旦那が車のローンを組めないときはどうする？審査に通らない原因も解説

車を購入する際には、多くの方が車のローンを利用しています。旦那名義でローン組めない場合でも、正しく対処すればローン審査に通過できる可能性を上げることができます。

そこで、旦那名義で車のローンを組む方法や、審査に通過できない原因についてファイナンシャルプランナーのコメントと併せて解説します。また、車を購入せずに利用する方法もご紹介します。

旦那名義で車のローンを組むためにはどうしたらいい？

旦那名義で車のローンを組めない場合でも、しっかりと対策をすれば審査を通過する可能性を上げることができます。旦那名義で車のローンが組めない場合の対策方法を5つ説明します。できることから対策していきましょう。

頭金を多めに用意して借入額を減らす

可能な限り頭金を多めに用意して借入額を減らせば、ローン審査に通過する可能性が高くなります。借入額が少なければ、ローン会社にとって貸倒れのリスクが減るためです。

ただし、頭金を多く入れすぎてしまうと貯金も減ってしまうため、どれくらい頭金を用意して、貯金はいくら残すのかを計画的に決めることが大切です。審査に通過するためには頭金が多いほうが有利になりますが、今後の生活が苦しくならないよう無理のない金額を設定しましょう。

別の借金やローンの残高を減らす

現在借入れしているローンの残高を限りなく減らせば、返済負担率も低くなりローンの審査に通過しやすくなります。「返済負担率」とは、カーローンも含む借入れの年間返済率が年収の何割を占めるかを表す数字のことです。

返済負担率は「返済負担率（％）＝年間の返済額÷年収×100」の計算式で算出します。車のローンでは、一般的に返済負担率が約30％以下であることが目安となっています。

車のローンを組むためには、すでにある借入れや、ローンの残高と車のローンを含めた返済負担率を30％以下に抑えることがポイントです。

車のローンを含めた返済負担率が30％を超えてしまう場合には、ほかの借入れやローンの残高を減らして返済負担率を30％以下にしてから車のローン審査に申し込みましょう。

例えば、年収500万円の方の場合、500万円×30％＝150万円で、車のローンを含めた年間返済額は150万円以下に抑える必要があります。

月額に換算すると150万円÷12ヵ月＝12万5,000円、車のローンを含めて月額12万5,000円以上の返済額になる場合は、繰上げ返済などで残高を減らす必要があります。

すべての借入れやローンの残高を一度確認し、車のローンを含めた現在の返済負担率を計算してみましょう。

保証人を立てる

一般的に車のローンには保証人が必要ないことが多いですが、ローン審査に不安がある場合には保証人を立てることでローン審査に通過できる場合もあります。

保証人を立てる理由は、金融機関やローン会社にとって貸倒れリスクを軽減でき、ローン審査おいてに有利になるためです。

保証人は親や配偶者がなることが一般的です。なお、保証人においてもローンの審査基準を満たしていることが求められます。

勤続年数を積んでからローンを組む

転職や就職をして間もない場合は、勤続年数を積んでからもう一度ローンを組むことも検討しましょう。

ローン会社によっては「1年以上」など勤続年数を申込み条件にしている場合もあるため、申込み予定のローンの条件を確認しておく必要があります。

急いでいなければ経済面や仕事の見直しも検討

車の購入を急いでいない場合は、収入を増やしたり、より安定した職業へ転職したりするのも1つの方法です。勤務している職場で昇進試験を受ける、上司に昇給を交渉してみるなど収入を上げる方法を探ってみましょう。

車のローンはアルバイトやパートの方でも申込みが可能ですが、正社員や公務員であれば、より収入が安定していると判断されやすいです。ローン審査に通過するには、正社員や公務員を目指してみることも有用です。

旦那名義で自動車ローンが組めない原因

ローンの審査基準は公開されていませんが、旦那名義で車のローンが組めない原因として考えられることを５つ挙げ、詳しく解説します。

車のローンが組めなくても車を利用したい方はこちらをチェック

収入が低い

収入に対して借入額が低いほど、ローン会社にとっては貸倒れのリスクが下がるため、審査で有利になりやすい傾向があります。

一方、収入に対して借入額が高いほど、ローン審査では不利になりやすい傾向があります。

収入の低さは審査において不利になってしまう可能性が高く、ローンによっては「年収200万円以上」など申込み条件に年収を定めているものもあります。

旦那の収入に対して借入額が多い場合や申込み条件に満たない年収の場合には、ローン審査に通過できない可能性があります。

収入が安定していない

ローン審査では、一般的に「安定した継続収入があるか」という点が重要視されます。そのため、収入や売上、労働時間で収入が変化する個人事業主やアルバイトの方は、収入が不安定とみなされてしまい、ローン審査において不利になってしまうことも少なくありません。

