金利0%のカーローンはある？金利相場や残価設定ローンの注意点を解説

更新日：2023.08.18

金利はローン返済の負担を大きく左右するため、期間や利用条件と併せて慎重に検討する必要があります。それだけに、金利0％でカーローンを組めればかなりお得に車を購入できるでしょう。実際に金利0%のカーローンはあるのかについて、カーローンの金利相場や知っておきたい残価設定ローンの注意点と併せて解説します。

ただし、車にお得に乗るには金利以外にも着目すべき点があります。近年話題の方法なら、金利0％のカーローンよりもお得に新車に乗ることも可能です。方法を知りたい方は、こちらのバナーをチェックしてみましょう。

自社ローンなら金利0%で借りられる
残価設定ローンなら低金利で借りられるケースが多い
カーリースなら低金利のカーローンよりもさらにお得に新車に乗れる

金利0％のカーローンはある？

金利0%のカーローンは、利息を負担せずに車両代金を分割で払える魅力的なプランです。とはいえ、実際に金利0%のカーローンは存在するのでしょうか。

中古車の自社ローンなら金利0％で借りられる

自社ローンは、中古車販売店が独自に提供しているカーローンです。
信用情報や年収などを基に審査を行うディーラーや金融機関のローンとは審査基準が異なり、現在安定した収入があれば審査に通りやすいという性質があります。金融商品ではないため金利は0%ですが、販売店が購入代金を立て替えるため、購入代金に車両価格の10～20％ほどが上乗せされるケースが大半です。そのようなしくみから、カーローンより総額が高くなる傾向があります。

輸入車なら新車で金利0%のカーローンも

ディーラーや金融機関のローンを利用したい場合は、残念ながら金利0%のカーローンはほとんどないのが現状です。ただし、輸入車なら、新車の場合でも期間を限定して0％金利を実施することがあります。
しかし、金利がかからない分値引き交渉に応じてもらえなかったり、不要なオプションをすすめられたりと、不都合に思えるケースもあります。金利がかからないからといって、必ずしもお得に輸入車を購入できるとは限らない点には注意が必要です。

残価設定ローンなら低金利で利用できる場合がある

国産車の新車販売において金利0％のカーローンはほとんどありませんが、「残価設定ローン」を利用することで金利を抑えられる場合があります。
残価設定ローンとはディーラーローンの組み方のひとつで、あらかじめ数年後の下取り価格を残価として設定し、最終回の返済に据え置いた上で、残価を除いた車両価格を分割して月々返していくローンです。
通常のディーラーローンの金利相場が約4～8％となっている一方、残価設定ローンは約3～５％と、通常のディーラーローンより低金利で利用できるものが多いという特徴があります。

残価設定ローンが低金利なのはなぜ？

残価設定ローンは残価を除いた金額を契約年数で返済していくため、月々の返済額は安くなります。
ただし、残価は最終回に据え置かれているので、借入総額は車両本体価格と同額になります。また、金利は残価も含めた総額にかかることから、通常のローンよりも元本の減りがゆっくりとなる残価設定ローンでは、利息総額が高くなる傾向があります。

なお、据え置いた残価は最終回の返済で精算する必要があります。その際の方法は、おもに次の３つです。

車を買い取ってもらって残価を精算する
車を買い取ってもらい、同じ販売店で新しい車に乗り換える
残価を一括または分割で支払い、車を買い取る

車を買い取ってもらえば、利用者は残価を負担する必要がなくなります。一方、ディーラーにとっても新しい車に乗り換えてもらえる機会となるため、低金利にすることで、通常のローンよりも利息総額が高くなるというデメリットをカバーして、残価設定ローンを利用しやすくしている場合があります。

残価設定ローンのメリット

残価設定ローンでは残価を最終回の支払いに据え置いた残りの額を返していくため、通常のカーローンよりも月々の返済額を安く抑えられます。
また、あらかじめ設定したローン返済期間が過ぎた後、車を買い取ってもらえば残価を精算する必要もありません。通常、車は買取りに出した時点の中古車市場の状況で価格が決まりますが、残価設定ローンではあらかじめ価格が決まっているため、中古車市場での査定額が低くても、買取価格が下がる心配がありません。

残価設定ローンのデメリット

残価設定ローンは残価を含めた元金に金利がかかるため、残価を据え置くことで元金の減りが遅くなり、最終的に利息が高くなってしまうリスクがあります。
また、残価精算時、車に傷やへこみ、汚れなど修繕が必要な部分があると査定額が下がり、残価との差分を請求されるケースもあります。車の改造など中古車市場での価値が下がる痕跡がある場合も支払いが生じるため注意しましょう。
残価設定ローンでは、残価精算が完了していない状態で車を乗り換える場合は原則として同じメーカーの車しか選べません。車を下取りに出して乗り換える車の購入資金にあてたいときは、残価を一括で精算する必要があります。

