カーリースは、個人事業主にとってお得な車の乗り方といえます。なぜなら、カーローンよりも審査のハードルが低いといわれている、初期費用を抑えられる、車の維持管理や経費処理が楽といったメリットがあるからです。しかし、利用の仕方を間違うと、想定外の費用がかかってしまうこともあります。
そこで、個人事業主がカーリースを利用するメリット・デメリット、審査基準について詳しく解説します。また、カーリース選びでチェックしたいポイントやおすすめのカーリースも見ていきましょう。
- 個人事業主は、カーリースの利用で車の維持管理や経費処理が楽にできる
- カーリースの審査で個人事業主は3年分の所得や事業の継続年数を見られるケースもある
- 個人事業主におすすめなのは、相談しやすくサポートが充実したカーリース
個人事業主がカーリースを利用するメリット5つ
個人事業主として車を使うなら、カーリースがおすすめと聞くことも多いでしょう。カーリースとは、利用者の選んだ車をリース会社が代わりに購入し、一定期間貸し出すサービスです。車のサブスクとも呼ばれ、近年人気が高まっています。では、個人事業主にとってカーリースは、どのようなメリットがあるのでしょうか。
まずは実際にカーリースを利用している個人事業主の方の口コミ*をご紹介しましょう。
*リース会社やプラン、状況によっては、口コミの内容が当てはまらない場合もあります
最新の安全性能を搭載した新車に乗りたいというのは決めていました。仕事で利用するので、月額料金をそのまま経費として計上できる点にひかれて、カーリースを選びました。維持費も定額料金に含まれているので、車検の度に大きな金額を用意する必要がなくて助かっています。
新車も考えたんですが、契約期間が短めでも月額料金が安い中古車リースを利用しています。仕事で使っている分を全額経費にできるのが魅力です。車検やメンテナンスなどの費用が全部コミコミで、突発的な出費の心配がないのも助かります。納車が早かったのもありがたかったです。
個人事業主であるNさんやTさんは、経費の処理や定額制で利用できる点に満足しているようです。では、具体的にカーリースのどのような点に魅力を感じる方が多いのでしょうか。2,200名を対象とした独自調査の結果は次のとおりです。
〈経営者・個人事業主に聞いたカーリースの魅力TOP10〉
カーリースの魅力 | 割合 | |
---|---|---|
1位 | 初期費用の負担が少ない | 28.6% |
2位 | 定額なので資金計画が立てやすい | 18.2% |
3位 | 経費計上できる | 16.2% |
4位 | メンテナンス費用を定額化できる | 13.6% |
5位 | 乗換えが楽 | 7.5% |
6位 | 節税効果がある | 5.1% |
7位 | 経費処理が楽 | 4.8% |
8位 | サポートがある | 3.0% |
9位 | 手続きが簡単 | 2.4% |
10位 | 希望ナンバーにできる | 0.6% |
※カルモマガジン編集部が2022年6月20日~21日に全国の会社経営者・役員と個人事業主2,200名を対象として行ったインターネット調査
このように、費用面でのメリットを多くの方が感じていることがわかります。以下では、大きく5つのメリットについて詳しく見ていきましょう。
1. 初期費用0円、定額制で車を利用できる
車を購入する場合、まとまった初期費用が必要なことがほとんどですが、カーリースは一定期間車を利用するサービスなので、一般的に初期費用がかかりません。また、契約時に車の将来の価値である残価を設定し、その分を車両本体価格から差し引く仕組みにより、購入するよりも車両本体価格の支払い分を抑えやすいという特徴があります。
さらに、月額料金は各種税金や自賠責保険料、サポート料などを含めた定額制。個人事業主が頭を抱えがちな資金繰りに余裕を持たせることができ、車にかかる費用を管理しやすいのも魅力といえます。
2. メンテナンス費用も月額料金に含められる
カーリースでは多くの場合、車検・メンテナンス費用を月額料金に含められるプランの選択が可能です。新車登録から3年後、そのあとは2年おきに必要な車検費用や、細かなメンテナンス費用を月額料金に含められれば、維持費の大半を定額化できます。
これにより、かかる経費の見通しが立てやすくなります。さらに、定期的なメンテナンスも費用を気にせずに受けられることから、車の状態を常に良好に保てるでしょう。
3. 全額、経費計上できるケースが多い
〈経費処理の違い〉
経費処理 | |
---|---|
現金一括購入 | 車の耐用年数に応じて数年かけて減価償却を行う |
