マイカーで事故を起こしてしまった場合、危険防止措置を行ったり、警察や保険会社に連絡したりするなど、基本的な対応を把握している方は多いでしょう。
一方、リース車では、マイカーのケースとは対処法に違いがあったり、場合によってはリース契約の違約金を支払う必要があったりします。
そこで、リース車で事故を起こした場合に適切な対応がとれるよう、事故現場での対処法や必要な費用などをご紹介します。併せて、カーリース利用時にはどのような保険に入っておくのがいいかも見ておきましょう。
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- リース車をぶつけたらカーリース会社へ必ず連絡する
- リース車を事故で全損させると強制的に契約終了となる
- メンテナンスプランが充実したカーリースなら事故の際も安心
事故現場でやるべきこととは?
リース車でもマイカーでも事故の際の対応はほとんど同じです。ただし、リース車の場合、所有者がカーリース会社であることにより、やや違いが生じます。
カーリース利用時に対応を誤らないよう、事故現場での対処や注意点をチェックしておきましょう。
事故現場での対応の流れ
カーリース利用時の事故現場での対応を以下にまとめました。基本的には、車両の移動など、危険防止措置を取った後、警察や保険会社に連絡を行います。
〈対応の流れ〉
1. 車を路肩など交通の邪魔にならない場所に移動させ、ハザードランプをつけて停車する
2. 後続車の追突防止など、危険防止措置を行う
3. ケガ人がいる場合は救護を行い、必要があれば救急車を呼ぶ
4. 警察へ連絡する
5. 自動車保険(任意保険)に加入していれば、保険会社へ連絡する
6. カーリース会社へ連絡する
7. 事故状況の記録を行う
8. 相手方の連絡先を確認する
カーリース会社への連絡は契約者の義務であり、怠ると契約違反になります。相手のいない自損事故やもらい事故の場合も、必ずカーリース会社に連絡しましょう。
また、自動車保険(任意保険)に加入している場合、保険会社に連絡すると指示を受けられ、さらに、事故の相手方との話し合いや賠償金の交渉などを代行してくれます。
事故対応時の注意点
二次災害を起こさないよう行動する
事故を起こしてしまったことに動揺し、慌てて車外に飛び出すのは危険です。後続車と接触する二次災害につながりかねません。ハザードランプを点滅させ、後続車に注意を促しましょう。車の移動が困難な場合は発煙筒や三角表示板を使用します。
負傷者がいる場合、救護を最優先する
負傷者の救護は道路交通法にも定められている、運転者の義務です。負傷の有無や程度を確認し、直ちに救急車を呼びましょう。目立った外傷がなくても、症状が遅れて現れるケースもあります。119番通報の際、指示を仰いで行動しましょう。
慌てず、事故の記録を詳しくとる
相手のいる事故の場合、過失割合によって賠償金額や保険料が変わるため、事故現場の記録は重要です。車同士の事故ならば互いの車の損傷箇所などを写真に撮るのが有効です。もしものことを考えてドライブレコーダーを装着しておくと安心でしょう。
当事者間で話し合わず、保険会社に任せる
当事者間の示談はトラブルに発展する可能性があります。また、自身での示談交渉は労力と時間を要すため、話し合いは保険会社を通して行うのが望ましいでしょう。
相手がいる場合、謝罪を忘れないこと
人身、物損にかかわらず、事故を起こしてしまったら、相手への謝罪を忘れてはいけません。事故相手への誠意を示すことは、円滑な示談交渉につながるでしょう。
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全損でも安心できるカーリース
カーリースには、カーリース専用の特約が付いた自動車保険(任意保険)を用意している会社があります。
「おトクにマイカー 定額カルモくん」では、「カルモあんしん自動車保険」を用意しています。加入することで、盗難や全損事故の際の保険金が中途解約金と同額になるので、自己負担が発生する心配がありません。
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事故の修理費用はどれくらいかかる?
