マイカーローンとは、銀行や信用金庫などの金融機関が提供している自動車ローン全般を指します。金利や条件は各社ごとに異なっており、どこのマイカーローンを選ぶかによって利用者の負担が大きく変わってくるため、内容を見比べてから利用することが重要です。
ただし、マイカーローン商品は多数あり、金利や条件、特徴を細かく比較検討するのは容易ではありません。
そこで、ファイナンシャルプランナー伊藤真二さんの解説と併せて、おすすめの低金利マイカーローン10社をご紹介します。マイカーローンの種類や低金利マイカーローンの上手な選び方についても見ていきましょう。

ファイナンシャルプランナーの伊藤真二です。節約や資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を得意としています。選び方次第で家計の負担が大きく変わるマイカーローンについて、上手な選び方を一緒に見ていきましょう!
- 低金利のマイカーローンを選ぶときは最低金利だけでなく、最高金利もチェックする
- 適用金利は審査を受けないとわからないので金利幅が大きい場合は注意
- 金利が高いときは購入せずに分割払いで新車に乗れる方法も検討しよう
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【2024年最新】低金利マイカーローンおすすめランキングと各社比較
マイカーローンの金利とは、利息を算出する際に用いる年間の利率です。金利が高いほど利息が増え、月々の返済額や返済総額が高くなります。
月々の返済額や利息の支払いを安く抑えるには、可能な限り低金利のマイカーローンを選ぶことがポイントです。
そこで、低金利でおすすめのマイカーローン10社を、各社の比較も交えながらランキング形式でご紹介します。
マイカーローンの金利の仕組みについてくわしく知りたい方はこちらもどうぞ
〈低金利のマイカーローン金利比較表〉
マイカーローン | 金利 | 金利タイプ | |
---|---|---|---|
1位 | きらぼし銀行 「Web完結型マイカーローン」 | 1.650% | 変動金利 |
2位 | 中京銀行 「〈中京〉Webマイカーローン」 | 1.950% | 変動金利 |
3位 | 富山第一銀行 「オートローン(Web完結)」 | 1.500~2.000% | 変動金利 |
4位 | 名古屋銀行 「マイカーローン【Web完結型】」 | 2.000% | 固定金利 |
5位 | 山梨中央銀行 「山梨中銀マイカーローン(Web完結型)」 | 2.275% | 変動金利 |
6位 | 群馬銀行 「群馬銀行マイカーローン」 | 0.900~2.350% | 変動金利 |
7位 | 足利銀行 「あしぎんマイカーローン『アポインと』(Web完結型)」 | 0.950~2.350% | 変動金利 |
8位 | 常陽銀行 「常陽マイカーローン『JOYO車』(Web完結型)」 | 0.950~2.350% | 変動金利 |
9位 | 横浜銀行 「横浜銀行マイカーローン」 | 0.900~2.400% | 変動金利 |
10位 | 三菱UFJ銀行 「ネットDEマイカーローン」 | 1.500~2.450% | 変動金利 |
※キャンペーンも含め、2024年4月2日時点の情報を基にランキングを作成しており、同金利の8位と9位は、店頭金利で比較しています
なお、記載されている金利は調査時点(2024年4月2日)のキャンペーンなども含めた、各社が提示している金利です。独自の基準で対象ローンを選出し、最高金利が低い順にランキングを作成しています。

