車を選ぶ上で、コスパの良さは大切なポイントです。しかし、一口にコスパといっても、選ぶ方々それぞれが重視するポイントによって、コスパのいい車と呼べるのがどのような車なのか、また、新車と中古車のどちらが適しているのかは変わってきます。
そこで、コスパのいい車を選ぶ上で知っておきたい車の税金や維持費などについて解説し、コスパのいい新車10選と中古車5選を、コスパ最強の車の乗り方と併せて詳しくご紹介します。
- コスパのいい車を選ぶなら、維持費に注目しよう
- コスパのいい新車のおすすめはダイハツ「ミライース」、トヨタ「アクア」など
- 初期費用0円、維持費込みで月々10,000円台からコスパのいい車に乗れる方法がある
コスパのいい車とは?チェックしたいポイント
車を購入するときにコスパの良さを判断したい場合、どこに基準をおいて考えればいいのでしょうか。ここでは、コスパのいい車を選ぶ際に確認したいポイントをご紹介します。
車両本体価格と品質のバランス
コスパのいい車を選ぶ上で大切なのは、車両本体価格と品質のバランスを見ることです。最も良いのは低価格かつ高品質な車を購入することでしょう。ただ、品質が高くなるとその分価格も同時に高くなってしまうため、車の購入にかけられる予算を踏まえて、バランスを考えることが重要です。
購入後の維持費
購入後の維持費をなるべく抑えられる車もコスパがいいといえるでしょう。車を3年、5年と利用していく上で、ガソリン代や車検代、メンテナンス代といった維持費はどうしてもかかってきます。ある程度、車両本体価格が高くても、維持費を抑えられれば結果的にコスパ良く車を利用できることになります。
コスパのいい車が欲しい!新車と中古車どちらがおすすめ?
コスパのいい車を見つけるときにまず悩むのが、新車と中古車のどちらを選ぶべきかという点ではないでしょうか。購入費用の安さだけを考えるなら中古車に軍配が上がりますが、コスパという観点では維持費や車の品質などあらゆる目線からそれぞれの特徴を確認しておくことが大切です。これらを理解した上で、どちらを選ぶべきか検討しましょう。
〈新車と中古車の特徴〉
メリット | デメリット | |
---|---|---|
新車 | 維持費を抑えやすい | 購入費用が高くなりがち |
中古車 | 新車よりも安い | 維持費が高くなりがち |
コスパ良く維持したいなら新車がおすすめ
資金にある程度余裕がある方なら新車がおすすめです。新車には、エコカー減税の恩恵を受けられたり、燃費が良いことからガソリン代などの維持費を抑えられたりといったメリットがあります。
初期費用こそかかりますが、その後、車を維持していく際は大きな出費に悩まされることが少ないため、中古車に比べてコスパがいいといえるでしょう。
購入費用を抑えてコスパのいい車に乗るなら中古車がおすすめ
中古車は新車よりも車両本体価格が安いのが魅力です。中でも未使用車などを狙えば、購入費用を抑えつつ品質も良い、コスパのいい車を手に入れることができます。
ただし、年式の古い中古車はエコカー減税が受けられなかったり、メンテナンス代がかさんでしまったりするなど、維持費が高くなってしまう傾向がある点に注意が必要です。
コスパのいい車を選ぶ際におすすめの新車の特徴
先にご紹介したように、維持費を考慮しつつ長い目で見てコスパのいい車を選ぶなら新車がおすすめです。しかし、一口に新車を選ぶといっても、車両本体価格以外にどのような部分に注目すればよいのでしょうか。ここでは、コスパのいい新車を選ぶために知っておきたい3つのポイントを解説します。
維持費の安さを求めるなら軽自動車
新車の中でも、軽自動車は維持費を抑えやすいでしょう。毎年の軽自動車税(種類割)は一律10,800円と、排気量によって税額が変わる普通車と比較すると圧倒的に安いです。また、軽自動車は普通車に比べ車体が軽いので燃費の良い車が多く、ガソリン代も節約できます。
このほか、高速道路料金や車検・メンテナンス費用、自動車保険(任意保険)料なども普通車より安い場合が多く、例えば車検1回分の費用相場は軽自動車が約50,000円、コンパクトカーでは約70,000円です。あらゆる維持費の面で軽自動車はコスパのいい車といえるでしょう。
エコカー減税など、税制に優遇のある車