業者 | バンパーの損傷 (10×10cm以内) | フロントドアやリアドアのボディパネルの損傷 (10×10cm以内) |
---|---|---|
ディーラー | 約20,000円 | 約25,000円 |
板金業者 | 約5,000〜8,000円 | 約10,000円 |
カーリースでは、リース車の修理の依頼先などについてカーリース会社の指示を仰ぐ必要があります。自身で修理を行うと、契約満了時にトラブルになる可能性があるため注意しましょう。
カーリース会社に連絡すると、一般的に、カーリース会社が提携している工場や業者を紹介されます。修理は、ディーラーもしくは、鈑金業者に依頼するケースが多く見られ、下の表のように料金が異なります。
ディーラーは自動車メーカーの直売店であり、自社の車を知りつくした整備士が純正パーツを使用して修理を行うため、板金業者と比較すると費用が倍以上かかるでしょう。
カーリース利用時に事故に備えて入りたい保険
車に関する保険は、自賠責保険と自動車保険(任意保険)に分けられ、これらはカバー範囲が異なります。
それぞれの特徴を確認しておきましょう。
自賠責保険
自賠責保険は車を所有する際に必ず加入しなくてはならない保険で、被害者の救済が目的です。
自賠責保険の補償範囲は、被害者1名につき、死亡の場合3,000万円、傷害の場合120万円、後遺傷害の場合4,000万円までとなっており、これ以上の金額の損害賠償請求が行われた場合、加害者が差額を負担します。
なお、マイカー同様カーリースでも自賠責保険への加入が必須であり、基本的にリース料金に保険料が含まれています。
自動車保険(任意保険)
自動車保険(任意保険)は、自賠責保険が対象としない以下のような範囲をカバーするための保険で、ドライバーが任意で加入します。また、自賠責保険の限度額を超える損害賠償請求があった場合、自動車保険(任意保険)で支払うことが可能です。
補償の範囲や金額は保険商品によって異なるので、しっかり確認して加入しましょう。
なお、88.7%のドライバーの方が自動車保険(任意保険)に加入*しています。
〈保険の種類の例〉
対人賠償:歩行者、同乗者、相手方運転者など他人を死傷させた場合の補償
対物賠償:他人の車や物(ガードレールや信号、壁など)に損害を与えたときの補償
車両保険:自分の車を修理する際の費用補償。当て逃げによる傷や、自然災害における損傷、盗難なども対象となる
〈事故と補償額の例〉
事故のケース | 使える保険 | 補償額 |
---|---|---|
自損事故 | 車両保険 | 車の時価額 |
自損事故+物損 | 車両保険 | 車の時価額 |
対物賠償保険 | 設定金額による | |
自損事故+自宅の損害 | 車両保険 | 車の時価額 |
相手がいる事故 | 車両保険 | 車の時価額 |
対物賠償保険 | 設定金額による |
カーリースでは、リース車の修理費用や全損の場合の違約金が自己負担になるので、加入しておくのがおすすめです。また、中途解約の違約金に備える特約付きの自動車保険(任意保険)もあります。
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* 損害保険料率算出機構「2023年度(2022年度統計)自動車保険の概況」より
カーリースで事故を起こしたときの契約はどうなる?
カーリースは、月々の定額料金を支払うことで、契約期間中、カーリース会社が所有する車を借りて乗るサービスです。カーリース契約中に事故が発生した場合、全損か修理可能かによって対応が異なります。
万が一の事態に備え、事前に確認しておきましょう。
車が全損したときは強制的に契約終了になる
カーリースは原則、中途解約ができず、もし中途解約できたとしても違約金を支払わなければなりません。事故などで車が全損したら、その時点でリース契約は強制的に終了し、中途解約扱いとなるため、違約金の支払いが必要です。
また、相手がいる事故の場合、治療費や慰謝料の支払いが発生する可能性があります。ただし、双方の過失割合に応じて、修理費用を相手方に請求することは可能です。
修理できる状態のときは契約続行できる
車が一部破損していても修理すれば走行できる場合、リース契約そのものに影響はありません。ただし、車の修理費用はリース料金には含まれておらず、契約者の自己負担となります。修理方法は契約内容に従って行い、定めがない場合では、のちのトラブル防止のためにリース会社に問い合わせて指示を仰ぐと安心です。
なお、全損の場合と同じく相手のいる事故では治療費や慰謝料の支払いが発生する可能性があります。ただし、双方の過失割合に応じて、修理費用を相手方に請求できます。
利用中の事故に備えたカーリース選びのポイント
カーリースを選ぶ際は、万が一の事態に対しての備えが、十分に整っているかどうかに注目して決めると安心です。決めてから後悔しないために、安心のカーリース選び方を見ていきましょう。
自分に合った自動車保険(任意保険)がついているか
カーリース会社の中には、自動車保険(任意保険)の費用をあらかじめ料金に含んでいるところがあります。
しかし、標準でついている自動車保険(任意保険)の内容が利用者に合っているとは限りません。補償額やサポートが不足していたり、手厚すぎたりする可能性があるほか、自動車保険(任意保険)料込みとなることで割高になるケースもあるでしょう。
