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銀行系マイカーローン10社を徹底比較!選び方や利用時の注意点を解説

銀行系マイカーローン10社を徹底比較!選び方や利用時の注意点を解説
銀行系マイカーローン10社を徹底比較!選び方や利用時の注意点を解説
貯金ゼロでもマイカー持てる

車を購入するにあたって、金利の低い銀行系マイカーローンを利用したい方も多いはず。しかし、銀行系マイカーローンは種類も多いだけでなく、違いがわかりにくいことから、選ぶのが難しいものです。そこで、銀行系マイカーローンの特徴を比較し、選び方などについて詳しく見ていきましょう。

  • 銀行系マイカーローンは金利が低い一方で、審査がきびしい点が特徴
  • マイカーローンは金利だけでなく保証料や借入条件なども比較して選ぶ
  • カーリースの定額カルモくんなら簡単な審査で安く新車に乗れる

銀行系マイカーローン10社を比較!

銀行系マイカーローン10社を比較!

銀行系マイカーローンとは、銀行や信用金庫などの金融機関が提供するカーローンのことです。車の購入前にローンの申込みを行うと、車の購入に必要な金額が金融機関から購入者へ振り込まれ、ディーラーなどの自動車販売店へ支払うというしくみです。まずは、よく利用されている銀行系マイカーローンをご紹介します。

〈マイカーローン比較表〉

銀行名金利固定・変動借入限度額借入上限期間
三菱UFJ銀行
「ネットDEマイカーローン」
2.975%変動1,000万円10年
三井住友銀行
「マイカーローン」
0.04475変動300万円10年
横浜銀行
「マイカーローン」
0.900~2.400%変動1,000万円10年
千葉銀行
「マイカーローン」
0.850~2.550%変動1,000万円10年
常陽銀行
マイカーローン「JOYO車」
4.975%変動1,000万円10年
りそな銀行
「りそなマイカーローン」
1.900%
2.800%
4.475%
変動500万円10年
足利銀行
「あしぎんマイカーローン」
0.950~3.900%変動1,000万円10年
関西みらい銀行
「関西みらいマイカーローン」
1.900~3.800%
2.950〜4.200%
変動
固定
1,200万円10年
朝日信用金庫
「朝日マイカーローン」
0.029変動1,000万円10年
住信SBIネット銀行
「自動車ローン」
1.775~3.975%変動1,000万円10年

※2021年9月時点の情報です

三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」

三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」は、通常のローンに加えて、当面の返済額が抑えられる据置タイプの2種類があります。なお、以下は借入期間が柔軟に選びやすい通常のローンの詳細です。

〈ローン詳細〉

申込方法Web
ローンの用途車や自動二輪車の購入
諸費用・オプション代金など
保証人/保証料不要
手数料・振込手数料、印紙代は別途負担*¹
・繰上返済手数料*²

*¹ Web契約の場合は印紙代不要
*² インターネットで返済の場合は無料

ネットDEマイカーローンは、6ヵ月〜10年以内で、1ヵ月単位で借入期間が選べるのが特徴です。また、最短で即日に審査結果がわかる事前審査があり、通常の審査も最短2営業日で結果がわかります。

ほかにも、住宅ローンとの併用で低金利になるキャンペーンや、Web契約や据置タイプのローン契約でAmazonギフト券プレゼントなどのキャンペーンを実施していることもあります。

三井住友銀行「マイカーローン」

三井住友銀行「マイカーローン」は、車の購入費用だけでなく、免許の取得や車検などの費用にも使えるのが特徴です。

〈ローン詳細〉

申込方法ローン契約機・Web・電話
ローンの用途自家用車や自動二輪車の購入
運転免許証の取得・車検・
修理・付属機器の購入費用など
保証人/保証料不要
手数料・印紙代
・繰上返済手数料

 

Webから24時間いつでも申し込めるため、窓口に行けない場合でも気軽に申請できます。また、幅広い用途に利用できるため、口座を所有していれば気軽に利用できるでしょう。なお、三井住友銀行の住宅ローンと併用すれば、1.5%金利が下がります。

横浜銀行「マイカーローン」

横浜銀行「マイカーローン」は、神奈川県全域・東京全域(一部地域を除く)・群馬県前橋市、高崎市、桐生市、みどり市に居住や勤務をしている方が利用できるローンです。

〈ローン詳細〉

申込方法Web・窓口・郵送・FAX
ローンの用途新車や中古車の購入
他社カーローンの借換え
運転免許取得証の取得・車検・定期点検費用
修理・保険・部品・カーアクセサリー費用
車庫設置費用など
保証人/保証料不要
手数料・印紙代*
・振込手数料*
・繰上返済手数料

* Web契約の場合は不要

ネットバンクということもあり、Web契約であれば仮審査から本契約までネットで完結できます。さらに、印紙代と振込手数料も無料となります。また、新車や中古車の購入・カーローンの借換えのいずれでも同一金利が適用される上に、幅広い用途での利用が可能です。

千葉銀行「ちばぎんマイカーローン」

千葉銀行「ちばぎんマイカーローン」は、千葉銀行の営業地域内(千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県)に居住や勤務をしている方が利用できるローンです。なお、東京都と神奈川県の一部地域を除きます。

〈ローン詳細〉

申込方法Web・窓口・郵送・FAX
ローンの用途新車や中古車、自動二輪車の購入
下取車のローン残債資金
自動車教習所費用、車庫建設費用
車検・定期点検・修理・保険費用
部品、カーアクセサリーの購入費用など
保証人/保証料不要
手数料・印紙代
・返済条件の変更手数料
・繰上返済手数料

 

新車の購入だけでなく、中古車や下取車のローン残債資金、借換え資金にも利用できるカーローンです。ローンプラザでは土日も申込みができるため、休日に店頭で手続きをしたい方でも利用しやすいでしょう。

常陽銀行「マイカーローン JOYO車」

常陽銀行のマイカーローン「JOYO車」は、常陽銀行の営業地盤内に居住、勤務している方が利用できるカーローンです。

〈ローン詳細〉

申込方法Web・窓口
ローンの用途車・自動二輪車の購入
車検・修理・運転免許証の取得費用
レジャーボートの購入
借換え資金など
保証人/保証料不要
手数料・取扱手数料*
・印紙代*

