車のローン残高を調べたいときには、どうすればいいでしょうか。車のローン残高の調べ方や、新たなローンを組まず次の車に乗り換える方法などを紹介します。
よくある質問
Q1:車のローン残高の調べ方は?
A:車のローン残高を調べるには、利用しているローン会社に確認する必要があります。具体的な確認の方法としては、ウェブ、電話、郵送などがあり、どれに対応しているかはローン会社によって異なりますので、問い合わせてみましょう。また、契約時に渡される支払金一覧表で確認できることもあります。
Q2:車のローンの残高がある状態で乗り換えることはできる?
A:事前にローン会社へ相談の上、現在乗っている車を売却し、売却益をローンの残高の返済に充てることで完済状態となれば、乗換えが可能です。また、現在の車のローンに新しい車のローンを上乗せできるサービスを提供している販売店もあります。自身の状況に応じて選択しましょう。
Q3:新たなローンを組まずに車を乗り換える方法は?
A:カーリースを利用するという方法があります。カーリースとは、リース会社が契約者の代わりに車を購入し、月々定額の料金で貸し出すというもので、「車のサブスクリプションサービス」とも呼ばれています。新たなローンを組んだり、頭金などの初期費用を用意したりする必要がなく、月額料金だけで新しい車に乗り始めることができます。
- 車のローン残高の調べ方にはウェブ照会や契約時の支払金一覧表などがある
- 車のローン残高があっても、新たなローンを組んで乗り換えることは可能
- 車のローン残高がある状態で乗り換えるなら、新たなローンを組む以外の方法がおすすめ
車のローン残高の調べ方とは?
車のローン残高を調べるには、利用しているローン会社への確認が必要です。代表的なものとして、以下の3種類の方法があります。
電話で問い合わせる
一番簡単な方法として、電話での問い合わせがあります。利用しているローン会社のコールセンターへ電話すれば、ローンの残高を教えてもらうことができます。
ただし、個人情報保護の観点から、多くのローン会社は契約者本人以外からの問い合わせには応じていませんので、注意が必要です。
ウェブサイトで照会する
ローン会社の中には、契約者自身がローンの残高や返済の状況を確認できる専用のウェブサイトを用意しているところもあります。時間や場所を問わず、最新の状況を確認することができるので、とても便利です。
多くの場合、ウェブサイトのURLや、ログインに使用するパスワードなどは契約時に通知されていますが、わからないようであれば、電話で問い合わせてみましょう。
支払金一覧表を見る
契約時に発行される支払金一覧表という書類には、契約期間中のローン残高がいくらになっているか、月ごとに記載されています。手元にあると、完済までの残高の変動も参照することが可能です。
ただし、返済に遅れがあったり、一部繰上返済をしていたりといった何らかの事情で、実際の金額と差が出ていることも考えられるので、心配なときは、最新のものの送付を依頼しましょう。
紛失などで手元にない場合も、再発行を依頼してください。
これらのうち、どの方法に対応しているかは、利用しているローン会社によって異なります。また、個人情報保護の観点などから、独自の手順を定めているローン会社もあります。
わからないことがあれば、まずはローン会社に電話してみましょう。
車のローンの返済を早く終わらせるには?