なお、十分な収入があったとしても、安定した継続収入であることが重要です。

正社員として働いていたとしても、安定した継続収入があるかどうかは審査の際にしっかりと確認されるため、勤続年数が短い場合も注意が必要です。

勤続年数が長ければ、昇給などによる収入向上も見込めると考えられますが、勤続年数が短いと昇給の見込みが想定されづらいでしょう。

また、ローン会社によっては「勤続年数が1年以上」など申込み条件に勤続年数の指定がある場合もあります。転職もしくは就職後すぐにローンを申し込むことはなるべく避けておきましょう。

ほかの借金やローンの残高がある

旦那名義で車のローン以外にも借入れやローンを組んでいる場合も注意が必要です。車のローンや住宅ローンなどの審査では返済負担率が重要な判断基準とされます。

すでにあるローンや借入れの残高と新しく組むローンを合わせた返済負担額は3割が目安とされます。収入に対して返済負担額が高い場合は、返済能力を超えていると判断されローンの審査に通りにくくなる可能性もあります。

車のローンに申し込む前に、現在のローンや借入れの残高を確認し、新たに車のローンを組むと返済負担率がどのくらいになるのか計算しておくといいでしょう。

収入に対してローンの希望額が高い

現在の収入に対してローンの希望額が多い場合も、返済能力を超えていると判断されてローンが組めない可能性があります。

先述したとおり、車のローンの審査には返済負担率が重要な判断基準とされます。収入に対してローンの希望額が高い場合にも、返済負担額が高くなってしまうため、審査に通過できない原因になります。

信用情報に問題がある

旦那の信用情報に問題がある場合、ローンを組めない可能性が高いです。

信用情報とは、信用情報機関で記録されている個人の信用情報であり、借入れやローン、クレジットカードの利用状況などが記録されています。

信用情報にローンやクレジットカードの支払い滞納などが記録されている場合は、ローン審査に通過することが難しくなります。

信用情報機関で情報開示が可能なので、旦那の信用情報に問題がないか不安な場合は、ローン審査の前に旦那に信用情報を確認してもらいましょう。

審査に不安がある方はこちらの方法もチェック！

旦那で車のローンが組めないとき、妻名義で組める？

旦那名義でローン審査が通らない場合、妻名義で車のローンが組めるのかを説明します。

妻名義で車のローンが組める場合

旦那名義で車のローンが組めない場合でも、妻に安定した継続収入があれば車のローンが組める可能性があります。

妻名義でのローン審査の場合も、収入や他社からの借入れ、信用情報などが確認されます。妻に安定した継続収入があり、信用情報に問題がなく、返済負担率を30％未満に抑えられているのであれば、審査に通過できる可能性があるでしょう。

妻名義で車のローンが組めない場合

ローン審査では返済能力が問われるため、安定した継続収入があるかどうかが重要です。そのため、収入のない専業主婦である場合は、ローンを組むのは難しいでしょう。

また、安定した継続収入があっても、信用情報に問題がある場合や返済負担率が高い場合は、審査に通過することは難しくなります。

車のローンを組まずに車に乗る方法

旦那名義でローンが組めないからといって、車の利用を諦める必要はありません。車のローンを組まずに車に乗る方法が3つあります。以下で紹介する方法も視野に入れておきましょう。

現金で購入する

車を現金一括で購入する場合、ローン審査は必要ありません。中古車であれば新車よりも購入金額が抑えられるため、手が届きやすいでしょう。

ただし、現金で車を購入するには一度にまとまったお金が必要です。まとまったお金がない場合は購入資金が貯まるまで貯金する必要があり、貯金がある場合でも無理に購入費用を捻出すれば生活に支障が出てしまうことも考えられます。

