フェアレディZの燃費はどのくらい?実燃費を徹底調査!

フェアレディZの燃費はどのくらい?実燃費を徹底調査!

出典:日産「フェアレディZ」webカタログ トップ

カーリースでは車両代金や法定費用はもちろんのこと、メンテナンスプランを追加すれば車検費用やメンテナンスの費用まで定額制にすることができます。しかし、燃料費は月額料金にまとめることはできないため、維持費として別に用意しなければなりません。

そのため、燃料費を左右する車の燃費性能は車選びの重要ポイントといえます。ここでは、日産「フェアレディZ」の燃費について紹介します。

【この記事のポイント】
✔トランスミッション別カタログ燃費と実燃費はこちら

トランスミッションJC08モードカタログ燃費実燃費
6MT9.0~9.1km/L6.57~8.19km/L
7AT9.1~9.2km/L7.28km/L

 

✔ライバル車と燃費を比較すると、トヨタ「スープラ」には劣るが日産「GT-R」とはほぼ同等の燃費性能
✔フェアレディZは優れたハンドリングの応答性と快適な乗り心地を両立させている

一本化用フェアレディZ

フェアレディZの特徴

日本を代表するスポーツカーとして、国内のみならずグローバル市場でも高い人気を誇る日産「フェアレディZ」。初代は1969年に登場し、半世紀以上愛され続けているモデルです。現行型のモデルは2008年12月に登場しました。ロングノーズ、ショートデッキの典型的なスポーツカーのスタイル、そして駆動方式はFR(後輪駆動)という硬派なスポーツカーに仕上がっています。

標準モデルに搭載されるエンジンは最高出力336psを誇る日産の独自技術・VVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)を採用した3.7LのV6NAエンジン。VVELはドライバーのアクセルの踏み込み量に応じてバルブの作動角・リフト量を可変制御するシステムで、スポーツカーに期待される機敏なレスポンスやコントロール性を実現します。

空力性能に特化したボディを持ち、専用チューニングが施されたエンジンを搭載したNISMOでは最高出力355psを発揮します。組み合わされるトランスミッションは6速MTと7速ATで、トランスミッションの違いによる燃費の差はそれほど大きくありません。

フェアレディZのカタログ燃費

フェアレディZのJC08モードカタログ燃費は以下のとおりです。

グレードトランスミッション燃費
フェアレディZ Version ST6MT9.0km/L
7AT9.1km/L
フェアレディZ Version S6MT9.1km/L
フェアレディZ Version T7AT9.2km/L
フェアレディZ6MT9.1km/L
7AT9.2km/L
フェアレディZ NISMO6MT9.1km/L
7AT9.2km/L

 

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フェアレディZの実燃費

現在、フェアレディZに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、フェアレディZの実燃費は以下のとおりです。

グレードトランスミッション燃費
フェアレディZ Version ST
フェアレディZ Version S
フェアレディZ
6MT6.57km/L
フェアレディZ Version ST
フェアレディZ Version T
フェアレディZ
7AT7.28km/L
フェアレディZ NISMO6MT8.19km/L
7ATデータなし

 

JC08モード燃費とは平坦でまっすぐな道をライトやエアコンなどを使わずに走行するという一定の条件下で計測されているもので、指標に使われるといってもいい数値です。しかし、日常生活では坂道などさまざまな場所で走行したり、ライトを使用したりすることから、どの車でもカタログ燃費と実燃費との乖離が生まれるのです。

路面の状態や運転の仕方によって実燃費は変わりますが、一般的にJC08モード燃費では平均3割程度は実燃費が低くなるといわれているため、フェアレディZのカタログ燃費と実燃費の差は平均値よりも小さいといえるでしょう。

フェアレディZとライバル車のカタログ燃費を比較

フェアレディZのライバル車としては、トヨタ「スープラ」や、日産「GT-R」が挙げられるでしょう。ここではこの2車種と比較してみます。

トヨタ「スープラ」

トヨタ「スープラ」出典:トヨタ「スープラ」ギャラリー

2002年にいったん生産休止され、2019年5月に17年ぶりに登場した現行型のトヨタ「スープラ」は、技術提携しているBMWとの共同開発車であり、トヨタのスポーツモデル専用ブランド「GR」初となる専売車種の2シーターのピュアスポーツカーです。駆動方式はフェアレディZと同じFR、組み合わされるトランスミッションは8速ATのみとなっています。

スープラのWLTCモードカタログ燃費(JC08モードは公式データなし)は以下のとおり。WLTCモードはJC08モードよりも実燃費に近い数値が出る計測方法であり、JC08モードよりもカタログスペックは悪くなるとされています。

グレード燃費
RZ12.2km/L
SZ-R12.7km/L
SZ13.1km/L

 

スープラの排気量は3.0Lと2.0Lと、フェアレディZよりも小さいこともあり単純比較はできませんが、燃費の数値だけ見るとフェアレディZはスープラに大きく引き離されているといえるでしょう。

さらにスープラではアイドリングストップ機構が搭載されていることも大きく影響していると考えられます。

日産「GT-R」

日産「GT-R」出典:日産「GT-R」外観・デザイン

2013年にはNISMOモデルがドイツ・ニュルブルクリンク北コースでの当時の量産市販車最速ラップをたたき出すなど、常に車好きの注目を集めている日産「GT-R」。2019年には特別仕様車「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」を発売したことでも話題になりました。駆動方式は4WD、トランスミッションは6速DCTと、パワートレインはフェアレディZと異なります。

GT-RのWLTCモードカタログ燃費(JC08モードは公式データなし)は以下のとおりです。

グレード燃費
GT-R Pure edition7.8km/L
GT-R Black edition7.8km/L
GT-R Premium edition7.8km/L
GT-R Track edition engineered by NISMO7.8km/L

 

GT-Rの排気量はフェアレディZと大きな差はありません。WLTCモードではJC08モードよりもカタログスペックが悪くなることを考慮に入れると、フェアレディZとGT-Rの燃費性能は同程度であると考えられます。

フェアレディZの走行性能・乗り心地

フェアレディZの走行性能・乗り心地出典:日産「フェアレディZ」webカタログ トップ

現行型のフェアレディZでは、フロントに剛性が高くレーシングカーなどに採用されることが多いダブルウィッシュボーン式、リヤに高級車に採用されることの多いマルチリンク式のサスペンションを採用することによってステアリング操作に対する応答性を高めるとともに、快適な乗り心地を実現しています。

硬派なスポーツカーならではの魅力を持つフェアレディZ

フェアレディZは趣味性の高いモデルであり、セカンドカーとして選ばれる方も多いかもしれません。そういった特性のため、日常的に使用する軽自動車やミニバンなどと比較すると燃費性能は優れている、とは言い難いものがあります。

しかし、フェアレディZの魅力はその走行性能や硬派なスポーツカーならではのスタイリングにあります。燃費性能が近年の車としては多少物足りないとしても、それを補って余りある魅力を持つモデルであるといえるでしょう。

※記事の内容は2020年6月時点の情報で執筆しています。

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