新型 ノート オーラ NISMO 発売!日産がプレミアムスポーツコンパクトを新提案〜事前試乗会レポート

新型 ノート オーラ NISMO 発売!日産がプレミアムスポーツコンパクトを新提案〜事前試乗会レポート
貯金ゼロでも

2021年8月17日に日産は、新型「ノート オーラ NISMO」の発売を発表しました。これに先駆けてメディア向けに開催された事前クローズドコース試乗会へ参加してきましたので、そのレポートをお伝えします。

試乗のハイライトは動画でご覧ください。

日産が「プレミアム・スポーツ・コンパクト」を新提案

日産が「プレミアム・スポーツ・コンパクト」を新提案

ノート オーラ NISMOの発表日は、今年(2021年)6月15日に発表された「ノート オーラ」の発売日でもあります。ノート オーラは先にお披露目されたのですが、NISMOの存在は伏せられていました。

ノート オーラは、これまでの国産車にはなかった、プレミアム・コンパクトカー。それまでは、フォルクスワーゲン「ポロ」、プジョー「208」、ルノー「ルーテシア」などといったBセグメント(欧州でいうコンパクトカー)輸入車しかありませんでした。しいていえば、ホンダ「フィット」に本革シートなどを装備したラグジュアリーグレード「リュクス」がありましたが、これは他グレードと同じクルマ。日産「ノート」をベースに、全幅とトレッドを拡大、パワートレインや足回りのセッティング、チューニングの変更、静粛性の向上などを図った派生モデル「ノート オーラ」と同じ立ち位置ではありません。

日産は「ノート オーラ」でプレミアム・コンパクトを提案、さらに「ノート オーラ NISMO」でプレミアム・スポーツ・コンパクトを提案した格好となりました。

「ノート オーラ」発表時の試乗レポート記事と「ノート」との比較についてはこちらの記事をご覧ください。
日産から新型プレミアム・コンパクト「ノート オーラ」デビュー!一足先に試乗レポート

「NISMO」とは?

「NISMO」とは?

事前試乗会の会場で並ぶNISMOシリーズ。右から、マーチ、リーフ、フェアレディZ、GT-R。画面奥で小さく映る2台がノート オーラ NISMO

「NISMO(ニスモ)」とは、日産自動車の子会社でモータースポーツへの参戦や、パーツやコンプリートカーの企画開発などを行う会社「ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社」の通称名、愛称名のこと。同社が日産車をベースに手を掛けたモデルには「NISMO」の名称とエンブレムが与えられています。現在、「GT-R」「フェアレディZ」「マーチ」「リーフ」「ノート オーラ」の5モデルに「NISMO」がラインナップしています。

「ノート オーラ NISMO」と「ノート オーラ」の違い

「ノート オーラ NISMO」と「ノート オーラ」の最も大きな違いは、「デザイン」「シャシー・足回り」と「ドライブモード」となるでしょう。

デザイン

デザイン1

エクステリアでは、NISMO専用に再設計されたフロント/リアバンパーとフロント/リアフォグランプ、エアロパーツの数々が大きな違いとなります。

デザイン2

撮影車両はオプションのレカロシートを装着

インテリアでは、専用のスポーツシートにブラックを基調にレッドの差し色が映えるインテリアカラーが特徴です。なお、専用レカロシートのオプション設定もあります(このシート、すごくイイです!)。

シャシー・足回り

シャシー・足回り

足回りは丸っとNISMO専用となっています。そのチューニングは以下のとおり。

NISMO専用チューニング(対標準型ノート オーラ)

フロントスプリング バネ定数 36%UP
リアスプリング バネ定数 25%UP
フロントショックアブソーバー 外筒厚UP(t2.3→2.6)&減衰力
リア モノチューブ式ショックアブソーバー
フロント/リア バンパーラバー

また、シャシー制御(VDC/インテリジェントトレースコントロール)もNISMO専用です。

さらに、タイヤサイズはノート オーラのもの(205/50 R17)から変えずに、リム幅を6.5Jから7Jへとワイド化、接地性を高めた上「ミシュラン パイロットスポーツ4」を履いてグリップ力も高めています。

ボディサイズ

ボディサイズは少しばかりNISMOのほうが大きくなっていますが、これはフロント/リアバンパーがNISMO専用設計となったためです。ノート オーラとの比較を含めたボディサイズは以下のとおり。