マイカーローンに限らず、金利には幅があるのが一般的です。適用金利は審査後に決められるため、申込み段階では正確にはわからないことを踏まえたうえで、シミュレーションを行いましょう。
また、申込条件を満たしていない場合は、そもそも審査を受けることができません。地域や年齢などの条件を満たしているか、最初に確認しておくことが大切です。
1. きらぼし銀行「Web完結型マイカーローン」
金利 | 1.650% |
契約形態 | 変動金利 |
借入可能額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
借入可能期間 | 1年以上10年以内(1ヵ月単位) |
年齢制限 | 借入時満20歳以上 完済時の年齢が満75歳以下 |
その他 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に 居住・勤務の方のみが対象 |
※2024年4月2日時点の情報です
きらぼし銀行「Web完結型マイカーローン」は年1.650%の金利が適用されており、きらぼし銀行の口座がなくてもいつでもオンラインで申し込めるカーローンです。
新車でも中古車でも同じ金利が適用され、残価設定型ローンの借換えにも対応。また、車だけでなく、バイクや自転車、運転免許取得費用といった用途でも利用できます。
申込みは24時間365日受け付けており、書類もウェブからアップロードできるので、基本的に契約まですべてオンラインで完了します。口座の開設もオンラインで可能です。
【おすすめポイント】
✔️新車も中古車も同一金利で利用可能
✔️きらぼしホームダイレクトなら一部繰上返済が何回でも手数料無料
✔️購入する車が決まっていなくても申込みができる
2. 中京銀行「〈中京〉Webマイカーローン」
金利 | 1.950% |
契約形態 | 変動金利 |
借入可能額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
借入可能期間 | 6ヵ月以上10年以内(6ヵ月単位) |
年齢制限 | 申込時18歳以上 最終返済時の年齢が75歳以下 |
その他 | 愛知県、三重県、静岡県、東京都、 大阪府内の当該銀行営業区域に 居住地や勤務地がある方が対象 |
※2024年4月2日時点の情報です
中京銀行「〈中京〉Webマイカーローン」では、年1.950%の低金利が適用されます。金利に幅がなく、新車だけでなく中古車やオートバイなどでも同一金利が適用される点が魅力です。中古車でも、最長10年の新車と同じ期間で借入れすることができます。
申込時の年齢が20歳以上の方は、借入希望額500万円までなら所得証明資料が不要のため、必要書類の提出もスムーズに完了しやすいでしょう。また、申込みから契約完了までネットで完結できるため、窓口まで行く必要もありません。
なお、繰上返済は全額一括繰上返済のみ可能。その場合は5,500円の取扱手数料が発生します。完済までの期間が12ヵ月以内の場合は手数料無料となるため、返済期間も考慮して利用を検討することをおすすめします。
【おすすめポイント】
✔️特別な条件を満たさずとも1.950%の低金利が適用される
✔️借入希望額500万円までなら所得証明資料が不要
✔️中古車でも同一金利が適用され、新車と同じ期間で利用できる
3. 富山第一銀行「オートローン(Web完結)」
出典: 富山第一銀行「オートローン」
金利 | 1.500~2.000% |
契約形態 | 変動金利 |
借入可能額 | 10万円以上300万円以内(1万円単位) |
借入可能期間 | 6ヵ月以上10年以内(1ヵ月単位) |
年齢制限 | 申込時満18歳以上 最終返済時の年齢が満75歳以下 |
その他 | 富山県、石川県、新潟県、岐阜県、 東京都および大阪府内の当該銀行営業区域に 居住地や勤務先がある方が対象 |
※2024年4月2日時点の情報です
富山第一銀行「オートローン」は2024年4月30日までの期間限定で、ウェブで完結する来店不要型を選択することで年1.500%の優遇金利が適用されます。また、ウェブ完結ではない場合も、富山第一銀行で給料振込(70,000円以上)を利用、かつ同行で各種ローンを利用すると0.1~0.3%の金利優遇を受けることができ、今回ご紹介するマイカーローンの中でも圧倒的に低金利な点が魅力です。
来店不要型なら申込みから契約完了までネットで完結するため、店舗に足を運ぶ時間も手間もかかりません。ただし、申込金額が300万円を超える場合はネットで申し込めず、来店する必要がある点には注意が必要です。来店型の場合は、最大借入可能額が500万円となります。
なお、借換えや他債務とのおまとめなどを利用する場合は、来店手続きが必要なケースもあります。
東京都など、富山県以外の一部地域にも支店があり、利用を検討したい場合は営業区域に該当するかどうか確認してみましょう。
【おすすめポイント】
✔️来店不要型であれば期間限定で年1.500%の低金利が適用される
✔️来店不要で手間なく手続きが完了する
✔️手数料無料で繰上返済ができる
4. 名古屋銀行「マイカーローン【Web完結型】」
金利 | 2.000% |
契約形態 | 固定金利 |
借入可能額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
借入可能期間 | 6ヵ月以上10年以内(1ヵ月単位) |
年齢制限 | 申込時満18歳以上 最終返済時の年齢が満75歳以下 |
その他 | 愛知県、岐阜県、静岡県、大阪府内の 当該銀行営業区域に居住地や勤務地が ある方が対象 |
※2024年4月2日時点の情報です
名古屋銀行の「マイカーローン【Web完結型】」は、来店不要のネット契約の場合、固定金利で年2.000%と、今回ご紹介するマイカーローンの中では比較的低金利が適用されます。金利に幅がなく、審査に通過できれば誰でも同一の金利が適用される点が魅力です。
新車や中古車、オートバイなどを問わず同一金利で利用できるほか、マリンスポーツに関する費用(モーターボートの購入費用、船舶免許取得費用など)にも利用できるという特徴があります。
ただし、名古屋銀行に口座を持っていない場合は来店のうえ口座を開設する必要があり、その分時間がかかる点には注意しましょう。
【おすすめポイント】
✔️来店不要のインターネット契約で年2.000%の低金利が適用される
✔️ディーラーローンからの借換えも可能
✔️マリンスポーツ関連費用にも利用できる
5. 山梨中央銀行「山梨中銀マイカーローン(Web完結型)」
金利 | 2.275% ※固定金利の場合は2.675% |
契約形態 | 変動金利・固定金利 |
借入可能額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
借入可能期間 | 6ヵ月以上10年以内(6ヵ月単位) |
年齢制限 | 申込時満18歳以上 最終返済時の年齢が満71歳未満 |
その他 | 山梨県、東京都、神奈川県内に店舗あり 税込年収150万円以上、勤続3年以上など 申込条件あり |
※2024年4月2日時点の情報です
山梨中央銀行「山梨中銀マイカーローン(Web完結型)」では、変動金利で2.275%が適用されます。来店型は変動金利で2.275%から3.275%と金利に幅があるため、Web完結型のほうが金利による負担を抑えやすいでしょう。
また、同行の住宅ローン利用者と同一住所もしくは同一世帯の方であれば、一律で「変動金利・年1.775%」が適用されます。この専用プランは2025年3月末日までに申し込み、審査有効期間内に契約できる方が対象です。
新車や中古車、オートバイ、さらには車検や修理、運転免許取得など幅広い用途に利用できて、いずれも同一金利が適用されます。また、ほかの金融機関のマイカーローンから借り換えることも可能です。
【おすすめポイント】
✔️マイカーやバイク、車検・修理・運転免許取得など幅広い用途に利用可能
✔️同行の住宅ローン利用者なら年1.775%の低金利が適用される
✔️インターネットで手続きが完了するため来店不要
6. 群馬銀行「群馬銀行マイカーローン」
金利 | 0.900~2.350% |
契約形態 | 変動金利 |
借入可能額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
借入可能期間 | 最長10年以内(1ヵ月単位) |
年齢制限 | 申込時満18歳以上 最終返済時の年齢が満76歳未満 |
その他 | 当該銀行営業地域内に居住 または勤務の方が対象 |
※2024年4月2日時点の情報です
群馬銀行「群馬銀行マイカーローン」は、申込みから借入までウェブで完結するため来店は不要。購入する車が決まっていなくても申込みができ、新車だけでなく中古車やバイクの購入、ローンの借換えでも同じ金利が適用され、残価設定ローンからの借換えも可能です。
そのほか、修理費、車検代、タイヤやカーナビ購入など車関連費用に加え、運転免許の取得費用も対象となっており、50万円以内であれば、見積書などは不要となっています。
申込条件として、前年の税込年収が100万円以上あることとなっていますが、年収100万円未満のパートや臨時職員の方も、「本人または家族の持家に居住」「配偶者の扶養に入っている」などの条件を満たしていれば申込可能なため、新社会人や6ヵ月以内に就職することが内定している学生なども対象となります。
【おすすめポイント】
✔️残価設定ローンからの借換えも可能
✔️運転免許取得費用にも利用できる
✔️前年の年収が100万円未満でも条件によっては申し込める
7. 足利銀行「あしぎんマイカーローン『アポインと』(Web完結型)」
金利 | 0.950~2.350% |
契約形態 | 変動金利 |
借入可能額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
借入可能期間 | 1年以上10年以内(1ヵ月単位) |
年齢制限 | 借入時満18歳以上65歳未満 最終返済時の年齢が満70歳未満 |
その他 | 当該銀行の営業エリア(栃木県・群馬県・埼玉県・ 茨城県・福島県・東京都)に居住の方が対象 |
※2024年4月2日時点の情報です
足利銀行の「あしぎんマイカーローン『アポインと』(Web完結型)」では800万円以上の借入れで年0.950%の利率が適用されます。借入額によって優遇される利率は異なりますが、いずれも店頭契約の場合よりも低い利率となるため、ネット契約のほうがお得です。
購入する車を決める前でも仮審査に申し込めるため、審査通過の目安がわかった後に車選びをすることもできます。また、繰上返済は何度でも手数料無料で利用できます。
なお、足利銀行の営業エリア(栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県・福島県・東京都)に居住する方だけが対象となっている点には注意が必要です。
【おすすめポイント】
