世界的に人気のあるブランド「カローラ」の名を冠し、シリーズ初のSUVとして登場した「カローラクロス」。登場直後から高い人気を集めているヒットモデルではありますが、人によっては「後悔した」と感じるポイントも存在するようです。
カローラクロスは最も安いガソリン車で車両本体価格が190万円台、ハイブリッド車になると250万円以上するため、安いモデルではありません。ここでは、後悔はできるだけ避けてカローラクロスでのカーライフを楽しみたい方に向けて、カローラクロスについて後悔につながりかねないデメリットや口コミなどをご紹介します。
- ガソリン車の燃費があまり良くない、内装が高級感に欠けることなどが後悔につながるポイント
- 大容量で実用性の高い荷室を備えていることや、カローラシリーズならではの安心感などのメリットも
- 購入時や維持費の負担を減らして新車のカローラクロスに乗る方法もある
カローラクロスを買ったら後悔しそうなポイント
車を乗り換えるのは手間もコストもかかるため、できるだけ後悔のないように車選びには慎重になる必要があります。あらかじめカローラクロスのデメリットなど、後悔につながりそうなポイントを確認して、自身が納得できるかどうかを確認しておくことが大切です。
SUVとしてはおとなしめのデザイン
カローラシリーズはトヨタの基幹ブランドのひとつであり、信頼性や安心感、そして幅広い層に愛される普遍的でわかりやすいデザインが持ち味といえます。そのためシリーズを通して比較的オーソドックスで奇をてらわないデザインを採用しています。
2021年9月にデビューしたカローラクロスもその例にもれず、先だって登場したステーションワゴンの「カローラツーリング」やハッチバックの「カローラスポーツ」と全体的な印象はさほど変わらないエクステリアデザインとなりました。もちろんワイド感を演出するフロントロアグリルや立体感のあるフェンダーなど、SUVならではの要素がプラスされてはいますが、ラギッドな印象はほとんどない、SUVとしてはかなりおとなしめのデザインとなっています。
そのため、「せっかくのSUVであればもう少しタフさや主張のあるデザインがよかった」と後悔することになるかもしれません。
味気ないインテリアデザイン
カローラクロスの内装は、ブラックメインのどちらかというと硬派で機能性を重視したシンプルなインテリアデザインとなっています。SUVではアクティブさを演出するレッドやオレンジなどのアクセントカラーを採用する車種も多くありますが、カローラクロスはトーンオントーンを採用し、同色で素材を変えることで絶妙なニュアンスを表現しています。
そのため価格帯に見合った上質さは確保されておりチープな印象はありませんが、乗っていると味気ない、もうちょっと加飾類などを使用して気分の上がるインテリアだといい、という声も少なくありません。
ガソリン車には4WDがない&ガソリン車の燃費が悪い
カローラクロスはハイブリッド車には電気式4WDを搭載するE-Fourの設定がありますが、ガソリン車に4WDの設定がありません。通常4WD車は2WD車よりも車両本体価格が高く設定されていることに加え、ハイブリッド車はガソリン車よりも高額なのでハイブリッド車のE-Fourとなるとかなり高くなります。そのためガソリン車の4WDがないことはデメリットと感じる方も多くいるでしょう。
また、カローラクロスのハイブリッド車は高いレベルの低燃費を実現していますが、ガソリン車は14.4km/Lとそれほど燃費が良いと言い難い数値となっています。カローラクロスよりも排気量の大きいガソリンエンジンを搭載するワンランク上のSUVである「RAV4」のガソリン車の燃費が15.2km/Lであることを考えると、燃費の悪さが気になることもあるのではないでしょうか。
【聞いてみた】実際にカローラクロスに乗っている方の口コミ
ここで、カローラクロスを購入し、カローラクロスでカーライフを送っている方の口コミを確認してみましょう。実際の使用者のリアルな口コミを参考にすることで、後悔につながるポイントがよりはっきりと見えてくる可能性があります。
「とにかく燃費が悪い」
ハイブリッド車のほうがガソリン車よりも燃費も環境性能も良いことはもちろん知っていましたが、車両本体価格が高すぎたのでガソリン車を選びました。とはいえ、トヨタは燃費性能には定評のあるイメージだったのでガソリン車でもそれなりの燃費だろうと考えていたのですが、思ったよりも実燃費が悪くてびっくりしました。
カタログ燃費をきちんと確認していなかったのですが、カタログ燃費自体も良い数値ではないことを後から知ってももうどうしようもなく。ビジュアルや乗り心地には満足していますが、燃費の悪さは正直後悔しています。
「もうちょっと高級感が欲しい」
トヨタやカローラの信頼性、安心感を好ましく思い、ハイブリッド車を購入しました。ガソリン車よりも車両本体価格はかなり高かったのですが、内装に高級感があまりないところが残念です。
都会的で上品なルックスが気に入って購入したので派手さは求めていないのですが、もうちょっと上質な素材を使用するなど、質感の高さがあればよりいいですね。
「現状では取り立ててデメリットを感じていない」
車を選ぶときは、性能はもちろんですが見た目を重視するタイプです。カローラクロスはSUVとしてはあまり押し出しが強くなく、スマートな感じが気に入って選びました。走りや乗り心地も特に問題なく、今のところ快適に使用できています。取り立ててデメリットを感じる部分はありません。
車選びで後悔したくない方は、カーリースの利用を検討してはいかがでしょう。
カーリースは「車のサブスク」ともいわれ、頭金などの初期費用0円、月々定額で新車に乗れます。
費用を抑えて車に乗り始める方法として、おすすめです。
カローラクロスにはこんなメリットがある
出典:トヨタ カローラクロス
ガソリン車の燃費が悪い、内装が高級感に欠けるなどの後悔ポイントが挙げられましたが、カローラクロスにはそれに勝るメリットも存在します。
クラストップレベル(2021年9月時点、トヨタ調べ)の荷室容量を確保