新車を購入するなら、エコカー減税など税制に優遇のある車かどうかを確認して選ぶのがおすすめです。車を購入するときにかかってくる税金は、自動車税(種別割)、自動車重量税、環境性能割、消費税です。エコカー減税が適用されると、自動車重量税が免除になり、燃費がいい車は環境性能割も非課税になります。
同じ価格の車だとしても、減税対象かどうかで支払額が年間で数万円違うということもあるので、税制面で優遇を受けられる車はコスパがいいといえます。
人気車種やボディカラーなど市場価値の高い車
新車購入時には維持費だけでなく、乗換え時に買取りに出すことを考え、市場価値の高さも視野に入れると良いでしょう。人気車種や人気のボディカラーなど、需要の高い車は数年経っても下取り価格が落ちづらい傾向があります。
車は買って終わりではなく、乗換え時には売却することになるので、下取り価格が高くなりそうな車を選ぶのもひとつの方法です。
【2022年最新】コスパのいい新車ランキングTOP10
コスパのいい車の選び方がわかったところで、ここからは編集部おすすめのコスパのいい車種をランキング形式でご紹介します。なお、ここではそれぞれの新車販売価格と、実燃費から算出した10年間のガソリン代の合計価格を基にランキングを作成しました。
〈ガソリン代と販売価格の合計が安い順にランキング〉
順位 | メーカー・車種 | 実燃費 | 10年間でかかる ガソリン代の目安 | 販売価格 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | ダイハツ「ミライース」 | 23.91km/L | 86万3,237円 | 86万200円 | 172万3,437円 |
2位 | スズキ「アルト」 (マイルドハイブリッド) | 29.23km/L | 70万6,124円 | 109万7,800円 | 180万3,924円 |
3位 | スズキ「ワゴンR」 | 23.09km/L | 89万3,893円 | 121万7,700円 | 211万1,593円 |
4位 | マツダ「フレアクロスオーバー」 (マイルドハイブリッド) | 22.74km/L | 90万7,652円 | 144万2,100円 | 234万9,752円 |
5位 | トヨタ「アクア」 | 26.3km/L | 78万4,791円 | 198万円 | 276万4,791円 |
6位 | トヨタ「ヤリス」 (ハイブリッド) | 26.39km/L | 78万2,114円 | 201万3,000円 | 279万5,114円 |
7位 | ホンダ「フィット」 (ハイブリッド) | 21.95km/L | 94万319円 | 199万7,600円 | 293万7,919円 |
8位 | ダイハツ「ロッキー」 (ハイブリッド) | 23.62km/L | 87万3,836円 | 211万6,000円 | 298万9,836円 |
9位 | トヨタ「ライズ」 (ハイブリッド) | 22.72km/L | 90万8,451円 | 216万3,000円 | 307万1,451円 |
10位 | トヨタ「ヤリスクロス」 (ハイブリッド) | 23.3km/L | 88万5,837円 | 228万4,000円 | 316万9,837円 |
*2022年9月5日時点の「e燃費 実燃費ランキング」上位15車種を対象とし、総務省統計局「小売物価統計調査」より2022年7月のレギュラーガソリン全国平均価格172円/Lを基に、各車種、実燃費で月間1,000km走行することを想定して算出した10年分のガソリン代の目安と、販売価格を合わせた金額で安い順にランキングを作成し、上位10位までをまとめています
このように、コスパのいい車種には軽自動車やコンパクトカーの多さが目立ちます。各車種の特徴と併せて詳しく見ていきましょう。
1位. ダイハツ「ミライース」
ダイハツ「ミライース」は、小回りの利くボディに優れた燃費性能と必要十分な安全性能を搭載した軽自動車です。
高価なハイブリッドシステムではなく、車両の軽量化やエンジンの効率化によって燃費性能を向上させたミライースは、100万円を切る低価格で23.91km/Lもの低燃費を実現しています。購入費用も維持費も安く抑えられ、おもに少人数での乗車が目的の方にとって最もコスパのいい車です。
