車選びの盲点になりがちなのがグレードです。車種を選んだことで満足してしまって、その後に待っているグレードについては深く考えず、価格のみで決めてしまう方も少なくありません。しかし、グレード選びはその後のカーライフの質を左右する重要な車選びのポイントなのです。
自身が必要とする装備を搭載しているのか、オプションの追加は可能なのかなど、グレードごとの違いを見極めて選ばないと満足できるカーライフは手に入らないといってもいいでしょう。
ここでは、スズキ「クロスビー」のグレードについて紹介します。
- クロスビーのグレードは3種類
- 「HYBRID MX」には「スズキ セーフティ サポート」が搭載されない
- クロスビーのおすすめグレードは「HYBRID MV」
クロスビーのグレード構成
2017年12月に登場したクロスビーは、登場時は「HYBRID MX」「HYBRID MZ」の2種類のグレードしかありませんでしたが、2020年10月の仕様変更時に安全性能を向上させるとともに、中間グレードにあたる「HYBRID MV」を新設しました。これに伴い、エントリーグレードである「HYBRID MX」は受注生産となっています。
なお、駆動方式はすべてのグレードに2WDと4WDの設定があります。
クロスビーのグレードごとの装備内容
ここからは、クロスビーのグレードごとの特徴について見ていきましょう。
必要最低限の装備にすることで買いやすい価格を実現した「HYBRID MX」
2020年10月の仕様変更で受注生産となった「HYBRID MX」は、インテリアの加飾や安全装備を省いた廉価グレードです。
実用性を重視
「HYBRID MX」では、インテリアの質感を高める加飾類を徹底的に省き、実用に徹しています。スマートフォンが充電できるUSBソケットやパーソナルテーブルなど、あればうれしいかな、というような快適性を高める装備は搭載されません。
そうはいってもエアフィルター付きのオートエアコンやアイドリングストップ時に冷たい風を送りだして室内の温度上昇をやわらげるエコクール、スイッチ操作でエンジンスタートやドアの解錠・施錠ができるキーレスプッシュスタートシステムなど、近年の新型車であれば期待したい装備は搭載されているので、不便を感じることはなさそうです。
選択できるボディカラーや足回りは上位グレードと変わらない
クロスビーでは、全グレードに175/60R16の大径タイヤを装着しています。下位グレードではタイヤサイズが異なるモデルも多い中、これはうれしいポイントでしょう。アルミホイールも上位グレードと同じデザインのものが採用されています。
ボディカラーの選択肢も上位グレードと変わりません。2トーン・3トーンを含む13色から選択が可能です。
先進安全技術は搭載されない
「HYBRID MX」では、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」が標準装備されず、オプションでの追加もできません。これは大きなマイナスポイントといえます。今の時代、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術は絶対欲しい装備のひとつです。
なお、「HYBRID MX」は「スズキ セーフティ サポート」に限らず有料ボディカラー以外に追加できるオプションはありません。
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先進安全技術が搭載される標準グレード「HYBRID MV」
「HYBRID MV」は、先進安全技術が搭載され、オプションの追加も可能なベーシックグレードです。
「スズキ セーフティ サポート」を標準装備
「HYBRID MV」では、「スズキ セーフティ サポート」が標準装備されるのが「HYBRID MX」との最も大きな違いでしょう。衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時急発進抑制装置などの先進安全技術は心強い存在です。こうした先進安全技術はグレードによって充実度を変えている車種も多く見られますが、クロスビーでは「HYBRID MV」も上位グレードの「HYBRID MZ」と同じ内容の先進安全技術を搭載しているのは評価できるポイントでしょう。
「スズキ セーフティ サポート」やクロスビーの安全性能について、詳しくはこちら
オプションが追加できる
また、「HYBRID MV」では駐車時の安全をサポートする「全方位モニター用カメラパッケージ」の追加が可能です。このパッケージオプションには、フロント・サイド・バックカメラとステアリングハンズフリースイッチ、USBソケット、GPSアンテナ、TV用ガラスアンテナが含まれます。
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充実した装備内容の最上級グレード「HYBRID MZ」
最も高額な最上級グレード「HYBRID MZ」は、充実した装備が自慢です。
LEDヘッドランプを採用
「HYBRID MZ」には、より省電力で遠くまで照らしだすLEDヘッドランプを採用。夜間視認性を向上させていることに加え、フロントフェイスに先進的な雰囲気をもたらします。
快適にドライブを楽しめる装備も
日焼けの原因になる紫外線を99%カットしてくれることに加え、赤外線もカットするプレミアムUV&IRカットガラスをフロントドアに使用。日差しを気にすることなくドライブが楽しめる、特に女性にうれしい装備です。
