車の購入時に多くの方が利用するカーローンですが、金利の相場がわからず、どのローンを選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで、カーローンの平均金利や金利の種類について解説し、ローン選びのポイントを紹介します。
そもそも、定額料金だけで新車に乗れるカーリースならローンのように金利を気にする必要がありません。カーリースについてもっと知りたい方はこちらのバナーから詳細をチェック!
- 平均金利は銀行系が1〜2%、ディーラーが4〜8%が相場
- カーローンの金利には、固定金利と変動金利がある
- 金利の概念がないカーリースならカーローンよりお得に車に乗れる
カーローンの平均金利はどれくらい?
カーローンには、大きく分けてディーラーローン、銀行系カーローン、自社ローンの3種類があります。それぞれに特徴があり、金利も異なります。ここでは、カーローンの金利相場と特徴を見ていきましょう。
〈各カーローンの平均金利〉
金利相場 | |
---|---|
ディーラーローン | 4〜8% |
銀行系カーローン | 1〜2% |
自社ローン | 0% |
●ディーラーローン
ディーラーローンは金利相場が4〜8%と、ほかのローンより高い傾向があります。しかし、審査のスピードが早かったり審査の難度が低かったりといったメリットもあります。また、車の購入と同時にローンの申込みができるので、手間がかからないのもディーラーローンの特徴です。
デメリットには、完済まで車が自分の名義にならないことや、返済期間がほかのローンより短いことなどが挙げられます。
●銀行系カーローン
銀行系カーローンは金利相場が1〜2%と、ディーラーローンと比べると低く設定される傾向があります。金利が低いので、予算が少ない方でも安心して利用できるのがメリットといえるでしょう。
また、返済中も車が自分名義になることや、新車と中古車のどちらを購入する場合でも契約できることなども銀行系ローンの特徴です。一方で、審査が厳しかったり時間がかかったりといったデメリットもあります。
●自社ローン
自社ローンは、中古車販売店などが独自の基準で審査を行うローンです。販売店が購入代金を立て替えて、契約者が分割で支払うしくみなので、金利がかからないのが特徴です。しかし、金利がかからない代わりに車両価格の10〜20%程度の費用が上乗せされるのが一般的です。
また、審査の難度が低いことから、アルバイトなどの非正規雇用の方でも利用できる可能性が高いのがメリットといえるでしょう。一方、場合によっては、保証人が必要となることもあります。
【あなたにはこちらもおすすめ】
マイカーローンの金利はどれくらい?相場比較や選び方のポイントと返済総額の違いを解説
カーローンの金利の基礎知識
金利はローンの返済額に大きく影響するため、できるだけ低いものを選びたいという方が多いでしょう。しかし、ローンを選ぶときには、金利の高さだけでなく、種類や返済方式も重要なポイントとなります。ここでは、金利の種類や利息に影響のある返済方式について詳しく見ていきましょう。
金利には2種類ある
カーローンの金利には、「固定金利」と「変動金利」という2種類の金利があります。ローン会社や金融機関によっても異なりますが、どちらの金利でローンを組むか選べる場合もあれば、指定されていることもあります。それぞれの金利の特徴について紹介します。
●固定金利
固定金利は、ローンの返済期間中は一定の金利で返済ができる金利設定です。市場の金利動向に左右されないため、返済計画が立てやすいのが特徴です。
●変動金利
変動金利は、市場の金利動向によってローンの返済期間中に金利が変わる可能性がある金利設定です。ローンの契約時は金利が低かった場合でも、契約後に金利が上昇してしまい、将来的に負担が大きくなってしまうというリスクもあるため、利用時にはよく検討して選びましょう。
返済方式によって利息の割合が変わる
金利の種類だけでなく、返済方式によっても月々の返済額に対する利息の割合が変わります。返済方式には「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があり、選択する返済方式によって利息の総額が変わるので、それぞれの特徴をよく理解して選ぶことが大切です。
●元利均等返済
元利均等返済は、毎月の返済金額が一定になる返済方式です。元金と利息を調整して返済額を均一にするので、返済計画が立てやすいというメリットがある一方で、元金が減りにくく、利息の総額が高くなりやすいというデメリットもあります。
●元金均等返済
元金均等返済は、元金を均等に返済する返済方式です。毎月の返済額は、均等にされた元金に利息を加えた金額となります。最初は返済する利息分が多くなるので返済額が高くなりますが、返済終了に向けて返済額が減っていきます。
金利の上限を必ず確認しておく
カーローンを利用する際には、金利の種類や返済方式以外にも注意する点があります。低金利なカーローンを探そうと思うと、どうしても最低金利ばかりを見てしまうことも多いですが、実際に適用される金利が最低金利になるとは限らず、最高金利が適用される可能性もあります。
そのため、金利の上限を把握した上で、自分が利用する場合にはいくらの金利が適用されるのかを必ず事前に確認しておきましょう。
カーローンには、常に金利や利息の心配があるものです。しかし、そもそもローンを組まなくても新車に乗れるカーリースという方法もあります。気になる方はこちらのバナーから詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。
金利の低いカーローンを選ぶポイント
金利の低いカーローンを選ぶためには、見積りの比較は欠かせません。ほかにも、保証料や手数料の有無など、総額が抑えられるローンを選ぶポイントを見ていきましょう。
複数の見積りを比較する
同じメーカーや車種を取り扱っていても、店舗やローン会社、金融機関によっても金利が異なります。できるだけ多くの見積りを取り、安く利用できるローンを比較した上で選ぶのがおすすめです。
保証料や手数料の有無
カーローンを利用する際には、金利以外にも保証料や手数料という名目で、別途費用が発生することがあります。金利が低くても手数料がかかると総額が高くなってしまうケースもあるので、保証料や手数料の有無や金額は必ず確認しておきましょう。
金利の違いでローンの支払額はどれくらい変わる?