* Web契約の場合は不要

常陽銀行のマイカーローンの店頭金利は4.975%と高めに設定されていますが、期間限定のキャンペーンを利用すれば低金利で利用できる場合もあります。また、仮審査の結果は3ヵ月間有効なため、車の購入前に申し込むことが可能です。

りそな銀行「りそなマイカーローン」

りそな銀行「りそなマイカーローン」は、りそな銀行の口座を所有、年齢などの利用条件を満たしていれば申し込みできるカーローンです。

〈ローン詳細〉

申込方法Web・郵送・窓口
ローンの用途車の購入
他社カーローンの借換え資金など
保証人/保証料不要
手数料印紙代

 

りそなマイカーローンでは、審査結果や利用条件によって1.900%・2.800%・4.475%の3つの金利が設けられています。新車・中古車・自動二輪車いずれも同一金利で利用することができ、りそな銀行の住宅ローンとの併用で優遇金利が適用される場合もあります。なお、Web契約なら、仮申込みから契約完了までネットで完結するため来店も不要です。

足利銀行「あしぎんマイカーローン」

足利銀行「あしぎんマイカーローン」は、足利銀行の営業エリア(栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県・福島県・東京都)に住んでいて、利用条件を満たす方が利用できるローンです。

〈ローン詳細〉

申込方法Web・FAX・窓口
ローンの用途車や自動二輪車、部品の購入
車検・修理費用
運転免許証の取得費用
他社カーローンからの借換えなど
保証人/保証料不要
手数料・取扱手数料
・条件変更手数料

 

あしぎんマイカーローンでは、Web契約なら申込みから借入れまで来店不要で、さらにWeb契約者を対象に、金利が割引されるキャンペーンが実施されていることもあります。安定継続した年収が150万円以上であれば申し込むことができるので、収入が少ない方でも利用しやすいでしょう。

関西みらい銀行「関西みらいマイカーローン」

関西みらい銀行「関西みらいマイカーローン」は、無担保で1,200万円まで借入れできるカーローンです。

〈ローン詳細〉

申込方法Web・電話・FAX・郵送
ローンの用途新車や中古車、自動二輪車の購入
教習や検定、車庫建築、
車検、修理などにかかる費用
他社カーローンからの借換え
新艇・中古艇、
自転車の購入費用など
保証人/保証料不要
手数料-

 

関西みらいマイカーローンは来店不要で利用できるため、全国どこからでも申し込むことができます。同行の住宅ローンを併用する場合は、優遇金利が適用されることがあります。また、ほかの銀行系マイカーローンだけでなく、ディーラーを介した信販クレジットなどの他社カーローンからの借換えも可能です。

朝日信用金庫「朝日マイカーローン」

朝日信用金庫「朝日マイカーローン」は、おもに朝日信用金庫の会員となれる方が利用できるマイカーローンです。なお、該当しない場合は問い合わせることで利用できるケースもあります。

〈ローン詳細〉

申込方法Web・FAX・窓口
ローンの用途車や自動二輪車、自転車の購入
車検や修理費用
パーツ・オプションの購入取付費用
自動車保険・運転免許証の取得
車庫設置費用など
保証人/保証料不要
手数料不要

 

朝日マイカーローンでは、Web契約の場合に、優良ドライバーかどうかや、融資金額によって金利が優遇されます。また、車の購入費用だけでなく、運転免許証の取得費用や車検、修理費用、自動車保険など、幅広い用途に利用することができるのが特徴です。

住信SBIネット銀行「自動車ローン」

住信SBIネット銀行「自動車ローン」は、住信SBIネット銀行の口座を所有していれば利用できるカーローンです。

〈ローン詳細〉

申込方法Web
ローンの用途車や自動二輪車、付属機器の購入
運転免許証の取得
車検・修理・借換え費用など
保証人/保証料不要
手数料・事務手数料(借入額の2%相当に消費税を加算した金額)
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住信SBIネット銀行の自動車ローンは、住宅ローンやカードローンとの併用など、所定の条件を満たせば金利が最大年1.0%引き下げとなるカーローンです。また、1円から繰上返済が可能で、何度繰上返済しても手数料がかかりません。

ローン無しでも新車

銀行系マイカーローン選びでチェックしておきたいポイントとは?

銀行系マイカーローン選びでチェックしておきたいポイントとは?

高額となる車の購入時に便利なカーローンですが、ローンごとに金利が設定されているため、利息がかかります。そのため、できるだけ費用の負担を抑えたいもの。無理のない返済をしていくためにも、銀行系マイカーローンを選ぶ際には金利をはじめ、融資条件や借入期間などを比較することが大切です。そこで、カーローン選びで注目すべきポイントについて解説します。

実質年率

「実質年率」とは、借入額に手数料や保証料などの諸費用を上乗せして計算した金利のことです。実質年率を把握することで、元金に加えていくらローン会社へ利息などの手数料を支払うのかがわかります。また、実質年率に対して、元金にだけかかる利息だけを計算したものは「表面金利」と呼ばれます。一般的に「年利」と呼ばれるのも、この表面金利です。

なお、多くのローン会社が手数料や保証料を無料としており、実質年率がほとんど元金に対する利息であることも珍しくありません。しかし、場合によっては低金利に見せるために、実質年率を目立たせないよう表示していることもあります。そのため、実質年率を踏まえてマイカーローンを選ぶことが大切です。

また、金利を比べる際は、どうしても最低金利を比べてしまいがちです。しかし、マイカーローンの金利は最低金利と最高金利の幅が広く設定されているものも少なくありません。審査結果次第で最高金利が適用される可能性もあり、そうなると返済額も高くなってしまうため、最低金利だけでなく最高金利も比較することが大切です。