✔️条件を満たせば年0.950%の低金利で利用できる
✔️繰上返済は何度利用しても手数料が無料
✔️購入する車を決める前でも仮審査に申し込める
8. 常陽銀行「常陽マイカーローン『JOYO車』(Web完結型)」
金利 | 0.950~2.350% |
契約形態 | 変動金利 |
借入可能額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
借入可能期間 | 6ヵ月以上10年以内(6ヵ月単位) |
年齢制限 | 満18歳以上70歳未満 最終返済時の年齢が75歳未満 |
その他 | 茨城県、東京23区内、宮城県、福島県、 群馬県、栃木県、埼玉県、千葉県に 居住地や勤務地がある方が対象 (宮城県と群馬県は一部の地域が対象) |
※2024年4月2日時点の情報です
常陽銀行の「常陽マイカーローン『JOYO車』(Web完結型)」は、借入額が500万円以上899万円以下で年1.750%、499万円以下で年2.350%の優遇金利が適用。電気自動車や燃料電池車、借入額が900万円以上の場合はさらに低金利が適用されます。店頭金利が年4.975%のため、ネット契約のほうがかなりお得です。
新車、中古車、オートバイなどを問わず、同一金利が適用されるほか、繰上返済が手数料無料で何度でもできる点が魅力です。申込みから契約完了までネットで完結できるので、店舗まで行く必要もありません。
購入する車が決まっていない場合でも仮審査を受けられるため、審査結果を受け取ってからじっくり車種やグレードを選ぶことも可能です。茨城県以外の地域も対象なので、気になる方は利用可能な市区町村に該当するかどうか確認してみましょう。
【おすすめポイント】
✔️ネット契約なら最低年0.950%の優遇金利が適用される
✔️繰上返済が何度でも手数料無料でできる
✔️茨城県全域に加え、東北と関東の一部エリアの方も対象
9. 横浜銀行「横浜銀行マイカーローン」
金利 | 0.900~2.400% |
契約形態 | 変動金利 |
借入可能額 | 10万円以上1,000万円以内 |
借入可能期間 | 1年以上10年以内 |
年齢制限 | 借入時満18歳以上 最終返済時の年齢が満70歳未満 |
その他 | 神奈川県、東京都(一部地域を除く)、 群馬県(前橋市、高崎市、桐生市、 みどり市)に居住または勤務している 方が対象 |
※2024年4月2日時点の情報です
横浜銀行が提供する「横浜銀行マイカーローン」は、年0.900~2.400%の低金利で利用できるマイカーローンです。他行のキャンペーン金利に近い金利が常時適用されており、利率は審査結果に応じて決まります。
また、新車・中古車購入時だけでなく、他社のマイカーローンやディーラーローンから借り換える場合でも同一金利が適用される点も特徴です。仮審査結果は最短即日でわかるため、早く審査結果が知りたい場合にも重宝するでしょう。
ほかにも、スマホアプリ「はまぎん365」「〈はまぎん〉マイダイレクト」で手続きすれば繰上返済手数料が無料になるといったメリットもあります。
なお、神奈川県全域と、一部地域を除く東京都、群馬県の一部の市に居住または勤務している方が利用可能です。
【おすすめポイント】
✔️常時0.900~2.400%の低金利で利用できる
✔️借換えでも同一金利が適用される
✔️指定の方法で手続きすれば繰上返済手数料が無料
10. 三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」
金利 | 1.500~2.450% |
契約形態 | 変動金利 |
借入可能額 | 50万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
借入可能期間 | 6ヵ月以上10年以内(1ヵ月単位) ※据置タイプは10年固定 |
年齢制限 | 申込時満18歳以上 完済時に満70歳の誕生日まで |
その他 | 前年度の税込年収200万円以上が条件 (事業所得の方は申告所得) |
※2024年4月2日時点の情報です
三菱UFJ銀行が提供している「ネットDEマイカーローン」の適用金利は年1.500~2.450%です。さらに、三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用中の場合は金利が0.20%優遇され、最低年1.300%から利用できます。
3年間は元金を据え置いて利息だけの支払いにできる「ネットDEマイカーローン(据置タイプ)」は、金利が3.975%となりますが、最初の3年の月々の返済額を抑えられる点はメリットです。借入期間が10年固定と長期にわたる返済となるため、ライフプランを考慮しつつ、当面の返済を抑えたい場合などに検討するといいでしょう。
事前審査の結果は最短即日にわかるため、急ぎで審査結果を知りたい方にも向いています。ネットでの手続きなら、印紙代や繰上返済手数料も無料です。
【おすすめポイント】
✔️三菱UFJ銀行の住宅ローンとの併用で最低年1.300%の低金利で利用可能
✔️最初の3年間の月々の返済額を減らしたい方向けの据置タイプもある
✔️ネットでの手続きなら印紙代や繰上返済手数料が無料
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利用条件がおすすめの低金利マイカーローン3選
マイカーローンを選ぶうえで重要となる利用条件ですが、すべてのローンを比較するのは手間がかかります。そこで、比較的低金利でありながら「全国対応である」「年収や就労条件が厳しくない」など、利用しやすいローンをご紹介します。
低金利で申し込みやすい!常陽銀行「常陽マイカーローン『JOYO車』(Web完結型)」
マイカーローンの申し込みやすさは、ネットで契約まで完結可能かどうかと、利用できる地域の対象範囲の広さが深く関係しています。
常陽銀行のマイカーローンは店舗に出向かずスマートフォンやPCから契約手続きが可能です。本人確認書類や収入証明書などは、スマートフォンやデジカメで撮影したものをネット経由でアップロードできるため、郵送する必要もありません。
また、茨城県、東京23区内、福島県、栃木県、埼玉県、千葉県と、宮城県・群馬県の一部地域に居住地や勤務地がある方が対象のため、対象範囲も比較的広いといえます。
低金利で全国対応!三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」
低金利のマイカーローンの中には、利用できる地域が限られているものも多くありますが、三菱UFJ銀行が提供する「ネットDEマイカーローン」なら全国のどこからでも利用可能です。
変動金利で年1.500~2.450%と比較的低金利であることに加え、同銀行の住宅ローンを利用中の場合は0.200%の金利優遇も受けられます。
前年度の税込年収(事業所得の方は申告所得)が200万円以上あることが申込条件となっている点には注意が必要ですが、一般的な会社員の方であれば問題なくクリアできる場合が多いでしょう。マイカーローンの提供元が大手メガバンクである点も安心感があります。
就職前でも申込可能!群馬銀行「群馬銀行マイカーローン」
マイカーローンの申込条件として「継続的で安定した収入」を求められることがあります。これだと、新社会人やこれから就職する方は対象から外れてしまうことが多いでしょう。
群馬銀行の「群馬銀行マイカーローン」は、申込条件に「前年税込年収が100万円以上」との記載はあるものの、それを満たしていないパートや臨時職員の方のほか、新社会人や6ヵ月以内に就職することが内定している学生も「本人または家族の持家に居住」「配偶者の扶養に入っている」などの条件をクリアしていれば申込が可能です。
ただし上記に該当していても、学生の方の借入金額は150万円以内とされています。また、利用できるのは同行営業地域の居住者または勤務者となるため、検討の際は確認するようにしましょう。
低金利マイカーローンでおすすめの借換え先3選
ランキングでご紹介したマイカーローンのほとんどが借換えにも対応しています。ただし借換えの場合、すでにローンを組んでいる車を引き続き所有することなどを条件としているケースもあるので、利用条件もよく確認しておきましょう。
ここでは、借換えに対応しているマイカーローンの中で、金利の低いおすすめの商品をご紹介します。
中京銀行「〈中京〉Webマイカーローン」
中京銀行のWebマイカーローンは他社マイカーローンからの借換えにも対応しており、年1.950%の低金利で利用できます。金利に幅がなく、新車・中古車問わず同一金利が適用されるうえ、ネットだけで手続きが完了する手軽さが魅力です。
公式サイトのローンシミュレーターでは、借入希望額や借入期間、金利などを入力すると、毎月の返済額と1年間の返済額、元金に利息をプラスした総返済額をそれぞれ計算できます。
借換えによってどれくらいお得になるのかを手軽にシミュレーションでき、検討しやすいでしょう。
横浜銀行「横浜銀行マイカーローン」
横浜銀行の提供する「横浜銀行マイカーローン」も、他行のマイカーローンやディーラーローンからの借換えが可能なマイカーローンです。借換えでも新車や中古車購入と同じ金利が適用されるため、誰でも0.900~2.400%の低金利のメリットを享受できます。
また、「申込みから借入れまでネットで完結する」「仮審査の結果は最短即日にわかる」など、スピーディーな審査も魅力でしょう。公式サイトでは借入残高や残りの返済期間などを入力して、簡単に借換えのシミュレーションもできるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」
三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン」も、他行および他社で利用中の自動車購入資金の借換えが可能です。自己使用かつ、車を手放さずに使い続けることが条件となります。
また、借入金額の上限は借り換える時点でのローン残高で、借入期間は当初実行日から10年までです。これらの条件を満たすことができれば、年1.500~2.450%と比較的低金利で利用できます。
なお、元金を据え置いて3年間は利息だけの支払いにできる「ネットDEマイカーローン(据置タイプ)」は、借換えを利用できない点には注意が必要です。
低金利のマイカーローンのメリット・デメリット
車の購入時にマイカーローンを使用するのは便利な半面、低金利であってもデメリットがあります。
どのようなメリットとデメリットがあるかを事前に把握したうえで利用しないと、後になって経済的に苦しい思いをしたり、車を手放さなければならなくなったりするリスクもあるため、ここでしっかり確認しておきましょう。
低金利マイカーローンのメリット
マイカーローンは高額な車を分割で購入できるので、まとまった資金がなくてもマイカーを手に入れられるというのが大きなメリットといえるでしょう。さらに低金利であれば、総額も安く抑えられます。

