新車をお得に使用できる手段としてカーリースが挙げられますが、実際にどのくらいの料金がかかるのか気になるところです。カーリースでは、契約期間や車種によってもリース料金が左右されますが、ここでは、具体的なカーリースの料金相場について調べてみました。
カーリースの料金相場はどれくらい?
頭金などのまとまった初期費用なしで新車に乗れると話題のカーリース。ほかにも、支払いは月額料金のみなので、維持費などを考えなくていい手軽さがよく取り上げられますが、実際のリース料金の相場はどれくらいなのでしょうか。
ここでは、おトクにマイカー 定額カルモくんのサービスを参考に、軽自動車のホンダ「N-BOX」やミニバンのトヨタ「シエンタ」、SUVの日産「エクストレイル」などのリース料金を調べてみました。
※定額カルモくんの表示料金は、重量税と自賠責保険料がコミコミの料金です。なお、11年契約でメンテナンスパックなどのオプションなしの1ヵ月の料金を参照しています
ホンダ「N-BOX」
販売台数No.1を誇るホンダ「N-BOX」は、単身者からファミリーまで幅広い層から人気を集めています。比較的安い料金で利用できる軽自動車ですが、定額カルモくんでは、N-BOXのベースグレード「G・Honda SENSING」に月々16,720円(税込)から乗ることができます。ホンダ「フリード」
コンパクトミニバンを代表するホンダ「フリード」は広い室内とハイブリッドの好燃費で人気を集めています。定額カルモくんでは、フリードのベースグレード「B Honda SENSING 6人乗り」に月々26,950円(税込)から乗ることができます。
日産「エクストレイル」
先進運転支援システム「プロパイロット」を標準搭載した日産「エクストレイル」は、近年注目を集めているSUVの中でも安定した人気を誇る車種です。定額カルモくんでは、エクストレイルのベースグレード「20S 2列シート車」に月々33,880円(税込)から乗ることができます。
価格帯別、リースできる車種はこれ!
ここからは、定額カルモくんで11年契約をした場合に乗れる車種を価格帯別でご紹介します。オプションなどをつけて詳細な見積りをチェックしたい方は、こちらからチェックしてください。
1万円台で乗れる車
軽自動車の多くは1万円台からリースが可能となっており、30車種以上を取り扱っています。中でもダイハツ「ミライース」やスズキ「アルト」は1万円台前半とさらにお手軽な価格設定になっています。
- ダイハツ「ミライース」
- ホンダ 「N BOX」
- ダイハツ「ムーヴキャンバス」
- スズキ「ワゴンR」
- スズキ「スペーシア」など
2万円台で乗れる車
2万円台になるとコンパクトカーやミニバン、SUVなど車種の幅も広がり、トヨタ「ルーミー」や「シエンタ」「プリウス」、日産「エクストレイル」などの人気車種も登場しています。
- スズキ「ソリオ」
- スズキ「スペーシアカスタム」
- トヨタ「シエンタ」
- マツダ「デミオ」
- ホンダ「ステップワゴン」など
3万円台で乗れる車
ミニバンやSUV、セダンなどを中心とした3万円台のラインナップでは、長年人気を集めているミニバンのトヨタ「ノア」やトヨタ「C-HR」やマツダ「CX-5」なども選択が可能となっています。
- トヨタ「C-HR」
- トヨタ「ヴォクシー」
- ホンダ「オデッセイ」
- 日産「セレナ」
- スバル「レガシー」など
4万円台で乗れる車
プレミアムSUVとして不動の人気を誇るトヨタ「ハリアー」や大型ミニバンのトヨタ「ヴェルファイア」に月々4万円台から乗れるのは、やはりカーリースの魅力といえるでしょう。ほかにも、トヨタ「ランドクルーザープラド」やマツダ「ロードスター」など、こだわりの車種が揃っています。
- トヨタ「アルファード」
- トヨタ「ランドクルーザープラド」
- マツダ「ロードスター」
- 三菱「パジェロ」
- 日産「エルグランド」など
5万円以上で乗れる車
月々5万円台には、国産高級車の日産「シーマ」やフォーマルな場でも引けを取らないトヨタ「クラウン」もラインナップ。高級車を求める層にも対応する幅広い車種が揃っています。
- トヨタ「クラウン」
- トヨタ「ランドクルーザー」
- 日産「シーマ」など
※車種については、モデルチェンジ中など、取り扱いが停止しているものもあるため、取扱車種や値段などに変更がある可能性があります。気になる車種がある方は、お気軽に定額カルモくんのサポートセンターへご相談ください。なお、定額カルモくんの取り扱い車種や詳しい料金は以下からご確認いただけます。
10,000円台から新車に乗れる定額カルモくんでは、法人向けのカーリースサービスも展開しています。カーリースなら月額料金をそのまま経費計上できるなど、メリットもいっぱいです。
事業者でカーリースのご利用を検討されている方はこちらもご覧ください。
リース料金はほとんどの維持費がコミコミ!