固定金利と変動金利

金利には固定金利と変動金利があり、どちらが適用されるかはローン会社やローンの種類によって異なります。それぞれの特徴を踏まえて、ローンを選びましょう。

・固定金利
ローン返済期間中はずっと同じ利率です。契約当初から同じ金利が適用されるため、返済額が一定で返済計画も立てやすくなります。

・変動金利
市場の金利動向に合わせて金利が変動します。契約当初は低金利だったとしても、市場の動向によっては返済期間中に高金利となってしまう可能性があります。返済額が市場動向に合わせて変動するため、返済計画が立てにくいのが特徴です。ただし、低金利の続く現代では、変動金利のほうが、金利が低くなる傾向があります。

融資条件

銀行のマイカーローンでは、それぞれのローンで融資条件が決められています。おもな条件としては、年齢や勤続年数、年収などが挙げられます。銀行によっては、居住地なども利用条件となるケースもあります。

・年齢
銀行系マイカーローンでは、契約者の対象年齢を満20歳以上65歳未満としている場合が多いでしょう。銀行によっては、申込み時点でなく、完済時点の年齢を踏まえて審査するところもあります。

・勤続年数
一般的にローン審査では、勤続年数が長いほど安定した収入があるとみなされるため、勤続年数が長いほうが審査が有利になる傾向があります。

・年収
単純な年収の高さではなく、安定した収入があるかどうか、勤め先、雇用形態も含めて審査されます。また、借入限度額も年収によって異なる場合があります。

借入期間

ローンでは、借入期間が長いほど月々の返済額は安く抑えられますが、返済回数が増えるぶん金利の負担は大きくなります。一方、借入期間が短いほど月々の返済額は高額になりますが、金利負担は少ないため返済総額は抑えられます

銀行系マイカーローンは、借入期間が最長10年まで設定できるところが多いです。一般的には、3年(36回払い)、4年(48回払い)、5年(60回払い)というように、年数に対して返済回数が決まります。

ほかのローンの利用状況や収入の変化も考慮し、無理なく返済できる範囲で借入期間を設定しましょう。

審査期間

銀行系マイカーローンの審査期間は、ディーラーローンや自社ローンよりも日数がかかる傾向があります。しかし、ネットからの仮審査などであれば、最短で申込みの翌日に結果が届くマイカーローンもあります。銀行によっては審査に日数がかかることもあるため、なるべく早く契約をしたい場合は審査期間もあらかじめ確認しておきましょう。

なお、必要書類の提出に不備があると、審査期間が延びてしまいます。スピーディーに手続きを進めるためには、書類や入力内容に不備がないかどうか確認した上で申し込むことも大切です。

手数料や保証料

ローンによっては、金利のほかに振込手数料や保証料が発生する場合があります。

銀行系マイカーローンの保証料とは、保証会社に保証人になってもらうためにかかる料金です。多くの銀行系マイカーローンでは保証料が含まれることが多いですが、まれに別途必要となることもあります。

低金利のマイカーローンでも、保証料などが上乗せされると、ほかのローン商品より返済総額が高額になる場合があるため、手数料や保証料の有無について、事前に確認しておきましょう。

繰上返済の可否と繰上返済手数料

繰上返済とは、まとまった資金が用意できたときにローンを前倒しで返済する方法で、利息を節約することができます。ただし、マイカーローンには、そもそも繰上返済ができないものや、一部だけの返済ができずに、一括返済にしか対応していないものがあります。そのため、繰上返済を想定している場合は、繰上返済の可否や手数料を確認しておきましょう。

また、繰上返済にかかる手数料も、銀行によって違います。繰上返済1回につき5,000円から数万円程度の手数料がかかる場合が多く、繰上返済の度に手数料を支払うとなると、利息を節約できるとしてもかえって支払総額が高くなってしまう場合があります。ただし、銀行によっては手数料が無料のところもあります。

金利引き下げやキャンペーン

多くの銀行系マイカーローンが、所定の条件を満たす場合に適用される金利引き下げなどのキャンペーンを実施しています。例えば、その銀行の口座を持っている場合や、同銀行の住宅ローンやカードローンを利用している場合に、優遇金利が適用されるというものです。また、期間限定で金利を引き下げている銀行もあります。

このような特典やキャンペーンを上手に利用することで、返済総額を抑えることもできます。マイカーローンのホームページなどで、お得な特典やキャンペーンがないかどうかもチェックしてみましょう。

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銀行系マイカーローンとほかのカーローンの違いとは?

銀行系マイカーローンとほかのカーローンの違いとは?

銀行系マイカーローンは金利が低い点や、車の所有権が購入者にあることが魅力です。また、通常のローンの場合、総量規制によって年収の3分の1までしか借入れができない場合がありますが、銀行系マイカーローンは総量規制の対象外となる点もメリットといえるでしょう。

〈各カーローンの特徴〉

 銀行系マイカーローンディーラーローン残価設定ローン自社ローン
金利約1~2%約4~8%約3~5%0%
(金利相当分の上乗せ費用がかかる)
返済期間最長10年程度最長6~8年程度3~5年最大2年など
審査の難度きびしい比較的通りやすい比較的通りやすい通りやすい
手続き購入手続きと別途行う購入と同時に
手続きできる
購入と同時に
手続きできる
購入と同時に
手続きできる
所有権・名義自分ディーラー
信販会社
ディーラー
信販会社
販売店によって
異なる
自由度売却や譲渡、カスタマイズ
などがしやすい
車検や修理、借換え
などにも利用可能
完済するまで
所有権はディーラーにあるため
自由度は低い
契約満了後は
返却・買取
再ローン契約から選択
返済完了後も所有権を得られない
走行距離やカスタマイズに制限があることも
中古車販売店でしか
利用できない場合が
ほとんど

 

ほかのカーローンとの違いを踏まえて、銀行系マイカーローンの特徴を詳しく見ていきましょう。

1. 金利相場が低い

銀行系マイカーローンの金利相場は約1~2%に設定されていることが多く、約4~8%のディーラーローンと比べても、低金利で利用しやすいことがわかります。

また、残価設定ローンは約3~5%と比較的金利が低く設定されていますが、据え置いた残価も含めた元金に金利がかかります。さらに、残価を据え置いたことで元金が減るのが遅くなるため、最終的な返済総額は高くなりやすい点にも注意しなくてはなりません。