車体がコンパクトなので、女性でも運転席まわりに手が届きやすく楽にドライブできるのも魅力です。
2位. スズキ「アルト」
スズキ「アルト」は、コンパクトサイズのボディとシンプルで飽きのこないデザインが魅力です。ただシンプルなだけではなく、時代に合わせた安全性能やマイルドハイブリッドシステムといった機能性も備わっており、燃費性能では軽自動車トップ*の29.23km/Lを誇ります。
通勤などで日常的に長距離を走行する方にとっては、1位のミライースを上回るコスパのいい車といえるでしょう。ハイブリッド機能非搭載のグレードもありますが、上記のコスパランキングでは「HYBRID S」がランクインしています。
*2022年7月現在、スズキ調べ
3位. スズキ「ワゴンR」
トールワゴンタイプの軽自動車スズキ「ワゴンR」は、広さ、使い勝手、安全性能のそろったバランスの良さが魅力です。マイルドハイブリッドシステムの搭載によって全高1,550mm以上の軽ワゴンでNo.1の燃費性能*を実現し、コスパのいい車第3位にランクインしました。
衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱抑制機能といった安全機能、コンパクトカーに匹敵する走行性能を備えながら、軽自動車ならではの税金や維持費の安さの恩恵を受けられる点でもコスパがいいといえます。
*2022年8月現在、スズキ調べ
4位. マツダ「フレアクロスオーバー」
マツダ「フレアクロスオーバー」は、SUVの走破性と軽自動車ならではの軽快さで日常からアウトドアまで広く活躍する軽クロスオーバーSUVです。先にご紹介したアルトやワゴンR同様にマイルドハイブリッド搭載車で、長く乗っても燃費性能からくるコスパの良さを発揮します。
SUVらしいパワフルな走行性能を備えるフレアクロスオーバーは、滑りやすい道路でもしっかりと安定して走ることができます。また、「安全運転サポート車(サポカーS・ワイド)」に該当する安全性能の高さから、事故による出費を未然に防ぎやすいのもメリットです。
5位. トヨタ「アクア」
ハイブリッド専用コンパクトカーであるトヨタ「アクア」は、実用性、環境性能ともに非常にハイレベルな1台です。現行アクアはバッテリー出力の向上によってモーターだけで走行できる範囲が広がり、これまでよりさらに低燃費でコスパのいい車になっています。
また、エコカー減税対象車のアクアは、税金面での負担も軽減できます。何より200万円を切る車両本体価格でこの燃費性能と安全性能、後席までゆとりのあるスペースが確保されていることが驚きです。
6位. トヨタ「ヤリス」
洗練されたデザインと上質な乗り心地が魅力のトヨタ「ヤリス」は、国内外でもトップレベルの人気をキープし続ける注目のコンパクトカーです。
コンパクトカーの中でもトップレベルの走行性能を持つヤリスは、コスパのいい車を求めつつも走る楽しみをあきらめたくない方に特におすすめです。また、ここでランクインした「HYBRID X」モデルは、マイルドハイブリッドの搭載によってアクアをしのぐ燃費性能を叶えており、エコカー減税対象車ともなっています。
7位. ホンダ「フィット」
犬顔のデザインが親しみやすいホンダ「フィット」は、全長4mを切るコンパクトカーでありながら、後席や荷室のゆとりがしっかり確保されています。そのため、購入コストを抑えつつ、大人4人でもゆったり乗車できて使い勝手も良い車が欲しい、という欲張りな方におすすめです。
また、次世代ハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載しているフィットは燃費面も上々なほか、中古車人気が高くリセールバリューが期待できるという意味でもコスパのいい車といえます。
8位. ダイハツ「ロッキー」
ダイハツ「ロッキー」は、ハイブリッドを搭載し実用性に優れたコンパクトSUVです。取り回しの良いサイズながらSUVらしい無骨なデザインが魅力的で、ボディカラーも全11色と豊富な展開となっています。
ロッキーは全車速追従機能や車線逸脱抑制制御機能など、価格の割に充実した安全性能を搭載している点が高く評価されています。また、SUVらしさを持ちつつも排気量は1,000~1,200㏄と少ないため、自動車税(種類別)を安く抑えられるのもうれしいポイントです。
9位. トヨタ「ライズ」
