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「マツダ アテンザ」6年目の大変身!走りの進化は大きい

「マツダ アテンザ」6年目の大変身!走りの進化は大きい

この記事は、 5 分で読めます。

2012年の登場から6年、フルモデルチェンジの噂も囁かれていたマツダのフラッグシップ「アテンザ」が、大幅改良を受けて2018年5月に登場した。見た目だけでなくエンジンや足回り、安全性能も大幅な進化を遂げたとする「大幅改良」版アテンザの実力をさっそく試乗テストで試してみた。

フルモデルチェンジ並みの大幅改良

マツダのフラッグシップモデルが4ドアセダンとステーションワゴンを用意するアテンザです。3代目となる現行型アテンザは2012年に登場、すでに販売開始から6年目を迎えることから一部ではフルモデルチェンジの噂も出ていたものの、2018年5月に大幅改良が行われました。

 

イメージを一新した内外装

イメージを一新した内外装

イメージを一新した内外装②

今回の大幅改良は「ハンバない」レベルとなっており、しばらくフルモデルチェンジはないなと思わせる内容です。まず外観はフロントグリルのデザインを変更、同時にヘッドライトを薄くワイドな造形としてイメージを刷新しています。

イメージを一新した内外装③

インテリアもインストルメントパネルとシートのデザインを一新、フラッグシップモデルに相応しいゆったり感とおもてなし感を表現したものになりました。最上級グレードのLパッケージには日本の伝統と先端技術により生まれた新素材「ウルトラスエードヌー」を量産車として世界初採用。さらに栓(セン)の木を使用した本杢(ホンモク)パネルやナッパレザーなど本物の素材にこだわりつつ、マツダらしく日本の伝統美に通じる色合いを表現しています。

 

一番の進化ポイントは「走り」

一番の進化ポイントは「走り」

そして何より進化したのが走りでしょう。搭載している2Lガソリン、2.5Lガソリン、2.2Lディーゼルターボの3種類のエンジンすべてが改良されました。なかでも2.5Lエンジンは気筒休止技術を採用し、走る歓びを高めると同時に実燃費の向上も果たしています。また、次世代車両構造技術である「スカイアクティブビークルアーキテクチャ−」の要素を一部採用。シートおよびサスペンションシステムの構造を一新。同時にボディにも効率的な補強を施し、剛性を高めています。

先進安全装備もさらに充実

安全装備でも、マツダの先進安全技術「アイ・アクティブセンス」として、「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」に全車速追従機能を追加。さらにヘッドライトのLEDユニットを20分割化することにより夜間視認性を向上させたアダプティブ/LEDヘッドライト、そして夜間における歩行者認識精度が向上した「アドバンスド・スマート・シティ・ブレーキサポート」によって、より幅広いシーンでドライバーをサポートします。

落ち着いた雰囲気のブラウン内装

落ち着いた雰囲気のブラウン内装

今回は2.5Lのガソリンエンジンを搭載したアテンザセダン2.5Lパッケージ、そして2.2Lディーゼルターボエンジンを搭載したアテンザワゴンXD Lパッケージに試乗することができました。まずはアテンザセダン2.5Lパッケージから。従来、Lパッケージのシートカラーはホワイトとブラックの色が設定されていましたが、今回の大幅改良によりブラックが廃止され、オリエンタルブラウンとなりました。デザインが一新されたフロントシートに座ると体を包み込んでくれるような感覚を感じました。

落ち着いた雰囲気のブラウン内装②

落ち着いた雰囲気のブラウン内装③

また、シートベンチレーション機能をマツダ車として初めて採用し、乗員とシートの間の熱の籠もりを吸い出し、熱い季節でも快適な運転環境を提供してくれます。ブラック内装だとややスポーティな印象も強くなりますが、この茶色の内装は非常に落ち着いた雰囲気が漂っています。

静かで気持ち良い走りが絶品の2.5リッター・ガソリンエンジン

走り出してすぐに気がついたのが静粛性の高さです。ドライバーと助手席に座った人との会話明瞭度が非常に高く、会話しやすくなっています。改良の加えられた2.5Lエンジンは非常にスムーズな加速を実現。低回転からトルクを発生しますが、高回転まで非常にスムーズに回ります。回転数の上がり方と速度の上がり方のフィーリングが良く、運転していて非常に気持ちの良いエンジンです。

大幅に改良されたサスペンションは路面からの入力をよくいなしてくれてフラットな乗り味となっています。カーブを曲がる際は非常にしなやかでクルマの傾きが少なく、スムーズにカーブを抜けていきます。

走りと燃費の両立なら、やはりディーゼル

走りと燃費の両立なら、やはりディーゼル

続いてはアテンザワゴンXD Lパッケージです。搭載されている2.2Lディーゼルターボエンジンは、急速多段燃焼を採用することで、最高出力は175psから190psへ15psアップ。また最大トルクは420Nmから450Nmへと30Nmもアップしています。ディーゼルエンジン特有のカラカラという音も車内ではほとんど聞こえません。アクセルペダルを踏むと、まるでガソリン車のような素早い反応で加速し始めます。450Nmというビッグトルクにより、あまりアクセルを踏むことなく法定速度に達してしまいました。高速走行でもそれほど回転数は上がらないでしょうから、走行性能だけでなく燃費性能も期待できます。

走りと燃費の両立なら、やはりディーゼル②

乗り心地はセダンと同様に非常にクルマの挙動が抑えられてしなやかな乗り味です。このアテンザワゴンならば、たくさんの荷物をラゲージスペースに満載したロングドライブもラクラクこなせるでしょう。

■マツダアテンザ価格表(2018年7月現在)

グレード駆動方式WLTCモード燃費(km/L)車両本体価格
20SFF15282万9600円
20S プロアクティブFF295万9200円
25S LパッケージFF14.2354万2400円
XD 6MTFF19.6329万4000円
XD 6AT17.8324万円
XD プロアクティブ 6MTFF19.6342万3600円
XD プロアクティブ 6AT17.8336万9600円
XD LパッケージFF17.8395万2800円
XD 6MT4WD18.8353万1600円
XD 6AT17347万7600円
XD プロアクティブ 6MT4WD18.8366万1200円
XD プロアクティブ 6AT17360万7200円
XD Lパッケージ4WD17419万400円

 

アテンザの車両本体価格は282万9600円〜419万400円。セダンとワゴンは同じグレード&価格展開です。オススメのグレードはエンジンを回す楽しみが味わえる25S Lパッケージ。ディーゼルの太いトルクとは異なるエンジンフィーリングが絶品です。

登場してから6年が経過したアテンザ。すでに成熟域に達したかと思っていましたが、6年目の大幅改良で更なる進化を遂げています。モデル初期に購入したユーザーが乗ったらまったく別のクルマと感じるほどの違いを感じることができるでしょう。

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※記事の内容は2018年7月時点の情報で執筆しています。

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