なお、金利なしで利用できる自社ローンは一見お得に思えますが、金利相当分の手数料や保証料が上乗せされる場合が多く、支払総額が高くなってしまうこともあるため注意が必要です。

2. 総量規制の対象外となる

総量規制とは、個人の借入可能額の上限を年収の3分の1までに定めた制度です。クレジットカード付帯のキャッシングや銀行、消費者金融のカードローンが対象となり、銀行系マイカーローンやディーラーローンなどのカーローンは総量規制の対象外です。しかし、ローンを組む際には、それらも含めて返済額を想定しておく必要があるでしょう。

3. 審査がきびしい傾向がある

銀行系マイカーローンは金利相場が低いといったメリットがある一方で、審査がきびしい傾向にあります。そのため、ある程度の安定した収入や勤続年数がなければ、審査に通りにくい可能性があるでしょう。また、必要書類も多く手続きに時間がかかる傾向があります。

一方、ディーラーローンは銀行系マイカーローンよりも金利相場が高く、返済期間中の所有権や名義もディーラーや信販会社にあることから、審査にも比較的通りやすい場合が多いでしょう。

4. 所有権・名義は返済中でも自分になる

マイカーローンの種類によって、返済期間中の車の所有権も異なります。
銀行系マイカーローンの場合、返済中でも所有者や名義は自分であることがほとんどです。そのため、名義変更を伴う車の売却や廃車などの処分もスムーズに行えるでしょう。なお、車を売却する際などは事前に銀行へ伝える必要がある場合もあるため、契約条項は確認しておきましょう。

一方、ディーラーローンの場合、返済中の車の所有権はディーラーや信販会社にあるのが一般的です。また、ローン完済後に車の売却や廃車を行う場合は、名義変更手続きが必要になるため注意しましょう。なお、残価設定ローンは、返却も選択肢にあるため、契約期間満了後も所有権を得られないことがあります。

5. 返済は同一の金融機関にする必要がある

銀行などの金融機関でマイカーローンを契約する場合、返済にはその金融機関の口座を使用するのが一般的です。カーローンを利用したい銀行の口座を持っていない場合は新規開設する必要がある点には注意しましょう。

銀行系マイカーローンの必要書類

銀行系マイカーローンの必要書類

マイカーローンを利用するためには、次のような書類を提出する必要があります。利用したいカーローンのホームページを確認し、必要書類を用意した上で申し込みをすればスムーズに手続きを進められるでしょう。

・本人確認書類
運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど

・収入を証明する書類
給与所得者……源泉徴収票や所得証明書
個人事業主……確定申告書や納税証明書

・資金使途確認書類
車の見積書、注文書、売買契約書など、申込者氏名や購入額、販売店名が記載されている書類

・支払済確認書類
銀行から融資を受けた後に、借入金を支払ったことを証明できる振込金受取書や領収書

このほかにも、返済用口座の通帳、印鑑証明書、保証会社の契約書などが必要になることもあります。また、カーローンを借り換えたい場合は、対象車両の車検証や現在利用しているカーローンの残高証明書、返済予定表などを提出します。

銀行系マイカーローンの審査基準

銀行系マイカーローンの審査基準

銀行系マイカーローンを利用するためには、審査に通過しなければなりません。一般的にほかのカーローンよりも審査がきびしいとされているため、審査に通過できるか不安な方もいるでしょう。ここでは、銀行系マイカーローンの審査で、おもにどのようなポイントが審査対象となるのかをご紹介します。

申込条件

まずは、年齢や雇用形態、住所などの申込条件を満たしているかどうかが重要です。マイカーローンの申込条件は各ローンのホームページの商品概要に記載されているため、必ず確認しておきましょう。
特に、次のような場合はその金融機関のマイカーローンに申し込めないことがあるため注意が必要です。

  • 最終返済時の年齢が70歳以上になる
  • パート・アルバイトで収入を得ている、または年金収入のみ
  • 住所または勤務先住所がその金融機関の営業地域外にある
  • 個人事業主または会社経営者で、確定申告または決算を行っていない

勤続年数

銀行系マイカーローンでは、収入の高さだけではなく、安定的な収入があるかどうかも審査されます。数年かけて毎月ローンを返済していくこととなるため、継続的に返済が可能かどうかが勤続年数を通して判断されます。
なお、ローンの審査基準は銀行によっても異なるため、勤続年数が何年以上であれば必ず審査に通ると言い切ることはできません。しかし一般的には、勤続年数が3年以上であれば審査にも通りやすいとされています。

収支のバランス

審査では、収入に対する借入額のバランスも見られます。特に、ほかのローンの利用状況や返済比率によっては審査に落ちてしまう可能性があるため、収支のバランスも考慮して借入額や返済期間を設定しなくてはなりません。

なお、返済比率とは、年収に対する1年間の返済額の比率のことをいいます。年収に対して25~35%程度とされており、カーローンでは年収400万円未満は25%、400万円以上は35%が目安とされています。借入額が少なくても、返済期間が短ければ返済比率は高くなるため注意が必要です。

信用情報

マイカーローンの審査では、一般的に過去の借入れや支払いの遅延、滞納などの信用情報も審査対象となります。信用情報機関には携帯料金やクレジットカードの支払状況、奨学金の返済状況などが記録されており、こうした過去の記録を基に、融資しても問題ないかどうかが判断されます。

まずは審査

銀行系マイカーローンが組めない理由とは?

銀行系マイカーローンが組めない理由とは?