トヨタ「ライズ」は、ダイハツ「ロッキー」のOEM車で、ロッキー同様SUVの軽快な走行性能や安全性能、ハイブリッドによる好コスパが魅力です。
ランクインしたハイブリッドモデルの新車購入価格ではロッキーよりライズのほうがやや高いものの、リセールバリューでは中古車市場での人気が高いライズに軍配が上がります。そのため、3~5年程度で買替えを予定している場合はライズを選ぶほうが総合的なコストを抑えられる可能性があります。
10位. トヨタ「ヤリスクロス」
トヨタ「ヤリスクロス」は、ヤリスの派生モデルとして、低燃費・安全性・軽快な走りの3つの遺伝子を引き継いで開発されたコンパクトタイプのクロスオーバーSUVです。トヨタのSUVではライズよりもやや上位の位置付けで、スタイリッシュなデザインや上質感が魅力です。
また、他メーカーの同じタイプのSUVと比べて1ランク価格が安いことから、デザインとコスパのいい街乗りSUVを求める方に人気となっています。
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コスパのいい中古車を選ぶ際に注目するポイント
中古車でコスパのいい車を探すのは簡単ではありません。同じ車種でも状態によって10万円から300万円というように販売価格に幅があり、燃費の良さもそれまでその車を使っていた方の乗り方に影響を受けるため、良質な車の見極め方に迷う方も多いでしょう。
そこで、以下ではコスパのいい中古車を選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介しましょう。
走行距離と年式
中古車を選ぶ際は走行距離が10万km以下のものを選ぶようにしましょう。エンジン寿命は走行距離10万km程度が目安といわれており、10万kmを超えてしまうと、故障リスクが高まり、修理費用が大きくかかる可能性があります。
また、年式が古すぎる車もおすすめできません。特に新車登録から13年以上経っている車は、自動車重量税が普通車で約40%、軽自動車で約24%増税されます。なるべく維持費を抑えられるコスパのいい車に乗りたいなら走行距離10万km以下で新車登録から13年未満の車を選ぶのがおすすめです。
車検期限
車は車検を受けなければ公道を走れません。そのため、仮に中古車を購入しても車検が残っていなければ、自身で車検に出す必要が出てきます。車検費用は数万円から場合によっては数十万円かかるため、せっかく新車よりもコストを抑えて購入できても、すぐに大きな出費となってしまいます。
コスパのいい中古車を探す場合は、購入後すぐに車検が必要かどうかにも注目するといいでしょう。
値下がりしにくい車種
中古車だからといって買取りに出せないことはありません。 中古車を購入しても数年で乗り換える場合、買取価格を落とさずに売却できることもあります。高値で売却できる車なら、コスパ良く乗ることができます。
そのため、市場を分析して人気のある車種やカラーを見定めてから購入するのがいいでしょう。人気が高い車種は購入時の費用が少し高くなりますが、短期間で乗り換えるなら元が取れる可能性も高く、コスパのいい乗り方ができるでしょう。
【2022年最新】コスパのいい中古車おすすめ5選
先に述べたように、それぞれ状態が異なる中古車で、コスパのいい車はどのメーカーのどのような車種なのかという具体的な指標を出すことは困難です。とはいえ、コスパのいい車種の目安は知りたいもの。そこで、人気中古車ランキング上位10車種の1年間にかかる維持費を算出し、安い順に5車種をご紹介しましょう。
〈人気中古車を維持費が安い順にランキング〉
順位 | メーカー・車種 | 実燃費 | ガソリン代 (年間) | 各種税金などの 維持費 | 合計 (1年間でかかると想定される維持費の目安) |
---|---|---|---|---|---|
1位 | スズキ「ハスラー」 | 24.03km/L | 85,893円 | 38,965円 | 12万4,858円 |
2位 | トヨタ「プリウス」 | 29.73km/L | 69,425円 | 83,305円 | 15万2,730円 |
3位 | ホンダ「フィット」 | 24.02km/L | 85,928円 | 77,805円 | 16万3,733円 |
