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宇野 智うのさとる

【画像32枚&動画】マツダ CX-5 ビックマイナーチェンジ!アウトドア派タイプも登場!多数の変更点まとめ

【画像32枚&動画】マツダ CX-5 ビックマイナーチェンジ!アウトドア派タイプも登場!多数の変更点まとめ
【画像32枚&動画】マツダ CX-5 ビックマイナーチェンジ!アウトドア派タイプも登場!多数の変更点まとめ

2021年11月8日、マツダはミドルクラスSUV「CX-5」を大幅改良したことを発表しました。

筆者は公式発表前に開催された事前撮影取材会に参加。その模様をレポートします。

【動画】細かい映像はこちらでご確認ください

ビッグマイナーチェンジ!変更点まとめ

本記事タイトル、見出しともに「ビッグマイナーチェンジ」と記しました。本記事執筆時点では、他のメディアがどう伝えるかわかりません。たとえほかが単に「マイナーチェンジ」と伝えたとしても、筆者は取材を終えて「ビッグマイナーチェンジ」と感じたので、そのまま修正しないつもりです。

「ビッグマイナーチェンジ」と「マイナーチェンジ」の違いについての定義はありません。外観が大きく変わるデザイン変更が行われると「ビッグマイナーチェンジ」と呼ばれることが通例です(自動車メーカーが国土交通省へ届け出る型式変更の必要性がないと、マイナーチェンジとされるのが基本)。

今回のCX-5の商品改良(マツダは「マイナーチェンジ」という表現は使わず「商品改良」と伝えるのが基本スタイル)では、外観が大きく変わった、と言いがたいですが、車の基本部分からしっかりと見直して手を加え、その変更点は多数。このため、筆者は「ビッグマイナーチェンジ」と表現しました。

ビッグマイナーチェンジ!変更点まとめ

マイナーチェンジを受けたCX-5。特別仕様車「Exclusive Mode」

ビッグマイナーチェンジ!変更点まとめ2

マイナーチェンジ前

それでは、マイナーチェンジを受けたCX-5の変更点をまとめてお伝えします。

デザイン

ヘッドライト

ヘッドライト

マイナーチェンジ前は、丸形ライトに直線状のLEDを組み合わせたデザイン。L字型を横に並べたLEDを配したデザインに変わった。

フロントグリル・ウィング

フロントグリル・ウィング

特別仕様車「Sports Appearance」外装パッケージオプション『SIGNATURE STYLE』装着車

フロントグリルとマツダのシグネチャーウィングのデザインが変更されました。SUVらしい力強さが加わった感じですね。

リアコンビネーションランプ

リアコンビネーションランプ

特別仕様車「Exclusive Mode」

マイナーチェンジ前は、丸形のランプを外側に配したデザイン。L字型LEDランプを2つ並べたデザインに変わりました。フロントとリアのライトデザインを統一するのは、マイナーチェンジ前からの手法。

特別仕様車ごとのカラーリング

特別仕様車ごとのカラーリング

上から順に「Exclusive Mode」「Sports Appearance」「Field Journey」

3つの特別仕様車は、それぞれバンパー下部、サイドスカート、ドアミラー、ピラーのカラーリングを変わっています。

フロント、サイドの下部は、

Exclusive Mode:ボディ同色
Sports Appearance:ピアノブラック
Field Journey:つや消しブラック

とそれぞれの特別仕様車の特性にあわせて変えられています。

新色「ジルコンサンドメタリック」

新色「ジルコンサンドメタリック」

特別仕様車「Field Journey」

ジルコンサンドとは、合金を鋳造するときの型に使われる砂のこと。アウトドアスポーツやオフロード走行が似合う新色です。

これまでのCX-5は、都会派SUVのイメージでしたが、アウトドア派SUVのイメージが追加されました。

※ジルコンサンドメタリックは、全車に設定されています。

新色「ジルコンサンドメタリック」2

撮影取材会場に展示されていたジルコンサンド

ダイナミクス性能

「MI DRIVE」

マイナーチェンジ前は、「スポーツ」と「ノーマル」の2種類のドライブモードでした。改良を受けたCX-5の4WD車のドライブモードには「オフロード」が追加されました。

「MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT」略して「MI-DRIVE」と名付けられたドライブモードが採用されています。

ロードノイズ低減

操縦安定性・乗り心地・NVH(静粛性・耐振動性)性能を一緒につくりこみ、新たな「人馬一体」感を実現した、とマツダは伝えています。

基本構造

車体フレームに減衰構造を採用、また車体とシートフレームの取り付け剛性を向上させています。これにより、乗り心地や操縦安定性、運転する楽しさが向上するはずです(まだ試乗できていないので実際のフィーリングは不明です)。

