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中古車の残価とは?残価設定ローンの特徴や注意点とメーカーによる違いを解説

中古車の残価とは?残価設定ローンの特徴や注意点とメーカーによる違いを解説
中古車の残価とは?残価設定ローンの特徴や注意点とメーカーによる違いを解説

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残価とは残存価格の略で、その車を売却する際の予想価格のことをいいます。残価は残価設定ローンを組む際、月々の返済額に関係します。

残価設定ローンにはメリットとデメリット、注意点があるため、利用する前にしっかり把握しておくようにしましょう。また、車の残価を気にしなくてもいい、安心でお得な車の乗り方もご紹介します。

残価を気にせず安心して車に乗る方法を先に知りたい方はこちら

  • 中古車の残価は総務省「中古車残価率表」が基準だが、人気により変動する
  • 中古車は残価設定ローンでも買える
  • 残価設定ローンよりもカーリースのほうがお得に車に乗れる

中古車の残価とは

中古車の残価とは

残価とは「残存価格」の略であり、将来その車を売却した際につくと想定される価値のことをいいます。乗用車の場合、一般的には新車登録から3年経つと車の価値はおよそ3分の1になるといわれていますが、その車の残価が数年後にどのくらい残るかは、車種や走行距離、乗り方などにより変動します。

そのため、正確に予測するのは難しい残価ですが、車の取引の際に重要な役割を持っています。例えば新車の取引では、残価分を最終回の返済に据え置いた残りの車両本体価格を返済していく「残価設定ローン」や、車両本体価格から残価を差し引いて月額料金を算出するカーリースがあります。さらに、中古車を売買する場合も、取引価格を算出するために残価が用いられます。

中古車の残価はどう決まる?

残価は、おもに車を買ったり売ったり、リースしたりするシーンで用いられますが、金額はどのように決まるのでしょうか。ここでは、残価を算出する際の目安となる指標をご紹介します。

中古車の取引価格の目安

残価を算出する際、目安とされるのが、総務省が発表している「中古車残価率表」です。残価率とは、新車のときの価格に対する残価の割合です。乗用車と軽自動車の経過年数ごとの残価率は下記のようになっています。

〈中古車の残価率表〉

 1年1.5年2年2.5年3年
乗用車0.6810.5610.4640.3820.316
軽自動車0.5620.4220.3160.2370.177

(総務省「中古車残価率表」をもとに作成)

このように、残価率は使用年数が長くなるにつれて減少していくのが一般的です。例えば、新車時200万円で買った乗用車の価値は、1年後に200万円×0.681=136万2,000円となり、3年後には200万円×0.316=63万2,000円となります。

しかし、場合によっては上記の残価率表よりも残価率が高い中古車もありますので、次項で確認してみましょう。

残価が目安よりも高くなる中古車とは?

残価率は年々減少していくものですが、中古車になっても残価率が下がりにくい、つまり値落ちしにくい車もあります。それはー言でいうなら、人気のある車です。一般的に新車のときに人気のあるメーカー、車種、グレードなどは、中古車になっても人気が高い場合が多く、残価率も高い傾向があります。

中でもトヨタ車は、日本国内だけでなくアジア圏でも非常に高い人気があり、高い残価率を誇っています。例えば3年後の残価率の概算を調べてみると、人気SUVのひとつであるランドクルーザーGX(エントリーモデル)は70%、大型ミニバンのアルファードは55%となり*、総務省の「中古車残価率表」よりもかなり高い残価率であることがわかります。

*残価率は、トヨタ公式サイトにて残価設定ローンのシミュレーションを行った際の最終回お支払額から算出しています

残価率を目安とする際に気をつけたいこと

前項で確認したように、人気のある車種は残価率も高い傾向がありますが、同じ車種でもグレードやボディカラーによって、残価率が異なる場合があります。例えば、前項で提示したランドクルーザーGXの残価率は70%でしたが、ランドクルーザーZX(ディーゼル)の残価率は概算66%となっています。

また、人気により残価率が異なるのは確かですが、新車時に人気の車でも中古車になると人気が落ちる場合があります。逆に、新車のときはそれほど人気が高くなかった車が、中古車として希少価値が上がり高額になるというケースもあります。

そのため、残価率は中古車になった際の買取価格を保証するものではないということを前提として、ひとつの目安にするといいでしょう。

残価は基本的には保証されないものですが、新車を購入する際、残価設定ローンを組むと下取り価格が保証されるようになります。次項以降で詳しく解説します。

残価率について詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

残価設定ローン(残価設定型クレジット)とは?