自分に合った内容の自動車保険(任意保険)に加入したい場合、月額料金にこの費用が含まれていないカーリースを選ぶのがおすすめです。
修理・メンテナンス費用も定額にできるか
車の故障や整備不良が事故の原因となることも珍しくありません。
多くのカーリースでは、修理・メンテナンスや車検の費用を料金に含めて定額払いにできるプランが用意されています。
こうしたオプションを賢く利用すれば、事故のリスクを抑えられるだけでなく、車にかかわる出費の多くを定額にして家計管理を楽にできるでしょう。
万が一のサポート体制は万全か
サポート体制は万全かどうかも、カーリースを選ぶうえで重要です。事故で修理が必要になった場合にカーリース会社に相談できるなど、サポート面にもしっかり目を向けて選びましょう。
事故の際も安心できるおすすめのカーリース
事故に備えたプランやサービスが充実したカーリースを選ぶことは、安心してカーライフを送るうえで重要です。
中でも、「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、事故リスクを抑えられるよう、定期整備が受けられるお得なメンテナンスプランを用意するほか、万が一事故を起こしてもサポートをしてもらえるので安心できるなどのメリットが豊富です。
頭金・ボーナス払いがないため、支出を一定にできる点も魅力といえ、サービス開始以来、申込者数が25万人を突破するほどの人気です。
「定額カルモくん」なら事故の際も安心できる理由を詳しく見てみましょう。
1. 先進安全装備の車にも月額10,000円台から乗れる
先進的な安全機能が搭載された車は安心して運転できるものの、高額な傾向があります。
その点、「定額カルモくん」は、先進安全装備が付いた車にも月額10,000円台から乗れる業界最安水準*の料金設定となっており、例えば、ほとんどのグレードに衝突回避支援システム「スマートアシストIII」が搭載されているダイハツ「ミライース」は月額 13,920 円から利用可能です。
2. メンテナンスプランが充実しているから事故を防げる
「定額カルモくん」のメンテナンスプランには、車検費用や消耗品の交換費用はもちろん、法定12ヵ月点検、メーカー保証と同程度の延長保証などが含まれています。
メンテナンスプランに加入すればまとまった出費を減らせるうえ、事故につながりかねない自然故障のリスクを抑えることができます。
なお、カーリースでは基本的に、契約満了時に原状回復が必要です。車両に傷や汚れがあると原状回復費用を請求されますが、「定額カルモくん」のメンテナンスプランならこの費用が補償されます。
3. 自分に合った自動車保険(任意保険)を選べる
「定額カルモくん」の料金には、自動車保険(任意保険)料は基本的に含まれていません。そのため、利用者は自分に合った補償内容や金額の自動車保険(任意保険)を自由に選べます。
なお、全損による中途解約が心配なら、リース特約のついた「カルモあんしん自動車保険」を利用することも可能です。加入すると保険金が中途解約の違約金と同じ金額になるので、差額を自己負担する必要がありません。
4. サポートが充実しているので安心
「定額カルモくん」では、安全なカーライフを送るためにどの車種やプランを選択するのがいいか、車に詳しいスタッフに契約前から無料で何度でも相談できます。 電話やLINE、メールで気軽に連絡できるので、小さな困り事が生じた際も安心です。
また、仮の車種で審査を行う「お試し審査」が用意されており、審査通過後に自分に最適なプランを提案してもらうことが可能です。安全面を充実させたいなど、希望に合った内容で契約しやすくなるので、より納得して「定額カルモくん」を利用できるでしょう。
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カーリース契約時は事故への備えも万全に!
カーリースを利用するときは、万一事故が起きても損失を最小限に抑えられるようなカーリース会社やプランを選び、適切な自動車保険(任意保険)に加入しましょう。
「定額カルモくん」の「お試し審査」なら、審査通過後にどのような車種やプランを選べば事故の際も安心できるか、スタッフに相談できます。
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よくある質問
Q1:リース車で事故を起こしたら契約はどうなる?
A:車が全損していれば強制的に契約解除、修理して乗れる状態であれば契約続行となることが多いでしょう。なお、修理先が決まっていることがあるため、カーリース会社に必ず報告する必要があります。
Q2:カーリースで事故を起こしたときの対応は?
A:二次災害の防止、負傷者のなどの対応を最優先で行いましょう。また、カーリースの契約内容に事故の報告義務が盛り込まれている場合、報告を怠ると契約違反になってしまうため、カーリース会社への報告が必要です。
Q3:事故のときも安心できるカーリース会社の選び方は?
A:自分に合った自動車保険(任意保険)に加入できたり、メンテナンスプランが充実していたりするカーリースを選びましょう。「定額カルモくん」なら、自由に自動車保険(任意保険)を選択できるだけでなく、リース特約の付いた自動車保険(任意保険)も用意されています。
※この記事は2024年9月4日時点の情報で制作しています