転勤で地方に行くことになったり、子供の習い事などの送り迎えに使ったりと、2年間だけ車が必要になった場合、車を購入するのとカーリースを契約するのではどちらがお得なのでしょうか。
ここでは、2年だけ車を使う場合にかかる費用や、カーリースのメリット・デメリットなどを紹介します。
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- 2年間だけ車を利用するなら、購入よりもカーリースのほうがおトク
- 2年契約ができるカーリース会社は限られている
- 2年間だけ利用するカーリースを選ぶポイントはメンテナンスとサポート
2年だけ車を使ったら、費用はどのくらいかかるの?
2年だけ車を利用する方法には、新車を購入して2年後に売却する、中古車を購入して2年後に売却する、カーリースを2年契約で利用するという3通りがあります。
まずはそれぞれの場合の特徴と、実際に2年間利用した場合の費用について見ていきましょう。
1. 新車を購入して2年後に売却する場合
新車を購入するメリットは、好きな車を選べることや、メーカー保証などで一定期間メンテナンス費用が抑えられるところです。また、自分の所有物となるため、改造や内装の変更も自由に行うことができます。
しかし、購入時には税金などの初期費用が必要となり、車両代金のほかに、一般的に車両本体価格の10~20%程度の資金を用意する必要があります。
〈新車購入にかかる費用〉
- 車両本体価格
- 消費税
- 環境性能割(燃費性能に応じて、登録車は0~3%、軽自動車は0~2%)
- 自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)
- 自動車重量税
- 自動車損害賠償責任保険料(自賠責保険料)
- 登録費用
- 車庫証明を取得するための費用
- 納車費用
- リサイクル料金
など
車両本体の価格が税込み200万円、諸費用が15%(30万円)の場合、購入時にかかる費用は230万円となります。
また、型式と走行距離にもよりますが、車の価値は1年で30%前後下落するのが一般的のため、2年後に売却した場合の価格は98万円前後と予想されます。
よって、購入した車を2年間だけ利用して売却する場合、売却時の金額を引いても132万円(230万円-98万円)ほどかかる計算になります。
なお、売却時の車の状態によっては、予想される売却価格より低くなる可能性もあります。このほか、1年目の自動車税(種別割)など、維持費も考慮しておく必要があります。
2. 中古車を購入して2年後に売却する場合
中古車を購入するメリットは、新車よりも車両本体価格が抑えられることです。また、新車と同様に、所有物のため改造や内装の変更も自由に行うことができます。しかし、売却時の車の状態によってはほとんど値がつかない可能性があります。
なお、中古車を購入する際も、新車と同じく車両本体価格の10~20%の諸費用がかかります。
車両本体価格が100万円、諸費用が15%(15万円)かかった場合、購入時にかかる費用は115万円となります。
また、2年後の売却価格は、購入時の状態や利用中の修理やメンテナンスなどによって変わってくるため、場合によっては期待していた額を下回る可能性もあります。中古車購入では、購入後に修理や消耗品の交換などが必要となる場合もあるので、メンテナンス費用も想定しておく必要があるでしょう。
3. カーリースを2年契約で利用する場合
カーリースでは自賠責保険料や税金などがリース料金に含まれているため、初期費用がかからず、維持費も定額にできます。カーリース会社によっては、メンテナンス費用も定額化が可能です。
また、車を手放す際もカーリース会社へ返却するだけなので、買取りや廃車の手続きも不要です。
そのため、2年間だけ乗りたいという場合に適した車の利用方法といえるでしょう。
しかし、カーリース会社によっては2年の契約に対応していない場合もあります。加えて、カーリースの料金はカーリース会社や車種、オプションの有無、契約期間などによって異なることを念頭に置いておきましょう。
カーリースの定額カルモくんでは、最短1年、最長11年まで1年単位で自由に契約期間を設定できるので、2年間だけ利用したい方にもおすすめです。
カーリースを2年利用するメリット・デメリットは?
新車や中古車の購入と比べて、手続きなどの手間もなく定額制で利用できるカーリースですが、ほかにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
カーリースを利用するメリット・デメリットについて解説します。
カーリースを2年利用するメリット:費用が明確で安心!