車のローン残高を調べる理由には、「ローンの返済が負担になっている」「完済してしまって、スッキリしたい」「まだ返済中だが、次の車に乗り換えたい」といった事情が考えられます。
こうした悩みは、車のローンの返済を早く終わらせることで解決できるかもしれません。車のローンの返済を早く終わらせるにはいくつかの方法があります。
全額一括返済
ローンの返済を早く終わらせる方法のひとつに「全額一括返済」があります。全額一括返済とは、文字どおり、ローンの残高を一括で返済してしまうことを指します。全額一括返済をすると、利子の発生が止まり返済総額を抑えられるなどメリットがある一方で、手数料が発生するといったデメリットも存在します。全額一括返済のメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
全額一括返済のメリット
ローンの残高を一括で返済すれば、その時点で完済となるので、その後発生する予定だった利子を支払う必要がなくなり、最終的な返済総額を抑えることができます。また、毎月の返済からも解放されることから、精神的な負担が軽減されます。
また多くの場合、ローンで車を購入すると、完済するまで車は販売店やローン会社の名義となっています。しかし、全額一括返済すれば、自分の名義に変更できることから、いつでも自由に売却できるようになるというメリットもあります。
全額一括返済のデメリット
全額一括返済する際、ローン会社によっては、高額な手数料が発生することがあるので、注意が必要です。場合によっては、削減できる利子よりも手数料のほうが高くなることもあります。また、全額一括返済自体に対応していないローン会社も存在します。全額一括返済を検討する際は、まず利用しているローンの規約を確認したり、ローン会社に問い合わせたりすることをおすすめします。
また、全額一括返済のために貯蓄を取り崩すと、病気・ケガや災害、失業などで、突発的に大きな出費が発生したとき、困ってしまうことも考えられます。返済総額をいくら抑えられるのかと、手元の現金が減るリスクとをしかりと考慮した上で、全額一括返済するべきかを判断しましょう。
一部繰上返済
ローンの残高を一括で返済できるほどの余裕はないという場合、残高の一部のみを前倒しして返済する「一部繰上返済」という方法も考えられます。全額一括返済ほどではないものの、利子の発生を抑えられるメリットがあります。
一部繰上返済には、返済期間を短縮する期間短縮型と、返済期間は変えずに月々の負担を軽くする返済額軽減型の2種類があります。返済を早く終わらせたい場合には、期間短縮型を選ぶといいでしょう。
一部繰上返済のメリット・デメリットは、基本的に全額一括返済のものと同様です。だたし、手数料については、繰上返済した「回数」に応じて発生するローン会社もあるので、完済までのあいだに複数回の繰上返済を検討している場合には、特に注意が必要です。
車のローンが残った状態で車を乗り換えるには?
ローンの返済中であっても、次の車に乗り換える必要が生じることがあります。ローンが残った状態で乗り換えるには、上述した全額一括返済などでいったん、完済するほか、次のような方法も考えられます。
今乗っている車を売却したお金でローンを返済する
現在乗っている車の査定額がローンの残高を上回っていれば、売却益で全額一括返済が可能です。
ただし、車の所有権がローン会社にある場合は、自分だけの判断で売却することができません。事前にローン会社と相談して、詳細な手続きを確認しましょう。
その後、改めてローンを組むなどして、次の車を購入できます。全額一括返済で得た売却益が余っているようであれば、次の車の初期費用などに充当することが可能です。
乗り換えるなら、次はローンより負担を抑えられる方法がおすすめ。詳しくはこちら
購入予定の車のローンに今あるローンを上乗せする
現在乗っている車の査定額がローン残高を下回っている場合は、足りない分を現金で返済する必要があります。差額が大きい場合、現在の車のまま、予定どおりに返済を続けたほうが負担が軽いこともあるので、慎重に検討しましょう。
販売店の中には、新しく購入する車のローンに旧ローンの残高を上乗せするサービスを実施しているところもあります。借入れを一本化できるのに加え、支出の管理が簡単になるメリットも期待できます。ただし、トータルの借入金が増加した分だけ利子は高額になり、返済期間も延びることには注意が必要です。
このように、ローン残高がある状態で車を乗り換えるには、通常より手間がかかります。また、差額の返済や次の車のために新たなローンを組むと、当初より費用がかかったり、返済期間が長くなったりすることもあるでしょう。
車の乗換えにあたっては、新たなローンを組まないに越したことはありません。
次の項では、ローンを組まずに車を乗り換える方法について考えてみましょう。
新たなローンを組まずに車を乗り換える方法とは?