現金で車を購入する場合は、無理のないよう計画的に検討しましょう。

レンタカーやカーシェアリングを利用する

レンタカーやカーシェアリングのサービスを利用すれば、必要なときだけ車を利用できます。また、まとまった費用が必要なく、金銭負担が最小限で済む点もメリットです。

ただし、使うたびに予約をして車を取りにいき、使い終わったら所定の場所まで車を返却しに行く必要があります。また、車が空いていなければ、使いたいときに借りられないことや、好きな車を選べない可能性もあります。

そのため、利用頻度が高く、自由度の高い使い方をしたい方には向いていません。

カーリースを利用する

カーリースは月々定額の料金を支払い、車を借りるサービスです。カーリースなら頭金やまとまった諸費用が必要なく、ローンを組まなくても車に乗ることができます。車に必要な維持費もリース料金に含まれているため、納税や車検時期にまとまった出費が発生しない点も大きなメリットです。

また、新車に乗ることも可能な点や、メンテナンスなどの手間もかからない点もポイントです。レンタカーやカーシェアリングのように使うたびに予約や返却をする必要もないため、マイカーのように車を利用できます。

利用頻度が高い方やマイカーのように車に乗りたい方におすすめの方法です。

旦那がローンを組めないなら購入以外の方法で車に乗ろう

旦那が車のローンを組めない場合は、購入以外の方法で車に乗ることも検討してみましょう。

「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、業界最安水準のカーリースであり、諸費用込みで月額10,000円台から車を利用できます。選べる車種も幅広く、国産全車種、全グレードの中から自由に新車を選択可能です。

カーリースの審査は車のローン審査に比べて通過しやすいと言われており、定額カルモくんの利用者には車のローン審査に落ちた経験を持つ方もいます。

車のローンが組めない方でも審査に通る可能性がある

定額カルモくんは、車両本体価格から残価を差し引くことや、11年までの長期契約が可能であることで、その分、月額料金が安くなっているサービスです。

業界最安水準の低料金だからこそ審査の対象となる金額も抑えることができ、審査のハードルも低くなります。

車のローン審査に落ちても契約できた利用者も多い

実際に定額カルモくんを利用する方の中から、車のローン審査に通らなかった経験をお持ちの方の声を紹介します。

購入はできなかったがカーリースで車に乗れた

Kさんは車のローン審査は通過できませんでしたが、「定額カルモくん」の審査は無事に通過しました。支払いも月々だと楽に考えられるとおっしゃっています。

夢の新車を手に入れることができました

審査に不安があったIさんも定額カルモくんの審査に通過し、新車のカーリースを利用しています。購入やローンの負担と比べると無理なく支払いができるところがカーリースの魅力ではないでしょうか。

ダメ元で受けたら通過してびっくり！

Kさんも定額カルモくんで新車のカーリースを利用されています。難しいと思っていたけれど、カーリースの審査に通り驚いたとのことです。

旦那が車のローンを組めないときは購入以外の選択肢も検討してみよう

旦那名義で車のローンを組めない原因はさまざまあり、収入の不安定さや返済負担率の高さ、信用情報に問題があることも多いです。

旦那が車のローンを組めないときには、頭金を多く用意して借入額を減らすことや、他社の借入残高を減らすことも検討してみましょう。

ただし、ある程度まとまった費用が必要になります。
近年では、車を購入しなくても車を利用できるサービスが多くあります。カーリースならローンを組まなくても、マイカーのように車に乗ることも可能です。

カーリースの審査は車のローン審査よりも通りやすいと言われており、実際に定額カルモくんの利用者は車のローン審査に通らなかった方もいます。

車のローン審査に不安を感じている方はぜひ定額カルモくんを検討してみましょう。

よくある質問

Q1：旦那が車のローンを組めない原因は？

A：収入面の不安定さや、登録されている信用情報、他社からの借入額などがローンを組めない原因となります。また、収入に対してローンの希望額が高い可能性もあります。

Q2：旦那が車のローンを組めないときの対処法は？

A：頭金を多く用意したり、他社のローンや借入れの残高を減らしたりしてみましょう。保証人を立てることも有用です。また、経済面や仕事を見直すこともポイントです。

Q3：旦那がローンを組めなくても車に乗る方法は？

A：車のローン審査より通りやすいと言われているカーリースがおすすめです。車のローンが組めない方でも、カーリースを利用できる可能性があります。実際に定額カルモくんでは車のローンに通らなかった利用者もいます。