基本構造

※今回のマイナーチェンジでは、パワートレイン(エンジン、トランスミッションなど)の変更はありません。

パッケージング

ラゲッジルーム

ラゲッジルーム

特別仕様車「Excrusive Mode」のサブトランク

サブトランクは形状を変更し容量拡大、フロアボードは前後・上段下段に2分割が可能となりました。また、テールゲートと開口部と荷室フロアの段差をなくすという工夫も。

特別仕様車「Field Journey」のサブトランクには防水加工を施し、フロアボードはリバーシブルで片面が防水仕様となり、濡れものもそのまま積めるアウトドア仕様となっています。

ワイヤレス充電

ワイヤレス充電

スマートフォンを置くだけで充電できる「Qi」規格対応のワイヤレスチャージャーが設定されました。

ハンズフリー機能付きパワーリフトゲート

リアバンパーの中心下側に足を入れると、自動でリアゲートが開閉する機能を追加しました。

安全性能

アダプティブLEDヘッドライト(ALH)

グレアフリー(防眩)ハイビームLEDは、マイナーチェンジ前の12分割から20分割に増えました。これにより夜間の視認性が向上しています。

クルージング&トラフィックサポート(CTS)追加

定速走行、車線維持をサポートする先進技術が追加されました。

2つの特別仕様車

スポーティーで都会的な印象の「Sports Appearance(スポーツ アピアランス)」と、アウトドア派でオフローダーのイメージも感じる「Field Journey(フィールド ジャーニー)」の2つの特別仕様車が設定されました。

【画像】新たな特別仕様車「Sports Appearance」

【画像】新たな特別仕様車「Sports Appearance」1

外装パッケージオプション「SIGNATURE STYLE」装着車。

【画像】新たな特別仕様車「Sports Appearance」2

バンパーとサイドスカート、クラッディング(ホイールアーチ)、ホイールがピアノブラックとなる。ホイールは19インチと大径

【画像】新たな特別仕様車「Sports Appearance」3

グリルには初代ロードスターのボディカラー「クラッシックレッド」の差し色を施す

【画像】新たな特別仕様車「Sports Appearance」4

シート素材はレザー

【画像】新たな特別仕様車「Sports Appearance」5

シートやステアリング、ドア、シフト回りには赤のステッチが入りスポーティーなムードを高める

新たな特別仕様車「Field Journey」

新たな特別仕様車「Field Journey」1

フロントグリルの差し色はライムグリーン

新色「ジルコンサンドメタリック」

新たな特別仕様車「Field Journey」2

新たな特別仕様車「Field Journey」3

ホイールはグレーメタリック塗装の17インチ、オールシーズンタイヤが装着される

新たな特別仕様車「Field Journey」4

エアコン吹出し口にライムグリーンの差し色

新たな特別仕様車「Field Journey」5

シートのステッチなどにもライムグリーンの差し色。シート素材はグランリュクス×合成皮革

新たな特別仕様車「Field Journey」6

「PRO-XROSS STYLE」外装パッケージ装着車

「PRO-XROSS STYLE」外装パッケージ装着車1

THULE製ルーフキャリアはオプション

「PRO-XROSS STYLE」外装パッケージ装着車2

バンパー下部は、ざらついた素材にマットシルバーのロアを組み合わせている

「PRO-XROSS STYLE」外装パッケージ装着車3

「PRO-XROSS STYLE」外装パッケージ装着車4

「PRO-XROSS STYLE」外装パッケージ装着車5

17インチホイールにヨコハマの市販A/Tタイヤを装着

「PRO-XROSS STYLE」外装パッケージ装着車6

発売時期・価格

改良版マツダ CX-5の発売は、2021年12月上旬を予定しているとのことです。

価格

Sports Appearance:325万6,000〜380万6,000円
Filed Journey:323万4,000〜355万3,000円
Exclusive Mode:352万5,500〜407万5,500円

価格

現在2代目となるCX-5は、2016年12月に発売されたモデルです(日本市場において)。フルモデルチェンジ後5年目で大幅な商品改良が行われました。

2021年度上半期(4〜9月期)の登録車新車販売台数は第32位の7,232台と堅調なセールスを記録しています。

CX-5は、これまでアウトドア派やオフロード好きからは敬遠されていましたが、「Field Journey」の追加でその流れが変わってきそうです。

ちなみに、2021年度上半期登録車販売台数第31位はスバル「フォレスター」。販売台数は肉薄しています。新しくなったCX-5、ライバルを追い抜くことができそうです。

以上、“ビッグマイナーチェンジ”を受けた新しいCX-5の発表前撮影取材会のレポートでした。

(撮影・取材・文:宇野 智)

マツダ CX-5 公式HP

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※記事の内容は2021年11月時点の情報で制作しています。

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