ローン購入 | 利息のみ経費計上できる |
カーリース | 多くの場合、事業用としてかかった費用すべてを経費計上できる |
カーリースの月額料金は多くの場合、全額そのまま経費として計上できます*。購入した場合、上の表にあるように購入したその年に全額計上できるわけではありません。カーリースで利用する車は固定資産に該当しないこともあり、大きな節税効果を期待できるでしょう。
なお、事業用だけでなくプライベートでも車を利用する際は、「家事按分」が必要になります。
*税務上、経費として認められないケースもあります
4. 手続きも経費処理も楽にでき、手間がかからない
カーリースは、契約から返却までの手続きがシンプルで、手間がかからないのも大きなメリットです。また、税金の支払いはリース会社が行うことや、事業用としてかかったリース料金をそのまま経費計上できるケースが多いことから、車を所有している場合よりも経費処理が楽にできるでしょう。
手間なく、初期費用もかけずに利用できるので、数年単位で最新の車に乗り継げるのも、うれしいメリットといえます。
5. 自家用車のナンバーを使える
一時的に車を使いたいときは、カーシェアリングやレンタカーの利用を検討する方も少なくないでしょう。しかし、カーシェアリングやレンタカーの車は、「わ」や「れ」ナンバーとなり、貸渡用車両であることが見た目でわかってしまいます。
その点、カーリースでは自家用車のナンバーを使うことができます。また、希望のナンバーを選べたり、複数台の利用の際に連番にできたりします。カーシェアリングやレンタカーに比べて自由度が高く、ビジネスシーンで使いやすいといえるでしょう。
個人事業主がカーリースを利用するデメリット
カーリースは初期費用が低く、定額制で車を利用できるというメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。車の購入とは異なる仕組みについて理解しておかなければ、利用後に後悔してしまうことも。そこで、個人事業主がカーリースを利用する際のデメリットや知っておきたい注意点について詳しく解説します。
原則、中途解約はできない
カーリース契約は、原則として中途解約ができません。もし事業の規模が変わったり、車が不要になったりして解約をしなければならない場合、高額な違約金が発生するのが一般的です。なぜなら、あらかじめ契約期間を定め、車の利用にかかる費用の総額を契約月数で割ってリース料金を算出しているからです。
中途解約となるのを避けるためには、しっかりと事業計画を立てて、車が必要な期間で契約を結ぶことが重要です。選べる契約期間はリース会社によって異なるので、希望の期間で利用できるカーリースを選ぶようにしましょう。
なお、個人事業主として廃業しても、個人名での契約でそのままリース車両を使う場合、解約の必要はありません。
車の使い方に制約がある
カーリースは、車の返却を前提としているサービスなので、車の価値を保つために車の使い方に制約が設けられていることがほとんどです。例えば、月間や年間の走行距離に上限が設けられており、上限を超えると契約満了時に超過料金が発生するケースがあります。また、車の改造やカスタマイズも原則として禁止されています。
通常の利用で別途費用がかかることは多くないものの、事業で車を頻繁に使う、遠方まで車で行く機会が多いといった場合、車の使い方に関する規約を確認しておくといいでしょう。
契約満了時にまとまった出費となる可能性がある
カーリースには、「オープンエンド方式」と「クローズドエンド方式」の2つの契約方式があり、オープンエンド方式の場合、契約満了時に残価精算があります。残価精算とは、契約時に設定された残価と契約満了時の車の市場価値との差額を精算することを指し、もし車の価値が大きく下がった場合、高額の費用が必要となる可能性があります。
一方、クローズドエンド方式のカーリースは残価精算がないので、最後まで定額で安心して利用できます。とはいえ、オープンエンド方式のほうが月額料金は抑えやすい傾向があるため、無理なく事業を続けられる契約方式を選ぶことが大切です。
審査に通らなければ利用できない
カーリースを利用するためには、審査に通る必要があります。個人事業主の場合、事業の規模や所得、事業年数、信用情報など、安定的にリース料金を支払い続けられるかをチェックされます。
ただし、審査で見られる項目は、個人口座で利用する個人向けカーリースか、法人(あるいは屋号付き)口座で利用する法人向けカーリースかで異なります。
審査通過の目安をチェックする
まずは個人向けカーリースの利用ができるか、下の「お試し審査」から試してみませんか?