一括で買えるだけの資金があっても、マイカーローンを利用すれば貯金を崩さずに済むことで、もしものときの備えが可能です。さらに、低金利のマイカーローンなら利息負担も抑えられます。
低金利マイカーローンのデメリット
マイカーローンを組むにはローン会社の審査に通らなければならず、年収や勤続年数、過去の債務歴など一定の基準を満たす必要があり、低金利のマイカーローンほど、審査が通りにくい傾向があります。
また、借入額に利息が上乗せされるため、低金利のマイカーローンであっても一括払いで購入したときより支払総額が大きくなる点もデメリットといえるでしょう。

利用するマイカーローンによっては、借入期間中は車の所有者がローン会社になっていて自由に売却できなかったり、完済前に事故などで廃車になった際に残債を一括で請求されたりするといったデメリットが発生するケースもあります。
低金利で安いマイカーローンの選び方
低金利のマイカーローンを選ぶためには、最低金利だけでなくさまざまな条件を基に判断する必要があります。
上の図は、カルモマガジン編集部が実施したマイカーローン選びに関する意識調査*の結果です。
マイカーローン利用者は金利の低さだけでなく、手数料や返済期間、審査の通りやすさなども重視して選んでいる方が多いことがわかります。
具体的にはどのようなポイントに着目して選べばいいのか、詳しく見ていきましょう。
*カルモマガジン編集部が、インターネット調査ツール「ファストアスク」にて2023年3月4日~16日に全国の男女2,079名を対象として行ったマイカーローンに関する意識調査
利用条件
マイカーローンでは、ローンごとに年収や居住地などの利用条件が定められています。そのため、まずは自身がマイカーローンの利用条件に当てはまっているかを確認しておきましょう。
例えば、三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」のように、前年度の年収が200万以上あることが利用条件となっていることもあります。ほかにも、居住地や勤務地のエリアが指定されていることもあります。
金利の低さ
多くの銀行系マイカーローンでは、借入額や金利の目安を確認できる仮審査を受けられます。利用を検討している金融機関で仮審査を受け、最も低い金利を提示されたところで本審査に進めば、低金利のマイカーローンを利用しやすくなるでしょう。
ただし、仮審査に通ったからといって本審査に受かるとは限りません。また、本審査の結果、仮審査のときよりも金利が上がる場合もある点は理解しておく必要があります。
適用金利
マイカーローンで各社が提示する金利には、ある程度の幅が設けられているのが一般的です。これは、借入額や申込者の審査結果によって、適用される金利が変わることが理由です。
マイカーローンを選ぶ際は最低金利に目が行きがちですが、適用される金利は審査を受けてみないとわからないため、必ず最高金利にも着目して、上の金利が適用された場合でもほかより低金利での利用できそうか確認しておきましょう。
借換えの可否
現在車に乗りながらローンを返済中で、新たにローンを組んで車の買替えを検討している方もいるでしょう。そのような場合、ほかのマイカーローンで借り換えて借入先を一本化する方法もあります。しかし、すべてのカーローンが借換えに対応しているわけではありません。
低金利のマイカーローンを検討すると同時に、借換えができるかどうかもチェックしておきましょう。
キャンペーンの有無
通常金利が高いマイカーローンでも、期間限定のキャンペーンなどで低金利になっていることがあります。また、すでに住宅ローンを利用している、環境に配慮した車を購入するなど、一定の条件で金利の優遇が受けられて、低金利の利用が可能になる場合もあります。
マイカーローンを探す際は、公式サイトなどでキャンペーン内容を確認して、低金利で利用できる条件に当てはまっているか確認しましょう。そのとき、キャンペーンの適用期間や対象となる借入額などもしっかりチェックすることが大切です。
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低金利で安く借りるには?マイカーローンの審査基準
銀行系マイカーローンの審査に通れば、比較的低金利での利用が可能になります。そのため、申込みの前に、審査に通過しやすい条件をそろえておくことも重要です。なお、仮審査と本審査では審査基準が異なることを覚えておきましょう。
また、審査基準は公表されていないうえ、これをすれば絶対に審査に通るといった対策もありませんが、傾向を知ることは可能です。一般的に審査に通る可能性があるとされる条件について、詳しく見ていきましょう。
仮審査の基準
仮審査は、申込者が入力した情報を基に融資が可能かをローン会社が社内で判断する審査で、おもに次の3つを見られるといわれています。
収入の安定性
マイカーローンは数年にわたって返済していくものなので、安定した収入があるかが重視されます。
審査では雇用形態や勤続年数などが参照されます。