もし銀行系マイカーローンの審査に落ちてしまった場合、どのような理由が考えられるのでしょうか。
カーローンを組めない場合に考えられる、おもな原因を見ていきましょう。

勤続年数が短い

マイカーローンでは、安定した収入があるかどうかを判断するために勤続年数も審査対象となります。明確な基準はありませんが、勤続年数が1年未満の場合はローン審査には通りにくいとされています。そのため、転職して間もない時期や、転職期間中にマイカーローンに申し込んだ場合、勤続年数が原因で通過できない可能性があります。

非正規雇用である

金融機関によっては、アルバイトやパートなどの非正規雇用者はマイカーローンを利用できないと申込条件に記載しているところもあります。申込条件に明記されていなくても、非正規雇用であることがマイナス評価となり、頭金や連帯保証人を求められたり、高金利を提示されたりすることも考えられます

過去5〜10年の信用情報に問題がある

信用情報機関には、携帯料金やクレジットカード料金、税金の支払いなどの支払状況が記録され、5〜10年間情報が保持されます。そのため、過去5〜10年のあいだに信用情報に問題があった場合は、マイカーローンの審査に落ちてしまう可能性があります

同時に複数のローンを利用している

マイカーローンの審査を受ける際に、すでに年収に対する返済比率を超えるローンやキャッシングを利用している場合はマイカーローンの審査に通らない可能性があります。また、複数のローンに同時に申し込んでいる場合も、審査に通りにくくなってしまうため注意が必要です。

虚偽の申告をしている

マイカーローンの申込みで絶対にしてはいけないことが、虚偽の申告をすることです。ローン審査では勤務先への在籍確認をすることもあります。虚偽の申告が判明すると信頼性が低いと判断され、当然審査にも落とされてしまう可能性が高いでしょう

銀行系マイカーローンの審査に通過するための対処法

銀行系マイカーローンの審査に通過するための対処法

審査に通過できず銀行系マイカーローンを組めないときは、その原因を明らかにした上で対処する必要があります。カーローン審査に通過するためにできる対処法を見ていきましょう。

借入額を見直す

マイカーローンの審査では、年収に見合わない借入額で申し込むと、審査に通らない可能性があります。そのため、借入額を見直すことで審査に通過できる場合があります。車種やグレードを変えて借入額を下げることも検討してみましょう。

頭金を支払う

もし貯金に余裕がある場合は、頭金を支払って借入額を下げる方法もあります。初期費用の負担は大きくなってしまいますが、頭金としてまとまった金額を支払うことで、ローンの審査にも通りやすくなることがあるためです。借入額を減らせるだけでなく、利息の軽減にもつながります。

勤続年数や収入が安定するまで待つ

転職直後に申込みをせず、勤続年数や収入が安定するまで待つという方法もあります。また、審査期間中は転職しないことも大切でしょう。

信用情報を確認する

過去の支払いや返済に事故情報がある場合は、信用情報がクリアになるまで待ちましょう。信用情報に問題があるかどうかは、次の機関で確認することができます。

〈信用情報機関の種類〉

信用情報機関保持している情報
CIC(株式会社シー・アイ・シー)クレジットカードや信販会社などの利用履歴
JICC(株式会社日本信用情報機構)消費者金融などの利用履歴
JBA(一般社団法人全国銀行協会)銀行などの金融機関の利用履歴

 

それぞれ手数料はかかりますが、窓口やネット、郵送などで情報開示手続きをすることができます。審査に落ちてしまったけど原因がわからないという場合には、確認してみるといいでしょう。

返済中のローンを解消する

返済中のローンやキャッシングがあると、返済負担率が高くなり、マイカーローンの審査に通らないことがあります。そのため、返済中のローンを解消してからマイカーローンに申し込むことで、審査に通りやすくなるでしょう。

別のローン会社を利用する

申込条件や審査基準はローン会社によって違うため、別のマイカーローンであれば利用できる可能性があります。ただし、短期間のうちに複数のローンに申し込むと審査に通りにくくなってしまうことがあるので注意しましょう。

ローン会社へ相談する

マイカーローンの審査に申し込むにあたって、希望額を借りられるかどうか不安な場合は、窓口へ相談してみるのもおすすめです。金融機関によっては、資金計画を具体的に伝えれば、審査に通りやすいよう借入可能額や返済プランを提案してくれるところもあります。

また、銀行系マイカーローンはネットから受けられる仮審査や、借入額を診断できるシミュレーターを用意しているところも多いです。仮審査であれば必要書類も不要で気軽に受けられるため、まずは仮審査に通過できるかを試してみることをおすすめします。

ローン無しでも新車

マイカーローンの申込前に考えておきたいこと

マイカーローンの申込前に考えておきたいこと

一括購入できない場合に便利なマイカーローンですが、計画性を持って利用しなければ、家計の負担となる可能性もあります。マイカーローンを利用する前には、次のような点を事前に考えておきましょう。

1. 頭金を用意するか

車を購入する際は、車両価格の2~3割程度の頭金を用意できると安心とされています。頭金を支払うことで審査にも通りやすくなる上、利息がかかる借入額が減るぶんローン返済の負担も軽減できるためです。

ただし、車を購入する際には、車両本体価格以外にも、各種税金や自賠責保険料、登録料などの諸費用がかかります。さらに、車の維持費として燃料代や車検代、駐車場代、メンテナンス代なども必要となるため、こうした費用も含めて頭金を検討しましょう。

2. 保証人を立てるか

マイカーローンに限らず、ローン審査では申込者が未成年であるときや、勤続年数が短い場合、収入に対して借入額が高額な場合などに保証人を立てるよう求められることがあります。ただし、保証人は、契約者が返済できなくなった場合に代わりに支払義務を負うため、慎重に検討する必要があります。

3. 仮審査を受けるか

銀行系マイカーローンの中には、仮審査で必要事項を入力するだけで、利用できるかどうかを確かめることができるものもあります。最短で即日結果がわかる場合もあり、仮審査で借入限度額を知った上で車選びをすることも可能です。借入可能額が把握できているぶん、本審査にも安心して進むことができるでしょう。

4. 月々の返済額をいくらにするか

月々のローン返済額は、返済負担率から考えます。例えば年収500万円の場合、年間の返済額は175万円程度(月々14万5,000円程度)までと考えられます。このように、返済負担率から算出した月々の返済額の目安を基に、借入額や返済期間も設定していくと無理なく返済できるでしょう。

返済額の考え方を詳しくチェックする

5. 諸費用もローンに含めるか

車の購入には、車両本体価格だけでなく、各種税金や保険などの法定費用や、登録費用、車庫証明費用、納車費用などの諸費用もかかります。銀行系マイカーローンは用途が幅広く設定されていることが多いため、このような諸費用もローンに組み込むことが可能です。