残価設定型ローンとは?

残価は、残価設定ローンを組む際の返済額に関係します。残価設定ローン(残価設定型クレジット)とは、契約時に契約終了時の残価を設定して最終回の返済に据え置き、残りの金額を分割で返済するものです。

残価を据え置く分、最終回までの月々の返済額は一般的ンローンよりも抑えられることから、残価設定ローンは近年人気が高まっています。また、新車だけでなく中古車を購入する際にも利用できるため、よりお得に車に乗りたい方の利用が増えています。

ただし、残価設定ローンにはデメリットも存在します。残価設定ローンのメリットとデメリットについて、次項以降で詳しく解説します。

車メーカー各社の残価設定ローンの比較と紹介はこちら

残価設定ローンのメリット

残価設定ローンのメリット

お得に車に乗れる残価設定ローンのメリットは以下のとおりです。

1. 月々の支払いの負担を抑えられる

2. 下取り価格が保証されている

3. 頭金がいらない

4. ライフスタイルに合わせて車を乗り換えやすい

5. 中古車も利用できる

それぞれ具体的に見ていきましょう。

1. 月々の支払いの負担を抑えられる

残価設定ローンは、フルローンよりも月々の返済額を抑えることができます。例えば、販売価格が200万円、5年後の残価が50万円の車に5年契約の残価設定ローンを利用して乗る場合、差額の150万円を5年間で分割して支払うことになります。

高級車であっても、販売価格から残価を差し引いた金額でローンを組むことになるので、月々の負担を抑えて気に入った車に乗りたいという方に向いている方法です。

2. 下取り価格が保証されている

車の価値は時間が経つにつれて落ちていきます。そのため、車は利用年数が経てば経つほど、下取り価格が下がるのが一般的です。

しかし、残価設定ローンの場合はあらかじめ下取り価格が保証されており変動しないので、残価が下がってしまうのではないかという心配がいりません。ただし、車を破損するなど保証条件を満たさないときや、残価精算時の車の価値が残価を下回っていたときは費用が発生することもあるため、利用する際は注意が必要です。

3. 頭金がいらない

残価設定ローンは、頭金なしで利用できる点もメリットといえます。通常、ローンで車を購入する際は頭金が必要となりますが、残価設定ローンの場合は必要ないケースが大半なので、まとまった資金を用意できないという場合でも車に乗ることができます。また、ボーナス払いも不要なことが多く、経済的な負担を軽減することも可能です。

4. ライフスタイルに合わせて車を乗り換えやすい

車の用途はライフスタイルに応じて変化します。子供が生まれたり、家族の介護が必要になったりする度に車を買い替えることも可能ですが、ライフスタイルがいつどう変化するかは予測がつきにくい上、経済的な負担も大きくなりがちです。

その点、残価設定ローンを利用すれば、契約満了のタイミングで車を下取りに出して残価を精算することで、少ない負担で新しい車に乗り換えることが可能です。また、残価を支払えば、そのまま乗り続けることもできます。そのため、ライフスタイルに応じて最適な車を用意したいという方におすすめの支払い方法といえます。

5. 中古車も利用できる

残価設定ローンは、中古車を購入する際にも利用できます。中古車はすでに新車より価格が下がっているものが多いので、よりお得に車に乗れるのがメリットです。また、残価設定ローンの契約期間は3~5年が一般的ですが、例えばトヨタの中古車を残価設定ローンで購入する場合、契約期間は1~5年で設定できるようになり、より生活に合わせて乗り換えられる点も魅力です。