個人・法人向け両方の相談が可能な「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、2018年のサービス開始から累計申込者数25万人を突破した人気のカーリースです。「お試し審査」なら、審査に通る目安を確かめられ、結果を基に最適なプランの相談も可能です。お気軽にどうぞ。
個人向けカーリースと法人向けカーリース、個人事業主ならどっち?
個人向けカーリース | 法人向けカーリース | |
---|---|---|
リース料金の 引き落とし口座 | 個人名義 | 法人名義 屋号付き口座 |
用途 | 個人利用 事業用利用 | 事業用利用 |
リース料金の 経費処理* | 家事按分して事業用利用分を 経費として計上できる | 経費として計上できる |
*税務上、経費として認められないケースもあります
個人事業主のカーリース利用には、2つのパターンがあります。個人名義で自家用車として車を使う、プライベートと事業で兼用し家事按分するといった場合は個人向けカーリース、法人名義あるいは屋号付きの口座で契約する場合は法人向けカーリースを利用することになります。
それぞれの特徴について、以下で詳しく見てみましょう。
個人名義の口座は個人向けカーリース
個人事業主の場合、個人名義の口座でカーリースを利用することも可能です。車を平日は仕事で使用し、週末はプライベートで使いたいというケースもあるでしょう。その場合、事業とそれ以外とで利用分を分ける「家事按分」を適用して計上し、事業用として使用した分のみが経費として認められます。
なお、按分の比率は走行距離や利用日数など、合理的な根拠が必要です。
個人向けカーリースは、法人向けカーリースに比べてプランの柔軟性が高いのが特徴です。メンテナンスの有無や走行距離の上限、最後に車をもらえるプランなどを選択できることが多いので、希望や予算に合わせてプランを調整しやすいでしょう。そのため、月額料金も抑えやすいといえます。
法人名義あるいは屋号付きの口座は法人向けカーリース
個人名義ではなく、事業用の口座を引き落とし口座として登録する場合、法人向けカーリースを利用することになります。法人向けカーリースは、ビジネスでの利用に特化したサービスを提供している傾向があります。
個人向けカーリースに比べて、プランは限定されがちで月額料金は高めであることが多いでしょう。一方、車検やメンテナンスもカバーでき、車関連の費用や管理を一元化しやすいというメリットがあります。
個人事業主は何を見られる?個人向けカーリースの審査基準
前項で確認したように、個人事業主は個人向けカーリースと法人向けカーリース、どちらを利用することも可能です。しかしいずれも審査があり、審査基準が異なるため、審査通過のために知っておきたい準備や対策も違うといえます。
そこで、まずは個人向けカーリースの審査で見られるおもなポイントについて解説します。
年収
カーリースの審査では、年収が重視されます。安定した収入があれば、リース料金の支払能力が高いと判断されやすく、審査通過の可能性もあるでしょう。一般的には、年収200万円以上がひとつの目安となりますが、個人事業主の場合、過去3年分の所得がチェックされることがあります。
職種・事業年数
職種や事業年数も、カーリースの審査において重要なポイントです。個人事業主の場合、正社員に比べて収入が不安定だとみなされることが多く、審査では不利になる傾向があります。しかし、弁護士や医師など収入が高く安定している職種であれば、審査で評価される可能性も。また、事業年数は3年以上が望ましいとされています。
とはいえ、カーリースの審査はさまざまな項目を総合的にチェックされるので、審査に不利といわれる状況にあっても必ずしも通らないわけではありません。
信用情報
自己破産や任意整理、支払いの滞納・未納といった金融事故を起こすと、信用情報機関に記録が残ります。カーリースの審査では、信用情報の照会も行われるため、過去に金融事故の経験のある方は審査通過が難しいといえます。
クレジットカードやキャッシング、ローン、携帯電話端末代などの支払い忘れや滞納も注意が必要です。
借入状況
カーリースの審査では、リース料金の支払能力を判断するために、収支のバランスもチェックされます。具体的には、年収に占める年間の返済総額の割合である「返済負担率」が、30~35%に収まるかどうかが目安とされます。
個人事業主の場合は、3年分の所得の平均額に占める年間の返済総額の割合が、3割程度に収まっているかどうかを基準に考えるといいでしょう。
個人事業主が個人向けカーリースの審査に通るには?