ローンに諸費用も組み込むことで、初期費用の負担を抑えられますが、そのぶん借入額も高くなり、利息による負担も大きくなってしまうというデメリットもあります。そのため、予算や今後の資金繰りも考慮して、諸費用もローンに組み込むかどうかを判断しましょう。

6. 利息の支払いをどうするか

どのように利息を支払うのかによっても、マイカーローンの返済計画が変わります。ここで注目したいのが、「元利均等返済」と「元金均等返済」の違いです。

・元利均等返済

元利均等返済方式

元利均等返済の場合、毎月の返済額が一定になるため、返済計画が立てやすくなります。ただし、返済当初は利息の割合が大きく、元金が減りにくい点がデメリットといえるでしょう。

・元金均等返済

元金均等返済方式

元金均等返済では、毎回一定の元金を返済しながら、ローン残高に応じて利息が上乗せされます。元金の残高が減るにつれて、上乗せされる利息の支払いも減らせる点がメリットです。返済当初は支払額が高額になりますが、最終的な返済総額は元利均等返済よりも抑えられます。

元金と利息の合計額を毎月一定にしたいのであれば元利均等返済を、支払総額を抑えたい場合は元金均等返済を選ぶといいでしょう。

マイカーローンの返済額の考え方

マイカーローンの返済額の考え方

カーローンを組むときは、いくら借りられるのかだけでなく、無理なく返済できるかどうかも含めて考えることが大切です。ローンを組んでから困ることがないよう、返済額の考え方を確認しておきましょう。

ステップ1. 返済負担率を基に無理なく返済額の目安を決める

マイカーローンは、毎月無理なく返済できる金額を設定することが大切です。そのため、まずは生活費やほかのローンの返済状況、今後の資金繰りの予定なども想定して、月々いくらであればマイカーローンの返済にあてられるのかを考えます。

その際に参考となるのが、返済負担率です。ここまでご紹介してきたように、返済比率の目安は、年収400万円未満なら25%、400万円以上なら35%となります。また、月々の返済額の目安がわかったら、その予算内に収まる利率や借入期間はどれくらいなのか、銀行のホームページなどにあるローンシミュレーターで確認してみましょう。

基本的に、借入期間が長ければ長いほど、月々の返済額は抑えることができます。しかし、そのぶん利息がかかる支払回数が増えるため、最終的な返済総額は高くなってしまいます。逆に借入期間が短すぎると、利息は抑えられますが、月々の返済額が高額になります。収入の変化や車の維持費も考慮しながら、バランスのいい返済計画を立てていきましょう。

ステップ2. 金利別でシミュレーションする

欲しい車種や月々の返済額の目安が決まったら、実際に借入総額がいくらになるのかをシミュレーションします。
ここでは、銀行系マイカーローンを利用する際の目安として、300万円のカーローンを組んだ場合の返済シミュレーションを見ていきましょう。

〈金利別シミュレーション〉

金利借入期間月々の返済額返済総額利息総額
1.900%3年(36回払い)85,796円308万8,656円88,656円
5年(60回払い)52,452円314万7,120円14万7,120円
7年(84回払い)38,170円320万6,280円20万6,280円
2.800%3年(36回払い)86,979円313万1,244円13万1,244円
5年(60回払い)53,639円321万8,340円21万8,340円
7年(84回払い)39,370円330万7,080円30万7,080円

*借入希望額300万円、頭金・ボーナス払いなしの場合
*りそな銀行「マイカーローン借入診断&返済額シミュレーション」を使用

借入期間を7年間で設定すると、金利1.900%と2.800%いずれの場合も、月々の返済額は38,000~39,000円程度です。3年間返済と比べて5万円程度、5年間返済と比べると月々の負担を14,000円ほど抑えることができます。このように毎月の負担額を30,000円台に抑えられるのは魅力に思えますが、続いて利息にも注目してみましょう。

3年間で返済する場合の利息総額は、1.900%なら88,656円。利息総額を90,000円以内に収めることができますが、月々の返済額を抑えた5年間だと14万7,120円、7年間だと20万6,280円になり、金利2.800%ではさらに利息の負担は増え、5年間で21万円、7年間では30万円を超えてしまいます。

このように、借入期間が数年、金利が1%程度違うだけでも利息総額は大きく変わります。家計を圧迫しすぎず、かつ損もしすぎない返済額となるようシミュレーションを行い、納得のいく返済プランを組むことが大切です。

ステップ3. 維持費も含めて妥当な返済額を決める

車を購入する際は、車両本体価格以外にも登録諸費用や維持費もかかります。購入条件や車の使用状況によっては、家計への負担が大きくなる可能性もあるでしょう。

銀行系マイカーローンは、こうした購入時の諸費用や車検代などにも使える場合があります。しかし、借入額が大きくなると利息も高くなってしまう点には注意が必要です。燃料代やメンテナンス代も含めて毎月どれくらいの維持費がかかるのかも考慮し、最終的なローン返済額を決めましょう。

なお、諸費用や維持費も月々定額のリース料金に組み込むことができるカーリースなら、月々10,000円台から新車に乗ることもできます。車関連の支払いを定額化できるカーリースについて、詳しくはこちらをご覧ください。

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マイカーローンは借りた後も重要!繰上返済や借換えとは?

マイカーローンは借りた後も重要!繰上返済や借換えとは?