パートやアルバイトでも、ある程度の年収を長期的に得ていれば安定しているとみなされる場合があります。一方、個人事業主で収入が不安定な場合や、転職や就職から日が浅いといった場合は、連帯保証人になってくれる方を探しておくのもひとつの手です。
返済能力
安定した収入があっても、ほかに借入れがあるなど、返済能力が低いとみなされると仮審査でも通過は難しくなります。返済能力は、年収や現在の借入状況、希望の借入額などから判断されることが多いでしょう。

マイカーローンでは「返済負担率」といって、ほかの借入れも含めた年間返済額が年収の30~35%以内に収まるかをチェックします。申込み前に最高金利でシミュレーションを行い、返済負担率に収まる範囲の借入額で申し込むと審査に落ちる可能性をひとつ減らせるでしょう。ほかの借入れもできる限り返済しておくのがおすすめです。
申込者本人の情報
氏名や住所、勤め先などの入力情報に虚偽はないか、年齢などの制限はクリアしているかといった本人情報も確認されます。

入力ミスであっても、申請内容に虚偽があった場合は審査に通りません。本人情報も含め、年収や勤続年数なども正しく入力しましょう。申込書類の記入時は年収や会社情報がわかる書類を用意しておくと安心です。
なお、仮審査に通過しただけでは融資は受けられません。仮審査の結果から利用したいと思った場合は、本審査へと進みます。
本審査の基準
仮審査が社内判断における目安なのに対し、本審査は融資を実行するかを決定する審査になります。仮審査の内容にプラスして信用情報機関などへの問い合わせが行われ、おもに次のようなことを確認します。
他社での借入れや返済の状況
他社でどのくらい借入れがあるかに加え、滞納していないか、返済の遅れが頻発していないかといった返済状況も確認されます。

信用情報は、指定信用情報機関(CIC)や日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)といった信用情報機関に問い合わせて確認します。これらの機関には過去の金融取引の情報が保管されており、滞納などがあると審査に通る可能性が下がります。
債務履歴
本審査では、債務整理や長期延滞など、いわゆるブラックリストに入るような信用情報がないかも確認されます。これらの情報は内容に応じて5~7年ほど保管され、残っているあいだは審査に通るのは難しいでしょう。

自身の信用情報は各機関へ開示請求ができるので、心配なときは問い合わせてみましょう。もし信用情報の悪影響が認められた場合は、記録が消えるまで申込みを待ったほうがいいかもしれません。
同時期の申込みの有無
信用情報にはローンなどの申込み状況も記録されており、マイカーローンも記録が残ります。同時期に複数のローンへ申込みを行っている場合、経済的に困っているとみなされて審査に影響することがあります。