4位 | スズキ「ジムニー」 | 14.34km/L | 14万3,933円 | 38,965円 | 18万2,898円 |
5位 | ホンダ「フリード」 | 18.4km/L | 11万2,174円 | 77,805円 | 18万9,979円 |
*2022年9月5日時点の「価格.com 人気中古車ランキング」上位10車種を対象とし、2022年9月5日時点の「e燃費」の実燃費を参照し、総務省統計局「小売物価統計調査」より2022年7月のレギュラーガソリン全国平均価格172円/Lを基に、月間1,000km走行することを想定して算出した1年間でかかるガソリン代と自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)、車検時に支払う自動車重量税・自賠責保険料・車検基本料をそれぞれ1年分とした場合の金額を合計しており、ここには自動車保険(任意保険)料、駐車場代、メンテナンス費用は含みません
このように、中古車ではスズキ「ハスラー」が最もコスパがいい車という結果になりました。いずれの車も維持費が優秀なだけでなく、性能やデザインも魅力的な人気の車です。それぞれ詳しく見ていきましょう*。
*各車種、新車の画像を掲載しています
1. スズキ「ハスラー」
〈ハスラーの年間維持費〉*
実燃費 | 24.03km/L |
ガソリン代(年間) | 85,893円 |
軽自動車税(種別割) | 10,800円 |
自動車重量税 (1年分) | 3,300円 |
自賠責保険料 (1年分) | 9,865円 |
車検基本料 (1年分) | 15,000円 |
年間維持費の目安 | 12万4,858円 |
*自動車保険(任意保険)料、駐車場代、メンテナンス費用は除く
スズキ「ハスラー」は、街乗りにもアウトドアにも使える軽クロスオーバーSUVとして人気が高く、中古車市場にも多く流通しています。税金や車検費用の安い軽自動車であることと燃費性能の高さから、年間維持費の目安が12万4,858円となりコスパランキング1位に輝きました。
2020年発売の現行モデルは中古車価格が高いものの、最新の安全性能の充実した車を新車より安く購入できコスパ優秀です。また、安さを重視するなら初代モデルを狙ってもいいでしょう。
2. トヨタ「プリウス」
〈プリウスの年間維持費〉*
実燃費 | 29.73km/L |
ガソリン代(年間) | 69,425円 |
自動車税(種別割) | 36,000円 |
自動車重量税 (1年分) | 12,300円 |
自賠責保険料 (1年分) | 10,005円 |
車検基本料 (1年分) | 25,000円 |
年間維持費の目安 | 15万2,730円 |
*自動車保険(任意保険)料、駐車場代、メンテナンス費用は除く
ハイブリッド車の先駆けであるトヨタ「プリウス」の中古車は、低燃費な車を安く購入したい方におすすめです。5人乗りのセダンで走行性や静寂性に優れ燃費性能も非常に優秀なプリウスは、人気車種であることから中古車市場の流通量も多く、好みに合う車を安く見つけやすいでしょう。
普通車のため税金などは軽自動車に比べて高くなりますが、それを補って余りある燃費性能はコスパのいい車と呼ぶにふさわしいといえます。
3. ホンダ「フィット」
〈フィットの年間維持費〉*
実燃費 | 24.02km/L |
ガソリン代(年間) | 85,928円 |
自動車税(種別割) | 30,500円 |
自動車重量税 (1年分) | 12,300円 |
自賠責保険料 (1年分) | 10,005円 |
車検基本料 (1年分) | 25,000円 |
年間維持費の目安 | 16万3,733円 |
*自動車保険(任意保険)料、駐車場代、メンテナンス費用は除く
ホンダ「フィット」は、広い室内空間が魅力のコンパクトカーです。維持費が優秀なのは2020年発売の現行モデルで、ハイブリッドシステム「e:HEV」による滑らかな走りと燃費性能の恩恵を受けられます。先進の安全性能「Honda SENSING」が標準装備されている現行のフィットも、中古なら比較的安価に手に入れられるでしょう。
また、安く購入したいなら旧型モデルもおすすめですが、安全性能が不十分に感じられる場合もあるのでよく検討する必要があります。
4. スズキ「ジムニー」