一方で、新車とは異なり下取り価格が保証されていない場合が多いので、契約内容をしっかり確認して利用するようにしましょう。

残価設定ローンのデメリット

残価設定ローンのデメリット

ライフスタイルに合う車にお得に乗れる残価設定ローンですが、以下のようなデメリットもあります。

1. 利子が高い

2. 好みのカスタマイズができない

3. 走行距離の制限がある

4. 中古車の場合、本当にお得なのか見極める必要がある

5. 追加の支払いが発生するリスクがある

それぞれ詳しく説明します。

1. 利子が高い

残価設定ローンでは、最終回の返済に据え置いた残価にも金利がかかります。月々の返済額が少ない分、元金が減るスピードも遅くなるので、一般的なローンよりも利息総額が高くなる傾向があります。

ローン会社によっては残価設定ローンの金利を一般的なローンより下げているケースもありますが、残価を再度ローンで返済していく際は金利が上がることもあるので、残価設定ローンを利用する際は、月々の返済額はもちろんトータルコストも計算して検討しましょう

2. 好みのカスタマイズができない

残価設定ローンを利用した際、その車を自分の物として乗り続けるには、借入期間終了後に残価を支払わなければなりません。

残価設定ローンは将来的に車を購入店に買い取ってもらい残価を精算する、もしくは下取りに出して乗り換えるということを前提としているため、残価設定ローンで購入した車は残価を担保するために、カスタマイズに制限が設けられているのが一般的です。

カスタマイズによって車の価値が残価を下回った場合は差額を請求されます。

3. 走行距離の制限がある

残価設定ローンを組む場合、カスタマイズの制限と同様の理由から走行距離にも制限が設けられます。月間1,000km以内や年間15,000km以内など、走行距離の上限は自動車メーカーによって異なるので、事前にチェックしておきましょう。

なお、決められた走行距離をオーバーした場合には、契約満了時に追加料金を請求されることもあります。

特に通勤や通学などで日常的に車を利用する方は、自身が利用したい走行距離と制限される走行距離をあらかじめ確認しておくといいでしょう。

4. 中古車の場合、本当にお得なのか見極める必要がある

残価設定ローンを利用すると、通常でも新車より安い中古車をさらにお得に購入することができます。その半面、残価率は新車よりも低くなってしまいます。また、新車の場合はメーカーオプションなどを自由に選択できますが、中古車の場合は選べません。このことは将来売却するときの価格にも影響します。

さらに、中古車は前のオーナーがどのように乗っていたか、メンテナンスをしっかり行っていたかどうかによって、車のコンディションの良さが異なります。そのため、中古車を残価設定ローンで購入する際は月々の返済額の安さだけではなく、残価や車の状態も確認して本当にお得なのかを見極めましょう

5. 追加の支払いが発生するリスクがある

下取り価格が保証されている残価設定ローンですが、事故などで車が損傷した場合には、借入期間の最後に追加の支払いが発生する場合があります。

残価設定ローンは残価を最後の返済に据え置くのが特徴ですが、車に傷やへこみがついた場合には、借入開始時と最終回の返済時で車の価値に差が出てしまい、その差額を利用者が負担しなければならないことがあります。さらに、全損して修理ができない状態になった場合は、残価分の一括精算が必要な場合もあります。

残価精算で差額の請求をされる心配がない車の乗り方はこちら

残価設定ローンを利用する際の注意点

残価設定ローンを利用する際の注意点

残価設定ローンは、お得に車に乗れるとはいえ毎月の返済が必要になります。できるだけ生活に余裕を持ち、安心のカーライフを送るためにも注意したい、残価設定ローンを利用する際に大切なことをご紹介します。

無理のない返済プランを立てる

残価設定ローンを利用する場合には、無理なく返済ができるかどうかを事前にチェックしておきましょう。ローンの返済は契約期間中、毎月発生します。毎月の収入と支出をチェックしておき、計画的に返済できるかどうか把握しておきましょう。

残価設定ローンは頭金やボーナス払いが不要ですが、車に乗ってからかかる税金や車検代などの維持費のことも頭に入れておかなければなりません。それらの費用を支払っても家計の負担にならない返済額を見定めることも大切です。