カーリースは原則として返却を前提としたサービスのため、返却時に想定される残存価格(残価)を車両代金から差し引くことで、月々の料金を安く提供することができます。
また、月々のリース料金には車両価格のほかに、車の維持に必要な諸経費が含まれているのも大きな特徴です。カーリースの基本的なプランに含まれている費用についてみてみましょう。なお、カーリースの定額額カルモくんでもこれらの費用がリース料金に含まれています。
リース料金に含まれているもの
- 車両本体価格
- 環境性能割
- 自動車税(種別割)
- 自動車重量税
- 新車登録手数料
- 自賠責保険料
- リースの金利(仲介手数料やサポート料なども含む)
メンテナンス費用はオプションで定額化できる
基本的なリース料金には、メンテナンスに関する費用は含まれていません。しかし、最近では、車の維持費の管理をより簡単にできるように定額制のメンテナンスプランを用意し、これらの料金をカバーすることができるようになっています。
定額カルモくんでは、以下のような費用をオプションの「メンテナンスプラン」に加入することでカバーすることができます。なお、メンテナンスプランは複数あり、プランによって内容が異なります。
- 返却時の現状回復費用補償
- 車検点検料
- 法定12ヵ月点検
- エンジンオイル交換
- タイヤ交換など
メンテナンスプランの詳しい内容はこちら
リース料金以外にかかる車生活の費用
リース料金のほかに必要となる費用にはどんなものがあるのでしょうか。家計に負担をかけないためにも、この金額を含めてリース料金を考えておくことが大切です。
燃料代
リース料金のほかに車に関する支出として考えなければならないのは、まずはガソリンなどの燃料代が挙げられます。
燃料代はリース料金に含まれていないので、リース料金のほかに契約者が負担しなければならない費用のひとつです。そのため、燃料代少しでも節約したいという場合は、燃費のいい車やハイブリッド車などを選ぶのがおすすめです。
駐車場代
自宅にガレージがある場合は問題ありませんが、そうでない場合は駐車場を借りなくてはいけません。特に都心部では駐車場代が高額になることが考えられるので、事前に検討しておきましょう。
なお、リース契約の際には、車を駐車するスペースを確保していることを証明するための「車庫証明書」が必要になるので、事前に準備しておくと安心です。
任意保険料
リース料金には自賠責保険料が含まれていることが多いですが、任意保険は自身で契約する必要があります。
任意保険は、もしもの事故などに備えて必ず加入しておきたいものです。保険に未加入で事故を起こしてしまったら大変なことになるので、安さだけにこだわらず、しっかり備えておきましょう。
各種メンテナンス費用
メンテナンスプランを選んだ場合には必要ありませんが、メンテナンスがついていない基本的なプランを選んだ場合には、車検費用などが別途必要となります。
また、メンテナンスプランに加入している場合でも、プランの内容によってはカバーできる範囲が異なるので、しっかり確認しておきましょう。
カーリースの料金のメリットとは?