正社員に比べて、個人事業主は収入が不安定だと判断されやすいので、審査に通るか不安を感じる方も少なくありません。個人利用、あるいは事業用とプライベートの家事按分で、どうしても車が必要という場合、どのような対策を講じたらいいのでしょうか。以下で、具体的な方法をご紹介しましょう。
信用情報を確認しておく
現在の借入状況に加えて、クレジットカードやローンなどの支払遅延、過去の債務整理などの情報が記録されている個人信用情報は、カーリースの審査に大きく影響します。
個人事業主の場合、資金調達のために多額の借入れをしているケースもあるでしょう。自分の状況を把握するためにも、申込み前に信用情報機関に情報開示請求をして、記録を確かめておくことをおすすめします。
なお、金融事故の記録があれば完済から5~7年は情報が保管され、その期間の審査通過は難しいでしょう。
収入に見合う車種やプランを選ぶ
先に述べたように、審査では収支のバランスが見られます。車のグレードを低くしたり、安いカーリースやプランを選んだりすることで、無理なくリース料金を支払えると判断され、審査に通る可能性があります。
個人事業主の場合は特に、収入が不安定であるとみなされやすいため、無理のない範囲で料金プランを選ぶことが大切です。
連帯保証人を立てる
連帯保証人を立てることもひとつの方法です。例えば、事業年数が1年に満たない、収入の波が激しいといった場合には、連帯保証人を立てることで審査に通る可能性を高められるケースも。
連帯保証人とは、契約者がリース料金を支払えなくなったときに、代わりに支払う責任を負う方のことを指します。連帯保証人に求められるおもな条件は、安定した収入がある、勤続年数が1年以上、クレジットカードやローンの支払遅延・未払いの履歴がないなどです。
個人事業主の場合、事業が安定していない初期段階では、連帯保証人を立てることで審査通過の可能性が高まります。
節税対策をしすぎない
節税対策をしすぎないことも重要です。できるだけ経費として計上したり、小規模企業共済を利用したりして節税に努める個人事業主の方も少なくないでしょう。しかし、過度な節税によって所得が低いと判断され、カーリースの審査に不利になるケースもあります。
収入と経費のバランスを考慮し、適切な節税対策を行いましょう。
法人向けカーリースの審査基準
法人向けカーリースを利用する際は、審査でどのようなポイントを見られるのでしょうか。法人名義あるいは屋号付きの口座で契約する場合は、以下の審査基準をチェックしておきましょう。
経営状況
法人向けカーリースの審査で重視されるのは、事業の収益性や安定性です。経営状況が安定していれば、リース料金の支払いも滞りなく行われると判断され、審査に通りやすいといえます。具体的には、決算書や確定申告の内容などから、過去3年分の経営状況をチェックされると想定して準備しておくといいでしょう。
事業内容
事業内容も審査の重要なポイントです。急な倒産や廃業が起こりやすいとされている水商売やパチンコ店などの娯楽産業は、審査が厳しい傾向があります。事業内容が安定していて、将来性があると判断されれば、審査に有利に働くことも。
また、事業に車が本当に必要なのかどうかを確認されるケースもあるので、事業内容を明確に提示し、車の用途を具体的に説明できるようにしておきましょう。
事業年数
事業年数も審査の重要な要素です。長く事業を続けていれば、その事業は一定の安定性を持っているとみなされます。ただし、事業年数が短いからといって、カーリースを利用できないというわけではありません。カーリースの審査は、さまざまな要素を総合的にチェックされるので、ほかの審査項目で安定性を示すことで審査に通る可能性はあります。
資本金や売上高
法人向けカーリースの審査において、資本金や売上高は事業の規模や経営状況を確認するための指標とされます。資本金が多いほうが、事業の信用度は高まりますが、資本金が少なくても、事業の収益性や成長性が高ければ、審査通過の可能性はあります。また、売上高が少ない場合、特に赤字が続いているケースは審査で不利になるでしょう。
債務残高
審査では、支払能力の有無を判断するために債務残高も確認されます。事業の規模や経営状況に対して債務残高が多いと、返済の負担が大きくリース料金の支払いが難しいとみなされ、審査に不利に働くことがあります。しかし、負債があるという理由だけで審査に悪影響があるわけではありません。債務の内容や返済計画、事業の収益性などをしっかり示せれば、審査通過の可能性はあるでしょう。
法人向けカーリースの審査に通るには?