ディーラーローンの金利相場はどれくらい？

車の購入と同時に契約できるディーラーローンは、金利の相場が約4～8%と、ほかのカーローンよりも高い傾向にあります。金利が高い点がネックに思えますが、車の購入時に併せて手続きを行うため、ほかのカーローンよりも手間がかからず、また、審査が早いといった点はメリットといえるでしょう。

なお、カーローンには、ディーラーローン以外にも銀行系カーローンや、自社ローンがあります。それぞれの特徴と金利相場を見てみましょう。

銀行系カーローンの特徴と金利相場

銀行や信用金庫などが扱う銀行系カーローンは、金利相場が1～2%ほどと低めです。新車・中古車問わずローンを組める点が魅力ですが、その分審査は厳しいという側面もあります。
車の購入前にウェブサイトから申し込める銀行が多い一方、審査が厳しい分時間もかかるため、余裕をもって申し込むことをおすすめします。

自社ローンの特徴と金利相場

自社ローンは、中古車販売店が独自に提供するローンです。信用情報や年収などを基に審査を行うディーラーや金融機関のローンとは審査基準が異なり、現在安定した収入があれば審査に通りやすいという性質があります。
金融商品ではないため金利は0%ですが、販売店が購入代金を立て替えるしくみから、購入代金に車両価格の10～20％程度が上乗せされるケースが多いです。
ほかのローンに比べて審査や納車が早い反面、万が一販売店が倒産した場合、販売店の資産として車が売られてしまう可能性があります。

カーリースなら金利0%のカーローンよりもお得に新車に乗れる！

金利が低いカーローンでも、0％でない限り利息は発生します。車を購入するとなると、さらに登録諸費用や維持費もかかるため、それなりの資金を用意する必要があるでしょう。
たとえ金利0％のカーローンを利用できたとしても、購入代金が上乗せされる自社ローンや高額なオプションをすすめられる輸入車のように、必ずしもお得とは限りません。

その点カーリースなら、頭金なし、登録諸費用の負担もなく新車に乗れる上、月額料金には維持費も含まれるので、少ない負担で新車に乗ることができます。
中でも業界最安水準*¹のカーリースの定額カルモくんなら、金利0％や低金利のカーローンで車を購入するよりも、お得にカーライフを送ることができるでしょう。次で、「おトクにマイカー定額カルモくん」でお得に新車に乗れる理由を見ていきましょう。

*¹ 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

定額カルモくんなら月々10,000円台から好きな新車に乗れる

カーリースは、リース会社が購入した新車を、契約者が毎月定額料を支払って利用するというしくみになっています。契約時に決めた期間が満了した際は、車をリース会社に返却します。

定額カルモくんでは、少しでも安い月額料金で契約者へ車を提供できるよう、契約時に車の残価を想定し、車両価格から差し引いた上で月々の料金を決めています。残価が引かれる分、一般的なカーローンよりも月々の支払額を安く抑えることができます。
また、定額カルモくんは頭金や初期費用、ボーナス払いも不要なため、燃料費などの維持費を除くと、毎月固定のリース料金以外の出費はほとんどありません。
車種や契約期間の選び方次第では、月々10,000円台から新車に乗ることも可能です。

最短3週間のスピード納車とスピーディーなお試し審査でカーライフをスタートできる

カーリースでもマイカーの購入でも、新車は契約が成立してからディーラーへ発注が行われ、整備などを経て納車されるため、通常は契約から納車まで2ヵ月前後かかります。
しかし、できるだけ早く車が欲しい、すぐに車に乗りたい、といったニーズもあるでしょう。そこで定額カルモくんは、契約から最短3週間*²で納車できる車種も用意しています。在庫に限りがありますが、人気のグレード・車種・カラーを用意していますので、車選びに時間を取られず、すぐにカーライフを始められるメリットがあります。来店不要で納車可能なため、忙しい方にもおすすめです。

即納新車について詳しく知りたい方はこちら

また、カーリースの契約ではカーローンと同様に審査がありますが、審査に通過できるか不安な方には、定額カルモくんの「お試し審査」がおすすめです。お試し審査の申込みは、オンライン上で簡単な入力を行うだけ。5分程度で完了します。また、審査結果も通常翌営業日、最大でも3営業日以内にわかるので、カーリースが利用できるか、契約できる車種はどれかがスピーディーにわかります。
お試し審査に通っただけでは契約にならないので、気軽に利用できるのもうれしいポイントです。

*² 時期や状況、お客様の居住地域等で異なります。

カーローンで重要なのは金利0％よりも無理のない返済ができるかどうか

カーローンを組むにあたって、金利は多くの方が重視するものです。しかし最も重要なのは、無理のない計画的な返済ができるかどうかです。いくら金利0％や低金利のカーローンでも、審査や手続きに時間がかかってしまったり、車を返却するときに残価精算が発生したりするのでは、最終的な負担も大きくなってしまいます。
近年注目を集めているカーリースなら、税金などの負担を抑えて月々10,000円台から新車に乗ることができます。金利0％のカーローンを探すより、さまざまな車の利用方法を検討して自身の状況に合った選択をすることが大切です。