金利の低いローンがいいと考えている方でも、金利の違いがどれだけ月々の支払いに影響するのかを把握している方は少ないのではないでしょうか。そこで、銀行系ローンとディーラーローンの金利相場を基に、同じ車種を購入した場合の月々の返済額や返済総額、利息の総額を算出してみましょう。
ここでは、トヨタ「ヤリス クロス」のエントリーモデルであるX”Bパッケージ”を例に、車両価格を180万円として算出しています。
〈金利別の返済額シミュレーション〉
金利 | 借入年数 | 月々の返済額 | 返済総額 | 利息の総額 |
---|---|---|---|---|
1% | 3年 | 50,774円 | 182万7,882円 | 27,882円 |
5年 | 30,768円 | 184万6,120円 | 46,120円 | |
7年 | 22,196円 | 186万4,478円 | 64,478円 | |
4% | 3年 | 53,143円 | 191万3,154円 | 11万3,154円 |
5年 | 33,149円 | 198万8,980円 | 18万8,980円 | |
7年 | 24,603円 | 206万6,722円 | 26万6,722円 | |
8% | 3年 | 56,405円 | 203万595円 | 23万595円 |
5年 | 36,497円 | 218万9,850円 | 38万9,850円 | |
7年 | 28,055円 | 235万6,634円 | 55万6,634円 |
※頭金・ボーナス払いなし、元利均等返済にて算出
返済額のシミュレーションを見てみると、同じ借入年数でも1%と8%では月々の返済額や利息の総額に大きな違いが生じることがわかります。そのため、ローン選びにおいて金利は重要だといえるでしょう。
しかし、カーリースならこのように金利を気にせずにもっとお得にカーライフが始められます。その理由について、詳しく見ていきましょう。
カーリースなら金利を気にせずもっとお得に車に乗れる
カーローンでは金利がかかること以外にも、初期費用や税金、メンテナンス費用などが発生することも含めて検討しなくてはいけません。しかし、カーリースであれば金利を気にしなくていいだけでなく、頭金やボーナス払いも不要、税金などの維持費を含めた定額制で新車に乗ることができます。
そのため、毎月の支払額が一定になり、急な出費を心配する必要もなく、家計管理もしやすくなります。
こちらも読まれています!
カーリースとは?知っておきたい基礎知識から購入との違いまでをわかりやすく解説
月々10,000円台からマイカーのように新車に乗れる定額カルモくん
カーリースなら、コスパが抜群でサポートも充実している「おトクにマイカー 定額カルモくん」がおすすめです。月々10,000円台から新車に乗れる料金の安さ以外にも、契約満了時に車がもらえたり、走行距離制限が無制限になったりするなど、多くのメリットがある定額カルモくんについて詳しくご紹介します。
コスパ抜群&充実のサポートで安心して利用できる
定額カルモくんは2021年2月にファイナンシャルプランナーやカーディーラー勤務者を対象に行われたインターネットのイメージ調査で「コストパフォーマンスが高いカーリース(1)」「サポートが充実しているカーリース(2)」「納得価格のカーリース(3)」の部門で3冠を獲得*。
カーリース選びで重視したいポイントで高い評価を受けているサービスなので、これまでカーローンしか利用したことがない方でも安心して利用できるのではないでしょうか。
*調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年2月12日~15日 調査概要:カーリース10社を対象にしたイメージ調査 調査対象:男女、全国、18~69 歳、運転免許保有、(1)(2)週1回以上運転するファイナンシャルプランナー176s、(3)カーディーラー勤務者297s 調査実施:株式会社ショッパーズアイ 比較対象企業:「カーリース」Google 検索9社(2021年1月29日10 時時点) 広告、まとめサイトなどを除く
7年以上の契約で車がもらえる&走行距離無制限になる
定額カルモくんは7年以上の契約の場合、リース契約満了時に追加料金なしで車をもらうことができます。さらに、多くのカーリースで設定されている走行距離制限が無制限になるので、マイカーと同じようにカーライフを楽しむことができます。
定額カルモくんについて知りたい方は、こちらのバナーから詳細をチェック!
ローンにこだわらず自分に合った車の乗り方を検討しよう
車を購入する際にはカーローンが利用されることが多いですが、金利やローン選びなどをしっかり行わないと損をしてしまうこともあります。しかし、カーリースなら金利という概念もなく、カーローンのように不定期な支出が発生することもありません。これから車を手に入れようと思っているなら、カーリースで新しいカーライフを試してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
Q1:カーローンの平均金利は?
A:カーローンの平均金利はローンの種類によって異なり、ディーラーローンなら4〜8%、銀行系カーローンなら1〜2%が相場です。また、自社ローンには金利がありませんが、車両価格に10〜20%の上乗せ費用がかかることもあります。
Q2:金利の低さでカーローンを選ぶときのおすすめは?
A:金利の低さで選ぶなら、銀行系カーローンがいいでしょう。しかし、金利が低い一方で、ディーラーローンと比べると審査に時間がかかったり、審査の難度が高かったりするため注意が必要です。また、実際の金利は金融機関やローン会社によって異なるので、複数の見積りを取って比較した上で選ぶのがおすすめです。
Q3:カーローンよりお得に車に乗る方法はある?
A:カーローンよりお得に車に乗りたいなら、カーリースという方法がおすすめです。カーリースは契約時に残価を設定し、車両代金から差し引いた上で毎月の料金を算出するので、月々の料金が抑えられます。また、カーリースの定額カルモくんなら、月々10,000円台から新車に乗ることが可能です。
※記事の内容は2021年6月時点の情報で制作しています。