〈ジムニーの年間維持費〉*
実燃費 | 14.34km/L |
ガソリン代(年間) | 14万3,933円 |
軽自動車税(種別割) | 10,800円 |
自動車重量税 (1年分) | 3,300円 |
自賠責保険料 (1年分) | 9,865円 |
車検基本料 (1年分) | 15,000円 |
年間維持費の目安 | 18万2,898円 |
*自動車保険(任意保険)料、駐車場代、メンテナンス費用は除く
スズキ「ジムニー」は、軽自動車でありながらオフロードでも力強い走りを発揮する本格派SUVとして唯一無二の人気を誇ります。特に2018年にフルモデルチェンジされた現行型は入手困難になるほど人気で、カスタマイズ車がすぐに手に入る中古車が注目されています。
ジムニーはハイブリッド車ではないため燃費性能は高くないものの、軽自動車ならではの維持費の安さが魅力です。旧型でも維持費はそれほど変わらないので、コスパを求めるなら併せて検討してみましょう。
5. ホンダ「フリード」
〈フリードの年間維持費〉*
実燃費 | 18.4km/L |
ガソリン代(年間) | 11万2,174円 |
自動車税(種別割) | 30,500円 |
自動車重量税 (1年分) | 12,300円 |
自賠責保険料 (1年分) | 10,005円 |
車検基本料 (1年分) | 25,000円 |
年間維持費の目安 | 18万9,979円 |
*自動車保険(任意保険)料、駐車場代、メンテナンス費用は除く
ホンダ「フリード」は、ちょうどいいサイズ感が人気のコンパクトミニバンです。ミニバンとしては小柄で狭い道でも走りやすく、最大7人までの乗車も可能と使い勝手は申し分なし。中古なら最新の安全性能付きの現行モデルも安価で見つかるので、安全なファミリーカーを安く手に入れたいといった方におすすめです。
また、フリードはミニバンの中でも排気量が少なく、維持費が安い点もコスパ面で高評価となっています。
コスパのいい中古車に乗るなら、月々10,000円台から利用できる定額カルモくんがおすすめです。扱っている中古車は、大手中古車販売店の品質評価基準4点以上の良質な中古車ばかり。「未使用車がいい」「多少古くてもコストを抑えたい」など、要望に合わせて全国3,000台以上の在庫からぴったりの車を提案してもらえます。
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車の買い方や乗り方もコスパに影響する
コスパの良さを重視するなら、価格や維持費にこだわるだけでなく、車の買い方や乗り方そのものも見直してみてはいかがでしょうか。車を手に入れる方法はいくつかあり、どの方法を選ぶかでコスパの良さが変わってくることもあります。どのような入手方法ならコスパがいいといえるのか、詳しく見ていきましょう。
ローンでの購入はコスパを下げる原因に
車を購入する方のほとんどが、ローンを組んで購入する方法を検討するでしょう。しかし、ローンを組んで購入するのはコスパを下げる原因にもなるため注意が必要です。
例えば170万円の新車を購入する場合を考えましょう。
初期費用を抑えるため「頭金なし・ボーナス払いなし」で、170万円の車で金利8%の10年ローンを組むとします。その場合、月々の返済額は20,626円となり、車両価格だけでも総額247万5,083円になってしまいます。
ローンを組むだけで80万円近くの利息が発生し、さらに、ここに自賠責保険料や自動車税(種別割)なども都度支払わなければならないため、かなりコスパが低くなるといえるでしょう。
カーリースならコスパ良く新車に乗れる
車の乗り方を変えるだけで、コスパを良くすることができます。その方法が、カーリースです。
カーリースは契約時にあらかじめ将来の車の下取り価格である残価を設定し、本体価格から残価を差し引いた金額を契約期間で割って月額料金を算出します。そのため、購入するよりも負担する車両本体価格を抑えられ、コスパ良く利用することができます。
また、カーリースでは各種税金や自賠責保険料などが月額料金にコミコミになっており、頭金などの初期費用も用意する必要がありません。月々定額の料金だけで新車に乗り始められるので、負担を最小限に抑えることができるでしょう。
カーリースを選んだ方からもコスパの良さが評価されている