特に中古車の場合、新車よりも購入にかかる費用はぐっと抑えられますが、エコカー減税が適用されなかったり、任意保険(自動車保険)料が高かったりします。また、新車よりもメンテナンス補償が充実していない、ガソリン代がかかるといったこともあります。中古車を残価設定ローンで購入する際は、新車よりも維持費がかかることを念頭に置いて返済プランを立てるようにしましょう。

残価率の高い車種を選ぶ

残価設定ローンを利用してさらにお得に車に乗りたい場合には、残価率が高い車を選ぶのがおすすめです。残価設定ローンのしくみ上、残価が高い車ほどローンの毎月の返済額を抑えられる傾向があります。

例えば、同じ200万円の車を借入期間3年の残価設定ローンで購入する場合、3年後の残価率が50%であれば100万円、30%であれば140万円を分割で返済することになります。このように、残価率が高いほうが月々の返済額は抑えられます。

また、残価率の高い車はほかの車に比べて人気の車種であることが多いので、残価設定ローンは人気の車にお得に乗る方法でもあります。

残価設定ローンの利用に向いているのは?

残価設定ローンの利用に向いているのは?

残価設定ローンは上手に利用することで、お得に車に乗ることができます。ここでは、どのような方が残価設定ローンを利用するのに向いているのかをご紹介します。

向いている方

残価設定ローンは頭金がなくても利用できるので、まとまった資金を準備するのが難しい方に向いているといえます。また残価の分、月々の返済額が安くなるので、月々の支出をできるだけ抑えたいという方にもおすすめです。

さらに、3〜5年という短いスパンで車を乗り換える予定がある方や、車に乗る期間があらかじめ決まっている方にも向いているでしょう。短いスパンで期間を決めて車を乗り換えることで、余計な費用をかけることなく、そのときどきの状況に合った車に乗ることができます。

向いていない方

残価設定ローンは、ローンの返済を継続するのが難しい方には向いていません。毎月の返済に生活が圧迫されてしまうおそれがある上に、もしも滞納するとブラックリストに載り信用を落とす可能性もあります。利息総額が上がりやすいことから、返済総額を抑えたい方にも適しません。

また、残価設定ローンには走行距離制限があるので、頻繁に車に乗って出掛ける方も残価設定ローンは向いていないでしょう。さらに、車に傷やへこみをつけてしまうと追加料金を請求される場合があるため、車の扱いに自信がない方も残価設定ローンとは相性が悪いといえます。

国産車各メーカーの残価や据置額を設定するローンの違い

国産車各メーカーの残価や据置額を設定するローンの違い

残価設定ローンは各メーカーによって内容やオプションが異なります。自分に合う車を見つけるのはもちろんですが、各メーカーの残価設定ローンの違いも把握して、自身に合うローンを選びましょう。

なお、残価設定ローンと似たような支払い方法として、据置額設定型のローンを用意しているメーカーもあります。据置額設定型のローンでは多くの場合、契約満了時の査定価格が保証されず差額不足分を負担しなければならないので注意が必要です。

