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スズキ ソリオの安全性能を徹底解説!(2015年~2020年モデル)

【安全性能】スズキ ソリオの安全性能を徹底解説!(2015年~2020年モデル)
【安全性能】スズキ ソリオの安全性能を徹底解説!(2015年~2020年モデル)

出典:スズキ「ソリオ」スタイリング

車の先進安全性能はもしもの事故の際に乗員や歩行者の衝突被害を軽減したり、衝突事故の回避をサポートしたりしてくれるものです。それだけ近年の新型車には欠かせない装備となりつつありますが、メーカーや車種によって機能に差があるので、車選びの際にはしっかりと内容をチェックしておきましょう。

ここではスズキ「ソリオ」の安全性能についてご紹介します。

ソリオの安全性能について

スズキには予防安全技術パッケージの「スズキ セーフティ サポート」があります。事故を未然に防ぐさまざまな予防安全機能がパッケージ化されていますが、ソリオではスズキ セーフティ サポートは全車標準装備ではありません。

標準装備されるのはハイブリッド車の「HYBRID SX」と「HYBRID SZ」、マイルドハイブリッド車の上級グレード「HYBRID MZ」です。マイルドハイブリッド車の標準グレードの「HYBRID MX」、ガソリン車の「G」には装備されていません。

「HYBRID MX」「G」にはオプションで追加が可能です。

ここからソリオに搭載されているスズキ セーフティ サポートの機能をご紹介します。

デュアルカメラブレーキサポート

デュアルカメラブレーキサポート出典:スズキ「ソリオ」安全装備

ステレオカメラで先行車や車両前方の歩行者を検知し、衝突の危険性がある場合には音とメーター表示によってドライバーに警告し、自動で弱いブレーキを作動させます。ドライバーが回避操作をするとブレーキアシストを行い、それでも衝突の危険性がさらに高まった場合には強力な自動ブレーキを作動させて衝突の回避、被害の軽減を図る機能です。

ソリオでは約10~100km/hの速度域で作動します。歩行者検知機能はついていますが、昼間のみで夜間検知には対応していません。

後退時ブレーキサポート

後退時ブレーキサポート出典:スズキ「ソリオ」安全装備

リヤに取り付けられた超音波センサーで後方の障害物との距離を検知し、距離に応じた4段階のブザー音でドライバーに障害物との距離を知らせます。衝突の危険性が高まると自動ブレーキを作動させて衝突被害軽減を図ります。

約1~10km/h以内で後退時、3m以内に障害物がある場合に作動します。

誤発進抑制機能(前方・後方)

誤発進抑制機能(前方・後方)出典:スズキ「ソリオ」安全装備

車両の前方4m以内、後方3m以内に障害物を検知している状態でアクセルペダルを強く踏み込むと最長で5秒間エンジン出力を抑制して急発進・急加速を防ぐシステムです。アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故防止をサポートします。

0~約10km/h以下での徐行時・後退時に作動します。

車線逸脱警報

車線逸脱警報出典:スズキ「ソリオ」安全装備

システムが車線を認識して車両の進路を予測します。予測した進路を逸脱して車線からはみ出す可能性があると判断した場合、ブザー音とメーター表示でドライバーに注意喚起します。

わき見運転などでの車線はみだしを防止します。

ふらつき警報機能

ふらつき警報機能出典:スズキ「ソリオ」安全装備

車線を検知して進路を予測し、車両が予測値と異なる動きをするなどシステムがふらつきと判断した場合、ブザー音とメーター表示で危険を知らせる機能です。

集中力低下や居眠りなどによるふらつきを防いで安全運転をサポートします。

先行車発進お知らせ機能

先行車発進お知らせ機能出典:スズキ「ソリオ」安全装備

停車時に先行車が4m以上進んでも自車が発進しない場合、ブザー音とメーター表示で先行車の発進を知らせるシステムです。信号での出遅れなどを防いでスムーズな運転に貢献します。

ハイビームアシスト

ハイビームアシスト出典:スズキ「ソリオ」安全装備

先行車や対向車、周囲の明るさなどを検知して自動でハイビームとロービームを切り替えて切り替え忘れを防ぐとともにドライバーの切り替えの手間をなくし、安全運転をサポートする機能です。ハイビームの使用頻度を増やして夜間の視認性アップにも貢献します。

アダプティブクルーズコントロール

あらかじめ設定した速度で定速走行するほか、先行車がいた場合は適切な車間距離を維持しながら追従走行するシステムです。高速道路や自動車専用道路などでのドライバーの疲労軽減に貢献し、安全運転をサポートします。

ソリオのアダプティブクルーズコントロールは全車速追従機能付ではないので、約40km/h以下でキャンセルされます。

以上がソリオのスズキ セーフティ サポートの内容です。自動ブレーキや誤発進抑制機能が後方にも対応しているなど、同クラスのライバル車と比較しても充実した内容になっています。

衝突安全性も確認しておこう

予防安全機能とともにチェックしておきたいのが万一の衝突の際に身を守ってくれる衝突安全機能です。ソリオでは次のような装備になっています。

エアバッグ

エアバッグ出典:スズキ「ソリオ」安全装備

全車に運転席・助手席のエアバッグとフロントシートのサイドエアバッグを標準装備。さらに「HYBRID SZ」「HYBRID MZ」の2つのグレードにはフロントシートからリヤシートの側面をカバーするカーテンエアバッグも装備されています。

頚部衝撃緩和フロントシート

低速での追突事故の際、シートバックとヘッドレストが衝撃を吸収するように体を受け止めて頚部への衝撃を緩和し、むち打ち被害を軽減するようにサポートする構造のフロントシートを採用しています。

頭部衝撃軽減構造インテリア

大切な頭部を守るためにピラーやルーフサイドなどの内側に衝撃軽減構造を取り入れ、万一の接触時の衝撃に配慮しています。

充実した先進安全性能を備えたソリオ

ソリオのスズキ セーフティ サポートの内容はかなり充実したものになっていました。このスズキ セーフティ サポートを搭載したソリオは経済産業省や国土交通省が普及を推進している「セーフティ・サポートカー」の「サポカーSワイド」に該当します。この高い安全性は非常に魅力的です。

標準装備されていないグレードでもオプションが用意されているので、これからソリオの導入を考えているのであればオプションの追加も含めてスズキ セーフティ サポート搭載車を選ぶことをおすすめします。

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※記事の内容は2019年6月時点の情報で執筆しています。

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