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カルモマガジン編集長
馬弓良輔まゆみよしすけ

生産中止はもったいない!最後のCX-8は買いだ!!(編集長緊急寄稿)

生産中止はもったいない!最後のCX-8は買いだ!!(編集長緊急寄稿)
生産中止はもったいない!最後のCX-8は買いだ!!(編集長緊急寄稿)

CX-8を愛車とするカルモマガジン編集長の馬弓にとって、2023年12月限りでCX-8の生産を中止するというニュースは衝撃だった模様です。改めて最終モデルに試乗した馬弓のCX-8惜別のレポートです。

え、去年マイナーチェンジしたばかりなのに

え、去年マイナーチェンジしたばかりなのに

2024年には後継モデルのCX-80が登場するとは聞いていたものの、CX-5はCX-60発売後も併売されていたし、CX-8も2022年11月に内外装や足回りを一新するマイナーチェンジを行ったので、同様に併売されるのだろうと思っていました。

え、去年マイナーチェンジしたばかりなのに

しかし飛び込んできたのは2023年12月で生産中止というニュース。マイナーチェンジからわずか1年で?確かに CX-5に比べれば日本での販売台数は大雑把にいっても半分以下、しかもCX-9というベース車両があるとはいえグローバル販売のCX-5と違って日本専用モデル、そして5m近い3列シートSUVのニッチな市場規模、などということを考えたら、まあ仕方ないことなのかもしれませんが、それにしてももったいない。

人も荷物もたくさん乗るSUV、しかもかっこいい

人も荷物もたくさん乗るSUV、しかもかっこいい

もったいないと思うのはマイナーチェンジから1年しか経っていないことに加え、筆者自身が4年近くCX-8を愛車として、その出来の良さに惚れ込んでいることもあります。3列目シートはこれまで数回しか使わなかったものの、それは想定内。趣味のスノーボードなどで2泊以上の家族旅行で遠出する機会の多い我が家にとって、2列目シートを一番後ろにスライドさせても、大量の荷物を楽々飲み込む巨大なラゲッジルームには本当に助けられました。

人も荷物もたくさん乗るSUV、しかもかっこいい

人も荷物もたくさん乗るSUV、しかもかっこいい

人も荷物もたくさん乗るSUV、しかもかっこいい

人も荷物もたくさん乗るSUV、しかもかっこいい

ミニバン並みに人も荷物も載せることができて、ミニバンよりもスタイリッシュな外観(個人の意見です)もお気に入りポイント。特に斜め横から見た時の整合性の取れたキャラクターラインは見るたび「かっこいい」と思います。

人も荷物もたくさん乗るSUV、しかもかっこいい

CX-8のベストバイは途中で追加された2.5Lガソリンターボだと以前記事で書いた記憶がありますが、我が家の2.2Lディーゼルも使うたびにその良さを感じます。重量級にも関わらず街中で11~13km/L、高速なら15~17km/L前後走る好燃費に加えて、40~50km程度で軽く加減速を繰り返している時のエンジン音とトルクの出し方が意外と良い!まあ踏み込むとディーゼルらしい無慈悲な音になってしまうのですが。

唯一の不満は乗り心地、マイナーチェンジで改良されたというが

唯一の不満は乗り心地、マイナーチェンジで改良されたというが

乗り心地については過去に乗っていたシトロエンやレンジローバーと比べると「う〜ん……」と思う瞬間もあります。操縦安定性を重視するマツダにしては良いかなと思う程度に良い乗り心地という表現が適切です。ただ乗り心地に関しては昨年11月のマイナーチェンジで改良を受けています。萩原文博さんの試乗記に「乗り心地が良くなった」と書いてあって、気にはなっていたものの乗る機会がないままでした。いつか乗ろうと思っていた矢先の生産中止のニュース。広報車がなくなる前にその乗り心地を試すべく最終モデルの2.2Lディーゼル「フィールドジャーニー」を借り出しました。

マツダらしい良い乗り心地の落としどころ

マツダらしい良い乗り心地の落としどころ

結論から先に書くと最終モデルの乗り心地は確かに良くなっているものの概ね変わりません。我が家のCX-8が7万キロ走っていて多少ダンパーも弱っているのではないかと思われること、タイヤを最近新調しミシュランを奢ったこと(純正のトーヨープロクセスR46も結構良いタイヤですが細かいザラザラ感がある)、その辺の影響はもちろん否定できません。

とはいえ「大きな入力があったときの戻し方が少し速すぎる」という基本特性は同じかなと思います。もう少しゆっくり戻してくれると良い乗り心地、懐の深い乗り心地となるのですが、そうするとマツダが何よりも大事にしている操縦安定性に影響が出るのでしょう。

マツダらしい良い乗り心地の落としどころ

マツダらしい良い乗り心地の落としどころ

確かに今回試乗したモデルは速いスピードでコーナーに進入した際のハナの入りが少しだけマイルドになった印象がありました。昔ながらの表現を使うとアンダー傾向がやや強まったということになります。しかしそれは柔らかくなったという先入観があったからかもしれません。つまり、その程度の変化です。減衰力可変ダンパーやエアサスなどの飛び道具なしだと、この辺りが「マツダらしい良い乗り心地の落としどころ」なのでしょう。

ミニバンのような使い方をするけれどミニバン以外の選択肢を探す人に最適

ミニバンのような使い方をするけれどミニバン以外の選択肢を探す人に最適

今回、CX-80のベースであろうCX-60も借りて2日間ほどテストドライブに出ました。CX-60を返して自分のCX-8で走り出す時、すごく古臭く感じるのではないかという懸念があったのですが、それは杞憂でした。乗り心地については依然として満点ではないものの、最新のSUVたちに混じっても最終型CX-8の走りのレベルは高いと断言します。

ミニバンのような使い方をするけれどミニバン以外の選択肢を探す人に最適

後継のCX-80は全幅が1850mmを超える可能性が高いこと、しかし長さはCX-8が4925mmあるので多分そんなに変わらないだろうということ、そうなると室内空間はもしかしたら横置きFFベースのCX-8の方が幅はともかく長さでは勝つかもしれないこと。そんなことも考えるとミニバンのような使い方をするけれどミニバン以外の選択肢を探す人にとって、最終型のCX-8は見逃せない存在なのではないでしょうか。エンジンやグレードによっては12月を待たずにすでに受注停止になっているようなので最新情報は販売店にお問い合わせくださいませ。

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※記事の内容は2023年11月時点の情報で執筆しています。

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