法人向けカーリースは、個人向けカーリースに比べて審査のハードルが高いといわれることもあります。しかし、事前に準備と対策を行っておけば、審査通過の可能性も高められます。以下では、審査に通るために留意したいポイントを解説します。
経営者の信用情報を確認しておく
法人向けカーリースの審査では、経営者の信用情報がチェックされることもあります。事業自体の経営状況が安定していても、経営者に支払遅延や未払いなどがある場合は、審査に不利になる可能性があるため、事前に信用情報機関に開示請求をして確かめておきましょう。
虚偽なく申告する
提出する書類には正しい内容を記載することが重要です。審査に通過するために、事業年数や売上高などの情報を偽って記載すると、会社に対する信用を失うだけでなく、以後の審査通過が難しくなる可能性もあります。虚偽の申告は絶対に避け、正確な情報を提供しましょう。
債務をできるだけ減らす
債務残高をできるだけ減らすことも重要です。事業の利益に対して債務残高が多いと判断されれば、審査で不利になるケースもあります。また、仕入れで発生した買掛金、取引で発生した未払い金などにも注意が必要です。そのため、可能な限り債務を減らし、健全な経営状態を維持するようにしましょう。
個人事業主がカーリースを選ぶ際にチェックしたいポイント
個人事業主としてカーリースを利用するなら、後々のトラブルを避け、事業の効率化につなげるためにも、リース会社をしっかりと選びたいものです。事業に最適なカーリースやプランを選ぶためには、どのような点をチェックすればいいのでしょうか。
事業主の方が、実際にカーリース選びで重視するポイントは以下のとおりです。
〈事業主がカーリース選びで重視するポイント〉*
項目 | 割合 | |
---|---|---|
1位 | 料金の安さ | 53.2% |
2位 | コスト管理のしやすさ | 16.2% |
3位 | 取扱車種の多さ | 12.8% |
4位 | サポートの充実度 | 11.4% |
5位 | 契約できる期間 | 2.7% |
*カルモマガジン編集部が2022年6月20日~21日に全国の会社経営者・役員と個人事業主2,200名を対象として行ったインターネット調査
カーリースを選ぶ際は、料金の安さを重視する事業主が圧倒的に多いようです。しかし、料金の安さだけを比較して選ぶと、事業に合わないプランで契約してしまったり、余計なコストがかかってしまったりする可能性もあります。
そこで、以下では個人事業主がカーリースを選ぶ際にチェックしたいポイントについて詳しく解説します。
月額料金や別途かかる費用
リース会社によって、同じ車種でも月額料金が異なるので、料金をしっかり見比べる必要があります。また、月額料金に含まれる項目もそれぞれなので、月額料金以外に車の維持管理にかかるコストがどのくらいになるのかも重要です。契約満了までにかかる費用の総額で、複数のリース会社を比較検討することをおすすめします。
個人事業主の場合、収入が安定しなくなる可能性も考慮して、ゆとりのある料金プランにしておくと安心です。
メンテナンスサービスの充実度
個人事業主がカーリースを選ぶ際には、メンテナンスサービスの充実度も重要な要素です。事業用として車を使う場合、自家用車以上に車の状態に気を配る必要があります。車の利用頻度が高いのであれば、メンテナンス費用を気にせずに車の安全性を保てるよう、メンテナンスのカバー範囲が広いカーリースを選びましょう。
メンテナンスが充実したプランなら、車検代やメンテナンス費用も月額料金に含められ、都度経費として計上する必要もありません。そのため、経費処理が楽になり、車に関する出費が不定期にかかることも避けられます。
取扱車種の豊富さ
個人事業主としてカーリースを選ぶ際、取扱車種の豊富さは重視したいポイントです。なぜなら、事業の性質やニーズにより、必要な車種は異なるためです。例えば、荷物の運搬がおもな業務であれば、荷台の広い車やバンが必要となるでしょう。一方、営業や打ち合わせがおもな業務であれば、小回りの利く軽自動車やコンパクトカーが適しています。