全長:4,045mm(+80mm)
全幅:1,735mm(±0)
全高:1,525mm(-20mm)
ホイールベース:2,580mm(±0)
車両重量:1,270kg(+10kg/2WD)

ボディサイズ

NISMOのトレードカラー、レッドが随所に。

「e-POWER」はそのまま。ドライブモードを大きく変更

ノート オーラに搭載されるハイブリッドパワートレイン「e-POWER」をノート オーラ NISMOにそのまま流用、スペックに変更はありませんが、ドライブモードは大きく設定を変えています。

「e-POWER」はそのまま。ドライブモードを大きく変更

日産広報資料

NISMOの「エコ」モードが、ノート オーラの「スポーツモード」という大胆な設定となっています。しかし、NISMOのエコモードは、しっかりとした足回りのおかげか、マイルドな印象でした。加速力は同じセッティングにしているとのことでしたが、ノート オーラのスポーツモードは明らかに「速い!」と感じ、通常はエコモードで十分と思いました。なかなか絶妙な味付けです。

「e-POWER」のエンジン、モーターのセッティングは変更していないとのことです。モーターのスペックは以下のとおり。

モーター最高出力 100kW/136PS(先代比25%UP)
モーター最大トルク 103N・m(先代比18%UP)

「e-POWER」はそのまま。ドライブモードを大きく変更2

新型ノート オーラ NISMOのエンブレムは少し意匠が変えられ、センターへ配置された。先代ノートNISMOのエンブレムはオフセットだった。リアフォグランプはフロントフォグランプと併せて新設計のもの。

燃費

ノート オーラ NISMOの燃費は以下のとおり。()はノート オーラ2WDとの対比です。

WLTC燃費 23.3km/L(-3.9km/L)
市街地 22.5km/L(-4.4km/L)
郊外  25.3km/L(-4.3km/L)
高速道路 22.4km/L(-3.5km/L)

燃費は全体的に2割ほどNISMOのほうが悪くなっていますが、燃費より走りを重視したモデルでこの数値はりっぱではないでしょうか。高速道路の燃費対比が、ほかと比べて差が小さくなっているのは、おそらく空力性能の差によるもの。モーターの力だけで走る「e-POWER」はBEV(純電気自動車)と似て、高速巡航が苦手です。空気抵抗が燃費/電費に大きく影響してきます。

燃費

こうきたか!新型ノート オーラ NISMOの走りの味付け

現在、5モデルをラインナップするNISMOシリーズの中では、最もマイルドな走りの味付けという印象を持ちました。ノート オーラ NISMOと最も近しい「リーフ NISMO」は、クイックなステアリングとレスポンスが鋭いモーター制御で、アグレッシブな走りの印象がありましたが、ノート オーラ NISMOはジェントルマン。

足回りはしっかりと固めていますが、ダンパーがしっかりと効いた乗り心地でしなやか。高速道路などの路面の継ぎ目を越えてもゴツゴツ感をきれいに吸収しています。いっぽう、路面がうねったところでは、コシのある乗り心地で適度な固さを感じ、これぞスポーツサスペンションと思わせる乗り味でした(クローズドコース試乗での感想です。公道では異なるかもしれません)。

ノート オーラの走行安定性、乗り心地には唸るものあがりましたが、ノート オーラ NISMOも唸りました。さすがNISMO。こうきたか!日産の意気込みを感じた1台でした。

こうきたか!新型ノート オーラ NISMOの走りの味付け

撮影車両にはオプションのフードデカールが貼られていた。レーシーな雰囲気がさらにUPするアイテム。

今回は、クローズドコースで20分弱という短い試乗でしたので、レポートはファーストインプレッションの範囲となりましたが、公道で試乗するのが楽しみな1台となりました。

車両価格と撮影車両のオプション

車両価格: 286万9,900円
撮影車両のオプション
レカロシート:396,000円
フードデカール:55,000円
Nissan Connectナビパッケージ+プロパイロット:349,800円
※「BOSE パーソナルサウンドシステム」非搭載

日産ノート オーラ公式HP

 

※記事の内容は2021年8月時点の情報で制作しています。

日産ノートの新車カーリース情報

関連するカーリース情報

その他の日産ノートの記事

関連記事

カーリースお役立ち記事

人気記事ランキング

注目のキーワード

読了後バナー