ブラックインテリアパッケージの選択も可能
2020年10月の仕様変更では、「HYBRID MZ」にオプションの「プラックインテリアパッケージ」が追加されました。レザー調のシートや専用のインパネ、カラーパネルなどを使用し、ワンランク上の上質感を室内にもたらします。
「ブラックインテリアパッケージ」など、クロスビーの内装について詳しくはこちら
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より詳しい説明や料金シミュレーションはこちら
カーリースならクロスビーの上級グレードも夢じゃない
クロスビーに新車で乗るには、車両本体価格のほか、法定費用や各種手数料などの初期費用が必要です。初期費用は本体価格の1~2割ほどになることが多く、カーローンには含められないケースでは現金で支払わなければなりません。
また、カーローンを利用する場合は、頭金としてまとまった金額を用意することも考えられます。
車は人生最大の買い物のひとつともいわれるほど高価な買い物だけに、カーローンの借入可能額や予算によっては、希望するグレードをあきらめなければならないこともあるでしょう。
しかしカーリースであれば、頭金も初期費用も用意する必要がないため、貯金を切り崩すこともなく、憧れのグレードのクロスビーを手にすることが可能になります。
カーリースで憧れのグレードが手にできるワケ
カーリースは、リース会社が所有権を持つ車を、定額料金を支払うことでマイカーのように利用できる車のサブスクリプションサービスです。
月々のリース料には法定費用や各種手数料が含まれているため、頭金も初期費用も別途支払うことなく、定額料金だけで車に乗り始めることができます。
リース料は、本体価格から契約満了時の想定残価を引き、契約期間で割って算出されます。そのため、本体価格が購入よりも安くなる上、契約期間が長いほど月々のリース料を安くできます。購入費用を借入れるカーローンとは違い、金利という概念もありません。
定額カルモくんなら税金、自賠責保険などコミコミでクロスビーに月額 27,010 円から乗れる
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月額料金には、毎年納める自動車税(種別割)のほか、車検時に必要な法定費用や自賠責保険料なども含まれるため、大きな出費の心配なくクロスビーに乗り続けることができます。
メンテナンスプランをつければ、車検基本料や一部消耗部品の交換費用と工賃が定額にできるほか、プランによっては契約期間中に渡ってメーカー保証と同程度の保証がついたり、返却時の原状回復費用が補償されたりと、充実したサービスが受けられます。
カーリースの定額カルモくんなら、数十万円に上る初期費用や頭金を用意する必要がなく、税金や車検費用などの維持費も定額にできて月額 27,010 円からクロスビーに乗れるため、予算内で最上級グレードのクロスビーを手にすることも夢ではなくなります。
* 一般社団法人日本自動車リース協会連合会所属のすべての業者の中で、完全定額(頭金なし・ボーナス払いなし・クローズドエンド契約)で新車を個人向けにリースしているサービスにおいて月額料金が日本最安値(2021年7月13日、ステラアソシエ株式会社調べ)
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クロスビーのおすすめグレードは「HYBRID MV」
クロスビーは走行性能や燃費にグレードによる差はありません。そのため、安全装備や快適性がグレード選びのポイントになります。その点を考えると、「スズキ セーフティ サポート」を標準装備している「HYBRID MV」が価格と装備内容のバランスが良く、おすすめできるグレードといえるでしょう。
よくある質問
Q1:クロスビーのグレード構成は?
A:クロスビーは2017年12月の登場時には「HYBRID MX」「HYBRID MZ」の2種類のグレードでしたが、2020年10月の仕様変更時に新たに「HYBRID MV」が追加され3種類となりました。また、そのタイミングで「HYBRID MX」は受注生産となっています。
Q2:クロスビーのグレードの違いは?
A:受注生産のグレード「HYBRID MX」は価格を抑えたグレードということもあり、「スズキ セーフティ サポート」が搭載されずオプションの追加もできません。「HYBRID MV」では「スズキ セーフティ サポート」が標準装備されます。最上級グレード「HYBRID MZ」には、さらにLEDヘッドランプやプレミアムUV&IRカット機能付きのフロントガラスなどが追加されます。
Q3:クロスビーはグレードによって走行性能や燃費が変わる?
A:いいえ、クロスビーはメカニズム部分や足回りにグレードによる差はありません。燃費も全グレード同じ数値です。
Q4:クロスビーのおすすめグレードは?
A:今時の車であれば衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術は欲しいところ。それを考えると、「スズキ セーフティ サポート」を標準装備する「HYBRID MV」が価格と装備内容のバランスが良く、おすすめできるグレードといえるでしょう。
※記事の内容は2021年4月時点の情報で執筆しています。