審査申込みの履歴がマイカーローンだけであっても、続けて複数申し込んでいる場合は、いずれの審査にも通らなかった可能性があると受け取られて、返済能力を不安視されることがあります。
マイカーローンを選ぶ際は、審査に申し込む前に候補を絞り込んでおきましょう。
マイカーローンの審査に通らなかった方でも、カーリースなら審査に通ったという話は多く聞かれます。
車に乗る手段を変えるだけで、目当ての新車に乗れる可能性は十分に出てきます。マイカーローンの審査が不安な方は、カーリースの審査に通るか、まずは下のバナーから確認してみるといいでしょう。
確認後にキャンセルも可能なので、安心して試すことができます。
マイカーローンの申込み手続きの流れと必要書類
銀行のマイカーローンは、購入手続きと同時に申込みができるディーラーローンと違って、別途手続きをしなくてはいけません。また、本審査では、ローンの借入希望額の証明として見積もりが必要になることもあります。
そのため、手続きの流れや必要書類はあらかじめ把握しておきましょう。
マイカーローンの申込みの流れ
マイカーローンの申込み手続きの流れは各社で異なる場合がありますが、おもに次のような手順となります。
1. 公式サイトや窓口で仮審査の申込みを行う
仮審査の申込みでは、氏名や住所、年収などの個人情報のほか、希望する借入額や返済期間も入力します。結果は早くて即日、一般的には2~3営業日ほどかかるので、数社で比較検討したい場合はできるだけ同時に申し込んでおくといいでしょう。
2. 仮審査に通ったら、本審査に申し込む
仮審査に通ったら、借入可能額や金利を確認して、希望するマイカーローンに本審査の申込みを行います。追加で必要な書類などがあればすみやかに提出しましょう。
3. 本審査に通ったら契約を結び、融資を受ける
本審査に通過したら、契約を締結して融資の実行を待ちます。借入金は車の販売店に直接振り込まれるケースや、契約者の口座を介して販売店に支払われるケースなどがあります。

銀行系マイカーローンはディーラーローンに比べて手間がかかると思われがちですが、インターネット申込みを利用すれば、ほぼすべての工程をパソコンやスマートフォンで行えるので、それほど手間を感じることなく手続きを進められるでしょう。
マイカーローンの必要書類
マイカーローンの審査に必要な書類には、申請内容を証明できる書類のほか、用途が車関連費用に限られることから、用途や金額がわかる書類も必要になります。
なお、必要書類は原則として本審査の際に提出しますが、仮審査で求められる場合もあります。また、一般的には次の3種類が必要ですが、条件によっては一部が不要になったり、追加の書類を求められたりすることもあります。
〈申込みに必要な書類〉
- 運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
- 見積書や売買契約書などの使い道と金額を証明できる書類
- 源泉徴収票や確定申告書などの収入証明書

車の購入ではなく借換えを希望する場合は、見積書や売買契約書に代わって、対象車両の車検証や借入れ中のマイカーローンの残高証明書、返済予定表などが必要になります。
マイカーローンを利用する際の注意点
低金利で利用できれば、利息の負担も抑えながら車を購入できるマイカーローンですが、利用の際にはいくつか注意点もあります。
保証料や手数料を確認する
マイカーローンによっては、利用の際に保証料や手数料といった諸費用が別途必要になることがあります。
低金利で借りられても、利息総額にこれら諸費用を足した額で比べると、諸費用込みの金利となっているマイカーローンのほうが負担が少なかったということもありえます。
低金利のマイカーローン探しで各社を比較する際は、保証料や手数料が含まれているかも必ず確認しましょう。

借入時の手数料は金利に含まれていても、繰上返済手数料はその都度必要といったケースもあります。繰上返済を予定している場合は、その費用も考慮することを忘れないようにしましょう。
審査や振込に要する時間も考慮する
マイカーローンの審査は早ければ即日で結果が出ますが、数日から1週間程度かかる場合もあります。また、審査通過後に契約を締結して融資が実行されるまでにもある程度の日数が必要です。
納車日が決まっている場合などは支払い期日が決められていることもあるので、審査や振込に必要な期間も考慮して、早めに手続を行いましょう。

必要書類を取り寄せたり、審査に通らずほかのマイカーローンで申込みをし直したりする可能性も考慮しておくと、なお安心です。
借りられる金額ではなく返済できる金額で申し込む
マイカーローンの審査では、おもに借入希望額に対して返済能力を確認するため、年収や諸条件に問題がなく、返済負担率の範囲内であれば希望どおりの金額を借りられる可能性があります。
しかし家計状況によっては、返済負担率を超えない額だとしても月々の返済が困難になる場合があります。まずは家計の収支を確認し、マイカーローンの返済にいくらまで出せるかを明確にしたうえで、無理なく返していける返済額から借入希望額を割り出しましょう。

マイカーローンの公式サイトなどにあるシミュレーターを利用すると、月々の返済額から借りられる金額をかんたんに算出できます。シミュレーションの際は、金利幅の一番高い利率で試算するようにしましょう。
月々の返済以外に必要な費用も考慮する
マイカーローンの中には、登録諸費用や手数料を借入額に含められないものや、頭金の支払いが必須のものなどもあります。その場合、ある程度まとまった現金が必要になるので、貯金額などから支払いが可能かも併せて確認しておきましょう。
また、車に乗り続けるあいだは、マイカーローンの月々の返済のほかに、税金や車検費用、燃料費やメンテナンス費用といった維持費もかかります。一度に10万円を超える出費となることもあるので、これらの支払いをしながらでも滞りなく返済できる金額で借り入れることが大切です。

