新車の納車時期は数日程度と考えている方も少なくありませんが、実は1ヵ月以上かかることがほとんどです。今、新車を購入した場合、納車までどのくらいの期間待つことになるのでしょうか。納車時期がわかれば、購入するべきかどうか、また、それまでに何をしたらいいのかが判断しやすくなります。
そこで、一般的な納車時期の目安と、実際に車を購入した方が納車までに待った期間に関する調査結果をご紹介します。また、購入後の流れや準備するもの、納車時期を早める方法について解説します。
- 新車を購入したときの納車時期は契約から1~3ヵ月が多い
- 審査を事前に済ましておくことで納車時期を早めることができる
- 最短3週間で新車に近い良質な車を納車してくれるサービスがある
新車の納車時期とは?
新車の一般的な納車時期は「注文から1~3ヵ月後」といわれています。ただし、注文状況やメーカーの生産状況等の兼ね合いもあり、ディーラー側でも契約時に正確な納車時期は把握できないのが実際のところです。
また、1~3ヵ月というのは一般的な目安であり、人気車種であれば年単位で納期が遅れることも多くあります。加えて輸入車の納車は遅く、基本年単位で待たなければいけないでしょう。
さらに、2020年代に入り新型コロナウイルスの影響により深刻な半導体不足が発生しています。上述した一般的な目安よりも、納車時期が長引く可能性が高い状況にあるため、購入時には注意が必要です。もし、長期間待つのを避けたい場合は、カーリースなど納車までの期間が早いサービスを利用するのもおすすめです。
納車まで最短3週間!
「新車の納車まで楽しみに待っていたのに、納車時期が遅れて手元の車の車検が切れてしまった」というケースもあります。カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、新車のようにきれいな中古車が最短3週間で自宅に納車されます。詳しくは下のバナーからどうぞ。
【2022年調査より】実際に新車を購入した方が納車までに待った期間
定額カルモくんが2021年に行った調査*¹によると、新車の納車時期について「1~3ヵ月」と回答した方は約85%でした。前項でご紹介した納車時期の目安どおり、大半の方が新車の納車まで1~3ヵ月待っていることがわかりました。
一方、同じく定額カルモくんが行った2022年の調査*²によると、納車まで「1~3ヵ月」と回答した方は約59%に減り、「4ヵ月以上」と答えた方が約4割に上りました。
このように、納車時期は大幅に延びているといえます。最も多いのは「3ヵ月」と回答している方ですが、納車まで1年前後かかるケースも2割を超えており珍しくないでしょう。
*¹定額カルモくんが2021年3月12〜15日に、「新車を購入したことのある全国の男女」1,056人に対して行ったインターネット調査
*²定額カルモくんが2022年8月1日~8日に、「2021年8月~2022年7月に車を購入した全国の男女」1,591人に対して行ったインターネット調査
新車購入から納車までの流れは?
新車を購入してから納車されるまでにはどういった流れがあるのでしょうか。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
1.注文・発注
新車の場合は、ディーラーや販売店で注文するとメーカーに発注が届きます。基本的にメーカーが受注してから生産を開始すると考えていいでしょう。中には、人気車種などですでに数ヵ月先の分まで部品が生産されている場合もあります。
ただし、メーカーオプションを多くつけるなどの通常の仕様と異なる発注は、改めて生産する必要があるため、納車時期は遅れる傾向があります。
2.生産・輸送
完成した新車は検査が済んだ後、購入手続きを行ったディーラーや販売店まで輸送されます。現在はカーキャリアを用いた輸送が主流です。ただ1台ごとの輸送は行っておらず、台数がまとまってから輸送を行うため、数日~1週間ほど配送待ちの期間が設けられます。
輸入車は原則国内の在庫車を販売しますが、在庫がない場合、海外から輸送されるため、納車まではかなり時間がかかる場合があります。
3.オプションの装着
車がディーラーに届いたら、ディーラーオプションを装着します。メーカーオプションの場合は輸送時に装着されていますが、ディーラーオプションはディーラー側で行います。ディーラーオプションを装着した後も改めて点検を行い、ほかにも車両の登録事務などの手続きを行います。
このように、メーカー側だけでなくディーラー側での手続きが多いことも、納車時期が遅くなる原因となることがあります。さらに、輸入車の場合は現地仕様の車を日本の保安基準に適合させる必要があり、改めてパーツ交換・メンテナンスを行うため、より納車までに時間がかかるでしょう。
4.納車