カーリースを利用してみたいと答えた方にその理由を聞くと、「コスパが良さそうだから」という理由が1位*と全体の約半数の割合を占めることがわかりました。このほかにも、便利そう、管理が楽そうなど、月々の料金を支払うだけで車に乗れるというメリットが高く評価されています。
また、これまで価格を理由に中古車を選んでいた方やローンの審査に通らなかった方でも、カーリースなら新車に乗れたというケースも多数報告されています。
*定額カルモくんが2021年4月18日~4月30日に、全国の男女2,162人を対象として行った個人向けカーリースに関するインターネット調査
カーリース人気は急上昇中
メリットが大きいカーリースを選択する方は年々増加しており、特にここ数年の伸びは著しいものがあります。近年は個人向けカーリースを扱う企業が増え、価格競争によってコスパのいいプランを利用しやすくなったことも利用者増加の要因といえるでしょう。その中でも特にコスパの良さで注目されているサービスについて、次項でご紹介します。
月々10,000円台から新車に乗れる!コスパのいいおすすめサービス
サービス競争の激化するカーリースの中でも、特にコスパがいいと注目されているサービスが「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。定額カルモくんは、人気の新車に月額10,000円台からの安さで乗ることができる上、車種やプランの選択肢も豊富でサービス面でも高く評価されています。その理由を詳しく見ていきましょう。
安さと充実のサービスを両立して専門家からもコスパがいいと評判!
定額カルモくんは専門家が選ぶカーリースにおいて、3つの指標でNo.1の評価を獲得しています*。中でも、ファイナンシャルプランナーによる「コストパフォーマンスが高いと思うカーリース」で1位を獲得した実力は特に注目したいポイントです。
コスパの評価が高い理由は、業界最安水準の月額料金で新車に乗れるだけでなく、走行距離制限なしのプランや最後に車をもらえるオプションなど、購入したときと同じように自由に車に乗れるプランが用意されているからです。カーリースに付き物だった車の利用制限や追加精算のリスクから解放されるので、安心してカーライフを楽しめるでしょう。
*■調査方法:インターネット調査 ■調査期間:2021年2月12日~15日 ■調査概要:カーリース10社を対象にしたイメージ調査 ■調査対象:男女、全国、18~69 歳、運転免許保有、(1)(2)週1回以上運転するファイナンシャルプランナー176s、(3)カーディーラー勤務者297s ■調査実施:株式会社ショッパーズアイ ■比較対象企業:「カーリース」Google 検索9社(2021年1月29日10 時時点)※広告、まとめサイトなどを除く
コスパのいい車に月々いくらで乗れる?
定額カルモくんではどのくらいのコストで新車を利用できるのか、コスパのいい新車ランキング上位10車種の通常月額料金と、車検やメンテナンスを含めた場合の月額料金をご紹介しましょう。
〈コスパのいい車の月額料金一覧表〉
メーカー・車種 | 月額料金 | 月額料金 (車検基本料・メンテナンス費用込み) |
---|---|---|
ダイハツ「ミライース」 | 11,200円~ | 14,560円~ |
スズキ「アルト」 (マイルドハイブリッド) | 15,520円~ | 18,860円~ |
スズキ「ワゴンR」 | 15,410円~ | 18,750円~ |
マツダ「フレアクロスオーバー」 (マイルドハイブリッド) | 18,820円~ | 22,160円~ |
トヨタ「アクア」 | 26,300円~ | 30,150円~ |
トヨタ「ヤリス」 (ハイブリッド) | 26,960円~ | 30,810円~ |
ホンダ「フィット」 (ハイブリッド) | 26,960円~ | 30,810円~ |
ダイハツ「ロッキー」 (ハイブリッド) | 28,390円~ | 32,240円~ |
トヨタ「ライズ」 (ハイブリッド) | 27,510円~ | 31,360円~ |
トヨタ「ヤリスクロス」 (ハイブリッド) | 29,490円~ | 33,340円~ |
※2022年10月18日時点の情報