まだローンの残っている状態でも車の乗換えが可能であることは、すでにお伝えしたとおりです。しかし、そのために新たなローンを組むとなると、負担は大きくなってしまいますし、そもそもローンの審査に通らないことも考えられます。
そこで、新たなローンを組まずに車を乗り換える方法について考えてみましょう。例えば、カーリースを利用するという方法があります。
カーリースとは、車を購入するのではなく、月々定額の料金を支払って利用するサービスで、「車のサブスクリプションサービス」とも呼ばれています。ローンのように借金ではないため利子を払う必要はありません。また、自動車税(種別割)などの維持費も月額料金に含まれていることから、毎月安定した支出で車が持てるのも特徴です。このほか、カーリースには以下のメリットもあります。
まとまったお金がなくても乗れる
車を購入するとなると、ローンを利用する場合であっても、頭金や税金など初期費用としてまとまった金額を用意しなければなりません。しかし、多くのカーリースでは初期費用が必要なく、初月から月額料金だけで乗り始めることが可能です。そのため、初期費用を用意するのが難しい、お金を手元に残しておきたい、すでにほかのローンを抱えているといった場合でも、利用しやすいサービスとなっています。
どのような車に乗れるかはリース会社によって異なりますが、カーリースの定額カルモくんのように国内メーカーの全車種・全グレードを取り扱っているリース会社もあるので、自分で購入するのと変わらない車選びを楽しむことができます。
乗り終わったら車を返却するので、お得な料金で利用できる
カーリースは、購入するのと異なり、車を「借りて」乗るサービスです。契約期間が満了したら、車はリース会社へ返却することになります。リース会社としては、車が返ってくることを見込んで料金を設定するので、月々の費用は購入してローンで返済するよりもお得になるケースが多いのです。
車を返却するのは困る、自分のものにしたい、借り物と気を使って乗るのが嫌という方には、契約満了時、車をそのままもらえるカーリースもあるので、そうしたリースサービスを利用しましょう。
次の項では、特におすすめのカーリースについて、より詳しく解説します。
契約満了時、車をもらえるカーリースはこちら
業界最安水準の料金で、独自のサービスも充実した安心のサービスを選ぼう
数あるカーリースの中でも、特におすすめしたいのが「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。定額カルモくんには、月額料金が10,000円台からという業界最安水準の安さに加え、注目すべきメリットが数多くあります。
代表的なものを紹介しましょう。
車検費用や故障時の修理費用なども定額に
通常、カーリースであっても、2年に1回の車検費用や、故障した際の修理費用は契約者が負担しなければなりません。しかし、定額カルモくんであれば、オプションのメンテナンスプランに加入することで、こうした費用も月額料金に含めることができます。車に関する大きな出費や、急な出費の心配がなくなり、月々決まった金額で車に乗ることができるので、家計の管理が楽になります。
また、車検や修理を依頼する先は、全国30,000もの店舗から自由に選ぶことができるので、自分で業者を探す手間もかかりません。
契約満了時に車をもらうこともできる
一般的なカーリースでは、契約期間が満了したら車はリース会社へ返却することになっています。しかし、定額カルモくんなら、7年以上の契約で月々500円の「もらえるオプション」に加入すれば、乗っていた車をそのままもらうことができます。
このオプションに加入すれば、傷などを気にせず乗れるだけでなく、自分の用途や好みに合わせて改造することも自由になるので、たいへん魅力的です。
オンラインで簡単に手続きができる
車を購入する際は、見積もりや契約のために何度も店舗へ足を運ばなければなりません。相見積もりを取るとなると、さらに時間がかかってしまいます。忙しい場合などは手続きがなかなか進まず、もどかしさを感じることもあるでしょう。
しかし、定額カルモくんなら、車選びから契約まで、すべてオンライン上で行うことができます。さらに、車も自宅まで届けてもらえることから、一度も店舗へ出向くことなく乗り始めることが可能です。
定額カルモくんが気になった方は、希望の車種に月々いくらで乗れるのかこちらからチェックしてみましょう
次の車はローンを組む必要のない方法で乗ろう
ローン会社と相談して車を売却し、売却益をローン残高の返済に充てれば、完済状態となるので、次の車への乗換えも可能となります。しかし、また新たなローンを組むとなると、負担は増えてしまいますし、審査に通らないことも考えられます。新しい車は、カーリースのようなローンを組む必要のない方法で乗りたいものです。
審査を受けるのに書類などの準備が必要で、結果が出るのにも日数がかかるローンと異なり、カーリースの審査はインターネットからわずか5分で申し込むことができます。申し込んだからといって、必ずしも契約する必要はありませんし、現時点で乗りたい車種がまだ決まっていなくても問題ありません。下のバナーから、ちょっとした空き時間にでも試してみて、車の乗り方の選択肢を広げておきましょう。
※この記事は2021年12月時点の情報で制作しています