新車や中古車の購入では初期費用がかかるため、2年だけの利用にしては大きな負担となります。その点、カーリースは定額制なので、初期費用を用意する必要がありません。維持する上で必要な費用も定額料金でまかなえるので、利用中もまとまった出費に悩まされることは少ないでしょう。
また、一般的に車の買取価格は、売却時の需要や人気、車の状態にも左右されるので想定しにくいものですが、カーリースは契約時に2年後の想定残価を車両本体価格から差し引いてくれます。さらに、契約満了時はカーリース会社に返却するだけなので、売却価格を気にする必要もありません。
リセールバリューを気にせず、乗りたい車に乗れるという点もカーリースのメリットといえるでしょう。
カーリースを2年利用するデメリット:中途解約や契約期間の変更ができない
カーリースは基本的に中途解約ができず、中途解約の場合には解約金を支払わなくてはなりません。そのため、必要な期間が変わり、2年に満たないうちに車が不要になった場合は、思わぬ出費となる可能性があります。
また、カーリースは返却が原則となっていることから、車の価値を担保するために走行距離制限が設けられているケースが大半です。既定の走行距離をオーバーした場合は、追加料金が発生する点にも注意が必要です。
ただし、「おトクにマイカー 定額カルモくん」のように、ひと月の走行可能距離が1,500kmと長いカーリースもあるので、車の利用頻度が高い方は、走行可能距離の長いカーリースを選ぶことでデメリットをカバーしやすくなるでしょう。
2年契約ができるカーリース3選
2年間だけ車を使いたい場合、カーリースは有効な選択肢ですが、実際はすべてのカーリース会社で2年契約ができるわけではありません。カーリースの契約期間は、新車の場合、「3年」「5年」「7年」など年数が決められているのが一般的で、2年契約となると、中古車が中心となることを覚えておきましょう。
ここでは、実際に2年契約ができる中古車リースの会社を3つ紹介します。
ニコリース
出典:ニコリース
「ニコリース」は、最短1ヵ月から手軽に利用できる車のサブスクリプションサービスとして、月額26,000円から車を提供しています。
提供される車は中古車ですが、同社保有の整備工場で点検・整備が行われているため、安心して利用することが可能です。また、「納車までの期間が最短5日」「料金はクレジットカード払いで、信販会社の審査を受ける必要もない」といったメリットもあります。また、契約期間中の月額料金を契約時に現金一括払いできるのも特徴のひとつです。
ニチゴカーリース
出典:ニチゴカーリース
「ニチゴカーリース」も中古車のリースで、軽自動車は1ヵ月、普通自動車は6ヵ月から、月単位で契約期間を設定することができます。また、軽自動車からトラックまで、利用できる車のタイプが幅広いのも特徴です。
月額料金は15,000円からですが、初回のみ39,000円(軽自動車は35,000円)の初期費用が加算される点に注意が必要です。
ワンコインリース
出典:ワンコインリース
「ワンコインリース」は、中古車販売店の潮来自動車販売が顧客から買い取った車を利用して提供しているサービスで、リース期間は1ヵ月単位で設定することができます。
サービス名のとおり「1日500円程度」というわかりやすい料金設定と、車の整備が行き届いている点が特徴です。また、リース期間中に大きな故障などが発生したら、車を返却することが可能で、その後のリース費用が発生しなくなるのもポイントといえるでしょう。
このように、2年契約ができるカーリースはいくつかありますが、提供される車はいずれも中古車です。しかし、2年間であっても「やはり新車に乗りたい!」という方もいるでしょう。
次の項では、2年契約でも新車を利用できる貴重なカーリースについて解説します。
2年契約でも新車に乗れるカーリースはこれ!