借入期間中にボーナスが下がったり支給自体がなくなったりする可能性もあるので、月々の収支を基に返済計画を立てるのが望ましいです。なお、契約内容は原則として途中で変更できないので、ボーナス払いの利用は慎重に検討しましょう。
マイカーローンについてのよくある疑問
銀行や信用金庫などの金融機関が提供しているマイカーローンは、車の購入以外にも幅広い用途に使えるのもメリットのひとつです。しかし、ローンによって利用条件が異なるため、利用に際して不安を感じることもあるでしょう。
そこで、マイカーローンを利用する際によくある疑問について見ていきましょう。
中古車購入にも利用できる?
マイカーローンの用途はローンごとに定められていますが、ほとんどのローンは新車・中古車を問わず利用できることが多いでしょう。また、銀行のマイカーローンはディーラーローンと比べて用途が幅広く、車検や修理、カスタマイズ、バイクの購入などにも使えるローンが多くあります。
ただし、マイカーローンの中には、「自家用車の購入」と記載されているだけで、新車や中古車と明記されていないケースもあるので、念のため確認しておくと安心でしょう。
住宅ローンに影響はある?
住宅ローンとマイカーローンを同時に組むことは可能です。ただし、年収に対してローンなどの年間の総返済額が占める割合である「返済負担率」を超えて利用することはできないため、住宅ローンの借入額はマイカーローンの返済額を踏まえた額となります。
逆に、すでに住宅ローンを組んでいる銀行でカーローンを申し込む場合は、マイカーローンの金利が優遇されるケースもあります。
連帯保証人は必要?
一般的にマイカーローンでは、車が担保となることが多いため、連帯保証人は必須とされていません。そのため、年収や勤続年数など、審査条件に問題がなければ連帯保証人は必要ない場合が多いでしょう。
ただし、未成年であったり勤続年数が短かったりと、申告内容に不安な点があれば、連帯保証人を求められる可能性もあります。なお、連帯保証人は、安定した収入のある親などの親族に頼むのが一般的です。
アルバイトやパートなどでも審査を受けられる?
アルバイトやパートなどの非正規雇用だと申込みできないケースがある一方、安定かつ継続した収入があればパート・アルバイト、学生の方や年金受給者でも申込みが可能なところもあるなど、条件はさまざまです。
申込みの可否について明記しているマイカーローンも多いので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
信用情報に不安があると審査通過は難しい?
マイカーローンの審査基準は金融機関ごとに定められているため、信用情報がどの程度審査に影響するかは、申し込むマイカーローンによって異なります。
なお、信用情報は、おもに消費者金融などが加盟しているJICC、おもにクレジットカード会社などが加盟しているCIC、おもに銀行が加盟している全国銀行個人信用情報センターに登録されています。そのため、信用情報に不安がある場合は、これらの信用情報機関に情報照会をしてみるといいでしょう。
低金利のマイカーローンが利用できないときの対処法
低金利のマイカーローンを検討していても、利用条件に該当しなかったり審査基準に満たなかったりすると利用することはできません。しかし、現金一括での購入は難しい場合も多いでしょう。
低金利のマイカーローンが利用できないときには、次のような方法を試してみてはいかがでしょうか。
1. マイカーローンのマッチングサービスを利用する
効率的に低金利のマイカーローンを探したいときは、ローンのマッチングサービスを利用するという方法もあります。ローンのマッチングサービスでは年収や借入希望額などの条件を入力することで、提携する金融機関などからマイカーローンの提案を受けられます。簡単に数社の比較ができ、より条件の良いマイカーローンを選べるでしょう。
ただし、サイトによっては、提携する金融機関などが少なかったり、闇金融のような悪徳業者が紛れていたりする可能性もあるため、信頼が置ける大手のサービスを利用することをおすすめします。
マイカーローン選びの新常識とは? 銀行のマイカーローンを比較検討する際に便利だと近年話題なのが、ローンのマッチングサービスです。
2020年のサービス開始以来60,000人以上の登録実績を持つ「クラウドローン」なら、30ほどの金融機関のローンをまとめて比較可能。年齢や年収などいくつかの基本情報のみ登録しておけば、サイトを通して事前審査が受けられ、条件に合った最適なローンの提案が届きます。
1回の申込みでマッチングしたプランがすべて受け取れるため比較もラクラク。自分に合ったローンを選びやすくなるでしょう。
申込登録は以下のバナーからお進みください。
2. ディーラーローンを利用する
低金利の銀行系マイカーローンで審査に通るのが難しい場合、ディーラーローンを利用するという方法もあります。ただし、ディーラーローンは車を購入するディーラーで申し込む必要があるため、選択肢が限られ、高金利が適用される可能性もあります。
なお、ディーラーローンには、車両本体価格の全額を分割で支払う一般的なローンのほかに、残価を据え置いて月々の料金を抑えられる残価設定ローンもあります。金利や月々の返済額、返済総額などを比較して検討するのがおすすめです。
一般的なディーラーローン
ディーラーローンは、車を販売しているディーラーが信販会社を通して提供するマイカーローンです。車を購入する際にディーラーでそのまま申し込めるため、手続きの手間がかからないというメリットがあります。
また、銀行系マイカーローンに比べて審査に通りやすい傾向があるうえ、審査時間も短く、早ければ申し込んだその日のうちに結果がわかることもあります。
その半面、銀行系マイカーローンより金利が高く、返済総額が高くなりやすいというデメリットがあります。借入可能期間も3~5年程度と短いことが多いので、月々の負担も大きくなりやすいでしょう。
残価設定ローン
残価設定ローンは、ディーラーローンの一種です。3~5年後の乗換えを前提としており、その際の想定査定額を残価として設定し、最終回の返済に据え置いて残りを借入期間で返済していきます。
残価を設定することで借入期間中の返済額が少なくなり、月々の負担も軽くなる点がメリットですが、金利は据え置いた残価にもかかるので、同じ利率でも一般的な返済方法より利息総額が高くなるのがデメリットです。また、最終回の返済時に車の査定額が残価を下回っていると、差額を請求される可能性もあります。
車の価値を担保するために、走行距離やカスタマイズ、メンテナンスなどに制限がある点もデメリットといえるでしょう。なお、車を売り渡さずに乗り続けたい場合は買い取れますが、残価を支払う必要があります。
3. 自社ローンを利用する
自社ローンとは、おもに中古車販売店が提供している分割払いのことです。ローンと呼ばれていますが、販売店が独自の基準で分割払いを受け付けるため、厳密には貸付けではありません。そのため、審査基準は比較的やさしいのが特徴です。
また、ローンではないことから金利もかかりません。しかし、マイカーローンの金利に相当する手数料などが上乗せされて結果的に高額になったり、借入期間が極端に短かったり、支払いの最中に販売店が潰れると担保として車も引き上げられたりするなど、一般的なマイカーローンと比較してデメリットが多くなる点に注意が必要です。
4. フリーローンを検討する
金融機関の中には、用途を限定しない「フリーローン」を提供しているところもあります。車の購入費用として利用できるケースも多いうえ、ネット銀行などでは一般的なマイカーローンよりも低金利に設定しているところもあり、より安い借入が実現できることがあります。
ただし、借入可能額が低かったり、借入期間が短かったりする場合もあるので、条件をよく確認することが大切です。
5. カーリースを利用する
ローンのように車を購入する方法ではありませんが、初期費用が不要、かつ定額料金で新車に乗れるカーリースを検討してもいいでしょう。
カーリースの場合、契約満了時には基本的に車は返却しますが、プランによってはそのまま車をもらうこともできるため、購入した場合と同様に車を取り扱うことが可能です。
なお、カーリースは貸付けではないので、金利の概念がありません。
また、カーローンの審査に落ちてしまった経験がある方でも、審査に通りやすい傾向があるのもメリットといえます。ほかにも、購入や維持にかかる各種税金や自賠責保険料などもコミコミなので、車にかかる費用の管理が簡単になるという特徴もあります。

