|日産の安全への取り組み

ハイビームアシストは対向車や先行車のライト、周囲の明るさを検知して自動でハイビームとロービームを切り替える機能で、ドライバーの手間や切り替え忘れを防いで安全運転に貢献します。

以上がセレナの360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)に含まれる内容です。

このほかにセレナではグレードによってオプションで駐車枠を指定するだけでハンドリング操作をシステムが行い駐車をアシストするインテリジェントパーキングアシストやふらつき警報、プロパイロットが追加可能です。

プロパイロットは日産自慢の運転支援技術で、自動車専用道路や高速道路においてアクセルやブレーキ、ステアリング操作をシステムがアシストしてドライバーの運転負荷を軽減する機能です。このプロパイロットは2016年に日本の自動車メーカー初の技術としてセレナに初搭載されました。

下り坂での設定速度維持や従来よりもスムーズな減速を実現するブレーキ操作が可能出典:日産|日産の安全への取り組み

2019年8月のマイナーチェンジではさらに下り坂での設定速度維持や従来よりもスムーズな減速を実現するブレーキ操作が可能となるなど、プロパイロットも進化を遂げています。

セレナで安心・安全なカーライフを楽しもう

「安全」が確保されてこそカーライフは楽しめるもの。交通事故の可能性を少しでも減らしたり、被害を軽減したりしてくれる車の先進安全性能はこれからの時代には欠かせません。車選びの際には走行性能やデザイン性だけではなく、安全性能も必ずしっかりと確認するようにしてください。

サポカーSワイドに必要な機能以外にも複数の先進安全性能が全グレードに標準装備となっているセレナは、家族みんなが安心してドライブを楽しめるように高いレベルで安全性に配慮したモデルといえるでしょう。

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よくある質問

Q1:セレナには先進安全機能は全車標準装備されているの?

A:セレナには複数の先進安全性能が全グレードに標準装備されています。前方はもちろん、死角になりやすい後方や後側方の接近車両などを感知する機能を備えた360°セーフティアシストが車に標準装備されているのが大きな特徴です。

Q2:セレナに搭載される先進安全機能にはどんなものがあるの?

A:車両前方の歩行者や先行車を検知し、ドライバーに危険を知らせるインテリジェントエマージェンシーブレーキやペダル踏み間違いによる衝突事故の回避・被害軽減に貢献する踏み間違い衝突防止アシスト
などがあります。

Q3:セレナはサポカーに該当するの?

A:「踏み間違い衝突防止アシスト」を全車に標準装備したことで「セーフティサポートカーSワイド」該当車となりました。さらに今回のマイナーチェンジにあわせて、セレナ「AUTECH」も同様にデザインが一新され、先進安全技術の装備が拡充されています。

※記事の内容は2019年8月時点の情報で執筆しています。

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