2年契約でも新車に乗りたい方へ特におすすめしたいカーリースが「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。定額カルモくんの契約期間は最短1年、最長11年まで1年単位で自由に設定できるので、2年契約にも対応しています。
新車というと月額料金が高いと思われるかもしれませんが、定額カルモくんは業界最安水準の料金設定となっているため、新車であっても比較的少ない負担での利用が可能となっています。
さらに、定額カルモくんは国内メーカーの全車種・全グレードを取り扱っているので、自分で購入するのと変わりなく、好みや用途にピッタリの車を選べます。
ほかにも2年契約に適したメリットがあります。いくつか見てみましょう。
1. 月々完全定額で2年だけでも新車に乗れる
車を定額で利用できるのは、カーリースの大きなメリットです。カーリース会社や契約プランによっては、ボーナス月は料金が増額されることもありますが、定額カルモくんは契約期間中、ずっと定額となっています。
車に関する毎月の出費が決まった金額となるので、家計の管理が楽になるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、月額料金には、車両本体価格のほか、自動車税(種別割)や環境性能割、自動車重量税、自賠責保険料や事務手数料などの諸費用も含まれています。そのため、定期的に発生するこれらの費用を別途用意する必要もありません。
2年間という限られた期間であるからこそ、いかに出費を抑えて安心して利用できるかが重要といえます。
2. オプション加入で2年間のメンテナンス費用も定額
定額カルモくんでは、オプションのメンテナンスプランに加入することで、日々のメンテナンス費用も月額料金に含めることができます。また、メンテナンスは全国30,000店舗以上の指定業者で受けることができるので、依頼先を自分で探す手間もかかりません。
これまで車を利用していなかった方や、転勤先など普段とは異なる環境で車を使う方には、多くの場合、依頼先のあてがないため、探す手間がなくなるのは大きなメリットといえるでしょう。
車検費用やメンテナンス費用は、車の維持費の中でも特に高くなってしまいがちですが、月額料金でまかなうことにより、大きな出費に頭を悩ます必要もなくなります。
3. とにかくスピーディーで手間がかからない
車を購入する場合、何度も販売店へ出向く必要があるなど、何かと手間がかかります。それは、2年間など、車を使う期間が短かったとしても変わりません。また、車種によっては、納車されるまでに数ヵ月を要することもあります。それでは車を使いたいタイミングに間に合わないという場合もあるでしょう。
その点、定額カルモくんの申込みはインターネットからわずか5分で完了し、車も直接自宅へ届けてもらうことができます。そのため、店舗へ出向く手間がかかりません。納期の相談を気軽にできるのも魅力です。
カーリースを2年利用した場合の料金目安
それでは、新車リースで2年契約すると、実際の月額料金はいくらになるのでしょうか。2年契約の料金目安について、定額カルモくんを例に人気の2車種で見てみましょう。
ダイハツ「ミライース」:月々35,860円~
まずは、リーズナブルな価格が魅力の軽自動車、ダイハツ「ミライース」を取り上げてみましょう。安いといっても、ただシンプルなだけでなく、燃費性能に優れ、安全機能も充実したミライースは、さまざまな場面で活躍します。
この車を定額カルモくんで2年契約すると、月々35,860円から利用できます。初期費用やボーナス払いはありませんので、支払うのは2年間、一貫してこの月額料金のみです。
スズキ「ワゴンR」:月々38,940円~
続いて、収納スペースが充実したトールワゴンカテゴリーから、スズキ「ワゴンR」を紹介します。このカテゴリーのパイオニアともいわれる人気の車種で、便利で広い車内と、優れた燃費性能が特徴です。また、運転のしやすさと乗り降りのしやすさを兼ね備えている点も見逃せません。
この車を定額カルモくんで2年契約した場合の月額料金は38,940円からです。
2 年契約でカーリースを利用するなら、サポートの充実したサービスを選ぼう
2年間だけ車が必要な場合は、購入するよりも、カーリースを利用するのがおすすめです。ただし、すべてのカーリースで2年契約ができるとは限りません。また、利用期間中、故障などで余分な出費をしないためには、料金の安さだけでなく、オプションやサポート体制も充実したサービスを選ぶ必要があります。
2年契約が可能で、サポート体制も充実した定額カルモくんを利用できるかどうかは、インナーネットからわずか5分程度の入力で申込みが完了する「お試し審査」で確かめることができます。ちょっとした空き時間を利用して、まずは申し込んでみましょう。
よくある質問
Q1:2年間だけ車が必要なときは、どうすればいい?
A:新車や中古車を購入して、2年後に売却するのが一般的ですが、初期費用がかかったり、売却の手間がかかったりと、デメリットが多くあります。月々定額の料金で利用できて、最後は車を返却するだけのカーリースがおすすめです。
Q2:2年契約ができるカーリース会社はどこ?
A:2年契約ができるカーリース会社は多くなく、「ニコリース」や「ニチゴカーリース」など中古車リースが中心になります。2年契約で新車に乗りたいのであれば、月額料金が業界最安水準の「おトクにマイカー 定額カルモくん」がおすすめです。
Q3:2年契約のカーリースを選ぶポイントは?
A:月額料金の安さだけでなく、故障などに備えたオプションやサポート体制が充実したカーリースを選ぶのがおすすめです。限られた期間であるからこそ、いかに出費を抑えて安心して利用できるかが重要といえます。
※この記事は2022年2月時点の情報で制作しています