カーリースはもともと法人向けのサービスとして始まり、経理処理のしやすさから現在でも多くの企業に利用されています。しかし、最近では個人向けのサービスも増え、注目を集めています。
ここでは、料金の安さだけじゃないカーリースの料金のメリットについてご紹介します。
1. まとまった初期費用がいらない
カーリースの料金面でのメリットとしては、まず初期費用が一切かからないことが挙げられるでしょう。車を購入する際の初期費用がカーライフのハードルとなることも多いので、まとまった費用がなくても希望の新車に乗れることはカーリースの大きなメリットといえるでしょう。もちろん、定額カルモくんでも頭金や初期費用は不要です。
2. 月々の料金に税金や保険料などが含まれる
現金での一括購入やローンを利用した場合には、自動車税(種別割)や自動車重量税、自賠責保険料などが発生します。しかし、カーリースでは、それらの費用がすべて月々のリース料金に含まれているので、用意する必要がありません。
かかる費用は月々定額の支払いのみなので、安定した家計管理ができます。さらに、メンテナンスパックを利用すれば、車検費用なども含まれているで、車に関する大きな支出はほとんどないといってもいいでしょう。
1ヵ月の支払い金額シミュレーション
カーリースでは契約期間によって月々の料金が異なりますが、1ヵ月の支払料金は契約期間ごとにどのように変化してくるのでしょうか。
トヨタ「シエンタ」を例に定額カルモくんでの金額をシミュレーションしてみましょう。
1年契約(12ヶ月) | 2年契約(24ヶ月) | 3年契約(36ヶ月) | 4年契約(48ヶ月) | 5年契約(60ヶ月) | 6年契約(72ヶ月) | 7年契約(84ヶ月) | 8年契約(96ヶ月) | 9年契約(108ヶ月) | 10年契約(120ヶ月) | 11年契約(132ヶ月) | |
料金 | 86,724円 | 54,864円 | 43,632円 | 41,796円 | 37,260円 | 35,100円 | 32,940円 | 30,456円 | 28,080円 | 26,784円 | 25,488円 |
1年契約では8万円台とかなり高額な使用料ですが、2年契約になると5万円台まで一気に下がります。5年を超えると3万円台となり、バランスの取れた価格帯になってきます。さらに、9年を過ぎると2万円台に突入、月々の負担はかなり抑えられた価格になっています。
1年の支払い金額シミュレーション
では、1年に支払う金額はどうなるのでしょうか。ここでも同じトヨタ「シエンタ」を例にして定額カルモくんでの契約年数ごとの1年での支払額をシミュレーションしました。
1年契約(12ヶ月) | 2年契約(24ヶ月) | 3年契約(36ヶ月) | 4年契約(48ヶ月) | 5年契約(60ヶ月) | 6年契約(72ヶ月) | 7年契約(84ヶ月) | 8年契約(96ヶ月) | 9年契約(108ヶ月) | 10年契約(120ヶ月) | 11年契約(132ヶ月) | |
年間支払額 | 1,040,688円 | 658,368円 | 523,584円 | 501,552円 | 447,120円 | 421,200円 | 395,280円 | 365,472円 | 336,960円 | 321,408円 | 305,856円 |
この通り、年間支払額は契約年数が長くなればなるほどお手軽になっていきます。なお、最短契約の1年と最長契約の11年では3倍以上の差が生じています。
また、先ほどの月額シミュレーションではわずかな違いでしたが、年間を通すと大きな差となることがわかります。
月々の料金ももちろんですが、子供の学費や住宅ローンなどさまざまな支払いを年単位で考えている方は、年額のシミュレーションをふまえると、今後の家計の計画が立てやすいのではないでしょうか。
カーリースならもっと手軽に車に乗れる
最近話題となっているカーリースですが、具体的な金額や価格相場を知ることでカーリースがどんなものかお分かりいただけたのではないでしょうか。
実際にどのくらいの金額が必要になるのか、月々の支払いとともに年間の支払額を把握しておくとより安定した家計管理が可能になります。契約期間中は料金の変動もなく、車に関する費用を一定に抑えられるので、長期的な家計管理を考えたときにも、カーリースは非常にラクな車の導入方法といっても過言ではないでしょう。
幅広い車種から新車が選べ、頭金もなく月々の料金だけで始められるカーリースを利用した生活は、これからの時代のスタンダードなものになってくるかもしれません。
よくある質問
Q1:カーリース会社で料金の安いところは?
A:月々の料金が固定でボーナス加算もない「おトクにマイカー 定額カルモくん」がおすすめです。返却時の差額の支払いもなく、最長11年契約が可能なので、月々の料金を安く抑えることができます。
Q2:カーリースの料金相場で安い車はどれ?
A:リース料金は車両価格と比例するため、軽自動車が比較的安くなっています。定額カルモくんでは、ダイハツ「ミライース」やホンダ「N-BOX」などの人気車種が1万円台からリース可能です。
Q3:カーリースを契約するなら何年?
A:用途にもよりますが、カーリースは契約年数が長いほど月々の料金が安くなります。長く車を利用するのであれば、支払額が抑えられる長期間のリースがおすすめです。
(2018年7月の情報を基に執筆しております)