このように、定額カルモくんでは、最もコスパのいい車なら車検やメンテナンス込みで月々16,160円から利用できます。また、カーリースは維持費やリセールバリューも包括した料金設定なので、車にかかる費用が一目瞭然です。
なお、通常月額料金にも初期費用や各種税金、車検の法定費用が含まれています。安さ重視でユーザー車検などを利用するつもりであれば、通常プランで月額料金を抑えるのも有効な手段です。
顧客対応満足度98.9%*!コスパの良さを実感している方の口コミ
定額カルモくんのコスパの良さは、月額料金の安さだけではなく顧客対応満足度の高さからもうかがえます。コスパに関する利用者の口コミをご紹介しましょう。
引越しで出費がかさむタイミングだったので、まとまったお金がいらないカーリースは魅力的でした。定額カルモくんは新車なのに料金が安いし、メンテナンスが全部定額で何かあったらフォローしてくれるのも心強いですよね。経済的な不安やストレスがないので、購入するより多少高くなったとしても、カーリースのほうがコスパはいいと思います。(20代|スズキ「ハスラー」|契約期間7年)
維持費を考えると、ローンでも新車はキツイかなと思っていたんです。でも定額カルモくんはとにかく安くて、毎月決まった金額だけでいいので予算内で新車を手に入れることができました。走行距離制限も気にならないし、何より自分だけの車に乗れて生活の幅が広がりましたね。(30代|ダイハツ「ムーヴ」|契約期間11年)
車検の時期が近づいても費用の心配がいらないというのがありがたいですね。今乗っている車は燃費も良くて、維持費がだいぶ安くなりました。定額カルモくんにはもっとメンテナンスが充実したプランもあるけど、長く車に乗っていると自分でできる部分も多いので、安いプランでコストを抑えられて満足です。(40代|スズキ「スペーシアカスタム」|契約期間9年)
コスパのいい車の乗り方が気になるなら、定額カルモくんの「お試し審査」を利用してみましょう。結果は通常翌営業日にわかります。結果を基に、希望にぴったりのプランが見つかります。もちろん審査をしても契約する必要はないので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
*2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート
自分にぴったりのコスパのいい車で充実したカーライフを送ろう
コスパのいい車を求めるなら、税金や燃料費といったランニングコストも視野に入れて自分に合った車を探してみましょう。とはいえ、自分にとってコスパのいい車と感じる条件は、車の使い方やこだわりによっても異なります。どのような車を選べばいいか迷ったときは、車の専門家のアドバイスを受けるのもおすすめです。
定額カルモくんなら希望の予算や条件に合わせてぴったりの車を提案してもらえるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
サービス資料(パンフレット)もございます。
カーローンとカーリースの比較、素朴な疑問への回答など、詳しくご紹介しています。
よくある質問
Q1:新車と中古車でコスパがいいのは?
A:購入する方の状況によってコスパの良さは分かれます。購入資金にゆとりがある方なら、税金の優遇を考えて新車の現金一括購入が最もコスパが高い方法でしょう。しかし、資金が限られている方の場合は、新車をローンで購入するよりも、中古車を購入したほうが長い目で見て高コスパといえます。
Q2:コスパのいい新車を選ぶときは何を基準にしたらいいの?
A:車両本体価格だけでなく、維持費や税制優遇、リセールバリューを考慮しましょう。例えば、軽自動車は毎年の税金が安く、メンテナンス費や燃料費も普通車に比べコストがかかりにくいです。トータルコストを吟味し購入しましょう。コスパのいい新車ランキングはこちらでご紹介しています。
Q3:車にコスパ良く乗るおすすめの方法は?
A:税金や車検といった維持費込みの月額制で利用できるカーリースがおすすめです。中でもコスパの良さが高く評価されている定額カルモくんは、月額料金が業界最安水準にもかかわらず、走行距離無制限のプランや車をもらえるオプションなどの利用で、マイカー感覚で自由に車を楽しめると注目されています。
※この記事は2022年10月時点の情報で制作しています