ここでは、各メーカーの残価設定などがある支払い方法の違いを見てみましょう。

〈各メーカーの残価設定ローンなど一覧表〉

メーカー支払い方法契約期間走行距離制限特徴
トヨタ残価設定型プラン3~5年
※販売店により異なる
※中古車は1~5年
12,000km/年(トヨタモビリティ東京)
※販売店により設定距離が異なる
・中古車も対応
・残価保証条件あり*¹
残額据置き払い36,000km/3年(トヨタモビリティ東京)
※販売店により設定距離が異なる
・2回払いなので購入時の負担が少ない
・月々の支払いがない
・据置額保証条件あり*²
ホンダ残価設定型クレジット(新車)3~5年1,000km/月、1,500km/月の2つから選べる・年利が低い
・残価保証条件あり*¹
Honda中古車限定 据置クレジット(中古車)1~5年-・据置額設定型*³
・毎月の支払額を3,000円/月から設定できる
日産日産テーガク55年1,000km/月、1,500km/月の2つから選べる・対象車種が限られている
・メーカー保証が5年に延長される
・残価保証条件あり*¹
日産ビッグバリュークレジット3~5年1,000km/月、1,500km/月の2つから選べる・日産のほぼすべての新車に対応
・契約期間中の下取りが可能
・残価保証条件あり*¹
スズキかえるプラン3・5年
※4年は販売店による
・40,000km/3年
・50,000km/4年
・60,000km/5年
・中古車も対応
・スズキ安心メンテナンスパック付き
・残価保証条件あり*¹
マツダマツダスカイプラン3~5年
※中古車は2~5年
1,000km/月、1,500km/月の2つから選べる・マツダのほぼすべての車種に対応(中古車も)
・残価保証条件あり*¹
マツダアドバンテージローン3~5年
※車種により異なる
-・据置額設定型*³
・車に関する制限がないためカスタマイズ可能
スバル安心プロテクト3
(新車)
3・5年1,000km/月、1,500km/月の2つから選べる・3年間、安心補償サービス付き
・全国どこでも残価が同じ
・残価保証条件あり*¹
スマートプランU
(中古車)
3~5年-・据置額設定型*³
・据置額を自分で設定できる
三菱スーパーマイカープラン
(新車)
3~5年
※一部車両は6・7年も可
1,000km/月、1,500km/月の2つから選べる・3つの修理費用補償と事故修復歴補償付き
・残価保証条件あり*¹
マイカープラン
(中古車)
5年まで月単位-・据置額設定型*³
・据置額は販売店が設定する
ダイハツワンダフルクレジット3~5年・40,000km/3年
・50,000km/4年
・60,000km/5年
・販売店ごとに金利が異なる
・残価保証条件あり*¹
ワンダフルツイン3年40,000km/3年・2回払いなので購入時の負担が少ない
・月々の支払いがない
・残価保証条件あり*¹

 

*¹ 条件を満たしていれば残価が保証される
*² 基本的には条件を満たしていれば据置額が保証されるが、店舗により保証されない場合がある
*³ 据置額は査定価格として保証されるものではない

以上のように、残価設定ローンはメーカーごとに特色がありますが、いずれも契約期間は5年までのところが多く、走行距離には制限が設けられています。また、メーカーごとに残価の保証条件があり、いずれも条件を満たさない場合には、残価精算時に追加請求をされる可能性があることに留意しておきましょう。

さらに、中古車も残価を設定してお得にローンを組めるものの、買取価格が保証されないことが多いという点には気をつけましょう。

月々の支払額を抑えてよりお得に車に乗る方法

月々の支払額を抑えてよりお得に車に乗りたい方にはカーリースがおすすめ

残価設定ローンのように残価を用いた車の利用方法に、「カーリース」があります。

カーリースは契約期間を決めて月額定額制で利用する車のサブスクリプションサービスで、利用料に含まれる車両本体価格は残価を差し引いた金額となっています。しかし、カーリースと残価設定ローンでは特徴や料金が大きく異なります。

ここではそれぞれの違いを確認してみましょう。

カーリースは初期費用が不要で、お得に車に乗れる

残価設定ローンもカーリースも頭金不要で車に乗り始められる点が魅力ですが、残価設定ローンは税金などの初期費用がかかります。一方、カーリースは初期費用が月額料金に含まれているため、月額料金以外の支払いがありませんまた、残価設定ローンには金利がかかりますが、カーリースは借入れではないため金利はかかりません

車を維持する上でも、残価設定ローンでは税金や車検費用などの維持費を別途支払わなければならず、定期的にまとまった資金の確保が必要となります。しかし、カーリースは税金や車検費用も月額料金に含められるので、家計管理がしやすいという特徴があります。

さらに、残価設定ローンは3〜5年の契約期間が一般的ですが、カーリースなら7〜11年と長期での契約も可能なので、月々の支払額をより低く抑えることができます。なお、カーリースでも中古車の場合はよりお得に利用できます。

このように、金利の利率を気にしたくない方や、税金や車検費用の支払いの度に家計が圧迫されるのを避けたいという方、契約期間をできるだけ長くして月々の支払額を抑えたいという方には、カーリースをおすすめします。