マイカーローンは契約して終わりではありません。ローンを借りた後も、まとまった資金が用意できて利息の負担を抑えるために繰上返済をしたり、より条件のいいマイカーローンへの借換えを検討したりすることで、よりお得にマイカーローンを利用することができます。そこで、繰上返済や借換えについて詳しくご紹介します。

返済を早めて利息の負担を軽減できる繰上返済

マイカーローンの返済中にまとまった資金が用意できて、早く完済したいと考えたときに、繰上返済や一括返済を検討する方もいるでしょう。ただし、繰上返済には注意点もあるため、メリットと併せて確認しておきましょう。

・繰上返済のメリットと注意点
繰上返済のメリットとしては、ローンを前倒しで返済することで利息を減らせることが挙げられます。ただし、繰上返済はあくまで資金に余裕があるときに検討することが大切です。資金に余裕がない状態で、無理に繰上返済をしてしまうと、かえって負担が大きくなってしまいます。

繰上返済でいくら支払うのか、繰上返済によってどれくらいの利息を節約できるのかを、手元にある資金と併せて確認しながら検討しましょう。

また、繰上返済をするには手数料がかかるマイカーローンも少なくありません。銀行によって手数料の有無やその金額は違いますが、繰上返済1回につき5,000円以上かかることもあるので、節約できる利息分と比較して検討する必要があります。

・繰上返済不可のローンや一括返済しかできないローンもある
銀行系マイカーローンの中には、繰上返済に対応していないものや、一括返済の繰上返済しかできないものもあります。繰上返済可と記載されていても一括返済しかできない場合は、利息の節約も難しくなってしまいます。繰上返済を想定しているのであれば、検討中の銀行系マイカーローンは繰上返済ができるのか、一部の返済から対応しているのかも確認しておきましょう。

条件のいいローンに組み直せるローンの借換え

ローンの返済中に、現在利用しているローンよりも低金利のローンや、返済期間を設定できるローンを見つけ、変更したいケースもあるでしょう。また、ローンの返済期間中に勤続年数が増えたり、収入がアップしたりすることで、より良い条件のローンを組めるようになることもあります。

そのようなときに多くの方が検討するのが、マイカーローンの借換えです。しかし、ローンを借り換えたからといって返済の負担を下げられるかというと、必ずしもそうとは限りません。ローンの借換えを検討する際には、次のような注意点を確認しておきましょう。

・借換えは支払総額や手数料も考慮する
マイカーローンの借換えを検討する際は、借換えによっていくら支払額を減らせるのかを計算しましょう。銀行系マイカーローンのローンシミュレーターなどを活用して、現在利用しているローンで返済し続ける場合と、借換え先のローンで返済する場合の支払総額を比較します。

その際、借換えによって発生する手数料を忘れないことが大切です。ローンの借換えには手数料が発生することが多く、さらに借換え先のローンを利用するための事務手数料や印紙代、保証料などもかかる可能性があります。こうした諸費用を上乗せしても、別のマイカーローンのほうが費用が抑えられるのであれば、借り換えたほうがお得となるでしょう。

・借換えを検討すべき金利差や残りの支払期間の目安を知る
マイカーローンの借換えを行うには、新たにローンの審査を受けて、契約手続きをする必要があります。必要書類を用意する手間などもかかるため、決して楽に借り換えられるというわけではありません。それなりの支払額を軽減できなければ、借換えをするメリットがあまり感じられない場合もあるでしょう。

借換えをすべきか悩んだときは、次のような金利差やローン残高、残りの支払期間を目安にするといいとされています。

  • 現在のローンと借換え先のローンの金利差が5%以上ある
  • ローンが100万円以上残っている
  • 残りの支払期間が5年以上ある

これら3つの条件を満たす場合は、手数料や新たな契約の手間をかけても、借換えによる大きなメリットが期待できる可能性があります。

もしもマイカーローンを返済できなくなったらどうなる?

もしもマイカーローンを返済できなくなったらどうなる?

マイカーローンで車を購入後、収入の変化などを理由に返済がきびしくなってしまう可能性もあります。
実際にローンの返済が滞ると、はがきや電話で未払いの連絡や督促が届くようになります。銀行系マイカーローンは車の所有権留保が付帯していないことが多いため、通常は車が引き上げられることはありません。

しかし、期日までに返済をしなかった時点で、ローンの残額を一括請求される場合があります。また、返済を延滞すると遅延損害金が発生するだけでなく信用情報に遅延の記録が残ったり、財産が差し押さえられたりするケースもあります。このように返済が滞るとペナルティが発生するため、マイカーローンの滞納や延滞には気を付けましょう。

万が一、マイカーローンを返済できなくなったときには、まずは早めにローン会社へ連絡することが大切です。状況によっても対応は異なりますが、事情を説明すれば支払期限を延長してもらえたり、返済額を一時的に安くしてもらえたりすることがあります。

それでも返済がきびしい場合は、ローンの借換えやローンの契約期間の延長を検討するのもひとつの方法です。こうした方法でも返済し続ける見通しが立たないとなると、車の売却や乗換えも検討する必要があるでしょう。

カーリースなら金利の心配もなく、毎月定額で家計管理簡単!

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車を購入する際に便利なマイカーローンですが、頭金や初期費用などローンの返済以外にもある程度まとまった費用がかかります。また、借入条件や審査結果によっては金利の負担が大きくなってしまうなどの理由で、利用が難しい方もいるでしょう。さらに、銀行系マイカーローンは審査がきびしい傾向にあるため、そもそも審査に通らないことに悩む方もいるかもしれません。

しかしカーリースであれば、金利や初期費用の心配がなく、車にかかる費用のほとんどを月額料金にまとめられるため、家計への負担も抑えられます。ここでは、銀行系マイカーローンを利用して車を買うよりも、お得に新車に乗れるカーリースの魅力について詳しく見ていきましょう。

金利の心配がない

カーリースの料金算出のしくみを表した図で、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いた部分を契約月数で割って、車両代の支払い分を算出していることを説明した図
カーリースの料金算出のしくみを表した図で、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いた部分を契約月数で割って、車両代の支払い分を算出していることを説明した図

毎月支払いが発生するという点でマイカーローンとカーリースは似ていますが、カーリースは貸付ではないため、金利が発生しません。また、毎月定額のリース料金は、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いて算出されるため、ローンで車両本体価格全額を支払って購入するよりも費用を抑えやすいのが大きなメリットです。

頭金や初期費用なしで車に乗れる

マイカーローンは頭金やボーナス払いでまとまったお金が必要だったり、購入時には車両本体価格以外の諸費用もかかったりするため、初期費用が高額になることもあります。

その点、カーリースは頭金やボーナス払いなしの定額制で利用できるものが多く、各種税金や自賠責保険料などの法定費用に加えて、車購入時にかかる諸費用も月額料金に含まれています。そのため、頭金や初期費用でまとまった出費をする心配がなく、資金に不安がある方でも気軽にカーライフをスタートできます。