上記まで終えると、やっと納車です。納車には自宅に車を送り届けてもらう「自宅納車」とディーラーに車を取りに行く「店頭納車」の2種類があります。自宅納車の場合は送り届ける担当者の都合にもよるため、店頭納車よりも納期が遅れてしまいます。
「店頭納車」の場合も、受け取る日取りが土日祝日や、大安など日柄のいい日は人気があるため、こだわりすぎると納車時期が遅れる原因になるでしょう。日柄などを特に気にしないのであれば、なるべく早く納車してほしい旨を伝えておきましょう。
新車の納車までに必要な準備
新車の納車までに必要な書類や手続きには、どのようなものがあるのでしょうか。
準備が必要な書類や具体的な手続きについて、流れに沿ってご紹介します。
●車庫証明を用意する
まず、車庫証明を用意しましょう。
車庫証明書とは、正式名称を「自動車保管場所証明書」といい、車の保管場所の所在地を管轄する警察署で発行されるものです。発行までにはおおよそ3~7日ほどかかるので注意しましょう。
●印鑑証明書と実印を用意する
次に、印鑑証明書と実印を用意しましょう。印鑑証明書とは、その名のとおり登録された印鑑が本物であることを証明する書類のことをいいます。印鑑証明書は役所や証明サービスコーナーなどの窓口や、マルチコピー機のあるコンビニなどで発行可能です。
発行する際には「印鑑登録証」もしくは「マイナンバーカード」が必要になります。なお、印鑑登録証はコンビニのマルチコピー機には対応していないため、事前に注意しておきましょう。
●自動車保険の手続きを行う
ディーラーや販売店に書類を提出した後は、自動車保険の手続きをします。自動車保険は大きく分けて「自賠責保険」と「任意保険」に分けられ、このうち自賠責保険の手続きについてはディーラーや販売店が行いますので、納車前に加入されているケースがほとんどです。
一方、任意保険は自賠責保険とは違い、強制保険ではありませんが、加入しておけば事故が発生した際にさまざまな補償を受けることが可能です。
なお、新車に乗り換える場合には、車両入替のため保険の変更手続きが必要です。この手続きをしておかないと、万が一新しい車で事故を起こしてしまっても、補償を受けることができません。
●車両代金を支払う
ここまでの手続きが終われば、車両代金を支払いましょう。代金の支払いの後、ディーラーに車両が入庫します。そしてオプション品の取り付けや検品などが行われ、納車準備が整います。
新車の納車時期を早める5つの方法
新車の納車には1~3ヵ月程度かかりますが、事前に審査の申込みや書類の準備をしておくことで、この期間を短縮できます。
新車の納車時期を早める5つの方法について詳しく解説していきます。
1.在庫のある車種を選択する
在庫のある車種を選択するのは、在庫を早める方法として最も有効です。納車までに時間がかかる大きな原因は受注してから生産するまでの時間です。そのため在庫のある車種を選択すれば、生産する時間を短縮でき、納車時期を大幅に早められます。
2.ローン審査を通しておく
カーローンを利用するのであれば、先に審査を済ませておきましょう。実は車購入時のローン審査は事前に受け付けているところがほとんどです。銀行のマイカーローンを使う場合、早くて1~3日程度、長いと1週間前後かかります。
また、場合によっては審査に落ちてしまうことも考えられるため、余裕をもって審査を受けておきましょう。
3.必要書類を用意しておく
販売店は書類がすべてそろってからでないと手続きに移ることができません。そのため、必要書類は早めにそろえて、できるだけ早く提出しておきましょう。特に、車庫証明は警察署の受付が平日のみと時間も限られているため、余裕をもって準備しておく必要があります。
4.日柄にこだわらない
できるだけお日柄のよい日に納車したいとこだわってしまうと、納車希望がその日に集中してしまい、納車時期が遅れてしまうことがあります。
最近は、あまり気にしない傾向がありますが、なるべく早く車が欲しいのであれば、日柄に関係なく、最短で受け取れる日を選びましょう。
5.希望する納車日を伝えておく
納車が必ずしも早くなるわけではありませんが、ディーラーの担当者に希望の納車日を伝えておくことで、間に合わせるために何をすればよいか、具体的に教えてもらうことができます。
また、購入から納車までの流れでわからないことや書類の記入などの不明点は、早めにディーラーに問い合わせておきましょう。書類の抜けや漏れを防げば、その分手続きもスムーズになります。
新車時期が延びたときに注意したいこと
新車の納車時期は、契約から1~3ヵ月となることが一般的ですが、納車までの期間が長引く場合には、注意しておかなければならないこともあります。事前に以下のことに気をつけましょう。
今乗っている車が車検切れになる可能性がある