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残価精算や走行距離制限のないカーリースもある

残価設定ローンは最終回の返済時に残価の精算が必要です。一方カーリースでは、契約方式によっては残価精算がないものもあります。

また、カーリースも一般的には走行距離に制限が設けられており、契約満了時は車の返却が原則となっている点は残価設定ローンと同様ですが、カーリース会社の中には走行距離制限がないプランや、契約満了時に車がもらえるプランを用意しているところもあります長距離のドライブなど自由なカーライフを楽しみたい方は、そういった条件もチェックしてみましょう。

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カーリースを扱う会社は多数ありますが、「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、その中でも業界最安水準*の、車検費用も込みで月々10,000円台から利用できるリースサービスです。どのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。

*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

契約満了時の残価精算がない

一般的に、残価設定ローンもカーリースも、最終回の返済や支払時に残価を精算する必要があり、残価との差額が発生した場合は支払いが発生する可能性があります。しかし、定額カルモくんでは、残価精算がない契約方式を採用しているため、契約満了時の実際の車の価値が当初設定していた残価を下回ったとしても、差額の請求がありません。そのため、残価精算を気にせずに車に乗ることができます。

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維持費の大半が月額料金にコミコミ!原状回復費用の補償も

定額カルモくんは、税金・自賠責保険料などの初期費用がかからないだけでなく、メンテナンスプランに加入することで、車検費用など維持費の大半も月額料金に組み込むことができます。また、返却時に通常求められる原状回復費用もカバーできるため、安定的な費用で車に乗り続けることができ、家計を管理しやすくなります。

走行距離無制限、車がもらえるから好みのカスタマイズもできる!

一般的に残価設定ローンでは、走行距離に制限があり、車のカスタマイズは禁止されています。しかし定額カルモくんでは、7年以上の契約は走行距離制限がないので、距離を気にせずドライブや旅行を楽しめます。

さらに月額500円の「もらえるオプション」を追加すれば、リースしていた車を契約満了時にもらえるようになります。返却する必要がなくなるので、自分好みのカスタマイズができ、充実したカーライフを送れるでしょう。

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月々の支払額を抑えて車に乗る方法を知ろう

残価設定ローンは、まとまった資金の準備が難しい方や車を短期間でお得に乗り換えたい方には向いていますが、走行距離に制限があったり追加料金がかかる可能性があったりする点がデメリットといえます。また、金利によって総額も高くなりがちです。

その点、リースサービスの定額カルモくんなら、7年以上の契約で走行距離が無制限になり、オプションをつけるだけで車をもらえます。国産メーカーの全車種・全グレードを扱っており、カラーやオプション装備などの選択肢が豊富なので、自由なカーライフを楽しめるでしょう。

また、定額カルモくんは契約期間を1~11年のあいだで1年単位で設定できるので、車を短期間で乗り換えたい方だけでなく、契約期間を長くして月々の支払額を抑えたいという方にもおすすめです。
さらに負担を抑えたい方には、中古車リースもおすすめです。「定額カルモくん 中古車」なら、全車に故障保証1年と車検2年が付いて、メンテナンスプラン加入で車をもらえるため、残価を気にせず安心して利用できます。

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よくある質問

Q1:車の残価、残価率、残価設定ローン(残価設定型クレジット)とは?

A:残価とは車の将来の価値のことで、車の状態や車種の人気度により異なります。残価率は、新車のときの価格に対する残価の割合で、時間の経過とともに減っていきます。残価設定ローンは、契約時に契約終了後の残価を車の販売価格から差し引いて残った金額を分割で返済するので、残価の分、返済額がお得になるしくみです。

Q2:残価設定ローンに向いているのは?

A:3〜5年という短いスパンで車を乗り換える予定がある方や、車に乗る期間があらかじめ決まっている方に向いています。また、頭金が不要なので、まとまった資金を確保するのが難しいという方にも人気です。

Q3:走行距離の制限なく、自由にお得に車に乗る方法は?

A:カーリースの定額カルモくんがおすすめです。カーリースは、残価設定ローンと同じく車両本体価格から残価を差し引いて月々の支払額を算出します。初期費用不要で維持費も月額料金に含めることができます。定額カルモくんなら車検費用込みで月々10,000円台から新車に乗ることができ、7年以上の契約で走行距離が無制限となります。

※記事の内容は2021年10月時点の情報で制作しています。

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