また、リース料金に各種税金や保険料も組み込まれていることから車関連の出費を取りまとめやすく、家計管理が楽になるというメリットもあります。

審査が簡単に受けられる

カーリースを利用するには審査を受ける必要がありますが、ネットで審査を受けられるリース会社が多いため、わざわざ店舗へ出向く必要はありません。さらに、カーリースの定額カルモくんでは、審査申込みがオンラインでできるだけでなく、郵送で契約の上、自宅まで納車してくれるので、忙しい方でもスムーズに車を手に入れられます。

業界最安水準の定額カルモくんなら月々10,000円台から好きな新車に乗れる

カルモくん_new

「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、費用負担を抑えながら好きな新車に乗ることができる業界最安水準*のカーリースです。車選びをサポートしてくれるマイカーコンシェルジュや、車がもらえるオプションなど、初めてのカーリースでも安心できるサービスが充実しています。そんな定額カルモくんの魅力を詳しく見ていきましょう。

* 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

定額制で月々14,690円から新車に乗れる

定額カルモくんは頭金やボーナス払いも不要の定額制なので、別途初期費用や各種手数料もかかりません。さらに、月々のリース料金は業界最安水準の月々14,690〜となっているため、家計への負担も抑えられます。

また、定額カルモくんは国内メーカーの全車種、全グレードを扱っています。新車購入時のようにカラーやオプションを選べるため、ローン購入と変わらない条件で車選びを楽しめます。初期費用や利息を理由に乗りたい車をあきらめていた方でも、定額カルモくんのカーリースなら希望の車に乗れるのではないでしょうか。

残価精算のないクローズドエンド方式だから安心

カーリース仕組み_PC

カーリースでは、契約当初に設定した残価と契約満了時の査定額に差額があった場合に、残価精算を求められることがあります。これは「オープンエンド方式」というカーリースの契約方法を採用しているリース会社で発生するものです。

その点、定額カルモくんは残価精算を行わない「クローズドエンド方式」を採用しているため安心です。契約満了時の残価が当初の設定残価を下回ったとしても、差額を請求される心配がないため、最後まで定額で利用することができます。

メンテナンスプランで維持費が月額定額にできる

メンテナンスプラン料金

通常、カーリースでは車のメンテナンスや修理にかかる維持費は自己負担となります。また、返却時には原状回復費用もかかります。

このようなメンテナンス代や原状回復費用も、月々のリース料金に組み込んで定額化できるのが定額カルモくんのメンテナンスプランです。メンテナンスプランに加入すれば、消耗品の交換費用や、返却時の原状回復費用補償、車検費用など、メンテナンスに関するさまざまな費用を月額料金に含めることが可能です。

走行距離制限なしなら長距離ドライブも楽しめる

カーリースは返却を前提としているため、走行距離制限が設けられているのが一般的です。そのため、毎日運転する方や長距離ドライブを楽しみたい方は不安に思うかもしれません。

しかし、定額カルモくんでは月間1,500kmと余裕を持った距離設定なだけでなく、7年以上で契約すると走行距離制限が無制限になります。走行距離の超過による追加料金の心配もなく、マイカーのようにドライブを楽しむことができるでしょう。

もらえるオプションなら契約満了時に車がマイカーになる

定額カルモくんでは、7年以上で契約し月額500円を支払うことで、契約満了時に車がマイカーになる「もらえるオプション」を適用できます。返却する必要がなくなるため、原状回復や走行距離の心配もありません*。また、車検に通る範囲で車のカスタマイズ*を楽しめるため、より自由にリース車に乗ることができます。

*契約満了時に返却を選択、もしくは中途解約した場合、内容により原状回復対応が必要になります

オンラインで手軽に審査が受けられる

定額カルモくんでは、オンライン上で、5分程度の所要時間で気軽に審査が受けられます。審査結果は最短で翌営業日、最大3営業日までに届くため、すぐに結果が知りたい方にもおすすめです。お試し審査後でも、契約前であれば車種やプランを変更することもでき、キャンセルも可能です。

そもそもカーリースを利用できるのか知りたいという方も、まずはお試し審査を受けてみてはいかがでしょうか。

月額1万円台の車でお試し審査_追従

銀行系マイカーローン選びは慎重に。自分に合った方法を選ぼう

銀行系マイカーローンには多くの種類がありますが、ローンによって実質年率や金利体系、借入条件などが違うため、複数のマイカーローンを比較しながら自分に合ったものを選ぶことが大切です。
ただし、比較検討する手間をかけられなかったり、そもそも審査に通る自信がなかったりして銀行系マイカーローンをあきらめて金利の高いカーローンや中古車で妥協しようと検討している場合には、月々10,000円台から新車に乗れるカーリースを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q1:銀行系マイカーローンにはどんな種類がある?

A:銀行系マイカーローンには、メガバンクをはじめ地方銀行、信用金庫、ネットバンクなどの金融機関が提供するものがあります。金融機関やローンの種類によって、金利体系はもちろん申込方法や借入条件、手数料やローンを使える範囲などが違います。

Q2:銀行系マイカーローンの特徴は?

A:銀行系マイカーローンはほかのローンと比べて低金利なぶん、審査がきびしい傾向があります。また、返済期間中も車の所有権は契約者にあり、売却や譲渡、カスタマイズなどがしやすい点も特徴です。なお、返済にはその金融機関を利用するのが一般的です。

Q3:銀行系マイカーローンの選び方とは?

A:銀行系マイカーローン選びでは、借入額に手数料や保証料などの諸費用を上乗せして計算した実質年率も確認することが大切です。また、金利は変動か固定か、融資条件を満たしているか、借入期間は無理のない範囲で設定できるかなども比較します。手数料や保証料に加えてキャンペーンなどの内容も確認し、より費用負担を抑えられるローンを選びましょう。

※記事の内容は2021年11月時点の情報で制作しています。

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