カローラクロスは、定員の5名が乗車した状態でも487Lの大容量の荷室を確保しています。後席使用時でもゴルフバッグが4個積載できる広さなので、キャンプなどの荷物が多くなりがちなレジャーなどでも安心して楽しめるでしょう。荷室の開口部を低く設定し、背の低い方でも荷物が積み込みやすいように工夫されているのもポイントです。
後席は6:4分割可倒式のシートを採用しているので、片側を倒して後席に乗員を乗せたまま長尺物を積み込むこともできることに加え、両側を前倒しすると大人サイズの自転車も積み込めます。さらに別売りの「ラゲージアクティブボックス」を活用すればフラットな状態で荷室が拡大できるので、マットを敷いて横になってくつろぐことも可能。SUVに期待したい高い積載性を有している点や、多彩なシートアレンジができることはカローラクロスの魅力のひとつです。
エントリーグレードは200万円を切っている
カローラクロスの最も安いグレードは199万円台。このクラスのSUVで200万円を切る車両本体価格はかなり魅力的です。
買いやすい価格ながら高速道路での運転を楽にしてくれる「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」や「レーントレーシングアシスト」といった運転支援機能、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオ、コネクティッドサービスの使用を可能にする「DCM(車載通信機)」なども搭載されています。
上位グレードと比較すると快適装備が省かれる、パノラマルーフが選択できないなどといった気になる点もありますが、それでもカローラクロスに魅力を感じ、できるだけ安く乗りたい方にとってはかなり大きなメリットといえるのではないでしょうか。
カローラシリーズならではの安心感
カローラシリーズは、トヨタが世界に誇るグローバルブランドです。2021年7月時点で世界累計販売台数が5,000万台を超えており、初代モデルの登場から半世紀以上を経た今でもその人気は衰えることはありません。
信頼性が高く、多くの方に愛されているブランドならではの安心感はカローラシリーズの大きな魅力といえるでしょう。またカローラは個性主張するタイプのモデルではなく、王道で幅広い層にマッチする車をラインナップする傾向があり、カローラクロスもSUVとしては比較的オーソドックスでこれまでセダンを愛用してきた方でも違和感なく乗り換えられるようなデザインを採用しています。
カローラシリーズ初のSUVとして、満を持して投入されたカローラクロスはカローラの名に恥じない機能性、安全性、そしてデザイン性を有しています。車に「安心感」を求める層に支持されるSUVであるといえるでしょう。
出費を抑えて新車に乗れる!カーリース(車のサブスク)で後悔しない車選び
カローラクロスに乗っても後悔しない方
カローラクロスは、あまり攻めたデザインではなく都会的で上質感のあるSUVに乗りたい方や、実用性が高く荷物がたくさん積める機能的なSUVが欲しい方に最適な1台でしょう。
また、カローラシリーズならではのオーソドックスなデザインはこれまでセダンやステーションワゴンなどに乗ってきたけれども、今の流行のボディスタイルといえるSUVに乗り換えてみたい、という方にぴったりです。後悔なく乗換えができるSUVとしておすすめできるモデルといえるでしょう。
購入するより手軽にカローラクロスに乗ればきっと後悔しない
現金一括やローンを組んで車を購入するのではなく、「車のサブスク」とも呼ばれるカーリースを利用してトヨタ「カローラクロス」に乗る方法もあります。
カーリースは、月々定額で新車に乗れるサービスです。車を購入するときのようにまとまった初期費用を用意する必要がなく、気軽に車に乗り始めることができます。
とりわけカーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」は業界最安水準*で、カローラクロスを月々 29,430 円から利用できます。
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
カローラクロスの特徴を知れば後悔することなくカーライフを楽しめる
魅力的なカローラクロスにも、見方によっては後悔しうるデメリットがあるでしょう。しかし、そのようなデメリットをあらかじめ知っておけば、きっとうまくカローラクロスを乗りこなせるでしょう。
カーリースのように費用を抑えながら、マイカー同様新車に乗れるサービスを利用すれば、さらに安心してカローラクロスに乗れるのではないでしょうか。
乗りたい車の特徴を把握し、ベストな方法を選ぶことで後悔しないカーライフを送りましょう。
カーリースにも、カーローンを組んで車を購入するときと同様、審査があります。
「定額カルモくん」の「お試し審査」は、審査に通るかどうか簡単に確かめられるツールです。まずはこの「お試し審査」で、カローラクロスに乗れるかどうか確かめてみてはいかがでしょう。
よくある質問
Q1:カローラクロスを買ったら後悔する?
A:カローラクロスはガソリン車の燃費がそれほど良くないことや、内装の高級感が少し物足りない点などが後悔につながるポイントといえそうです。
Q2:カローラクロスはどのような方に向いている車?
A:セダンなどの比較的保守的なデザインの車から、流行のスタイルであるSUVに乗り換えてみたいという方にぴったりのモデルです。また、SUVの中でも都会的で上質感のあるデザインのモデルに乗りたい方や、荷物をたくさん積める実用性の高いSUVが欲しい方に向いています。
Q3:後悔することなくカローラクロスに乗るには?
A:「車のサブスク」として月々定額でトヨタ「カローラクロス」に乗れるカーリースの利用がおすすめです。カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」であれば、車にまつわる相談ができるマイカーコンシェルジュが在籍しているため、車種やグレード選びで後悔するデメリットを回避できるでしょう。
※この記事は2023年5月1日時点の情報で制作しています