そのため、自身の事業に最適な車種を選べるよう、取扱車種の豊富なリース会社を選ぶようにしましょう。
サポート体制
個人事業主がカーリースを利用する場合、サポート体制が整っているかどうかも重要です。先に述べたように、個人契約か法人契約かによって審査の基準や対策は異なり、事業用として車を利用する際、契約内容や規定がわかりにくいと感じる方も少なくないでしょう。そのため、何でも気軽に問い合わせられる体制が整っていると安心です。
事業内容に合うプランを提案してもらえる、契約中に車検時期のお知らせが届くなどの手厚いサポートがあれば、車に関する細かいことをリース会社に任せ、自分の事業に集中することができます。
事業に合ったプランの有無
事業や希望に合わせて契約できるよう、個人向けカーリースと法人向けカーリース、両方の取扱いのあるカーリースを選ぶといいでしょう。また、上の調査結果で5位に入っている契約期間も重要です。契約年数が事業計画に合うかどうかはしっかり吟味する必要があります。
さらに、事業用に利用するのであれば、走行距離制限にも着目しましょう。走行距離の上限が月間500kmというカーリースもあれば、月間500km~2,000kmのあいだで選べるカーリースもあります。事業での車の利用頻度や走行距離を見極めて、自身の事業に合うプランを選びましょう。
個人事業主にもおすすめの相談しやすいカーリースとは
個人事業主の方が予算や事業内容に合ったリース契約を結ぶためには、幅広い選択肢と充実したサポート体制が魅力のカーリースを選ぶといいでしょう。そこでおすすめなのが、個人向け・法人向けのどちらの相談も可能な定額カルモくんです。
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カーリースとは?メリット・デメリットと車のリースのしくみや料金を徹底解説!
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
無料相談OK!顧客対応満足度98.9%*のサポート体制がある
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*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
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車に関する費用を楽に管理できるカーリースは個人事業主にぴったり!
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そのため、カーリースは個人事業主にメリットの大きい選択といえます。どのように手続きを進めたらいいかわからない、車選びに悩んでいるなど、サポートが必要な場合は、下のバナーから気軽に相談してみましょう。
よくある質問
Q1:個人事業主としてカーリースを利用するメリットは?
A:初期費用を抑えて定額制で車を利用できるので、事業を安定させやすいといえます。また、メンテナンス費用まで月額料金に含められ、全額を経費計上できるケースが多いことから、車に関する出費の管理がしやすいだけではなく、経費処理が楽になるのも、個人事業主にとって大きなメリットといえます。
Q2:カーリースの審査で個人事業主が見られるポイントは?
A:カーリースの審査では、リース料金の支払能力の有無を判断するために、年収や職種・事業年数、信用情報、借入状況、法人の場合は経営状況や事業内容、売上高などが確認されます。審査に不安のある個人事業主の方は、収入に見合うプランを選ぶ、連帯保証人を立てるといった対策を検討しましょう。
Q3:個人事業主がカーリースを選ぶ際のチェックポイントは?
A:カーリースを選ぶ際には、月額料金や別途かかる費用、メンテナンスサービスの充実度、取扱車種の豊富さ、サポート体制、事業に合うプランの有無をチェックしましょう。料金の安さを重視する個人事業主が多い傾向がありますが、事業で使う車であれば、車種やプランに求める条件に優先順位をつけて総合的に選ぶことが大切です。
※この記事は2024年2月2日時点の情報で制作しています