新車に乗り換える場合、予定よりも納車が遅れると今乗っている車が車検切れになる可能性があります。その分、乗換え前の車の車検代を余分に支払わなければならず、余分な費用が発生します。
車がない期間が出てくるリスクがある
高く売れる時期に合わせるなど、売却時期をあらかじめ決めていた場合には、納車が遅くなると新車が届く前に車を手放さなくてはならないケースもあります。その場合、手持ちの車がなく、車に乗れない時期が出てくるリスクがあります。こうしたことにならないためにも、事前にしっかりと納車時期を確認しておきましょう。
納車時期まで待てない!という方におすすめの方法
新車の納車まで数ヵ月~1年近く待つよりも、新車のように状態の良い中古車をお得に手に入れるという選択をしてみるのもおすすめです。初期費用0円、定額制で好きな車に乗れる手軽さから今注目を集めているカーリースなら、1ヵ月程度で新車に近い良好な中古車が納車されます。
中でも、「おトクにマイカー 定額カルモくん」は2018年のサービス開始以来、25万人以上の申込み実績がある人気のカーリースです。新車の納車時期を気にしている方にカーリースをおすすめする理由について、定額カルモくんの中古車リースを例に見ていきましょう。
最短3週間納車が可能!必要なときに高品質の車が手に入る
定額カルモくんの「マッハ納車」なら、高年式かつ低走行距離で整備の行き届いた中古車が最短3週間で自宅に納車されます。車は車検2年、故障保証1年付きなので、不具合が起こりやすいといわれる中古車でも安心して乗り始められます。
また、今乗っている車から乗り換えたい場合、買取業者を紹介してもらったり、さらに車を自宅まで引き取りに来てもらったりすることも可能。手間なくスムーズな乗換えができるでしょう。
納車が早い上にお得!初期費用0円、月々10,000円台から車を持てる
車の購入にはまとまった出費が付き物です。車両本体価格だけでなく、税金や手数料などの初期費用も数万円~数十万円かかることがあります。その点、定額カルモくんは初期費用0円。頭金・ボーナス払いもなく、10,000円台からの月額料金で好きな車に乗り始められます。
またカーリースでは、契約時に残価(下取り価格)を設定し、車両本体価格から残価を引いた金額を基に月額料金を計算することから、新車を購入するよりも、車両本体価格の負担を抑えられます。
例えば、車両本体価格が150万円、残価が50万円の車をリースする際には
「150万円-50万円=100万円」という計算式となり、この100万円に手数料等を足したものを契約期間で割った金額が月額料金となります。
つまり、残価があることで一括購入やカーローンよりも車両本体価格が抑えられるのです。
どの車種をいつから利用できるかチェックしておける
定額カルモくん 中古車で取り扱っている全国3,000台以上の車は、通常1ヵ月程度で納車されますが、車種や地域により納車時期は前後します。
そのため、まずは下のバナーから5分程度の入力で完了する審査に進み、気になる車や希望を伝えておくのがおすすめです。その結果と希望を基に、車種や納期を案内してもらえます。キャンセルも可能なので気軽にチェックしてみましょう。
購入よりも納車時期を早くできる方法を選ぼう!
新車は購入するタイミングや車種によって納車までの時期が変わります。また、昨今の情勢を鑑みると、納車時期が数ヵ月~1年以上になることも珍しくありません。なるべく早く乗りたい、また待ち時間を有効に使いたいのであれば、カーリースを検討するのも手段のひとつです。
なお、定額カルモくんでは新車も扱っており、お近くのディーラーで気になる新車が納車までどの程度の期間を要するかを調べることができます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Q1:新車の納車時期の目安は?
A:一般的に1~3ヵ月といわれています。しかし生産状況によっては、また人気車種や輸入車の場合は年単位で納期がかかってしまうこともあります。実際に新車を購入した方への調査でわかった納車までの期間はこちらをご覧ください。
Q2:新車の納車時期は早められる?
A:納車時期は工夫次第で早めることができます。例えば、在庫のある車種を選んだり、必要書類を事前に準備しておいたりすれば、時期を早められる場合があります。また、ディーラーに直接相談する、日柄を選ばないことも納車時期を早める上で有効です。
Q3:新車購入よりも早く納車できる方法は?
A:カーリースの定額カルモくんがおすすめです。定額カルモくんの中古車リースなら、新車に近い状態の高品質の中古車が最短3週間で自宅に納車されます。車は車検2年と故障保証1年付き。初期費用0円で手軽に良質な車に乗り始められる、今人気の方法です。
※この記事は2022年11月時点の情報で制作しています