残価設定ローンは通常のディーラーローンより低金利のケースも多いですが、車の利用制限や最終回の返済時に手放さなければならない点も考慮して検討することが大切です。同じく残価設定によって負担を抑えられ、なおかつ契約満了時に車がもらえるカーリースのほうが利用しやすいかもしれません。
低金利のマイカーローンよりおすすめの方法
低金利のマイカーローンで車を購入する予定が、審査の結果、思ったより金利が高くなった、マイカーローンの利用自体ができなかったという可能性もあります。
そのようなときでも負担を抑えて新車に乗れる方法として、カーリースがあります。
カーリースとは?
カーリースとは、リース会社が契約者のために購入した新車を、定額制で貸し出す車のサブスクです。
車種やグレード、オプションなどを自由に選べるうえ、自分専用の車として自身で管理できるので、購入した場合と変わらないカーライフを実現できます。

購入した車とどんな違いがあるの?

車を購入した場合は所有者、使用者ともに契約者となりますが、カーリースは所有者がリース会社、使用者が契約者となります。また、契約期間を決めて利用するので、契約満了時に返却する必要があります。
ただし、同じ車に乗り続けたり、別の車に乗り換えたり、そのまま車をもらえるカーリースもあります。

車のナンバーはレンタカーみたいに「わ」や「れ」になるの?

カーリースでは使用者が契約者となるので、一般のナンバーが割り振られます。そのため、見た目でカーリースとはわかりません。
マイカーローンとカーリースの料金の違い
カーリースの利用料は、契約期間中にかかる費用の総額を契約月数で分割して、月々定額で支払います。マイカーローンの返済と似ていますが、おもに次のような違いがあることから、金利の高いマイカーローンを利用するよりも負担を抑えることが可能になります。
月々の支払いに含まれる費用
マイカーローンは基本的に車両本体価格のみの借入れとなりますが、カーリースは契約期間中に必要な各種税金や手数料なども月額料金に含まれています。購入した車であれば支払いが必要な毎年の自動車税(種別割)や車検の法定費用なども定額料金でカバーできるため、まとまった出費の心配もなくなります。
金利
マイカーローンは金銭の貸付けなので金利が発生し、利率によって負担も変わります。対してカーリースは車を貸し出す仕組みなので、金利はかかりません。
利息に相当する手数料は月額料金に含まれますが、マイカーローンのように利率で金額が変わるようなことがないので、低金利の借入先を探すような手間もなくなります。
車両本体価格
カーリースは期間を決めて利用する仕組みから、契約満了時の車に残っていると想定される価値を「残価」として設定し、車両本体価格から差し引いて月額料金を算出します。そのため、車両本体価格全額を支払う購入よりも残価の分だけ安くなります。
なお、残価設定ローンと似ていますが、残価設定ローンは残価を最終回の返済に据え置き、借入期間中も金利がかかるという点に違いがあります。

カーリースの料金システムにはどのようなメリットがあるの?

月額料金に諸費用が含まれていることで、初期費用不要で乗り始められる、利率を比べるなど金利の心配をしなくていい、車検などのまとまった出費を抑えられる、残価設定と定額制でカーローンでは手が届かなかった車種を選べる可能性もあるなど、マイカーローンとは仕組みが違うからこそのメリットがあります。

コミコミの料金だと月々の支払いも高くなる?

月額料金は同じ車種でもリース会社によって異なりますが、リース会社によっては諸費用込みで月額10,000円台からの利用が可能です。
諸費用を含む分、低金利のマイカーローンより月々の金額が若干高くなる場合もありますが、まとまった出費の心配がないなど、どこにメリットを感じられるかで検討するといいでしょう。
負担を抑えるカーリースの上手な選び方
カーリースは負担を抑えて月々定額で新車に乗れることから、マイカーローンの審査に通らなかった方はもちろん、維持費の負担を減らした方や家計管理を楽にしたい方、初期費用の負担なく新車に乗りたい方などにも選ばれています。
ただし、リース会社によってサービス内容に違いがあるので、検討する際は以下の点がカバーできているか確認しましょう。
〈選ぶ際にチェックしたいポイント〉
- 月額料金に含まれる費用の項目が豊富
- メンテナンス費用なども定額にできるプランがある
- 頭金やボーナス払い、残価精算など、月額料金以外にかかる費用が少ない
- 希望に合った車種や契約年数などが選べる
- 利用制限が少ない、またはなくなるプランがある
- もしものときに無料で相談できるなどサポートが充実している
- 契約満了時に返却以外の選択肢がある
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※この記事は2024年4月2日時点の情報で制作しています